JACROW 「落下生」
JACROW
28-Jan-2007 14:30-16:15 アフタートーク有
劇・小劇場

つの話で構成された1つの話。 【結婚宣言】刑事たちによる職場の新年会。男が恋人を連れ、同僚に紹介したとき、なぜか動揺する先輩刑事。 2人が結婚宣言すると、思いとどまるよう説得し始める。恋人には秘密の過去があった・・・ 【離婚宣言】学生時代の友人が仲間夫婦の結婚記念日に集まる。しかしそこで告げられたのは2人の離婚宣言だった。思いとどまるよう説得し始める仲間たち。 2人の結婚には隠された秘密があった・・・ やがて2つの話は交差し、1つの話へと昇華する・・・ 2007年初春に送る第9回新作公演は、マンションのコミュニティスペースを舞台にした、2組の男女を取り巻く、サスペンス風味のダークロマンス。
ということで、二つのグループの話が交互に、そして時間も前後しながらやがて一つの話に収束していく構成が面白く、人間関係の謎が明らかになっていく過程は、確かにサスペンス風味(サスペンスではないけれど)で、最後まで飽きることなく見ることが出来ました。
でも、何か物足りないのですね。
・人間関係は複雑だったけれど予想の範囲内であった点。
二股をかけていた"みか"も、誘拐犯であった"けいこ"も、「ああ、やっぱりね、最初からあやしそうだったもん」って気がするのです。善良な第三者にしか見えない"たっつん"が実は事件の黒幕だったとか、"けいこ"と"あこ"がレズだったとか、"あだち"くんは実はイラク人でピザ屋に化けて自爆テロしかけに来たとか(笑)...もっと意外性があればなあと思います。
・事実が明らかになった後の、登場人物の行く末があまり描かれていない点。
たとえば衝撃の事実を乗り越えて生きていく決意をするとか、あえて修羅の道を進んでいく姿を描けば、感動につながったのではと思います。トリックの解明が中心の推理小説よりも、横溝正史のようなドロドロした人間関係が明らかになっていく推理小説のほうがドラマとしては面白いのではないかと思っちゃうのでした。














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