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May 2006

May 30, 2006

第48回柳家権太楼日曜朝のおさらい会

28-May-2006
池袋演芸場

出かける時は雨が降っていましたが、池袋に到着したら雨がやんでいてヨカッタです♪
雨の中並びたくないですもんね。

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権太楼「三太楼破門について」
右太楼「金の大黒」
権太楼「お菊の皿」
権太楼「試し酒」

開演時刻の前に権太楼師匠が登場、「この話は今日で最後」と、柳家三太楼の破門までの顛末を話す。
「破門」というちょっと残念なかたちだけれど、一応の結末をむかえ、やっと公に話すことができるようになったということなんでしょう。

ただ、三太楼さん本人の真意は、権太楼師匠にもわからないようでした。

三太楼師匠の、神がかった「初天神」、もう一度見たかったなあ。

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喬太郎跳ねる 其の八

第33回唐茄子屋落語会
by オフィス唐茄子屋
27-May-2006
お江戸日本橋亭

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喬太郎 派出所ヴィーナス
喬之進 短命
喬太郎 彫師マリリン
~仲入~
喬太郎 諜報員メアリー

CD録音あり。

「派出所ヴィーナス」
愉快な婦警さんばかりが居る池袋の派出所のおはなし。

マクラで「ウインナフライ」の話。
最近食べてないです。近所のスーパーのフライのコーナーには置いてあったかな?無かったかもしれないぞ。今度注意してみてみよう。赤いウインナじゃなかったらお仕置きだな(笑)

「短命」
お囃子の恩田えりさんネタが面白かったです。よくネタになるお囃子さんみたいですね(笑)去年の圓朝祭りと、「ボク達の鹿芝居」のカテコでちょこっと拝見したことはありますが、以前、第一回甲子昔笑咄会で、高座で三味線漫談みたいなのをやったらしいです。なかなか面白かったそうで、ぜひ聞いてみたいです、

「彫師マリリン」
キャバクラ嬢が彫物師に弟子入りし、やがて三代目彫師マリリンを襲名するまでの物語。
マクラは「オープンキャンパス」「留学生相手の講義」の話。約五十分の超ロングな一席になりました。

「諜報員メアリー」
粗悪なエビを日本人に売って日本経済を壊滅せんとたくらむ女スパイのおはなし。
賑やかなままお開き。
幕が下りてから、マイク越しのひとこと。
「帰り道、ふりかえるとあなたの後ろにメアリーがいるかも...」
には笑いますた。

ブログで検索「喬太郎跳ねる」

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May 28, 2006

ワンアワーパーキング「ウツワノイツワ」

ワンアワーパーキングプロデュース公演
27-May-2006 14:00-15:20
劇・小劇場

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夕方からお江戸日本橋亭「喬太郎跳ねる」に行く予定だったので、上演時間の短いやつをさがしていたら、ちょうどこちらの公演が1時間30分とあったので当日券で見に行ってきました。

[作・演出]
コイドイッショウ
[出演]
宮澤正
川崎初夏
森田祐介
中村哲也
河添英子
鈴木康代
小井土一章


脳梗塞の後遺症から物事を忘れがちになってしまった陶芸家だったが、妻と二人仲睦まじく暮らしていた。そん彼等の様子を見に来た四人の男女が、妻が居ない事と陶芸家に昔から伝わる話をダブらせてどんどんと不安を集ませて行くのだが…。

陶芸家の奥さんは、高校の同窓会に行ったのですが、それも忘れてしまった陶芸家。彼の弟とその婚約者、森口工芸のニ代目、陶芸家の師匠の弟子にあたる女性は、奥さんを捜しますがどこにもいません。作業場に翡翠の色の器がひとつ。誰にも触らせようとしません。「女性の骨を溶かした上薬を使うと翡翠のような独特の色合いが出ると聞いたことがある。ひょとすると奥さんはもうこの世にはおらず、あの器は奥さんの骨を使って...」などと言う始末。弟は、兄である陶芸家を問い詰めると、そこへ同窓会から奥さんが戻ってきて一同びっくり(笑)
翡翠色の器、実は陶芸家夫妻の出会いのきっかけとなった器、だからこそ大事にしているのでした。

記憶障害を扱っていますが、決して重々しい芝居ではなく、主人公である陶芸家と彼の周囲の人々との、暖かくそして少々コミカルなお話に仕上がっていました。まるで落語をそのまま芝居にしたような趣でした。

実際には80分と短めの芝居でしたが、2時間モノの芝居を観たのと同じような充実感あり。
上演時間は長いが、面白いので全然長く感じなかったということはよくありますが、本作品は「面白いので80分くらいにしか感じなかったけれど、あれ、?ホントに80分だったの?」という感覚でした。

「上演時間の短いやつ」という理由だけで選択した公演でしたが、思わぬ儲けモノでした。

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May 26, 2006

ロリータ男爵「エプロンの証」

ロリータ男爵
24-May-2006
駅前劇場

公演初日。関東地方、雷雨。
交通機関もかなり乱れているようなので、きっと混まないだろうと思ってたら超満席(withお膝送りあり)でした♪

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かつてあったメイドブーム。それはスタイルだけのものであり、いつしかメイドとはその本来の意味を失った。
また、飛躍的な機械技術の発展から全ての産業は人の手からロボットへと移り変わり、ニートと言う言葉までも「働かずともよい階級」=人間そのものを指す言葉となった。

これはブームと現象が過ぎ去ってから後の世界、最後の一人となった真のメイドと働く喜びを忘れてしまったニート様たちの物語。

 この最後の1人となった真のメイド(吉原朱美さん)が、落語の権助みたいな田舎訛りで喋ってました。メイドさんなのに権助風っていうのが御趣向ですね。あと、エプロンの紐を結ぶときの仕草がちょっとかっこよかったです。

 セットも衣装も手作り感ありありなのにミョーに洗練されていて、バカなんだけどお洒落という、まるでおフランスのB級コメディのようでした。

 クライマックスの役者さん全員の客席乱入は、狭い中座りつづけて体が固まりかけた頃にちょうどよいストレッチとなりました。しかし、この乱入のドタバタの最後に、すげー感動が待ってるとは思いもよりませんでしたぜ。ははは♪

寿司詰め状態だと思ってたのに、意外に隙間ってあるものですね、自分の背後ではロボコップが倒れて横になったままギーガシャンギーガシャンしてたです。

公演の音楽CD@1000円を購入。
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「エプロンの証のテーマ」と「エンディング」が秀逸。特にエンディングの曲、全員で歌っているのですが、懐かしめのフレンチポップス風というか、民放ラジオの朝5時台の番組のBGMっぽくて、お気に入りの一曲♪

ブログで検索「エプロンの証」

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May 22, 2006

SHINKANSEN☆RS「メタルマクベス」

SHINKANSEN☆RS
21-May-2006
青山劇場

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内容はディップス・プラネットのメタルマクベス特集ページでどうぞ。

とにかく

すっげー

でした♪

内野聖陽一路真輝結婚発表後の舞台なので、アドリブの結婚ネタもありました。

上演時間3時間50分(25分間の休憩含む)。立見だったですが、足腰の疲れも忘れるほど見入っちゃいました。フルコースの料理を、しかも腹いっぱい食わせてもらった気分で大満足っす♪

※立見、前のお客さんの頭で舞台が見えないってことがないので、(体力が持てば)後方のイス席よりも見やすかったりしますね。
内野聖陽さんが意外にもプロレスラーのように体格がよかったのでビツクリ。さん、歌声はいつもの通りでメタルっぽくないのですが、そこが逆に新鮮な感じでした。でも歌ってる顔は思いっきりメタルしてました(笑)。

「炎の報告」を歌う 冠徹弥さんの「間違えましたぁ~っ!」っていうのがミョーに耳に残ってます。(買ってきた劇中歌CDにも入ってます。聞きまくってまーす♪)

メタルの大音量の音楽が始終流れるですが、耳に聞こえるだけじゃなくて身体に響いてくるので、全身の心地よい疲労感があります。で、肌に響くって言うのは、実際には、空気の振動が体毛を振動させ、それが肌へ伝わるのではないか。だから体毛の濃い薄いで、音楽の感じ方が違ってくるのではないか、長袖か半袖かどれだけ肌を露出させているかでも違ってくるのではないかと思いました。

だから、これから見に行くおともだちは体毛は剃らずに、そして当日はノースリーブで見るほうがよいと思われます。冷房で冷えてトイレ近くなるのが難点かもしれないが、そのくらいは我慢だぜ♪

ブログで検索「メタルマクベス」

えーっと、ハローキティドリームレビューONEに出演していた角裕子さんが「踊るESP国従者/ホテルの従業員役」で出ていらっしゃったです。プチ・キティさんネタですた。

宝塚月組公演「暁のローマ」「レ・ビジューブリアン」の折込チラシがはいってました。こりゃ内野聖陽/一路真輝つながりか?でも発表したのはつい最近だし...とヘンに勘ぐってしまったですが、パンフを観ていて謎が氷解、衣装が宝塚の有村淳さんだったからなのでしょうね。

うちのぞうさんギターでさっそくメタルのれんしゅうでつ(笑)
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May 21, 2006

トツゲキ倶楽部「狂い咲きヴァージンロード」

トツゲキ倶楽部
20-May-2006 19:00
銀座小劇場

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公演案内が封書で届きました。差出人が「トツゲキ倶楽部」。聞いたこと無いぞ。住所がウチの近所。「うーん、そんな店には行った覚えは無いよなあ」と思って、開封したら、


あぁルナティック・シアターのメンバー、客演でよく御出演いただいている横森文さん、市森正洋(壱森マサヒロ改め)さんが共に舞台を作ります!

ヤクザの娘の結婚を巡るドタバタ騒動を描いた、とても楽しい舞台です。あぁルナティックシアターとは、またひとつ違う世界が展開。今までにない、ルナ・メンバーの“役者”っぷりにもご期待ください!

とのことでした。あぁルナティック・シアターならアンケートで回答してるしDMも貰ってるから納得(笑)

お話は...

ヤクザの親分の娘ナツミとお金持ちの御曹司との結婚。しかしナツミは実家の仕事を結婚コンサルタントと偽る。この結婚話をまとめるためヤクザを廃業し結婚コンサルタント会社を立ち上げる。

そして結婚式当日。敵対する暴力団の刺客が飛び込んでくる。結婚コンサルタント会社への転身を世界進出と勘違いしたためだった。刺客は取り押さえられる、幸いにも、全員無傷だったが、ナツミは、自分置いて逃げてしまった結婚相手に三行半をくだす。そしてナツミは結婚相手としてヤスを選ぶのであった。ちゃんちゃん。

上演時間は約80分。時間的に、もう一波乱あるのかと思って期待していたところで幕だったので、ちょっと拍子抜けでしたが、これは勝手に期待した自分の責任だな(笑)

ステーキをご馳走してもらえると思ってたら、天ざるが出てきた。片ハラすいてるけど、おいしい天ざるだったな。そんな感じでした。

別の例えだと、少女コミック雑誌の読み切りモノのような舞台。全50ページ、クライマックスの「告白」が49ページ目にあり、最終ページにエピローグ「数年後の二人の様子」のイメージカットがあってEND...みたいな。

脚本の横森文さんって、割と女の子らしい志向の方なのかもしれないですね。

で、その片ハラ分を満たそうと末廣亭の深夜寄席へ。ちょっとゲップがでた(笑)

次回はミステリーものだそうです。期待。

ブログで検索「狂い咲きヴァージンロード」
って違うのばっかり出てくるなあ(笑)

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宝塚キティさん♪

5/20に宝塚キティさんが発売になりました。さっそく東京宝塚劇場のキャトルレーヴに行ってきました。

大劇場では記念イベントがあり、シャンシャン片手におめかしした生キティさんも登場したそうです(笑)

4/20の日記、「ハロ-キティのくるみ割り人形」で、

そのうち宝塚大劇場にキティさんが表敬訪問するかもしれないなあ(笑)

と、半ば冗談で書いたですが、ほんとに実現するとは思いませんでした(笑)。東京宝塚劇場でのイベントはありませんでしたが、西銀座のギフトゲートも近いことだし、東京はミミィさんがやって来るというのも、なかなかオツだったのではないかと思いました。

さて、フィナーレの衣装のキティ&ミミィは
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と、大階段を模した箱に入っています。アタマがでかいので、せっかく背負った羽根が隠れてしまっているのはご愛嬌...

宝塚の正装、緑の袴姿のキティさんもいました。
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劇場前で記念撮影だぜ♪

ブログで検索「宝塚 キティ」
キティ好きか、そうでないかではっきり意見が分かれるようで、なかなか面白いですね。

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May 18, 2006

ピンクアメーバ「イヴの眠る海」

初日、補助席もでて、ほぼ満席。

演劇ユニット ピンクアメーバ
17-May-2006
「劇」小劇場

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ある女性の魂が輪廻転生を繰り返します。
物語には太古、中世、現代の3つ時代の女性が登場します。

・大家族の長女。兄に、金持ちの倅との結婚を勧められるが...
・戦時下の母であり妻である女性。夫も子供も捨てどこかへ逃げてしまいたい衝動にかられる...
・現代。下着のデザイン会社の社長。社員の協力を拒み経営難の責任を1人で抱え込む。

ぞして過去の中で乗り越えられなかった問題を、現代に転生した彼女は、周囲の人間としっかりふれあうことで初めて乗り越えることができたのでした。彼女を応援し支えていこうとする会社の仲間たち。観客である自分も心の中で思わず「ガンバレー」とエールを送ってしまったです。

雨、海、川...「水」が大きくかかわり、舞台では布を使って水を表現しています。
生演奏あり、幻想的なダンスあり、芝居とショーが一緒になったような舞台でした。

さて、主役の大輝ゆうさんですが、元宝塚男役さん。ずいぶん前に退団されているので、宝塚歴数年の自分は宝塚時代の様子を観たことがありません。なのに、最近見たような気がするのはなぜだろー?よく考えたらWebコミック版ベルサイユのばらのオスカル役でみてたんだな(笑)

 ネットで検索してみたら、宝塚当時も役替でオスカルを演じてビジュアル的にとても評判がよかったらしいですね。でも歌はいまひとつだともありました。

 で、今回の舞台でも大輝さんがひとりで歌うシーンがあったのですが、ちゃんとトレーニングした人の歌で、そのへんの素人との歌の上手いというのとは明らかにレベルが違いました(ま、あたりまえですね)。小劇場ですからマイクを通さず生歌で、しかも情感たっぷり、かなり心に響いてきました。(一箇所、声がひっくりがえりそうになったところはご愛嬌ということで♪)

 大和悠河のような、声を張れば張るほど収集がつかなくなるタイプの人なのかもしれませんが、少なくとも今回の舞台に限れば、大輝さんの生歌が聞けたのは予想外の収穫でした。(もし、マイクを通してだったら、あそこまで気持ちが伝わっては来なかったと思います)

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May 16, 2006

月蝕歌劇団「龍馬は戦場へ行った」

ザムザ阿佐ヶ谷
14-May-2006 14:30~16:30
月蝕歌劇団

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日曜のお昼のせいか、老若男女、幅広い客層でした。

第2次大戦下の満州、日本軍は自国の勝利のために過去から坂本龍馬を呼び寄せます。
関が原の合戦で秀吉側についた薩摩・長州・土佐は江戸幕府に冷遇され、明治維新は、彼らの江戸幕府に対する復讐でもあった。その後の日本は第二次大戦の敗戦まで、薩摩・長州・土佐出身者によって支配されることとなる。秀吉に滅ぼされた恨みから、豊臣の一族を根絶やしにせんとする雑賀衆の末裔、朝鮮出兵以来日本(豊臣)に恨みをもつ朝鮮の人々がからんできて、幕末と昭和、日本、中国、朝鮮と時間と場所があっちゃこっちゃします。

男子も出演していますが、主要な役はすべて女子、つまり男役によって演じられるということで、どーしても宝塚と比較してしまうのですが、宝塚ではすみれコードに引っ掛かり、絶対できないことが、月蝕歌劇団ならヘーキでできてしまうところが月蝕ならではの部分でしょう。しかし宝塚ってすみれコードにかからなければ何でもありのところがあり、意外にアングラテイストなシーンがあります。
宝塚の代表作ともいえる「ベルサイユの薔薇」、男装の女性との恋を女同士で演じるというかなり倒錯した世界をピンク色と輪っかのドレスでファンタジーに仕立て上げているようなもの。これがアングラに転ずると「少女革命ウテナ」になってしまうのだな。

実のところ、月蝕と宝塚の最も大きな違いは、実はアングラか否かではなく、少女歌劇か否かだと思います。少女歌劇から大人の歌劇へと変貌していった宝塚に対し、月蝕歌劇団はこれからもずっと少女歌劇でありつづけるのでしょう。

内藤数馬役の一ノ瀬めぐみさんと木野鈴之進役の保鳴美凛さんは、宝塚の若手路線系のタイプですが、龍馬役の合沢萌さん、岡田以蔵役の半澤香綾さんの二人は宝塚にはいないタイプでしょう。日本人将校西本役のスギウラユカさん、最も月蝕のアングラっぽさを体現しているように感じました。

保鳴美凛さんは木野鈴之進と乙女ねえちゃんの二役で、この乙女ねえちゃんが絶品でした。
半澤香綾さんは、「前世は岡田以蔵だったんじゃねえか?」っていうくらいピッタリの役でした。ドンブリ飯かきこむ姿があれほど似合う男役は、宝塚にはいません(笑)。
娘役さんでは、藤田実加さんがフシギなオーラを出してました。この人はどこか年齢国籍性別不詳で爬虫類飼ってそうな雰囲気がありますね。プライベートデータを公表せず、謎の女優さんであって欲しいです(笑)

龍馬、以蔵、乙女ねえちゃんのお茶の間コメディのシーンは面白かったな。月蝕の枠から飛び出してコメディやっても良さそうですね。

気になったところ

・客演や新人(かな?)の役者さんと主要メンバーのレベルの違いがありすぎ。まあ新人さんについては、宝塚の研1さんを応援するつもりで、暖かい目でこれからの成長に期待しようっと。

・台詞は肉声ですが歌のシーンになると録音&口パク、声がスピーカーから聞こえてくるのでちょっと違和感あり。歌劇団っつうくらいだから下手でもいいから生で歌ってほしいな(でも、あんまり下手なのは勘弁だな)

・殺陣も、もそっとビシッと決まってたら迫力倍増かな、でも舞台狭い割りに人口密度が高いから難しいかも。

・松本永倫子さん、日本軍将校から「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングのようになってからは面目躍如でしたが、日本軍将校の格好での踊りが中途半端に感じました。もっと官能的な、安寿ミラもビックリなダンスだったらよかったのに...ちょっと残念。

最後のカーテンコールでは、出演者全員で「南国土佐をあとにして」を合唱。
歌詞カード配って、客席も一緒に歌えるようにしてくれたらよかったのにと思う。

帰宅後、坂本冬美のカバー版だけど「南国土佐...」、ひさしぶりに聞いちまったぜ。えへへ、名曲だな。

ブログで検索「龍馬は戦場へ行った」

日曜の昼下がり。お昼寝日和...って曇りだったけどな(笑)
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May 14, 2006

劇団四季「CRAZY FOR YOU」

四季劇場・秋
13-May-2006 17:30~
劇団四季
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ボビー・チャイルド 荒川 務
ポリー・ベーカー 樋口麻美
ランク・ホーキンス 牧野公昭
アイリーン・ロス 森 以鶴美
ベラ・ザングラー 栗原英雄
エベレット・ベーカー 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子
テス 有永美奈子
ユージーン・フォーダー 三宅克典
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵

メタクソ面白かったです。とりあえずリピートすることだけは即決♪(いつ行くかは未定ですが)
フシギなことに、一斉に踊りだすシーンで、急になんだか胸に込み上げてきてウルっときてしまいそうになること2、3度。悲しいシーンとかじゃないのになんでだろ?苦境にもかかわらず夢を追いかけていく前向きな姿、その気持ちを思いっきり歌と踊りで表現しているから、何かが伝わってきたのでしょうか。

ボビー役の荒川務さん、西部の街が似合わそうな、肉体労働は合わなそうな、御大家の若旦那風のところがよかったと思うです。
ポリー役の樋口麻美さんは、いかにも西部の娘さん風でよいですね。低めの声がちょっぴり蓮舫に似ていると思いました。目をつぶって聞いていると、蓮舫の顔が浮かんできてしまうので気をつけないといけないな(笑)

休憩時間に、思わずCD買っちゃいました。
Hello kitty Dreame review 「ONE」で、ガーシュインの曲が使われていましたが、「ONE」のクライマックスで流れるのが「Embraceable you」。頭の中ではキティさんがピアノを弾いていやがりましたぜ(笑)

帰りの電車で公演プログラム見てたらテス役の有永美奈子さんって、宝塚出身と書いてある。で、調べてみたら元花組男役の未宙星沙さんだったのですねー。

2004年の「天使の季節/アプローズ・タカラヅカ!」で退団ということは、生で観てるはずだなあ。

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大人の麦茶「ネムレナイト」

シアターグリーンメインホール
13-Mat-2006 13:30~
大人の麦茶

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元モーニング娘。の保田圭さん出演ということで、保田圭ファンもおしよせ、けっこう盛況らしいです。自殺して幽霊になる未亡人役です。


「あんたたち...なんで成仏しないのよ?」
能天気な幽霊たちが巻き起こすやんちゃ騒ぎが、未亡人宝子殺人事件に発展!容疑者にされてしまった坊主エッセイの運命は?

誰でも胸の奥に覚えのあるどうしようもなく純粋な想いを描いて、アホラシホラーコメディでありながら、ラストシーンではお客さまのハンカチを熱い涙で濡れそぼらせた伝説の作品『ネムレナイト』が、宝子役に保田圭を迎え、熱ーく再演!

花やかに哀しく狂おしく涼しく。

この話のミソは、幽霊が人間に恋しちゃうと、その人間は幽霊の姿を見ることが出来ちゃうというところ。
まだ生きている恋人への未練から成仏できない幽霊、成仏したら2度恋人とは会えなくなってしまう。
この設定があって、後半のちょっぴり涙をさそう展開となっていくんですね。

冒頭で幽霊が「ネムレナイト~」と歌うところがありましたが、これが結構よい曲で、しかも皆さん上手。こちらの劇団、ミュージカルなんかやってもイケるんじゃないでしょうか。

いかにも幽霊が出てきそうな仏間のセットもよかったです。

ブログで検索「ネムレナイト」

ところで、幽霊を生で見たことがないので、ホンモノの幽霊がどのような服装かはわかりませんが、舞台では男の幽霊はどーみても白の長襦袢だし、女の幽霊さんも襦袢つけてないし、帯も色付だったり、貝の口がすげーへんだったり、たすきがけが、背中でちゃんと交差でしなかったりとか、和服の使い型・着こなし方が甘さが気になりました。

保田圭さん、本編中はフツーに舞台の役者さんでしたが、カーテンコールでは1人だけ芸能人オーラ出していたのが印象的でした。

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May 13, 2006

柳家喬太郎独演会@立川

アミューたちかわ小ホール
12-May-2006
夢空間

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8割程度の入り。

「純情日記横浜編」、冒頭は立川名物のおでんそばの話から、とんかつそば・コロッケそばの話、なんだか帰りにおでんそば食べてかえりたくなるマクラでした。今日のお客さんのなかで、ぜったい何人かはおでんそば食べて帰ったと思います。

蛇足ですが、構内には2軒のそば屋、JR直営の「小竹林」と「奥多摩そば」があるですが、「奥多摩そば」のほうがうめえです♪

「三味線栗毛」、はじめて聞きました。オリジナルのサゲの部分をマクラに持ってきて、大名になった角太郎との初の対面の席で錦木が絶命、角太郎「私が大名になったらおまえを検校にしてやると約束したのに、なんでその約束を守らせてくらないんだ」と、元の出世話がすっかり人情話に。(この場合、「三味線栗毛」じゃなく「錦木検校」という方が本当らしいですね)
後半の盛り上がりの前に会場の空調の音が止まるあたり、(偶然だと思いますが)絶妙のタイミングでした。

寒空はだか、「落ち研ハイスクールロックンロール」には大笑い。単なる替え歌ではなく、芸術の域に達してると思いました(誉めすぎかな)。

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May 11, 2006

ミノタケプラン「中沢の沢は難しい方の澤」

ミノタケプラン
10-May-2006
下北沢 劇・小劇場

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満席ですた。当日券で入場。


社長の通夜、張り切る総務課、邪魔する奴ら。ダメな人たち、ちょっと前向き!

社長の通夜の真っ最中。葬儀会場の二階の奥では、総務課員たちが香典返しのリスト作りに追われている。経理課に吸収合併されてしまう危機を阻止せんがため、今こそ『総務課やるじゃん』とアピールするのだ。だが、突然部屋を訪れたあんな奴やこんな奴に邪魔されて、作業は一向に進まない。総務課やれないじゃん!そして事態は思いもよらぬ方向へ。

(以上 ホームページのあらすじより)

・小市民代表、座右の銘は「スプーン一杯の幸せ」総務課係長
・総務課の存続のために躍起になる総務課長
・入社1年目で転職を考えている総務課男子社員
・占いが百発百中とウワサされる総務課女子社員
・勝手に寿司とビールを差し入れに来た営業課長代理
・貧血で倒れた受付担当の企画課主任の女性
・その女性のストーカーで葬儀場にやってきたコンビニのにいちゃん
・社長の愛人とウワサされ、首になった元社長秘書

こんな人たちが一室に集まったのだから、たいへんたいへん。ところが元社長秘書が、社長の愛人ではなく実は社長の隠し子だとわかると、「社長夫人に見つからないようになんとかお焼香だけでもさせてあげよう」と大プロジェクトが発動、ただ一人反対する総務課係長。

元社長秘書を隠すようにして皆、葬儀場へ向かう。残った総務課長は1人で香典返しのリスト作りを続ける。幕。

笑った笑った...ちょっと泣けた♪です。
見ていて、なんだか元気をいただいちゃった、大満足の1時間半でした。

ブログで検索「中沢の沢は難しい方の澤」

お葬式だと、どーしても白黒灰色なイメージですが、そんななかで仏具って金色やら赤やら意外に派手な色使いになっております。お葬式の飲食物の定番といえばお寿司とビールですが、ビールは黄金色だし、お寿司も赤やら緑やら橙やらと、たいへんに彩りがよいです。お寿司とビールは仏に通ずるものがあるのではないかと、ウチのキティさんが言っていやがりました。

こういうお葬式モノの芝居は、客席も全員喪服着用にするとか、チケットのかわりに喪章にするとかすると、なかなかおもしろいのではないかと思いました。終演後、喪服の団体が劇場からでてきたら、街行く人々はビックリするでしょうね。

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May 06, 2006

宝塚宙組「NEVER SAY GOODBYE~ある愛の軌跡~」

NEVER SAY GOODBYE~ある愛の軌跡~
5-May-2006
宝塚大劇場

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GWのお休みを使って、大劇場に遠征しますた。日比谷の東京宝塚劇場とは違い、時の流れがマターリしていてよいですね。


ナチスの影が濃い1930年代のハリウッドとバルセロナを背景に、スペイン内乱、幻のバルセロナ人民五輪、外人部隊の義勇軍など硬派な歴史的出来事を散りばめて、社会派の人気カメラマン、ジョルジュ・マルロー(和央)と新進劇作家、キャサリン・マクレガー(花總)のラブストーリーが展開する。
ENAK公演評より

「ジキルとハイド」の作曲家、フランク・ワイルドホーンが全曲書き下ろし。ポップス系の曲調のミュージカルとなってます。

全二幕の1本モノの芝居、複雑な背景で重厚なものかと思いきや、あくまでジョルジュとキャサリン二人が主眼で、割とあっさりした話でした。

大ネタの作品は、和央・花總の長い歴史をたどってみると、過去にいくらでもある。最近では超大ネタのファントムがありました。二人の退団公演ではあるが、あえて重厚な作品にせず、しかし宝塚の王道をゆくようなラブストーリーと、押さえるところはキッチリ押さえているあたり、主任(トリ)なのにワザと前座噺をかけ、しかし大爆笑とって高座を降りていく噺家さんのようで、さすがは東京生まれの小池修一郎、江戸っ子の粋を心得てますね♪

最後の2人のデュエットダンスも「もう終わっちゃうの?」ってな感じでさらりと終わります。しかし今まで二人の舞台を見てきたファンは、そこに過去のさまざまな映像を重ねて見るのだろうなあ。

和央・花總の華々しい(のかな?)歴史を静かに閉じる、そんな作品だったと思います。

主演の二人は置いといて、今回の舞台で目を引いたのは和音美桜のラ・パッショナリア。市街地での戦闘のシーンで、圧倒的な声量で歌いあげるところは鳥肌モノでした。男役さん以上に堂々とした歌いっぷりでした。

編曲・大田健の、

...戦場のシーンでは9声の迫力あるコーラスを聴かせ、「ブロードウェーでもやらない重厚なコーラス」とワイルドホーンを感激させた。

おいらも感激させられました。大人数のカンパニーならではですね。

帰りにガーデンフィールズ宝塚歌劇団スター「ペットと私」写真展(宙組編)を見に行ってきました。

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咲花杏ちゃんだけは、飼い主とペットというより、ペット同士に見えました(笑)

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May 04, 2006

劇団、本谷有希子「密室彼女」

劇団、本谷有希子
3-May-2006 19:00
ザ・スズナリ

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5/3は早朝出発で帰省する予定だったのですが、朝5時のニュースを見たらすでに高速大渋滞とのことで、急遽予定変更。そんなわけでチケットは取っていなかったのですが、なんとかキャンセル待ちで入ることが出来ました。あと10分到着が遅れていたら見られなかったでしょう。あぶなかったでやんす。

ミステリー小説界の若き旗手、乙一氏の書き下ろしプロットをもとに演劇界の旗手を目指す演出家・本谷有希子が脚色!

で、公式ページのあらすじの項は

 IMAGINE...

細かな感想は、どうしてもネタバレになってしまうので後日。
差し支えない範囲で書くならば、

「おー...えぇぇ?...ふんふん...んんっ!...むむむ...おぉぉ...えっ!?」

って感じでした。
ちょっとフシギなタイトルですが、見終わってみると、確かに「密室彼女」♪

お互いの腹を探りながら、静かに進行していくミステリー。最後の最後まで、「この先どうなるのか?」目が離せない舞台でした。2時間たっぷりミステリーを堪能。GWの交通渋滞が無かったらこの芝居を見に来られなかったわけですから、今回ばかりは交通渋滞に感謝です。

唯一気になったのは「時空のひずみがあるのでは?」というくだり。それやっちゃうと、時間のパラドックスやら何やらで矛盾が続出するように思うです。最後までミステリー1本でスジを通したほうがスッキリするんじゃないかと思いました。

劇中で、もりそば食うシーンがありました。あらゆる食材のなかからそばを選んだそのセンスに、心のなかで拍手喝采(笑)、やっぱり日本人はそばだよなあ。

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May 03, 2006

BQMAP「天守物語」

BQMAP
2-May-2006
シアターサンモール

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原作・泉鏡花の「天守物語」です。

ノーチェックだったのですが、5/2にやっている公演をいろいろ検索して探していたら、なんだか評判がよさそうなので当日券で見に行ってきました。

 現代の姫路城(白鷺城)にやって来た男女が、1人の老人に会う。老人は、天守に住む妖怪の姫富姫と、人間である武士図書之助との恋の話を語り始める。
 現代の男女のカップル、実は女性はすでに死んでいるのだが、それを認めたくない男の想いにより男の前に現存している。そしてこの姫路城で昔話を聞き、男は女の死を認識し、女は成仏する。この昔話の部分が、泉鏡花の「天守物語」で、現代の話はBQMAPのオリジナルになるようです。

 もっとも、この現代編の女が何者なのかは明確にしてない(意図してなのだと思うけれど)。白鷺城の天守に祀られている獅子頭の前で自害した女性の生まれ変わりだと思ったのだけれど、どうなんだろー?

 衣装がいかにも魔界な雰囲気で綺麗でしたし、照明も凝っていて(魔界をあらわすのだから当然ですが)とっても妖しげで良いです。音楽もよかったです(サントラ欲しいくらい♪)。

 前半の、妖怪VS人間の戦いになる前の部分では、なんか間延びしているように感じたのですが、見終わってから思い返してみると、後半の畳み掛けるような展開とちょうどよい対比になっています。魔界の時間の流れというものは、人間界とは違うものであろうから。

 当日券だったので最後列。舞台全体は見渡せるので見やすいといえば見やすいのですが、魔界のお話だけあって、照明が暗めで、最後列だと役者さんの表情が見づらかったです。早めにチケット予約して、前の方で見たかったなあと、とっても後悔。(公演DVD出たら買っちゃうかもしれんゾナ)

 ロビーに、マイメロとクロミ様のぬいぐるみが鎮座していて、へー、誰か出演者の人がマイメロファンなのかなと思っていたのですが、公演プログラムを見たら、主演の竹内順子さん、クロミ様の声の主とのこと。やっぱりクロミ様はすげーな(謎)。キティさんもびっくりでしたとさ♪
(そーいえば、桃六役の人が煎餅を食うシーンで「うまいゾナー」とか言ってたような...)

 でも、芝居ではクロミ様とは似ても似つかわない美しい妖怪のお姫様でございました。

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七月大歌舞伎では玉三郎&海老蔵で「天守物語」を演るそうですよ。

しかし、なんだな、サンモールから西武新宿駅は遠いなあ(笑)
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