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March 22, 2006

「亀戸の松尾さん29歳」と「厩火事」

060321-1

シアターグリーンで、劇場に向かって左から
 エリア171  「亀戸の松尾さん29歳」
 小劇場    「クロス」
 メインホール 「トライベッカ」

と3本公演中で、小劇場とメインホールの入り口には花輪、エリア171の入り口にはゾンビが客寄せと、葬式と結婚式を一緒にやってる神社みたいな状態。小劇場の「クロス」に当日券ねらいで行ったらSOLD OUT、メインホールの「トライベッカ」は当日券ありと貼り紙があったけれど、いまいちピンとこないしなあ...と、劇場前で迷ってたら、なんとなくゾンビさんの視線を感じてしまい、2回目ですが行ってみました。

満席で、最前列補助席になりましたが、補助席のくせに座り心地のよいナイスな椅子でした♪

で、初日の夜と比べると、進化していて(面白くなっていて)びっくり
長女の手紙ばら撒きを次女がバレーのレシーブで受けるシーンは初日は無いシーンで、大笑い。
次女のキャラが、より濃くなっていて、アドリブもあるのかも知れないですが、長女も四女も、本気で笑いをこらえているところがあったです。ゾンビさんも、よく笑わないでいられるものだと感心(笑)

ゾンビになった三女の登場で、初日は人の手を借りれば階段を降りられる(まだ半分は人間)設定だったのが、階段を降りられない(ほとんどゾンビ化?)設定になってました。そのためゾンビになった三女を抱きしめる夫の畑中島...のくだりが、大きな大きな山場になり、芝居全体がより締まったように感じたです。

初日も思ったんですが、長女の、妹たち・父親に向かって話す長セリフが実に聞いてて気持ちよくて、思わず拍手したくなったです。どれくらい良かったかというと、志ん朝の「大工調べ」の棟梁の言い立てに匹敵するくらい(笑)

さて、ここから「厩火事」の話にはいるです。

 日曜   鈴本早朝寄席 柳家さん光「厩火事」
 月曜(夜) 「亀戸...」2回目観劇
 火曜(祝) 池袋・福袋演芸場 川柳つくし「厩火事」

と観劇の前後に、別の演者で「厩火事」を聞いた結果、この「厩火事」に出てくる髪結いの女房のおさきさん、「亀戸...」の長女なみによくしゃべる人だったんじゃないかと思ったです。

相手に口をはさむスキを与えないほどの、「よくしゃべる女だなあ」と感心してしまう、機関銃のようなしゃべりがないと、前半の仲人とおさきさんとの会話のシーンが単なるお悩み相談になってしまい、おかしくもなんともなくなってしまうのではないかと思うです。

川柳つくしの「厩火事」って、前半が「お悩み相談」になってしまっていて、柳家さん光「厩火事」のような笑いが起きなかった。落語と言うよりも、講談のちょっとよい話になっちゃてます。やっぱり川柳つくしって先天的に漫談体質で、落語よりは講談のほうが向いているんだと思う。

多分、川柳つくしよりも長女役の桜岡あつこさんのほうが、「厩火事」だったら爆笑とれるんじゃないかと...

 
 
 
 
近年稀に見る秀逸な落語会のチラシじゃないかと...(笑)
060321-2
近未来アジア風でたまらねでえす♪

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