劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀」
劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り
「犬顔家の一族の陰謀」
~金田真一耕助之介の事件です。ノート
劇団☆新感線
12-Aug-2007 12:30~15:30(途中休憩20分) 1F-5列-5番
サンシャイン劇場
当日券で朝から並んだのですが、劇場向かいで開催中のウルトラマンフェスティバル2007は、そりゃあ大混雑で、「犬顔に並んでいる自分たちって異端派?」みたいな気分でした(笑)
ベタでおバカでお下劣で下らないのに無駄に豪華で大笑い。ベタな笑いが、いかにも関西風で、「新感線って、大阪の劇団なのだなあ」といまさらながら気づいたりして。
満席+補助席の中を客席降りも多く、まさに「お祭り」的な楽しさ。
タイトルから「犬神家の一族」「柳生一族の陰謀」「デスノート」あたりがネタ元というのは想像がつくのですが、海外ミュージカルのパロディも多く、しかも面白い。実にくだらないシーンなのに歌も踊りもかっこよく決まっているから余計笑える。最も秀逸なのは、温泉場の「闇が広がる@エリザベート」のシーン。「闇が広がる」風の音楽に「いい湯だな」(ババンババンバンバン~)風のフレーズを入れ込んでくるところは感動すら覚えました。
金田一モノなのに明智小五郎のパロディもあり。天知茂版が元ネタになっているところがうれしい。やっぱり明智は天知茂だよなあ♪
チケット代、9,500円と、限りなく10,000円に近いけれどウン千円代という価格設定は商売上手だと思うのですが、2,800円の文庫本&ブロマイド付パンフを買うと12,300円...パンフ買っても10,000円でおつりがくるようにしてくれたらありがたいですね。
端席ではあったけれど、実質3列目でステージに近く、なかなかよい席でした。しかも1扉を入ってすぐの席で、後半、木野花さんが1扉から飛び込んできて目の前(数十センチじゃないかな)に来たときはびっくらこきました(笑)
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