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May 28, 2006

ワンアワーパーキング「ウツワノイツワ」

ワンアワーパーキングプロデュース公演
27-May-2006 14:00-15:20
劇・小劇場

060527a

夕方からお江戸日本橋亭「喬太郎跳ねる」に行く予定だったので、上演時間の短いやつをさがしていたら、ちょうどこちらの公演が1時間30分とあったので当日券で見に行ってきました。

[作・演出]
コイドイッショウ
[出演]
宮澤正
川崎初夏
森田祐介
中村哲也
河添英子
鈴木康代
小井土一章


脳梗塞の後遺症から物事を忘れがちになってしまった陶芸家だったが、妻と二人仲睦まじく暮らしていた。そん彼等の様子を見に来た四人の男女が、妻が居ない事と陶芸家に昔から伝わる話をダブらせてどんどんと不安を集ませて行くのだが…。

陶芸家の奥さんは、高校の同窓会に行ったのですが、それも忘れてしまった陶芸家。彼の弟とその婚約者、森口工芸のニ代目、陶芸家の師匠の弟子にあたる女性は、奥さんを捜しますがどこにもいません。作業場に翡翠の色の器がひとつ。誰にも触らせようとしません。「女性の骨を溶かした上薬を使うと翡翠のような独特の色合いが出ると聞いたことがある。ひょとすると奥さんはもうこの世にはおらず、あの器は奥さんの骨を使って...」などと言う始末。弟は、兄である陶芸家を問い詰めると、そこへ同窓会から奥さんが戻ってきて一同びっくり(笑)
翡翠色の器、実は陶芸家夫妻の出会いのきっかけとなった器、だからこそ大事にしているのでした。

記憶障害を扱っていますが、決して重々しい芝居ではなく、主人公である陶芸家と彼の周囲の人々との、暖かくそして少々コミカルなお話に仕上がっていました。まるで落語をそのまま芝居にしたような趣でした。

実際には80分と短めの芝居でしたが、2時間モノの芝居を観たのと同じような充実感あり。
上演時間は長いが、面白いので全然長く感じなかったということはよくありますが、本作品は「面白いので80分くらいにしか感じなかったけれど、あれ、?ホントに80分だったの?」という感覚でした。

「上演時間の短いやつ」という理由だけで選択した公演でしたが、思わぬ儲けモノでした。

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私はこの商材を半信半疑で使ってみましたが、すこしづつ効果が出てきています。 [Read More]

Tracked on June 03, 2006 10:18 AM

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