今年の聴き納め(落語会)
12月は観劇月間となってしまったため、寄席定席としては、結局、鈴本の11月下席(夜の部)主任・柳家喬太郎が聴き納め。
その1 12/29 栄助・天どん二人会 下北沢「劇」小劇場
14:00~16:10はOFF-OFFシアターでミノモザ「テーブルクロス」観劇、その後、新宿紀伊国屋の東京かわら版買いに行って、再び下北沢へ。なんだかなあ(笑)
えっと、「落語ジャンクション」の最終日です。
冒頭 3人で前説
春風亭栄助 生徒の作文
三遊亭天どん 噺家の復讐
柳家喬太郎 明日に架ける橋
仲入り
春風亭栄助 リアクション指南
三遊亭天どん 大晦日泥
睡眠時間2時間弱のツケがここでまわってきました(汗)。天どんさんの噺は、割と淡々と進むので、ところどころで意識が遠のいてしまいました。フシギにも古典落語ネタを折り込んだところだけは記憶がはっきりしてるのです。
栄介さんは、修道士のような髪型で登場。見た目で笑いとらなくても(笑)
「リアクション指南」は大笑い。熱湯をかけられたときのリアクション等を指南する噺なので、アクションは派手だし、大声出す部分も多いし、寝不足のときにはこーゆー噺がいちばん。
柳家喬太郎「明日に架ける橋」はいわずもがな。「劇」小劇場にふさわしく、多分に演劇的。新作の場合、女性の演じ方が、妙にリアルなので、落語の枠を飛び出して、一人芝居の領域に入り込んでいるように感じます。
その2 12/30 トンデモ忘念会 浅草木馬亭
そういえば、去年も聴き収めは、この会でした。12/29とは見事に客層が違うじょ(笑)
大入満席。舞台上・高座リングサイド席も特設されました。
瀧川鯉朝 書籍紹介「おれは宇宙人」「激写 ! ポルノ寄席」
立川談之助 漫談
快楽亭ブラック SM幇間腹
仲入り
立川談笑 ボビーのマジックショー
三遊亭白鳥 牛丼晴れ舞台
聞きなれたからかなのか、マクラも他の高座で聴いたことのある内容だったからかなのか、白鳥さんが至極まっとうに見えました(笑)
しかし、まともな古典がひとつもないなあ(汗)
<蛇足>
今年最後の古典は12月14「八王子駅前寄席」古今亭菊之丞の「二番煎じ」だった。
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