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June 06, 2006

「やわらかい服を着て」

シリーズ「われわれは、どこへいくのか」③
4-Jun-2006
新国立劇場

060604a

月影瞳さん出演というだけの理由で、どんな芝居なのかもロクに見ないでチケットとったのですが、

イラク戦争開戦前夜から現在までの、とあるNGOグループのメンバーたちの骨太青春群像劇

とのこと。「重たくておしつけがましい主張があったらイヤだなあ」と一抹の不安があったのですが、杞憂でございました。

腹は減れば喉も渇くし、恋の悩みはあるし、洗濯はしなくちゃならない(笑)。これはNGOの話ではなく、時には面白おかしく時には熱く真剣な、あくまでもNGOの若者たちのお話なのですね。

仕事と活動、人間関係、意見の衝突...さまざまな葛藤があります。大きな組織ではない家族のような小さな団体だから、人間関係の歪がそのまま活動に影響してしまうのですね。そして解散の危機が訪れますが、最後にはなんとか個々が折り合いをつけ、心を一つに活動を再開するまでを描いています。

「...と、彼らはこのような結論を出したのです、おしまい。」それ以上のことは強く語らず。「この芝居を通じて。どう感じるかはみなさんの自由ですよ。」ってな具合が絶妙でした。

芝居の中で、イラクの子供達の描いた絵入りのチョコレートの包装をするシーンがありましたが、実際にロビーで日本イラク医療支援ネットワークの方が、そのチョコレートを売っていました。芝居の世界と現実の世界がシームレスでつながってきます。こーゆー活動のこと、何も知らなかったんだなあとちょと反省。

さて、月影瞳さんなのですが、キャリアウーマンでキップがよくてプライドは高いけれど、それゆえに悩みを自分のなかに抱え込んでいつしか耐え切れなってしまうような弱さもあったりするんだろうなあ...って感じで、はまり役だったと思います。カーテンコールで舞台に飛び出ておじぎをする動きがきびきびしていてホントに軍人さんのよう。「確かに『ぐんちゃん』だ」と実感(笑)。かっこよいですう♪

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