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August 2007

August 30, 2007

エムズクルー「火あそび」

エムズクルー
29-Aug-2007 19:35~21:25
麻布die pratze

Corich公演情報

070829


 「『別荘一棟全焼、死者4名』
湖をいだく、山あいの地方都市。地元の有力企業久谷工務店の妾腹の次男・清二はある日忽然と姿を消す。清二は自社の談合告発を計画しており、その計画は久谷工務店長男・義明と腹心の平にギリギリのところで阻止される。そして清二の妻・時子は、清二の親友・伊関と情交重ねていたが関係が露見してしまう。義明は清二を事故に見せかけて抹殺する計画を立て、伊関と時子は清二を殺意をもって湖に突き落としてしまう。それから半年経っても、死体はいっこうに発見されない。事件はは表面化しないままだった。しかし久谷工務店社長の逝去を機に、再び談合告発の資料が送りつけられ、義明と伊関の携帯に清二からの着信が入るようになる。不安に揺れながら、表面上は決して増水することのない湖のような、町の閉塞感は台風の夜に解き放たれていく。『不在』の中、残された者たちは暗い『しあわせ』へと一気に欲望を加速させていくのだった。」重厚なスタイルのお芝居、死んだはずの男ははたして。
 「映画監督でもあり、映画『陰陽師』や数多くのMVも手がける映像作家の蠱惑的な映像と、ジャズをはじめ音の遊びと、うねるような独特の叙事的なセリフ回しが、独特な世界をつくります。この語り口をこそが見どころです。濃さと、湿度と、謎と暴力、蛇行する物語を、体感してください。エムズクルーを観劇するのは、ほぼスポーツかもしれません。」

~演劇交差点より~

 海外モノのミステリーを、日本に置き換えたような雰囲気で、東海テレビ制作でフジテレビ系列で13:30から放送したらすげーおもしろいんじゃないかという気がしました。
 全体にとてもハードボイルドで、しかもBGMがハービーハンコックのカンタロープ・アイランドというのが、海外モノと思わせる要因かもしれません。

 果物ナイフで刺そうとするシーンがありましたが、あれ、本物では?(刃は落としてるかもしれないけど)

 「謎と暴力、蛇行する物語」とは、その通りで、最初は謎だらけ。その緊張感がたまらないのですが、少ない情報をなんとか結び付けようと頭の中は大忙し...これがスポーツってことかも(笑)

 「うねるような独特の叙事的なセリフ回し」、随所に登場人物がいきなり一人語りになるシーンがあり、その言い立ては「金明竹」や「大工調べ」のごとく、聞いていて気持ちが良いので、つい内容そっちのけで堪能してしまいました。結構重要なことを言ってるっぽいです。

 話が話だけに、殺害するシーン、言い争い・取っ組合いのシーンがあるのですが、これが実にリアルで恐い。派手に争ってるわけではないのですが、殺意を抱いた人間の恐さがビシビシ伝わってきて恐いのです。最前列だったので、ちょっと身の危険を感じる恐さでした。

クタニヨシアキ 板倉佳司
トキコ 斎藤萌子
イゼキ 黒川龍市
ヒエタノブヒコ 原田紀行
イセタカコ 松井裕子
ヒライケコウイチ 松原寛
タイラ 銀座吟八
タケウチハルコ 果月英子
ノガミイチロウタ 薬袋一久
オオタキテツヤ 瀬尾圭司
オンナ 野田美華
 
作・演出・美術 南英司
舞台監督 小野八着
照明 ミゾカミクニコ
音響 川口博
音響オペレーター 鈴木悠真
映像制作・宣伝美術 金海初芽

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August 26, 2007

月蝕歌劇団「寺山修司-過激なる疾走-」

月蝕歌劇団
25-Aug-2007 19:00~21:10 1F-A列-18番
紀伊国屋ホール

Corich公演情報

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 舞台左右と中央に階段といういつものセット。正面に赤い鳥居。そして中央に特設の張り出し舞台。
紀伊国屋ホールといえどスタイルを崩さないのですね。

 月蝕踊りと立ち廻り以外は、セリフ中心の止め絵のような場面が続きます。ちょっと退屈に感じる箇所がありました。見た目は丸尾末広のイラストのような風情できらいではないのですが、やっぱり続いちゃうとね。

 前回「花と蛇」よりも、さらにグダグダした部分が少なくなっているのは、ちゃんと芝居ができるメンバーを前面に持ってきてること、仁に合った役になっているからだと思われます。

 青年期の修司が黒蜥蜴X(実はメフィストフェレス)に出会い、過去と未来の自分を知り、将来自分が肝硬変で夭折すると死っても、その運命を受け入れ、志をもって生きていこうと決意するという話。少年期の修司に影響を与えた「明智小五郎」「少年探偵団」の世界や、彼の作品世界「大人狩り」「盲人書簡」等がオーバーラップするように描かれます。

 ベテランの大久保鷹さん、四天王寺紅さんは、当たりまえですが、ひとこと発しただけで舞台が締まりますね。
修司の母役の藤田美加さんが見事はまり役。実年齢は結構若いと思いますが、陰のある母親役が合ってました。
一ノ瀬さんは相変わらず青年役の似合う人ですね。
オンディーヌ美帆さんの歌が、舞台の雰囲気に合っていて素晴らしい。

以下、ヅカネタになりますが...

 母親の過度の愛情から逃れようと母を突き放す場面では、裏でメフィストフェレスが運命を操っているようで、エリザベートの「闇が広がる」が頭に浮かんできちゃいました。

 マシマ役(三島由紀夫)の保鳴美凛さんは、アッサリと薄~い雰囲気がヅカメイクしていないときの春野寿美礼に似ていますね。そのうえ今回、明智小五郎やら小林少年やら黒蜥蜴が出てくるものだから、宝塚花組「黒蜥蜴-明智居小五郎の冒険-」が重なってきて、保鳴美凛さんが、マシマなのに明智小五郎に見えてきてしまったです。

 合沢さんは、横顔と声がなんだか英真なおきっぽい。

 スギウラユカさま、こーゆータイプって宝塚に居ないかも?アンダーグラウンドな雰囲気があってよいですね。

(^o^)(^o^)(^o^)

張り出し舞台と、客席中央通路の演技が多いので、見やすさは中央通路より後方の席ですが、舞台際の席が好きな人もいるだろうし、今回のような全席指定の場合、同じS席でも、
・張り出し舞台前方(A~C列)
・張り出し舞台~中央通路
・中央通路以降
で、席種を分けた方がよいのじゃないでしょうか。

印刷パンフが数ページで\2000は高いなあ。

修司(中年期) 岡崎哲也
修司(青年期) 一ノ瀬めぐみ
修司(少年期)・トマトケチャップ皇帝他 笹生愛美
黒蜥蜴X 実は… 平良千春
黒蜥蜴Z・明智 合沢萌
黒蜥蜴C(盲人書簡の母) 三坂知絵子
小林少年 木塚咲
母 藤田実加
母(初老期) 四天王寺紅
A子 竹内のぞみ
マサコ しほの涼
夏美 他 美弥乃静
東武 有村深羽
杉作・まこと(「大人狩り」) 他 大島朋恵
黒蜥蜴A 他 天正彩
黒蜥蜴E 他 井万里きよあ
黒蜥蜴B 他 吉川明子
黒蜥蜴D 他 中村莉央
寺山本家の妻 山本貴子
塩谷 他 姫宮みちり
「大人狩り」の子供 他 藍山みなみ
若い劇作家・鏡売り 他 半澤香織
「大人狩り」の子供 他 安東彩
「大人狩り」の子供 他 高田ゆか
詩を読む少女 他 白永歩美
「大人狩り」の子供 他 川嶋恵子
「大人狩り」の子供 他 木村綾子
坂本のおばさん 加藤道子
鏡売り・まことの父・学生・戦友 橘みはる
にんじん 他 馬渕史香
高校の友人・学生・戦友 他 涌井大偉
看護婦・学生 下屋敷彩
犬神博士の助手・学生 他 原槙吾
美少年 渡邉創
「大人狩り」の子供 他 神崎七重
少女歌手 あや
田山・バイオリン弾き・学生 他 鈴木真理
寺山父の兄・下男・戦友 門田京三
犬神博士・編集長 スギウラユカ
マシマ・鞍馬天狗 保鳴美凛
シャンソン歌手(若い時) オンディーヌ美帆
シャンソン歌手(中年) PANTA
父 大久保鷹
 
脚本+演出 高取英
監修+音楽 J・A・シーザー


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新東京レビュー☆ルージュVol.3「メリーゴーラウンド☆トーキョウ」

遊々団ブランシャ
25-Aug-2007 14:00~15:30
紀伊国屋ホール

Corich公演情報

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 最近、レビューやらショーやらというのは宝塚しか見ていなかったので、このような非宝塚なレビューはとても新鮮でした。

女性らしさをストレートに出してるダンスを見ると、「宝塚って、やっぱり男役や娘役を演じているのだなあ」と実感します。

 舞台やTVで活躍しているダンサーさんも多いとのことで、確かに見たことがあるような方が何人かいました。どこで見たかは思い出せませんが。

 クレオジーケンバンドの「Opps ! Kitty chang」で踊る場面では、アバンギャルドなキティさんのかぶりもので登場(輪郭と耳リボンはキティさんで、顔は猫村さん風だったり、おめめキラキラ風だったり...)。

 オリジナルソングも多し。大人向けの歌謡ショー風の場面はよいですね。

 激しいダンスとセクシーなダンスが中心でしたが、しっとりとファンタジックなシーンがあってもよかったかなと思います。

 出演者にダンススクールの先生が居るのでしょう、客席に生徒と思われるチビっこが何人か居ましたが、あのSM風のセクシーダンスは大丈夫だったのか(笑)


★CAST★
田中浩子 / ☆NAOKO☆ / 高木千代美 / 丸山千文 / 須藤彩
AKIRA / 小橋玲子 / 春田真麻 / 内田有花 / YASUKO / 中嶋藍子
山崎舞子 / CHOCO / 武隈梨恵 / 上坂弥生 / 古池千明
ゲストシンガー:KANA(かな)(コンヴィック プロモーション)


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August 23, 2007

瑞泉赤ラベル

SPIRAL MOON

Corich公演情報

「おんわたし」(星組)
「おんわたし」(月組)

観劇アンケート提出者対象の抽選プレゼント、瑞泉酒造の泡盛・瑞泉赤ラベルをいただきましたです。

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さっそく飲んでみましたのですよ。

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口当たりがよく、しかも後味がとてもよいのでございます。

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宝塚歌劇団「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!」

宝塚歌劇団
19-Aug-2007 11:00~14:00 1F-3列-35
東京宝塚劇場

Corich公演情報

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詳しい内容はこちらで(ENAK STAGE GRAPH)

バレンシアの熱い花

 スパニッシュで、怪傑ゾロ風コスチューム、三銃士。男役三人並んだらそりゃあ宝塚的にも格好よいってもんですね。

 陽月華のマルガリータは男前。レジェンド・オブ・ゾロのキャサリン・ゼタ=ジョーンズ並みに格好よい。剣片手に大立ち回りするような役も似合うんじゃないでしょうか。ぜひ見てみたいものです。

 悠未ひろのルカノール公は、悪役の色気と貫禄十分。

 和音美桜は相変わらず歌上手すぎ。前作・前々作は男まさりな役だったけれど、お姫様系の役も意外に似合うのだな。

 フェルナンドは、仇討ちの大望を悟られぬよう遊び人を装っているのですが、大和悠河だと遊び人になりきれていないように感じます。ロドリーゴの方が大和悠河のキャラにはあっているのじゃないでしょうか。

 復讐劇ですから、仇を殺して能天気にメデタシメデタシとなるよりも、成功の影に犠牲(シルヴィアの死・イサベラとの別れ)があってしかるべきとは思うのですが、なにもシルヴィアの死で幕切れにしなくてもよいのでは。冒頭のダンス削ってでも、大団円になるようなエピローグをつけて欲しいなあ。

宙 FANTASISTA!!

 開演前、劇場全体に星空が映し出されプラネタリウムのようになります。これは綺麗。

 客席降りした陽月華が、毎度の事ながら、愉快な小芝居をしてました。

 既成曲の宝塚風アレンジが、今回ツボで、ナイトショー風の「Venus(タッキー&翼)」、懐かしい「宇宙のファンタジー」に「スカイハイ」。もっとも「スカイハイ」は鳥人間コンテストで墜落する飛行機とミル・マスカラスの顔が浮かんできて妙ちきりんな気分でしたが(笑)

 新主演コンビのキャラに相応しく、勢いがあって楽しいショーでした。

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August 19, 2007

黒色綺譚カナリア派「リュウカデンドロン」サーカステントか幼馴染の赤いスカート

黒色綺譚カナリア派
18-Aug-2007 19:00~20:40
中野ザ・ポケット

Corich公演情報

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 板垣桃子さんの圧倒的な迫力と、屋台崩し(嵐によるサーカステント崩壊)のせいか、ラストは桟敷童子を見ているのかと錯覚しましたが、黒色綺譚カナリア派的には良いのか悪いのか?個人的には、十分興奮させていただき、満足なのですが。

 板垣さんと赤澤さん、お二人とも、ここぞというときの見得の切り方が上手いし、動きが美しい。唐十郎の系譜の女優さんだから、系統が似ているのでしょう。二人ががっぷり四つに組んだ芝居も見てみたい気がします。

 赤澤ムックさんはサーカス団の団長の女、仇っぽくて魅力的。着物の柄が綺麗でした。背が高いのか着物が小さいのか知りませんが、おはしょりせずに着ていたのが男装っぽくて面白い。

 眞藤ヒロシさん、丸尾末広の漫画にでてきそうな、純粋な残酷さをもったような少年っぽさがたまらない。

 ラスト、「嵐で崩壊したサーカス小屋、赤テントに埋もれた末乃、その背後に昔の姿のままのサーカス団員、舞台前方でカメラを回す羽巳」この絵柄は、ちょいと幻想的で綺麗でした。


 五月に上演した「宵語りリュウカデンドロン」の朗読台本を販売していました。\1,800也。購入。これ、欲しかったんですよね。(欲言えば、CDが欲しい)

 繭文DVD購入、\4,500也。
theatre plateaux の映像をそのままDVD化している模様。そのまんまコピーでカラーバーのテストパターンまで入っているのはご愛嬌として、家庭用DVカメラ撮影だからなのでしょう、ダイナミックレンジが低くて白トビしちゃってるのは残念。

原田千早(ちはや) 眞藤ヒロシ
松山末乃(すえの) 牛水里美
滝川羽巳(はやみ) 板垣桃子
稲葉茉俊(まつとし) 本間ひとし
露ギリオ 吉川博史
戸田シラジ 尾上CHeRRy覚之新
滝川督郎 潮見論
小倉みゆき 赤澤ムック
小川なつ 斎藤けあき
高砂マツ 升ノゾミ
篠原しのぶ 中里順子
逢坂カズラ 辰巳智秋
若名ゆき 山下恵
八重シゲ 芝原弘
奥山アキ 町田彦衛
 
作・演出 赤澤ムック


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阿佐ヶ谷南南京小僧「何んにも伊右衛ん門~納涼!南京版四谷怪談~」

阿佐ヶ谷南南京小僧
18-Aug-2007 15:00~16:00
新宿ゴールデン街劇場

Corich公演情報

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 一応、開演10分前に、お払い(全員でお念仏を唱える)がありましたが、まあ、お払いしなくても、この内容だったら無問題ではないかと思います。

 笑えるのですが、大筋は原作に忠実。伊右衛門とお岩が祝言をあげるところから始まり、与茂七が伊右衛門を討つまでの話。終わって時計見たら約1時間でしたが、内容が盛りだくさんだからでしょう、体感的には1時間半くらいに感じました。

 ダンボール造形は相変わらず素晴らしい。一見何の変哲も無い板壁ですが、実は仕掛け多し。飛び出す絵本のようです。
なぜかモスラ(幼虫)が出てきましたが、よく出来てました♪

 お岩・お袖役の、メリルリン子さん・田中智保さんがホントに姉妹のようによく似てます。妙にアダルトな雰囲気がよろしいです。一方お梅役のヨネクラカオリさんはパっと見は猫娘で、ほとんどイカれちゃちゃってる娘。普通の女性が出てこない舞台ですね。
 お袖・直助が洋装というのは変なのですが、極々あたりまえに舞台に登場してくるので「あぁ、そういう世界なのだなあ」と納得して楽しんでいる自分がいたりして...。

PARTⅡに続くような終わり方でしたが、次回公演は「赤穂浪士のへそ(仮)」(2007年12月1日~9日)だそうで納得です。

オリジナルイラスト入り団扇購入、\500也。竹製というのがうれしいです。

新宿ゴールデン街にふさわしい(?)楽しい四谷怪談でした。

民谷伊右衛門 山崎真宏
お岩 メリルリン子
お袖 田中智保
直助/与茂七 大石丈太郎
左門/伊藤喜兵衛 市森正洋
お梅 ヨネクラカオリ
お槇 伊藤昌子
宅悦 飯野邦彦
 
作・演出 飯野邦彦


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August 18, 2007

大人の麦茶「ちがいますシスターズ」

大人の麦茶
17-Aug-2007 19:05~21:15 1F-E列-17番
紀伊国屋ホール

Corich公演情報
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てんぷく笑劇場のような昔懐かしい人情喜劇風。(下ネタ除けばNHKで放送してもおかしくなさそうな)
劇団員+ハロプロというのも、レギュラーメンバー+ゲストのアイドル歌手と似ています。
コメディ「お江戸でござる」のように、歌とトークを追加したらピッタリではないかと。

「ネムレナイト」が初見、今回2回目なのですが、「ネムレナイト」はここまでベタな人情喜劇ではありませんでした。紀伊国屋ホール進出ということで、老若男女向けにわかりやすい話にしたのかもしれません。
(客層、ハロプロメンバーファンの男性は多かったですが、ちびっ子から割と高齢な方まで、年齢層も幅広かったように記憶しています。)

 喜劇...だとは思うのですが、笑ってる客と笑ってない客がはっきり別れてました。会話の間が長いように思うのです。テンポよく転がしていければ爆笑につながるんじゃないでしょうか。惜しいなあと思います。

・長澤素子さんは素敵ですね。
・小飯塚貴世江さんの出番が少なかったのが残念。舞台の様子を思い出そうとするとなぜか山田花子の顔が浮かんできてしまう(笑)。
・保田圭さんは、劇中で「ゆりかごの唄」を歌ってましたが、さすが。金払って聞く価値のある生歌でした。

山形喜文 辻久三
烏屋順子 長澤素子
三戸宣洋 池田稔
小机堅司 長岡佑
小野寺吉似 並木秀介
夏野うねり 小飯塚貴世江
真庭葵 アヤカ
新見有 久保木秀直
月岡知美 大澤桂子
黒門薫 眞賀里知乃
菅田雅美 中神一保
菅田小春 保田圭
 
作・演出 塩田泰造

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柳家喬太郎アナザーサイドVol.1

17-Aug-2007 13:30-16:00
お江戸日本橋亭

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柳亭小ぞう「真田小僧」
柳家喬太郎「東京タワーラブストーリー」
ゲスト:寒空はだか
柳家喬太郎「赤い部屋」
~仲入り~
柳家喬太郎「孫、帰る」

 ゴーラックレコードプレゼンツ。
CD録音のための落語会。

「真田小僧」、照明がいきなり点いてびっくりしたときのリアクションが可笑しかった。

「東京タワーラブストーリー」。録音なのに外の工事の音が聞こえる、マイクとマイクがぶつかったりと、ちゃんとCD化されるのでしょうか(笑)出囃子は東京ホテトル音頭でした。

寒空はだか、今回も録音・放送に不向きなブラックなネタ多し。

「赤い部屋」は、照明を落とし、怪談噺風の演出。原作は江戸川乱歩。「孫、帰る」のマクラで、「原作では、この後に話が続き、もうちょっと明るい終わり方になる」との説明があった。終演後、本屋で立ち読みしたらなるほどそのとおり。

「孫、帰る」の冒頭、後の編集用に「東京タワーラブストーリー」で飛ばしちゃったくだりを語る。CDでは、ちゃんと編集されるのかな。発売が楽しみ(笑)

 演芸には珍しくカーテンコール有...と思ったら、幕の開閉装置の故障で、閉じると勝手に開いてしまうだけのことだったらしい(笑)手動で定式幕を引いて幕。

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August 15, 2007

東京かわら版とシアターガイド

東京の寄席・演芸スケジュールのチェックには欠かせない東京かわら版、演劇スケジュールのチェックに便利なシアターガイド

定席の寄席を除き、基本が単日公演の演芸と、公演期間がまちまちな演劇との違いはあるけれど、

 東京かわら版 :日別
 シアターガイド:地域・劇場別

と、公演の分類方法が違うのは面白いなと思います。

「来週の土曜日は、どの公演を見ようか?」というような公演日から公演を検索する場合がほとんどなので、演劇の検索に、雑誌のシアターガイドを使うことは少なく、もっぱらオンラインでの公演検索ばかり。シアターガイドのサイトカンフェティこりっちなど、オンラインでの演劇の公演検索が充実しているのはうれしい。

 演芸の場合、東京かわら版の代わりになるような専門の公演検索サイトは無い。結果、毎月購読で、巻末のスケジュールから開くというスタイルになります。

 シアターガイドで重宝しているのは、公演情報よりもチケット発売日カレンダーだったりして、東京かわら版の弱いところでもあります。人気の落語会では、東京かわら版発売日にはすでに"完売御礼"となっていることが多いです。

 ...などと思いながら、毎月2誌を購読しているのですが、シアターガイド9月号の「わたしの今月」のコーナーに、(恐らく今、寄席高座への進出をもっとも嘱望されているのではないかと思われる)寄席囃子の恩田えり師匠を見たときはびっくりしてずっこけました(笑)

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 えり師匠の高座は、一回しか見たことが無いけれど、不思議な面白さがあります。また観たいな♪

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August 13, 2007

劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀」

劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り
「犬顔家の一族の陰謀」
~金田真一耕助之介の事件です。ノート

劇団☆新感線
12-Aug-2007 12:30~15:30(途中休憩20分) 1F-5列-5番
サンシャイン劇場

Corich公演情報

080812

 当日券で朝から並んだのですが、劇場向かいで開催中のウルトラマンフェスティバル2007は、そりゃあ大混雑で、「犬顔に並んでいる自分たちって異端派?」みたいな気分でした(笑)

 ベタでおバカでお下劣で下らないのに無駄に豪華で大笑い。ベタな笑いが、いかにも関西風で、「新感線って、大阪の劇団なのだなあ」といまさらながら気づいたりして。
 満席+補助席の中を客席降りも多く、まさに「お祭り」的な楽しさ。

 タイトルから「犬神家の一族」「柳生一族の陰謀」「デスノート」あたりがネタ元というのは想像がつくのですが、海外ミュージカルのパロディも多く、しかも面白い。実にくだらないシーンなのに歌も踊りもかっこよく決まっているから余計笑える。最も秀逸なのは、温泉場の「闇が広がる@エリザベート」のシーン。「闇が広がる」風の音楽に「いい湯だな」(ババンババンバンバン~)風のフレーズを入れ込んでくるところは感動すら覚えました。

 金田一モノなのに明智小五郎のパロディもあり。天知茂版が元ネタになっているところがうれしい。やっぱり明智は天知茂だよなあ♪

 チケット代、9,500円と、限りなく10,000円に近いけれどウン千円代という価格設定は商売上手だと思うのですが、2,800円の文庫本&ブロマイド付パンフを買うと12,300円...パンフ買っても10,000円でおつりがくるようにしてくれたらありがたいですね。

 端席ではあったけれど、実質3列目でステージに近く、なかなかよい席でした。しかも1扉を入ってすぐの席で、後半、木野花さんが1扉から飛び込んできて目の前(数十センチじゃないかな)に来たときはびっくらこきました(笑)

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August 12, 2007

横濱リーディングコレクション「岸田國士を読む!」

横濱リーディングコレクション
11-Aug-2007 14:00~16:00, 18:00~19:20
相鉄本多劇場

Corich公演情報

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Aプログラム

「動員挿話」演出:楢原拓(劇団チャリT企画)

劇団の台本読み合わせという設定。
4作品中、もっともリーディングらしいリーディング。
演出家による解説と「岸田國士を知ろう」コーナー付。


「顔」演出:矢野靖人(shelf)

お互いが牽制しつつ、一人ずつ椅子を持って登場。最後にト書き役の一人が登場し、各々に台本を配る。
自分の台本を投げ捨て他人の台本を見て語る、バラバラになった台本を一枚ずつ集めていくなど、動きがとても面白い。
現代能のような風情あり。


Bプログラム

「クニヲと俺と。(入門編)」演出:菊川朝子(Hula-Hooper)* 戯曲:「かんしゃく玉」
台本配布(終演後回収)。わざと読めない字を飛ばしたり、旧かなづかいをそのまま発声したり...これは台本見て無いとスルーしちゃいそう。だから台本配布なのかな。
歌とダンス付。
語りと演者が別れていて、役柄は途中で入れ替わる。最後は4人で1役を演じたり。
リーディングそのものをネタにしたメタ・リーディングの構成。
4作品中、唯一笑える演出。

正直驚いた。なんて面白いエンターテイメント作品なのだろう。

吉田麻起子の男役がきまっていたのが印象的。ヘタなタカラジェンヌよりよっぽどジェンヌっぽい。


「紙風船」演出:明神慈(ポかリン記憶舎)

"夫"は、新聞に模した台本を持つ。途中から台本を見ずに語る。リーディングというより、もはや二人芝居の領域。
冒頭で、"妻"がゴロゴロっと転がりながら台本を読むシーンが、妙に色っぽかった。
静かな芝居。
この作品は、他の三本と異なり、ト書きを読む人間が居ない。
戯曲にはどんなト書きが書かれているのか興味がわく。

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August 11, 2007

害獣芝居「羽衣」

害獣芝居
10-Aug-2007 19:40~20:20
不思議地底窟 青の奇蹟

Corich公演情報

070810

テキストは謡曲「羽衣」そのまま、動きは能をベースに暗黒舞踊をあわせたような不思議な舞台でした。

二人がワキ兼地謡(白龍)、一人がシテ(天女)、といったところか。

セリフまわしは、現代口語的な普通の発声。

天女の舞では、三人が一体となり、舞いながら、セリフを一音ずつ三人で順に語っていきます。これは面白い。

舞踊の部分、動きだけで美しいと感じる領域には、まだ到達していないなと思うのですが、本職の舞踊家さんではないのだから、そこまで要求するのは酷か(1500円だし)。でも、静かな動きが多いからこそ、動きの美しさや立ち姿の美しさを堪能したいと思うのだよなあ。

セリフがすべて原文のままなので、行きの電車のなかで「羽衣」の対訳を読んでおいて正解でした。

言葉の美しさを大切にしている姿勢が素敵だと思います。
日本語って美しい。

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August 09, 2007

清水宏の真夏の大作戦!!?やる気マンマン!日比谷ワンマン!?

清水宏
8-Aug-2007 19:00~20:50
日比谷公園野外大音楽堂

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・前説「名古屋のおばさん」

・三遊亭ハッサン「三題噺」
 ダルビッシュ、裸足の三等兵、平和

・冒険ルポトーク「ヒップホップダンスに挑戦」

・シンバル漫談
 渋谷・深夜のロイヤルホストで聞こえる会話 他

・映画予告編「ET名古屋版」「13日の金八先生」

・やる気満々男
 タイのロックバンド。年金ネタから霞ヶ関に向かって「金返せ」コール。ヒップホップダンス。他

野音が満員。あぁ驚いた(笑)

たった一人で野音を沸かせるエネルギーはすばらすぃい。

っていうか、清水宏さんの「楽しませよう」という気持ちと、客席の「楽しもう」という気持ちが、見事にひとつになったなと思います。ライブ・芝居というより、むしろ「お祭り」と呼んだほうがよいかも。


毎年、恒例になったら面白いな♪


おまけDVDは冒険ルポ映像ダイジェストでした。


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ベターポーヅ「4人の美容師見習い」

ベターポーヅ
7-Aug-2007 19:40~21:00
OFF OFF シアター

Corich公演情報

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 吉原朱美さんやら松浦和香子さんやら加藤直美さんやら、客演で見かけるたびに、「ベターポーヅ所属の女優さんって、なんだかクセのある人たちだなあ」と思っていて、今回、初めてベターポーヅを見たのですが...

 なんと形容してよいのかわからない不思議な世界でございました。ハマったらハマる世界だな、きっと。

 恐らく、頭ン中に浮かんだイメージなりシーンを、そのまま表現していると思うのですが、だから話はとんでもない方向に飛んでいったとしても、全体のトーンは変わらないのでしょう。脚本の西島さんの頭の中を直接覗き込んでいるようなものでせうね。

 劇中、突如として始まるダンス&料理(料理っていえるかどうかは別として)のコーナーは面白かったですね。舞台の上で、本物の包丁を扱うというのは、見ていてスリリングでした。

 静岡ローカルの「学生服のやまだ」の唄が流れたときはビックリ。まさか東京でこの唄が聞けるとは思いませんでした。西島さんって静岡県出身なのですね。納得。


タイトルの「4人の美容師見習い」、"美容師"ではなく、"美容師見習い"というのが、妙に味わいがあってよろしいです。


4人の美容師見習い

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August 06, 2007

劇団鹿殺しオルタナティブズ「魔人現る」

劇団鹿殺しオルタナティブズ
5-Aug-2007 19:30-21:20
こまばアゴラ劇場

Corich公演情報

070805

「最終電車で"黒い服の女"を見たら、彼女と一緒に遊び続けなければいけない」という都市伝説。

その日の最終電車の乗り合わせた日暮里美、飯田橋也、清澄。3人の前に「黒い服の女」が現れる

そして電車は時間を遡り、過去へと向かう。

 3人の共通点は、1週間前に電車に飛び込み自殺をした男(上野広)と関係していること。過去の上野広と出会い、やがて上野広の自殺の謎が明らかになります。

 上野広は、里美への恋を成就させるために"黒い服の女"と契約します。上野広の望みが叶うたびに彼の体には火傷と痕が増えていきます。そして、最後には里美の命を救うために、自分の命を捨てることになるのです。

 全体はホラーなのですが、根底には上野広の里美への純愛があり、とてもロマンティックなホラーに仕上がっていました。ある意味ストーカーまがいの純愛なのですが、脚本のオレノさんも演出の丸尾丸一郎さんも、そんなふうにしか生きられなかった男の哀しさをたっぷり描きたかったのでしょう。そんなオルタナティブは素敵だなと思います。


 清澄率いるバンド「白昼夢」のライブシーンや、メタルロック漫才では、ほとんどライブ会場のごとき大音量。これが鹿殺しの特色でもあるのですが、最前列スピーカー前のお客さんは耳痛かったんじゃないかなあ。

 客演の奥田ワレタさん、高山奈央子さん、それぞれ恐がる側と恐がらせる側ですが、見応えじゅうぶん。
 恐怖で目を見開いてる奥田ワレタさんって、まばたきしてないんじゃないかな?
 高山さんは喋り方も動きも不気味で恐い。

 山本聡司さんは、いつもの飛び道具的な役ではなく、話の芯となる役。(今回、舞台を見るまで気がつかなかったのですが、チラシの金髪メガネって、山本さんなんですね。)

 終演後、トークショーあり。
出演の5人+司会進行・演劇ライターの川口有紀さん

印象にのこったコメントを箇条書き。

・白昼夢は黒夢、清澄は清春が元ネタ
・オレノさん、角川映画の純愛路線系が好きらしい
・稽古期間は実質22日程度で、高山さんは遅れて2週間前からの参加。
・脚本がかたまったのは1週間前だったらしい。
・奥田ワレタさん、当初は全編関西弁だったが、最後の最後に東京弁になり、切り替えに苦労したらしい。
・奥田さん・高山さんいわく、「鹿殺しの男性陣は、舞台を降りると、信じられないくらい静か。」とのこと。
 それを受けて、オレノさん「おれたち引きこもりですから(笑)」
・高山さん扮する"黒い服の女"は、最初はフツーにしゃべる設定だったらしい。「リング」「呪恩」等のビデオを見て参考にしたらしい。
・山本さんの左腕の火傷のメイクは、テーピングの上にボンドやらアクリル塗料やらで作られていて、公演期間中は一度もおとさずそのままだそうだ。朝飯買いにコンビニに行っても左腕が出せないのでたいへんらしい。
・役名が駅名になっていることに、トークショーで川口さんに指摘されるまで気がつかなかった丸尾丸一郎さん。
・山本さんの脚がアザだらけなのは、メタルロック漫才で、オレノさんが振り回すマイクスタンドの円盤の部分が脚にあたるから。

上野広 山本聡司
日暮里美 奥田ワレタ(クロムモリブデン)
黒い服の女 高山奈央子(KAKUTA)
飯田橋也 オレノグラフティ
清澄 丸尾丸一郎
 
脚本 オレノグラフティ
演出 丸尾丸一郎

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桃色バカンス「ヤドカリバカンス」

桃色バカンス
3-Aug-2007 20:00-21:30
タイニイアリス

Corich公演情報

070803


うだつのあがらない女子プロレスラー、水沢市子は毎日をただ消化するように
漫然と過ごしていた。
ある日、いつもどおりに帰宅すると、部屋には見知らぬ男が。
ハッピーマンと名乗るその男は言う……「君のところにハッピーを届けに!」。
なりゆきで市子の部屋に住み着いてしまったハッピーマン。
不思議な共同生活を続けていく中で、市子は大切な人と再会する。
そして市子の止まっていた時間が動き出す……。

チケットの変わりに本編の前日譚、後日譚が描かれたマンガっていうのが面白い。

 共依存の女の子同志の話。主人公のキャラを見ているとイライラしてくるのですが、描き方が私小説的で、(物語の世界ではなく)リアルな世界だからかもしれません。

 もっとも、これは自分が登場する女子達に感情移入できないから、そう感じるだけかもしれません。
女の子同士の友情の、うらやましい部分と気持ちの悪い部分の両方が見えてきて、痛々しく感じてきちゃうのです。

 ハッピーマン(神様のような存在なのでしょう)が、カウンセリング中(?)の男二人を連れて、市子の部屋に現れます。この神様+男二人が登場すると、場面はお笑いに転じます(お笑いパートはかなりツボでした)。 シリアスな場面が続き、息苦しくなってきた頃に、お笑いの場面が挿入されイライラ解消(笑)

 ハッピーマンというファンタジックな要素があるのだから、(私小説ではなく)徹底的にファンタジーにしてくれたほうが、自分的にはすんなり世界にはいっていけたかなと思うのです。

水沢市子 南佳那
マン 野口雄介(神様プロデュース)
小林有加里 鈴木佐和(C-promotion)
コスモ 猪島涼介
瀬野奈月 原口美莉加
お菓子 瀬尾卓也
 
脚本・演出 増山千花

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August 04, 2007

Piper「ひーはー」

Piper
2-Aug-2007 19:05-21:15 補助席20
本多劇場

Corich公演情報

070802

当日券にて。補助席でしたが、D列後方通路のほぼセンターで、たいへん見やすい席でした。

 日本の片田舎のステーキハウスを舞台にしたエセ西部劇なのに、心意気は見事に西部劇(笑)。マカロニウェスタンのような非米国製西部劇特有の無国籍感を逆手にとったような世界♪

 大笑い。笑いすぎて涙がでました。

 濃い人たちの中に、水野美紀さんが違和感なく溶け込んでいたのもすごいなと思います。後半ではアクションも見られて、なんかうれしい。

 西部劇コスプレのセレクションが秀逸。特に3人家族の、
  山内圭哉さん=農民
  平田敦子さん=メキシコ系ガンマン
  楠見薫=怪傑ゾロ?
 は、可笑しいくらい似合ってました。

クライマックスで、登場人物が(初めて)一堂に会するシーンは、絵になっててかっこよかったなあ。

ガシャポンやったら竹下氏の缶バッヂが出てきました。物販コーナーでパンフとトコトコウマ購入。


蛇足

 物語のゴタゴタの原因となる"クロードチアリ"、彼は吉本興業所属だそうですね。

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August 03, 2007

アタシト、「ドライブイン・やまや」

アタシト、
1-Aug-2007 19:35-21:05
小劇場、楽園

Corich公演情報

070801


<あらすじ>
東京からそう遠くない田舎町。
国道沿いにあるドライブインの名前は 
「やまや」。
上から読んでも下から読んでも・・・「やまや」。
だから・・・「やまや」
・・・にした訳ではない。
そこの主の苗字が「山谷」だからだ。

「すぐにもどります。」
というメモを残し主は姿を消した・・・。
残された三姉妹は途方にくれた・・・。

これはなんの変哲もないとあるドライブインの物語である。

 劇場に入ると、小さなドライブインのセット。定番の"生ビールの水着ポスター"に「すぐ戻ります」のメッセージが書いてあります。
 座席が2面。正面の席が割と埋まっていたため、サイドの席に座りましたが、どこの席に座っても、それぞれ面白い演出となっていました。カウンター越しのからみのシーンなどは、サイド席の方が、役者の表情がよく見えたりして。

 壁に貼られたメニューが米系に偏っていて面白い。


・天然でおっとりしているが、いざとなると姉妹をまとめあげている不思議な長女。

・何やら訳アリで都会から戻ってきた、明るく賑やかな次女。

・しっかりもので、ちょっととがっている三女。

前半は、この個性的な三姉妹のやりとりが可笑しくて、クスクス笑いっぱなし。
クライマックスでは、姉妹が心のたけをぶつけ合う、ちょっと泣ける場面あり。
最後は秀逸なオチあり。

よく出来た新作落語のような雰囲気があります。(柳家喬太郎の新作落語をビジュアル化したら、こうなるかもしれないと、ちょっと思いました。)


 次女役の久積絵夢さんは、Rカンパニー「とってもゴースト」の記者役のインパクトが強く記憶に残っており、今回、その久積さんが歌と踊りを封印して出演されるというので、観ようと思ったわけですが、歌と踊りがなくても、十分脳裏に焼きつくインパクトの強さでした。

 長女役の福留麻里さん、実に不思議な空気を醸し出していました。コンテンポラリー系のダンサーさんで、役者は今回が初めてらしいのですが、すごい逸材じゃないかと思います(笑)

 三女役の長尾純子さん、凛々しい。眼光するどい。無愛想でつっぱっている彼女が最後に見せる涙は迫力ありました。

 カーテンコール1回あり。

まさこ(長女) 福留麻里
まなみ(次女) 久積絵夢
ふさこ(三女) 長尾純子
 
脚本 川本昭彦
演出 長尾純子


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