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January 2006

January 28, 2006

メタリック農家「熊」

metakuma

”下北沢で公演中の芝居”を検索していて見つけたのですが、どんな劇団のどんな芝居なのか一切わからないまま、「熊」というタイトルにひかれて見に行ってきました。

世界一有名なネズミのメス。仕事が忙しく、しかも相方のオスネズミのことが大嫌い。とうとう職場を脱走。近所の喫茶店に逃げ込む。その喫茶店、パチンコ狂いの旦那は失踪中、残された妻がひとりで店をきりもり。小6の娘の夢はミッ○ーさんと結婚すること。

シンデレラの命を受け、メスネズミを追ってきたのは黄色いクマさん。喫茶店の窓に怪しくうつる黄色い影、追い詰められたメスネズミは...

笑って笑って、最後はちょいと衝撃のラスト。
「ディ○○ーって恐いところだなあ」と、ウチのキティさんも言っていやがりました。

ブログを検索してみると、この芝居の評価、面白いかつまらないか、まっぷたつにわかれているようだけれど、ウチのくまさん的には大当たりでした。

DVDが出たら絶対に買うのだけれど、そんなことしたら某テーマパークが許さないだろうなあ(笑)

蛇足

劇中にでてきたカレーがなんだか安っぽくておいしそうですた。

メタリック農家のページ
ブログで劇評を検索してみると...

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January 22, 2006

志の輔らくごinパルコ

1/21です。チケットを取った日が、まさか雪になるとは思いませんでした。電車が止まるほどの大雪にならなくてよかったですが、JRの本数が通常の7割程度、おまけに中央特快の運行なしということなので、ちょっと早めに出発。

「おどるファックス」
「メルシー雛祭り」
「江戸の夢」

ロビーで、立川あいぼくんが「おどるファックス」を実演、器用にしっぽまで動かして熱演です。一席まるまる聞いてみたい。ぜひ、次回の志の輔らくごDVDの特典に。

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犬にだって落語ができるんだぜ、キティさんも負けてはいられないぞう(笑)

そのうち落語ロボット+ソフトっていう商売が出てくるのでしょうね。
ロボットがそば食ってるところなんか、想像しただけでもわくわくするですう。

昼の部終演は18時ちょい前。外は、まだ雪。
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なんだろ、「ラテスカービベ」って(笑)


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三代目 山口裕子おねえさん

1/15、西銀座のGGで行われた「中野シロウ&山口裕子サイン会」です。

中野シロウさんのトークを期待していたのですが、ホントにサイン会のみだったので、見てるだけだと別段面白くもなんともないのが、ちょいと残念。

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スタッフさん、ちゃーんとキティさんのデジカメ(今は入手不可なNHJ Che-ez! Foxz 3)で撮影していて、そのあたりに抜け目がないなあ...と、ヘンなところで感心してしまった日曜日のPMでございました。

蛇足

三代目で山口...っていうと、なんだか物騒な感じがしちゃうですが(笑)、貫禄だけならあっちの山口さんにも負けていないぞっ!と、ウチのキティさんが言っていやがりました。

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January 17, 2006

「ねこマジ」インストアライブ@浅草ヨーロー堂

東京宝塚公演「ベルサイユのばら」のチケット一般発売日だったのですが、そんなこともすっかり忘れ、11時までに有楽町1丁目に行く用事を入れており、仕方なくネット予約用にPCを持参でおでかけ。

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有楽町ビルディング地下1Fのマクドナルドから@ぴあにアクセスしましたが、結果は1枚もゲットできぬまま予定数終了(泣)。「重い思いしてPC持ってきたのになあ」
と、思いつつ、11時までにはまだ時間があったので、いろんなページを見てたら、

本日17時より浅草ヨーロー堂で「ねこマジ」インストアライブ(無料)

以前ヨーロー堂に寄ったときにCDのジャケットを見て、「いったいなんだろう?お笑い系のCDかなあ?」と、気にはなっていたけれど買うまでには至らず。その後「柳家喬太郎のミステリアスナイト」にゲストで出演、なんだかすごいらしいというウワサだけを聞く。そこへ無料ライブの告知。

宝塚を見終わった後、西銀座GGで「中野シロウ&山口裕子サイン会」を見物してから、銀座線で浅草へ移動。

17時までには時間があったので、トキワ食堂でちょっと早めの晩ゴハン。B定食「刺身と舌平目のムニエル」って、なんちゃそりゃ(笑)

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さて、インストアライブです!

あのね、久しぶりにすごいものを見ちゃった聞いちゃったです。結成10年だそうですが、「なんで10年間もおいらは知らなかったんだろう」って人生を後悔しちゃうくらい(笑)

どんなバンドかというと「ねこマジWeb」を見てもらうとして、恐らく、この人たちってどんな歌詞でも、悲しい歌詞を面白おかしく歌ったり、面白い歌詞を悲しく歌っちゃうことも、超絶技巧で如何様にも歌っちゃうんだろうな。

CDの曲紹介はこちら

「寿限無」がカッコよすぎて大笑い。

これがヘタクソだと、単なる企画モノのCDなりバンドになっちゃうのでしょうが、メチャクチャテクがあるので芸術にまで昇華しちゃってますね。すげーすげー♪

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蛇足

「東京タワーの歌」でおなじみの寒空はだかさんもいらしゃってたです。


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January 15, 2006

「粗忽長屋」と「とってもゴースト」と...

芸術と風俗の同居するあんにゃもんにゃの池袋。
・池袋演芸場(昼席)
・東京芸術劇場 音楽座ミュージカル「とってもゴースト」夜の部

のはしごをしました。

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池袋演芸場(昼席)は立見ありの超満員、幸いにも補助席に座れたですが、少々ガタがきているパイプ椅子なので長時間座ってると、おケツが痛くなるのでこまったもんですう。

柳家小きち「金明竹」
柳家小太郎「家見舞」
柳家権太楼「つる」
柳家禽太夫「権助芝居」
柳家とし松「独楽」
柳家福治「目薬」
柳家さん八「漫談」
入船亭扇橋「漫談」
花島世津子「マジック」
柳家花緑「漫談」
春風亭正朝「宗論」
ロケット団「万歳」
柳家三語楼「酔っ払い」
桂文楽「漫談」
林家正雀「豊竹屋」
春風亭一朝「看板のピン」
柳家小袁治「犬の目」
遊平かほり「漫才」
柳家小三治「粗忽長屋」

柳家権太楼「つる」がメタクソ面白かったですう。
柳家小三治は、ペットのわんちゃんの話から白熊のピースの話、そして「粗忽長屋」へ。小さん~小三治直系の「粗忽長屋」って、うちのくまさん的にはちょっと苦手で、いまいち大笑いにはいたらないのですが、場内は大爆笑でした。

蛇足ながら、うちのくまさんとしては1番が小柳枝の「粗忽長屋」で、次点が喬太郎の「粗忽長屋」、3、4が無くて5が小三治の「粗忽長屋」かなあ。

小柳枝の「粗忽長屋」は、八五郎の周囲の人間に有無を言わせない思い込みの強さが見事だし、喬太郎の「粗忽長屋」は熊さんの「いったいおれは誰だろう」という困惑ぶりがリアルだし、聞いている自分もホントにその死体が誰なのかわからなくなるような錯覚を覚えたです。

でも、小さん~小三治の「粗忽長屋」って、どこかしら「そんなわけないだろー」っていう気がしちゃって、いまいち話にのれず、だから苦手なのでございます。


さて、池袋演芸場を出て、ちょっと早めの晩ご飯。
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140円均一だと計算しやすくてキティさんも大喜びです(笑)

夜は東京芸術劇場で音楽座の「とってもゴースト」を見る。
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見てて思ったんだけれど、事故で死んじゃった主人公が、自分が死んだことに気がつかない。午前0時から3時の間だけ人に姿を見せることが出来るけれど、彼女をみた人間は、彼女が死んでいるとは思わない...って、なんだか粗忽長屋みたいじゃん(笑)。
「とってもゴースト」は幽霊と人間との愛の話で、個人的には、ラストのシーンがあと3分続いてたらホントに泣いちゃったかもしれないっていうくらい感動してしまったです。一方粗忽長屋は爆笑モノの滑稽話。
この2つの話、テイストは正反対ながら「死をどう認識するか」という部分では同じじゃないかと感じました。

この日、「とってもゴースト」の前に池袋演芸場に行き小三治の「粗忽長屋」を聞く...「粗忽長屋」自体が「とってもゴースト」のマクラになってしまったようだ。贅沢なマクラだ。こんな偶然ってあるものなんですねえ。

以下はどーでもよい感想の箇条書き~

・レストランの支配人の役者さん(五十嵐進)が、どことなく三木のり平似で、とっても桃屋♪。

・ミュージカルなので歌って踊るのはあたりまえだけれど、熱く踊る雑誌記者というのはホントにいたらイヤだなあ(笑)

・オケピが、シンセ+ピアノ+フルート+ベース+ドラムスとシンプルな構成。シンセがあれば、ストリングス何人も雇う必要ないもんなあとミョーに納得。ピアノのおねえさんがすごいきれいなひとですた。

・会場で、ハーゲンダッツの新製品のサンプル配布をしていた。この日は雨とはいえ、割とあたたかい日だったのでアイスもうまかったが、数日前の極寒状態ではさすがにアイスを食う気はしなかったであろう。

東京はひさしぶりの雨。
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こんど「粗忽長屋」聞いたら、この雨のように泣いちゃうかもだぜ(笑)

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January 12, 2006

キティは酢豚がすきっ!

千代田区は鍛冶町にある中華料理屋さん「東華楼」です。
神田駅から日本橋方面に向かう途中にあるのですが、キティさんがいるおかげで、つい目がいってしまうです。

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酢豚1000円は、ちょいと高いような気がするぞう(笑)

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January 11, 2006

中野シロウ&山口裕子サイン会

西銀座ギフトゲートのブログですでに告知がありましたが、

中野シロウ&山口裕子サイン会が来る1/15に開催です。

...ってデカデカと書かれている柱を見てきました。

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15日は別件で有楽町に行ってたりするので、ちょいとのぞきに行ってみようか。

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January 09, 2006

花組東京公演「洛陽のパレルモ/ASIAN WINDS」

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洛陽のパレルモ

舞台はイタリアのシチリア。

あらすじはSTAGE GRAPHを見てもらうとして...

ユダヤ人女性ジュディエッタとイタリア貴族の末裔ヴィットリオ・Fとの恋、彼の曽祖父母である解放軍戦士ヴィットリオ・ロッシと名門貴族の娘アンリエッタとの恋。
2世代の、許されざる恋の果てに結ばれる物語。

本寸法の、これぞ宝塚というような芝居でした。
ここんとこ、ミョーに奇をてらった演目や、やけに青臭い主張の目立つ演目が続きましたので、正統的な宝塚の芝居の居心地の良さをヒシヒシと感じちゃったです。

嵐の夜に人目を忍んでヴィットリオがアンリエッタの部屋に窓から入ってくるシーンなんて、宝塚でなかったらはったおしてやりたいくらいクサいのだけれど、こーゆーのが見たくて宝塚見てるようなもんだから全然OK♪

最後のシーンでは、ジュディエッタとヴィットリオ・Fを、天国のヴィットリオ・ロッシとアンリエッタが見守るような演出で幕。1860年と1942年が、ここで時空を越えてひとつになる。「ご先祖様は大切にしなくっちゃね」と思う(笑)
STAR WARS Ⅵ「Return of the Jedi」で、ルークとレイアたちを、あの世のヨーダ・オビワン・アナキンが見守るシーンを彷彿させるです。

そういえば、次回はいよいよ「ベルサイユのばら」。ベルばらも貴族(オスカル)と平民(アンドレ)の許されない恋を描いてますね。二人は結ばれながらもフランス革命で命を落とし、革命後の自由の世界を見ずに死んでいくちょいと悲しい結末。
「洛陽のパレルモ」って、微妙に「べルばら」へのアンチテーゼになっているのかもしれない。

それとも単に、陽気なイタリア人と屈折したフランス人の違いかなあ。


ASIAN WINDS

モンゴルの群舞で始まり、沖縄、中国、「東京ブギウギ」など服部良一メロディーをとりあげた日本、韓国、フィリピン…と、アジアの今昔を舞台にした歌と踊りのショー。

服部良一メロディーはもっと聞きたい、さらに、服部良一メロディーを含めた昭和歌謡主体のショーというのを激しく見てみたい。服部良一・上海編ではチャイナドレスでタンゴを踊る、このいかがわしさ、加えて男役さんのチャイナドレス女装がたまらないっすねっ!

韓国までは面白く見させていただいたのですが、フィリピンからフィナーレまでが、なんかトーンダウンしたような気がしました。黒燕尾のボレロのBGMに津軽三味線というのは、どんなんでしょう?ミスマッチの妙を狙いそこねた感じ。こんなんだったら深川マンボでも見せてもらいたかったなと、ウチのキティさんも言っていやがりました。

最後の最後で失速...惜しいなあ(笑)

次回は、各生徒さん編ですう。

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January 08, 2006

落語天女おゆい

落語芸術協会創立75周年記念企画 テレビアニメ「落語天女おゆい」がはじまりました。

・三遊亭圓朝の「目黒のさんま」
やけにイケメンでナルっぽい圓朝の「目黒のさんま」ですた。アニメのなかの寄席では大爆笑でしたが、笑えるのかあ。
サゲを聞いた婦女子があまりのかっこよさに失神する...とかだったら納得できる、そんな落語でした(笑)

・月刊(?)落語マガジン
主人公が授業中に読んでいた雑誌。
東京かわら版でも季刊「芸協」でもなかったのね。

・歌丸&富士子
歌丸は歌丸さん本人の声だけれど、富士子夫人役は神田紅センセーですた。なんかすげー♪

・あじゃらかもくれん...
妖魔を攻撃するときの呪文が「あじゃらかもくれん きゅうらいす てけれっつのぱあ」
「死神」で死神を追い払うおまじないの言葉ですが、死神も妖魔も親戚みたいなものだしな。

・玄関の色紙掛&主人公の部屋のポスター「一度でいいから見てみたい 歌丸」

コージー富田のネタ
「一度でいいから見てみたい
 女房がへそくり隠すとこ 歌丸です。」
へのオマージュかな(笑)。

・江戸弁
圓朝&天女のみなさんが、ぜーんぜん江戸弁じゃない、どちらかというとお武家様の口調。
全員江戸弁でもよかったんじゃなあい?

けっこう楽しい小ネタが織り込まれている可能性大なので、よしっ、来週も見るぞう。

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January 07, 2006

江戸を斬るⅢ

時代劇専門チャンネルで、なんとはなしに「江戸を斬るⅢ」を見てたら、

うわっ!成田三樹夫岸田森がでてるようっ!

岸田森は悪者と結託した火盗改与力で、最後に火盗改長官・脇坂重蔵である成田三樹夫に斬られるという、なんとまあおいしいというか懐かしいというか、この絶妙なるツーショットにウチのキティさんも大喜びです(笑)

成田三樹夫の火盗改長官、これがまたかっこよすぎるぞう。成田三樹夫の、ヤクザ役じゃないまっとうなというか人格者の役ってなかなか見られないけれど、ホントいいっすね♪

岡まゆみもでてたりして、「へー、劇団四季にいたんだあ」とか、「やっぱり岡まゆみといえばヒヤヒヤドキッチョのモグタンだよなあ」とか感慨深いですう。

あと、松坂慶子は若いし(笑)

第23話「男の約束」ですた。


...そーゆーことで、今年の「書初め」
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January 05, 2006

チキンラーメン

最近どこに行っても売っている「日清チキンラーメンひよこちゃん土鍋セット」ですう。

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生タマゴをセンターに落とすのがデフォルトですが、タマゴをきらしてしまったので魚肉ソーセージを入れてみたです。

それだけでは彩りがよろしくないので、ありあわせの野菜をあしらってみたですが、やっぱり白菜の浅漬け(柚入り)は合わないなあ(笑)

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January 03, 2006

ラブ and ベリー ライブショー

2006/01/01

前日に車を多摩センターに置いて帰ってしまったので、翌日車とりに再度多摩センターへ。

ついでなのでちょっと「ラブandベリー」のショーだけのぞいてきました。

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昔、デパートの屋上で見たアイドル歌手の「歌とサイン会」のような趣です。
4人だと...あれ?セイントフォーしか思い浮かばないぞう(笑)
でも、当時のアイドルなんかより歌も踊りもはるかにレベルが高いので、
「さいきんのチビッコはめぐまれているなあ」
と思いながら拝見いたしました。

貸し出しタンバリンは番号入りなんですね。
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47って、忠臣蔵みたいで、ちょっといいな♪

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January 01, 2006

大晦日@おぴゅーろ

ピューロ閉演後、白木屋にやってきました。

年の瀬や 多摩で生飲む 忘年会

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車で多摩センターまでやってきたのですが、この日は大晦日、多摩モノレールも青梅線も初詣ダイヤのため終夜運転。だから、いくら飲んでも大丈夫なのですね。

※なお、帰りの電車で寝過ごして、立川北で降りるべきところを、終点の上北台まで行ってしまったのは秘密だぜ。

大晦日 お味噌をつけて 生キャベツ

生キャベツにいろんな調味料つけて食うわけですが...

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...っていうか、このレッドキャベツ、正露丸より苦くて食えたもんじゃねえぜ。
おもいっきり味噌つけたら苦さも消えるかなと思ったのですが、口中で味噌の味が消えたと、苦さだけが残るので、けっきょく同じなんでございますよ。

そんなこんなで、今年もあけましておめでとうなのでよろしくですう。
       

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