黒色綺譚カナリア派「宵語り リュウカデンドロン」
黒色綺譚カナリア派
3-May-2007 19:15~21:00
名曲喫茶ヴィオロン
8月にひかえた第7回公演「リュウカデンドロン」(ザ・ポケット)の物語を、本編では登場しない登場人物、全く別の人々の視線で語られる、
「リュウカデンドロン」ってなんだろ?と思っていたのですが、これ、サーカスの話なのですね。
今は無きサーカス団の思い出話。
天辺の子(升ノゾミ)(サーカス小屋の精のような存在かな?)に語られる4人の思い出話。
・ドーナツ(斎藤けあき)
サーカスの支配人に恋する喫茶店の女店員の話
・入れぬ男(芝原弘)
サーカス団に入りたい少年の話
・書く道化(吉川博史)
若い道化師が見たサーカス団の顛末
・綱渡る女(山下恵)
愛されることを知らない綱渡りの女の話
本公演を見た後で、再度、音だけで聞いてみたい気がします。実はCD化して、本公演の予約特典にしたり物販したりする計画があるのじゃないかと密かに期待しているのであります。(小説化もよいかもしれません)
実は、この日、お江戸日本橋亭にて鈴々舎馬桜独演会(15:30~17:45)の後、阿佐ヶ谷へ移動したのですが、開演後しばらくは落語モードから朗読モードに頭が切り替わらなくて、頭が混乱しました。
上下(かみしも)切らないところとか、完全口語体でないセリフの言い回しか、地かたりとセリフのトーンの差が落語と異なるところとか、朗読している役者さん=物語の登場人物なのか?...など、余計な部分が気になって、声は明瞭に聞こえてくるのに、その世界を映像として頭のなかに構築できない状態。
落語・講談の場合、セリフの部分では、その登場人物になりきって演じられるのに、朗読の場合、声はその人物になりきっていても、見た目は"本を朗読している人"なので、視覚から構築される世界と聴覚から構築される世界の差がどうしてもひとつにならないようだ。
途中から眼つぶって声だけ聞くようにしてからは、それまでの混乱がウソのように、すんなり物語の世界に入っていけたのです。視覚の情報が想像力の邪魔をするって、あるのですね~
っていうか、似て非なる話芸のハシゴは控えよう(笑)
蛇足ながら、ラピュタ阿佐ヶ谷で、
「昭和の銀幕に輝くヒロイン 加賀まりこスペシャル」
だそうです。行かなきゃ~♪
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Comments
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Posted by: | May 18, 2007 02:57 AM
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Posted by: | May 18, 2007 12:12 PM
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