« 六月大歌舞伎「妹背山婦女庭訓」 | Main | 六月大歌舞伎「元禄忠臣蔵」御浜御殿綱豊卿 »

June 25, 2007

東宝「レ・ミゼラブル」

東宝
24-Jun-2007 12:00~15:15 2F-A-10
帝国劇場

Corich公演情報

070624a

ジャン・バルジャン別所哲也
ジャベール今拓哉
エポニーヌ新妻聖子
ファンテーヌ渚あき
コゼット辛島小恵
マリウス山崎育三郎
テナルディエ徳井優
テナルディエの妻森公美子
アンジョルラス原田優一

今期最初のレ・ミゼラブル。
渚あきファンティーヌ初挑戦ということで、この回をチョイス。

 渚あきさんは見るからに幸薄そうで雰囲気がファンティーヌにぴったり。歌は、やさしい歌い方なので迫力には欠けるのだけれど、最後に天国からあらわれたときの歌は、ホントに霊魂が歌っているようでした。(この人、年齢不詳なところがあるので、コゼットやエポニーヌやっても違和感が無いのじゃないかな)

 コゼット役の辛島小恵さん、歌声がキレイだなあと思っていたら、桐朋学園の声楽科卒だそうで。聡明で芯の強いコゼットでした。マリウスって、所詮は革命の最中に色恋に迷うヘタレ野郎なので、"しっかり者のコゼット"が似合うと思います。

 エポニーヌ、劇中では少年に間違われる設定なのに、それにしては新妻聖子さんは上品で女の子っぽすぎるように感じました。歌はさすが。微妙にうねるような歌い方は好きだなあ。

 森久美子さんは、お尻のようなお胸で迫力満点。ちっちゃな徳井優さんと夫婦役っていうのは、よいコンビネーション。でも、その二人から新妻聖子みたいな子が生まれるって世界の七不思議(笑)。

「On my own」と、ラストの「民衆の歌」の曲がはじまった瞬間に、条件反射のようにウルっときてしまうのはなぜだろう。とても不思議なのでございます。


次回は7/21夜、8/19夜を予定。

ブログで検索「レ・ミゼラブル」

|

« 六月大歌舞伎「妹背山婦女庭訓」 | Main | 六月大歌舞伎「元禄忠臣蔵」御浜御殿綱豊卿 »

演劇」カテゴリの記事

Comments

そんなに行くんでつかぁ〜
それにしても、ほとんど違うキャストの日を選んでまつね
他のミュージカルでも、必ずウルウルな決まった所ってあるよね〜

Posted by: ☆あいか☆ | June 26, 2007 11:02 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 東宝「レ・ミゼラブル」:

» 帝国劇場とは [帝国劇場]
1911年(明治44年)3月1日、日本初の洋風劇場として開場した旧帝国劇場。 [Read More]

Tracked on June 27, 2007 10:08 AM

« 六月大歌舞伎「妹背山婦女庭訓」 | Main | 六月大歌舞伎「元禄忠臣蔵」御浜御殿綱豊卿 »