« May 2006 | Main | July 2006 »

June 2006

June 27, 2006

「ハローキティのくるみ割り人形」のダニエルくん

よく考えてみると、「ハローキティのくるみ割り人形」のダニエルくん、

現実の世界「幼なじみのボーイフレンド・ダニエル」
060626a

夢の世界「くるみ割り人形」
060626b

の2役です。

そして、夢の世界のくるみ割り人形はキティたちを救うヒーローであり王子様、一方、現実世界のダニエルはキャッチボールでガラスを割っちゃうようなどこにでもいそうなにいちゃん。

キティが夢の世界へ行き、また夢の世界から現実に戻るきっかけとなるのはダニエルの投げたボールがキティの頭にあたったため。つまり、キティと夢の世界のくるみ割りさんとの出会いと別れは、どちらも現実世界のダニエルがきっかけをつくっている。

うまくできてるなあ。

| | Comments (78) | TrackBack (0)

June 25, 2006

「ハローキティのくるみ割り人形」

060624a

24-Jun-2006

一般公開初日です。1回には間に合わず、2回目、3回目を見ました。3回目が終わり、すぐ入り口に向かったら、4回目はすでに立見含み満席とのこと。さすがに初日はすげーな♪

公式「ハローキティのくるみ割り人形」
ENAK タカラヅカ+キティで目指せブロードウェー!

内容は、おぴゅーろ探検隊にENAKのSTAGE GRAPH風にまとめてみました。

初っ端、客席(上手側)から歌いながらダニエルくん登場、やがて幕があがりステージ上のキティ家に向います。ステージにベデオを向けていた皆さんが、一斉にダニエル君をビデオ追います(笑)。

最初からミュージカルモード全開♪

キティのアタマにボールがあたるシーンはストロボ+スローモーションを使い、ボールの当る瞬間を効果的に見せています。このときのキティさんの動きが、実におまぬけさんでラブリーです。

くるみ割り人形の声が樹里咲穂さん、くるみ割り人形...といってもビジュアル的には兵隊姿のダニエルなので、普段のダニエルの声に慣れてしまっていると最初は違和感があるかも。でも、ダニエルじゃなくてくるみ割り人形ですもんね。王子様系のいい声です。

グランドフィナーレは、ロケットから始まります。そして小さな大階段(笑)があらわれ、ダニエルと男性ダンサー、女性ダンサーとキティの御両親、キティミミ」のデュエットダンス、最後にパレードとなります。

フィナーレは宝塚風というよりも、宝塚そのもので、ただ、踊っているのがキティさんたちというだけの違い。振りも衣装もまざに宝塚、でも見た目はジェンヌさんとは対極のずんぐりむっくりのキティさんというギャップがスゲーおかしくて、思わず笑っちゃいました。でも、こーゆーのが見たかったわけで、よくぞやってくれてありがとうって気持ちです。

芝居で使われていた曲がフィナーレのBGMになります。宝塚の1本モノの芝居のフィナーレと同じなのですね。
(フローレンスは、芝居とショーの2部構成のような雰囲気でしたが、くるみ割り人形は見事に1本モノになってました)

35分のなかに、笑いあり涙ありアクションありダンスあり歌ありおまぬけあり...と、うまいこといろんなものが詰まっていているので満足度高いです。

※本日の2回目、最後列で小池先生ご観劇でした。お客さんの反応を見て、多少演出がかわるかもしれないですね。

※エントランスのモニターで記者会見の模様が流れています。小池先生、樹里咲穂さん、若央りささんのコメントが聞けますが、かなり音を絞っているで、モニタの真下でもよく聞き取れません。Web上で公開してもらえるといいな。

ブログで検索「ハローキティのくるみ割り人形」

| | Comments (63) | TrackBack (0)

June 24, 2006

エムズクルー「アイノキセキ」

エムズクルー
21-Jun-2006
劇・小劇場

060621a


精神病院を追われるように退院した中年男・茂木孝弘と、それを仕向たらしい元患者の女・寺西圭子。二人の暮らしとそれを支える弟・茂木洋二と彼の愛人・野宮貴子。彼らの過去。
彷徨を余儀なくされ、孤絶を深めながら、それでも他者を求める想いと寂しさと、二人の行方を見据えた(大人で昭和な)「愛」の物語。

中央に舞台、両側に客席が設置されていて、舞台を客席から見るというよりも、現実の出来事を覗き見しているような感覚でした。
茂木孝弘と寺西圭子は、特に茂木孝弘は時折見る幻覚に恐怖し、死への衝動にかられることもあるが、自分が精神を病んでいる(いた)ことを自覚しており、それでもなんとか二人で生きていこうとする姿は健気に感じる。一方で、二人を見守る弟が、あるとき、兄に対して本気で感情を爆発させる(殴りかかろうとする)ところ、二人の住むアパートの隣人に警察官が、弟の愛人を強姦しようとするところでは、人間の心の中の狂気を垣間見るようで、恐かったです。

人間、誰しも心の中に狂気を飼っており、いつ豹変するかわからない...これは恐い。

精神病院の医師と看護婦が、怪談話で盛り上がるくだり、2時間10分の上演時間のなかで唯一のおちゃらけたシーンで、そのときは異質な感じがしましたが、見終わってみると、怪談やらお化けよりも本当に恐いのは現実の人間だというメッセージだと思いました。

蛇足ながら、怪談噺を通して、実は人間の心の中の恐ろしさを描いた三遊亭圓朝は、やっぱりすげーな、と思いました。

最後は、園まりの「逢いたくて逢いたくて」をBGMに終幕。まるでこの芝居のために作られたと思えるほどぴったり。帰りに「逢いたくて逢いたくて」のCDを買っちまったです。多分、今週のMy Best Songだな(笑)

迫力と恐さで圧倒され、園まりの歌で救われた芝居でした。

蛇足その1
野宮貴子役の方、どっかで見たことがあるなあと思ってたら「恋のから騒ぎ」に出てた斎藤萌子さんでした。

蛇足その2
対面の席の方のリアクションが目に入ってきます。激しいリアクションの方が居ると、とっても面白いですね。あと、ミニスカートの女の人がいなかったので芝居に集中できました。

蛇足その3
コロッケ食べるシーンあり。うまそー。空腹にはこたえたです。

ブログで検索「アイノキセキ」

おまけ 駅でお出迎え中のネコたん♪
060621b_1

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 20, 2006

水性音楽「空に消える時」

水性音楽
17-Jun-2006 19:30
サンモールスタジオ

060617c

この日、昼間は宝塚宙組15:30-18:30の回を観劇。18:30に日比谷出発で間に合う公演を捜したところ、目にとまったのが水性音楽「空へ消える時」

で、ネットでどんな評判なのかリサーチしてみたのだけれど、意見がいろいろ分かれていてよくわからない。それでもチケット売れ切れの回がでているということなので、それなりに面白いだろうと考え、@ぴあで購入。

で、初・水性音楽だったのですが...

行って大正解♪

おはなしは...


 とあるバンガローに、管理人見習としてやってきた熊沢アカネ。彼女は以前、客としてこのバンガローに来たことがあった。
話は、はじめてアカネがやって来た時にさかのぼる。

 失恋の傷心旅行で友人とバンガローにやってきたのだが、どうもフシギなことばかり起きる。交通事故で死んだと思っていた友人が無傷であらわれたり、殺人現場を目撃したがために呪いにかかってしまった男4人組がいたり、殺されたはずの女があらわれたり...おまけにこのバンガローにはトイレが広場にひとつあるだけ。

このバンガローは、実は人が死んで天国へ行くまでの間をすごすための場所であった。アカネの過去が次第に明らかになる。

アカネは親友のリエコを殺し彼女の恋人を奪うが、やがてアカネもその恋人に捨てられる。一回目の旅行は、その傷心旅行であったが、来る途中交通事故にあい、生死をさまようが、アカネは生還でする。そして2回目は、友人を殺した罪悪感に耐え切れず自殺をしてバンガローにやって来た。

しかし、運命は彼女が死ぬことを許さなかった。先に死んでいった友人たち、殺した相手のリエコでさえも、彼女に生きろという。しぶとく生きることを誓うアカネだった。

「しぶとく生きることを誓う」というと、とっても前向きなEndingのように思えるのだけれど、友人殺しの罪を一生背負って生きていくことに他ならない。それでも生きることを選んだアカネ。なかなか深いなあ。

三拍子のPianoをBGMにアカネが独白するくだりは引き込まれましたです。

前半はコメディな雰囲気だったので、こんなシリアスな結末が待っているとは予想していませんでした。お笑い一切無しでもよかったんじゃないかな、と思えるくらいアカネの独白のシーンはよかったな。

ブログで検索「空に消える時」

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 19, 2006

ブルースな日々・Oh!神様

パンプランニング
18-Jun-2006 13:00~
六行会ホール

060618

なんだか、生まれて初めて京急に乗ったぞ(笑)


演劇とは、造り手と観客が、同時に同じ空間でイメージを思い浮かべて遊ぶ、格調高いゲームだと思います。
具体的な物は何もない空間で、俳優とコーラスと観客によって楽しむイメージプレイ。
古今東西、類を見ない音楽劇「ブルースな日々」シリーズはそういう思いで創られました。

さて、今日は公演の初日。
1ベルも鳴り終わり、座員達は何時に無くソワソワ・ドキドキ。
それもそのはず、冒頭のギャグが思い付かない座長は壁に頭をぶつけながらギャグを捻り出そうと一生懸命。
やがて本ベルが鳴り、オーバーチェアが始まる。
座長は、舞台に出るのを嫌がり逃げ惑う...さぁ幕は上がるのか!

ナレーション&BGMがすべて舞台後方に居るキーボード&ギター&コーラス(女3 + 男1)による生演奏。
場面転換ではコーラス隊が前面に出て歌ったりします。このコーラスの使い方、NHK教育テレビの子供向け音楽系番組的な雰囲気があります、歌ってオドロンパハッチポッチステーションのような匂いっていうんでしょうか。

映画で、本編のスチルをバックにしてエンドロールっていうのがよくありますが、それを舞台でそのまんまやってました。コーラス隊の歌をバックに、暗転~ストップモーションでシーン再現~暗転~次のシーン再現...といった感じ。

再演(再々演かな?)のようですが、今回は「当日券あり」で、客席も6~7割程度の入りだったと重います。最前列センターで見たですが、最前列は3人しか座ってなかったです。こんだけレベル高い舞台なのに、なんかもったいないなあ。もっと宣伝して客いっぱい入れたらいいのに...と、思いましたとさ。(あえて大々的に宣伝しなかったのかな、適度に空いていて見やすかったけどさ(笑))

ブログで検索「ブルースな日々 Oh!神様」

| | Comments (61) | TrackBack (0)

June 18, 2006

萌えキティ♪

ハローキティとくるみ割り人形」公開一週間前ということで、

演出:小池修一郎
音楽:太田健
衣装:有村淳

...と、おなじスタッフが参加している

宝塚宙組・東京公演「Never Say Goodbyeーある愛の軌跡ー」に行ってきました。

2回目の観劇(1回目は大劇場公演)ですが、舞台は確実に進化してました。群集シーンのコーラスも迫力さらにアップしてましたし、お話もよくできてるし、こーなると否応なしに「ハローキティとくるみ割り人形」も期待してしまうわけでございます(笑)

Never Say Goodbyeーある愛の軌跡ー」の感想は、またあらたて...ということにして、寄り道した西銀座のサンリオGGで見たのが、
060617a
思わず店頭で吹き出しちまいました。

(店頭ではMサイズしかなかったけど通販だとXLまであるので、ビッグなお友達もノープロブレムなのだな)

| | Comments (69) | TrackBack (2)

June 16, 2006

「ハロ-キティのくるみ割り人形」その2

060616

某ブログを見ていたら、


キティーとくるみ割り人形』で
キティーちゃんと共演!!

樹里咲穂さんがくるみ割り人形の声の主だそうですね。
そんでもって、野沢聡さんが悪役レザー・ラッツ(の声)だそうですね。

初日はやっぱりじゅりぴょん、おピューロに来たりするんでしょうか♪
だったらスゲー行きたいぞう。

...っていうか初日の6/24の夜は「ミー&マイガール」なんだよなあ...
多摩センター~日比谷のはしごでせうかね(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 15, 2006

東京メロンパン

きてぃはメロンパンがすきっ!

060615

秋葉原のドンキホーテの前のメロンパン屋さんにいました。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

June 13, 2006

日本 VS オーストラリア

日本が負けてショックで悔しくて眠れなかったおともだちが多かったようですが、うちのくまさんの場合、逆転してから怒涛の攻撃のオーストラリア選手がすげーかっこよく見えたので、

「そーだ、いまからオーストラリア人になろう」

と思ったら、なんだかその後のサッカーは、すげー盛り上がったです。
少なくとも、オーストラリア戦の日本チームは、まったくチャンスを生かせなかったし、情けないので応援するには値しないでしょ♪

次回はクロアチア人になるのだろーか(笑)

060613

※写真はイメージ画像です。ってなんのイメージなんだろ(笑)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 12, 2006

もざいく人間「新宿学園王」

もざいく人間
11-Jun-2006 18:00(千秋楽)
しもきた空間リバティ

060611a

昼間、三鷹芸術文化センターで「帰れない二人」を見たのですが、チラシの束のなかにあった劇団宝船の次回公演「坩堝」、出演者が決定とある。で、そのなかにバジリコ・F・バジオの田中あつこさんの名前を発見。「そーいえば、今週、下北沢でモザイク人間に客演してたっけなあ」と思いながら「帰れない二人」を見てたら、意外に早く終わったので下北沢へ直行しますた。


どうでもいい小ネタと共に、半ば強引なストーリー展開!
新宿に響き渡る前例無き学園ストーリー!

そこは、日本中の力自慢達が集う夢のハイスクール。
学生達はさらなる極みへ到達せんと己の体を苛め抜き、都会の欲望に負けることなく地獄の試練を重ねていた。
目指すは学園王の称号。
そしてその称号を手にした者は、富と欲望の町「新宿歌舞伎町」を支配する伝説の力を得るという。
さぁ若人よ!
幾多の試練を乗り越え、学園王を目指すのだ(笑)!

動く役者!先走るセリフ!泣く子も黙る臨場感!
セクシーな俳優人による豪華ラブボイスを、あなたの耳元にお届けします!

おバカの極みというか、「炎の転校生」の世界(笑)。あの世界って舞台化できるんだなあ、びっくりびっくり!
主人公は地獄の特訓で身体を鍛えていきますが、観ている側は笑いすぎて腹筋が鍛えられました。

田中あつこさん、キティさんと怪獣ブースカを足して2で割ったような雰囲気で大ファンなのですが、田中さんがフツーに見えるくらい、全員ぶっとんでいたです。

ミュージカルシーンもあり。これが結構レベル高い。期せずして学園モノを連荘で見ちゃったのですが、前日見た聖ルドビコ学園の「ひめゆりの花を揺らす風」よりもミュージカルシーンに限れば、声のでかさとインパクトの強さで上を行ってたかもしれない(笑)

ブログで検索「新宿学園王」

| | Comments (73) | TrackBack (1)

June 11, 2006

聖ルドビコ学園「ひめゆりの花を揺らす風」

聖ルドビコ学園
10-Jun-2006 19:00
サンモールスタジオ

060610a


【あらすじ】
 聖ルドビコ学園は、規律厳しいお嬢様学校。
この生徒会は、会長を中心にやたらと不思議な出来事に遭遇します。
シスターや先生、姉妹校の男子校・聖アントニオ学園の生徒達まで巻き込んで毎回毎回大騒ぎ!
さて、今回は、高校3年生になった会長たち、生徒会上級生の3人が修学旅行で沖縄へ向かいます。
現地で戦争の跡地をめぐり、ひめゆり学徒達の残した手記を読んでいると、会長に異変が・・・。
会長は見えない誰かと会話をし、突然倒れこんでしまいます。
気がつくとそこは、1945年の沖縄。
外科壕の中で少女たちが姫ゆり学徒として献身的に働いていました。
戦争の真っ只中です。
外に出るのもままならない状況の中、笑い声の響く外科壕。
ひめゆり学徒達と傷だらけの兵士たちには一つの楽しみがあったのです。

それは、一人の少女が書く物語を読むこと。

人々は彼女に代わる代わる、この戦争が終わったらしたいこと、果たせなかった夢の話をします。

きれいな着物を着てうたって踊りたい。
素敵な人と恋がしたい。故郷においてきた恋人にもう一度会いたい。

人々の話を聞いて彼女は物語を作ります。

 ひめゆり学徒達は夜になると出かけるところがある。
 そこはきれいな着物を着た美しい遊女たちが毎夜うたって踊る遊郭。
 「兵隊さんのお薬を買うの」と、そこで働くようになる学徒たち。
 ある日、神風特攻隊員の男が近くに不時着したということで、この遊郭に通うようになる。
 彼に恋する少女。しかし彼には故郷に残した恋人がいた。
 彼を追いかけてやってきた女との恋の微妙なすれ違い・・・。 

ありえないけど楽しいそのお話に耳を傾ける、その時間だけが人々の心安らぐ時間であった。
しかし、戦争はそんなささやかな時間でさえも奪っていく。
悲惨な現実を受け入れられなくなった少女はいつしか、その物語の中で生きているかのようになり・・・。

えんげきのページStage of the dayより

そして男は再び特攻として出撃、散っていきます。ひめゆり部隊は解散、しかし逃げ場はなく多くが死亡。
数少ない生残りの物語を書く少女(桜木さやか)は、物語を通して後の世にこの戦争の話を残すことを誓い、彼女の語り1945年編は幕を閉じます(ここの語り、泣けます)

再び現代、少女の書いた物語は、生徒会長の手に渡ります。こうして「ひめゆり」の話は永遠に語り継がれて行く...


で、お話の大部分は物語を書く少女(桜木さやか)の描いた、遊郭の話になります。
不時着し記憶を失った特攻の生き残りの海軍少尉が忍、彼を追いかけて沖縄にやって来た紅緒と蘭丸...と、「はいからさんが通る」風に味付けしています。

遊郭のシーンで、ベテラン組が新人教育するくだりで突然エリザベート、ゾフィの「皇后の勤め」の替え歌で「遊女の勤め」(笑)上谷佳澄ゾフィに蒼明希シシィ、and林フランツといったとことろ。これが意外にもピッタリというか、ハプスブルク家も遊郭も女の戦いがあるって意味じゃかわらねえんだな。(まじめに"遊郭版エリザベート"っていうのはアリなんじゃねえかと思いますた)

遊女のロケット(ラインダンス)もありました。ただ足上げてるだけといえばそのとおりですが、足の上げ方・スピード、足先までピンと伸びてるか...など、結構人によって差があるもんですが、上谷佳澄さんの上げっぷりが見事でした。(上手い人って、つま先が天空まで伸びていくように見えるですよね♪)

上谷佳澄さんのプチ演芸コーナー(小梅太夫のチクショーってやつでで、科白はアドリブみたいですね)が秀逸。

個人的には、遊郭エリザベートのシーンだけで、チケット代の元とった感あり(笑)

ブログで検索「ひめゆりの花を揺らす風」

| | Comments (9) | TrackBack (0)

June 08, 2006

座・キューピー・マジック「ルームメイト」

座・キューピー・マジック
4-Jun-2006
劇・小劇場


060607

30歳を目前にした美津子と千恵子は仲のよいルームメイト。ある深夜、占い師である美津子の姉が訪ねてきて「この部屋の中で霊が異常繁殖してるわ!」と宣言。調べてみると霊を呼び寄せていた原因は千恵子にありました。その哀しい理由とは……。

もうすぐ夏、ちょっと早めの幽霊話。

この世への未練のせいで成仏できないのが幽霊、その未練が呪いや復讐となると怪談話になるし、残された人への想いで成仏できないとファンタジーになるですね。で、今回の芝居はおもいっきりファンタジーです。

詳しい内容はネタバレになっちゃうので書けないけれど、冒頭の15~20分は、まだ「これからどーなるのかな?おもしろいのかな?」と、こちらも様子をさぐりながらの観劇、しかし哀しい理由が次第に明らかになっていくくだりは見入っちゃいました。

実際に涙は流さなかったけど、心の中では泣いたね♪

ブログで検索「ルームメイト」

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 06, 2006

「やわらかい服を着て」

シリーズ「われわれは、どこへいくのか」③
4-Jun-2006
新国立劇場

060604a

月影瞳さん出演というだけの理由で、どんな芝居なのかもロクに見ないでチケットとったのですが、

イラク戦争開戦前夜から現在までの、とあるNGOグループのメンバーたちの骨太青春群像劇

とのこと。「重たくておしつけがましい主張があったらイヤだなあ」と一抹の不安があったのですが、杞憂でございました。

腹は減れば喉も渇くし、恋の悩みはあるし、洗濯はしなくちゃならない(笑)。これはNGOの話ではなく、時には面白おかしく時には熱く真剣な、あくまでもNGOの若者たちのお話なのですね。

仕事と活動、人間関係、意見の衝突...さまざまな葛藤があります。大きな組織ではない家族のような小さな団体だから、人間関係の歪がそのまま活動に影響してしまうのですね。そして解散の危機が訪れますが、最後にはなんとか個々が折り合いをつけ、心を一つに活動を再開するまでを描いています。

「...と、彼らはこのような結論を出したのです、おしまい。」それ以上のことは強く語らず。「この芝居を通じて。どう感じるかはみなさんの自由ですよ。」ってな具合が絶妙でした。

芝居の中で、イラクの子供達の描いた絵入りのチョコレートの包装をするシーンがありましたが、実際にロビーで日本イラク医療支援ネットワークの方が、そのチョコレートを売っていました。芝居の世界と現実の世界がシームレスでつながってきます。こーゆー活動のこと、何も知らなかったんだなあとちょと反省。

さて、月影瞳さんなのですが、キャリアウーマンでキップがよくてプライドは高いけれど、それゆえに悩みを自分のなかに抱え込んでいつしか耐え切れなってしまうような弱さもあったりするんだろうなあ...って感じで、はまり役だったと思います。カーテンコールで舞台に飛び出ておじぎをする動きがきびきびしていてホントに軍人さんのよう。「確かに『ぐんちゃん』だ」と実感(笑)。かっこよいですう♪

ブログで検索「やわらかい服を着て」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

June 01, 2006

繭から6

絹産業
31-May-2006
しもきた空間リバティ

060531

テーマは「寮生活」

オープニング映像は、「プロジェクトA」のテーマ曲をBGMにお二人の学生寮生活時代の写真。
志の吉さん、ヤンキーというか、けっこう悪かったようです(笑)

新作編
立川志の吉
「1年ゴミ、2年人間、3年神様」、男子寮に入った1年生の内藤君の恐ろしくも愉快な日々。3年生の命令は絶対。部屋に何人はいれるか実験させられたり、風呂場でプロレス好きの先輩にブレンバスターをかけられたり...。
ほぼ実話とのことで、ハタからみると大笑いですが、当人にとっては恐怖だよなあ(笑)

神田京子 講談「神田京子物語」
学生時代、英語の暗唱大会での優勝をきっかけにアナウンサーを目指し上京するも断念、講談師の道へ。ターゲットは世界。英語で講談「浦島太郎」。やがてソロモン諸島のピーターさんと結婚。師匠・神田陽子が弟子・神田京子物語を語るという設定でした。

この英語の「浦島太郎」が、ものすごくわかりやすい英語&ボディランゲージありまくりでおかしかったです。

そーいえば、神田陽子先生、神田松鯉にかわり日本講談協会会長に就任したそうですね。おめっ!

古典編
立川志の吉 まんじゅうこわい
新作での、悪かった学生時代のイメージが残ってるせいか、ミョーにおもしろいまんじゅうこわいですた。

神田京子 明治白波女天一坊・爆裂お玉
神田京子さん、仕草とか動きとか表情など、声にならない部分がとても魅力的、おもしろいです。CDじゃなくて、VIDEO・DVD向きの講談師さんだと思います。あと、お師匠さんの陽子先生にも共通してますが、高座にあがった瞬間に、会場全体を明るくする華がありますね。

最後はWinkの「悲しき熱帯魚」をBGMに、フリ付フリートーク。
前回同様、サビの「はろ~うぇ~ぃ」(...って「Heart on wave」だったのですね♪)の部分にくるとトークから一転、フリつけて歌うですのですが、サビ前の、フリのことでアタマがいっぱいで、心ここにあらずなトークがメチャクチャおかしゅうございました(笑)

平日だと、直前まで行けるかどうかわからないので、毎回当日券@2000円なのですが、この会は、毎回満足度が高く、2000円は安いです。

ブログで検索「繭から6」

| | Comments (72) | TrackBack (4)

« May 2006 | Main | July 2006 »