料理本
池袋の東京芸術劇場の前の広場で古本市が開かれていました。
「理」がひっくりかえってますが、人の目を引くようにわざとやってるとしたらエラいと思うですう。
PHaT PHOTOという写真雑誌があるですが、今月号は自作ピンホールカメラキットが付録についてくるというので、さっそく購入し、組み立ててみました。
3時間ほどで完成。さっそく試し撮りをと思ったのですが、この日はPMから池袋に行く必要があったので、カメラ持っていって、池袋で試し撮りをすることにしました。
池袋のビックカメラでフィルムを買ってさっそく撮影。
けっこうちゃんと写るもんだなあ。
シャッタースピードが5秒とか10秒とかなので、動いてる被写体は消えちゃいます。
フツーの35mmのフィルムなので現像プリントは無問題。ヒマな休日にピンホールカメラでまったり撮影も面白いかもしれないなあと、うちのキティさんも言っていやがりました。
チャーリーと言っても、ブラウンさんところの若ハゲ坊やではなく、
元宝塚月組主演男役の紫吹淳、退団後初の主演となる舞台「グッバイチャーリー」を見に行ってきました。
数々の女性と浮き名を流すシナリオライターのチャーリー。ついに不倫現場をその亭主に見つかり撃殺されてしまう。そして、神様のいたずらか? 女に転生させられた彼(彼女)は親友ジョージの協力を得て次第に女性らしくなってゆき......おかしくもちょっぴり切ないラブコメディー
前半は大笑いさせてもらい、最後はじんわりと泣かせてもらい、大満足♪
カーテンコールでは、男装で客席に向かって投げキッス。紫吹淳ファンのおともだちのみなさんは狂喜乱舞してました。
女に転生した直後は「顔と体は、服装と仕草と話し口調は男」で、さすがは元男役といったところ。ヅカメイクじゃなく素の顔で男役っていうのがメチャクチャかっこよい。で、その後の徐々に女らしくなっていく過程も見事。紫吹淳ってすごい女優さんになるかもしれんぞなもし。
6月にはミュージカル「ボーイ・フロム・オズ」に、ライザ・ミネリ役で出演とのこと。ちょっと見てえかも♪
それにしても紫吹淳、足長かったなあ...
劇団四季の「CATS」を見に行ってきました。
開演前に、とりあえずあらすじだけ頭に入れておこうと思いパンフを見たですが、すげー短いSTORYしか書いてありません(読むのに15秒かからなかった)。これ、プロローグじゃないのかあとおもったくらいですが、実際に見てみたらSTORYがあるようでないような内容なんですね。
ネコさんが客席を縦横無尽に走り回るので、舞台と客席の境界があってないような...というか劇場全体が舞台なんですね。クツが上から落ちてきたり、空き缶(?)が飛び出したり、舞台というよりも遊園地のアトラクションのよう。
通路側に座ってると、最後に客席降りしたネコさんと握手できるんですね。うちのくまさん、通路側から4番目という、あとちょっとなのに手が届かない席で残念っ(泣)
ところで「CATS」、天上に上り新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫を選ぶお話なのですが、選ばれたネコは死んであの世に行って永遠の命を得るってことだよね。開演前にSTORYを読んだときは「あの世に行っちゃうんだぞ、そんなのに選ばれたいのかあ?」と全然ピンとこなかったのですが、実際見たら、最後に娼婦ネコさんが天上に昇って行くところは結構感動しちゃって。つまりこれ、「魂の救済」の話なのだったのだな。
「魂の救済」...CATSの前に、時間があったので「真夜中の弥次さん喜多さん」を見たのですが、ある意味この映画も「弥次さん喜多さんの魂の救済の物語」でした。ミューにCATSと重なってしまったです。(ひょっとするとCATSの物語って、実はヤク中の娼婦ネコが死ぬ瞬間に見た夢の物語なのではなかったのかと...)
で、感動したまま劇場を出てJR五反田駅にやってくると、CATSのネコさんとちがい、なーんにも考えていなさそうなネコが一匹(笑)
4/9(土)に、「エリザベート」(東京宝塚劇場)を見に行ったです。
昔、花組のエリザベートを正月のCS放送で見たことはあったけれど、生で見るのは今回が初めて。
やっぱり生は迫力があってよいですね。
(A).彩輝直
黄泉の帝王トート。妖しげで◎。トートが登場してきたときに感じられる黄泉の国、花組の場合は氷のようない冷たい湖の底のように感じましたが、彩輝直のトートの場合、抗いがたい甘美な世界として見えてくるから不思議ですう。
彩輝直、もともと歌は下手クソといわれていた人ですが、今回は音域が彼女に合っていたのか、音程がくずれることもなかったし、なによりも歌に十分に感情がのっていて期待以上の出来でした。もし、彼女が名歌手だったとしたら歴代No.1のトートになっていたかもしれない。...って、他のトートは花しか見たこと無いが(笑)
(B).瀬奈じゅん
エリザベート。本来男役だが、今回は女役として出演。
旦那役の初風緑が男役としては割と小柄なので、瀬奈じゅんの体格のよさが目立つかも。
でも細身で華奢な男って、結構がっちりした女が好きだったりするから、無問題だと思う。
でっかいけどかわいくみえたもん♪
(C).霧矢大夢
ルキーニ。ルキーニはイタリア人なのだが、霧矢大夢は大阪出身なのにイタリア人みたいな顔つきの人なので適役だなあ(笑)。花組では、今回エリザベートを演じた瀬奈じゅんがルキーニ役だったけれど、瀬名ルキーニは、酒とタバコしか口にしていないような感じなのに対し、霧矢ルキーニはちゃーんと栄養バランス考えた食事をとってそうな感じでした。演じる人で雰囲気ってかわるもんなんだなあ。
(D).初風緑
ヨーゼフ・フランツ。さすがは専科さん、歌も芝居も安定してるです。自由を求めていったエリザベートに対して、けっして強くはないフランツ(やさしいけれども)というのが(特にその歌声に)よくでていたと思うです。
(E).大空祐飛
ルドルフ。最後は自殺しちゃう役で、第2幕にしかでてこないけど、たいへん印象に残ったです。
父親にも母親にも、自分ぼ心をわかってもらえず死を選ぶ、その最期の表情は見事だと思う。
以上主要5役でした。
その他
(1).トート&ルドルフ(少年時代)
ルドルフの少年時代を演じるのが彩輝直の実妹の彩那音で、二人がからむシーンは、顔の造形の統一感があってよろしいです。
(2).嘉月絵里
娼館の女主人マダムヴォルフ。この人も本来男役だけど、今回の役、この公演でのベストキャスティングだと思いました。
(3).城咲あい
黒天使、マデレーネ。冷たく微笑んだ表情が、いかにも死を異名をもつトートの分身という感じでよかった。昔、映画ツインピークスで「世界一美しい死体」っていうキャッチコピーがあったけれど、城咲あいって、もしかするとそーゆー役をやらせたら日本一かもしれない。雪女とかも似合いそうだな♪
(4).紫城るい
リヒテンシュタイン伯爵夫人(女官長)。女官たちと歌うシーンはキレがあってコクがあるというか、かなりMyツボでした♪
(5).美々杏里
皇太后ゾフィー。フィナーレのエトワールは天下一品。歌声が脊髄を突き抜けていったです。すげー♪
以上、感想でした。ぜひ、もう1回見に行きたいですう。
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