ミナモザ「0.7+0.5≠1.0+0.2」
ミナモザ
28-Oct-2007 18:00~17:50
サンモールスタジオ
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とある美術館の創立記念パーティに招待された面々。しかし、七子はなぜ自分が招待されたのかわからない。
七子は、創設者でもある画家が、美術館オープンの当日に、絵のモデルをした少女を殺し、自殺したことを聞かされる。
夜になる。外は嵐、突然の停電。
創設者の姪で新進気鋭の女性画家・光璃が死体で発見される。
七子。
学芸員の相楽。
美術評論家と名乗る眼帯の怪しい男・権藤。
黒い服の女、一瀬。
七子は、自分で決めるということができず人の言いなりなりやすい女。
対照的に何でも自分で決め一人で行動していく一瀬。
権藤と七子は、美術館に残された手紙から死んだ少女と画家の本当の関係を知る。
死んだ少女は七子の体を、画家は一瀬の体を使って、お互いの思いを語り始める...
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と、ミステリーテイストなのだけれど、
最後の二人の会話、体は七子と一瀬で会話の主は少女と画家のは確かなのだが、"七子と一瀬"に"少女と画家"が憑依したのか、それとも"少女と画家"の生まれ変わりが"七子と一瀬"なのか、よくわからない。
最初は一瀬に生まれ変わった画家が、七子に生まれ変わった少女を美術館に来させる為に招待状を出したのかと思っていたのですが、どうやら再会を望んではいなかったとようであるし(再会の後、画家は少女の気持ちには応えられず少女を再び殺そうとするなど)、何の関係もない権藤を招く必要もないし。
しかし、憑依したとすると、そもそもなぜ七子が招かれたのか、誰が招いたのか謎が残る。一瀬っていったい何をしている人?
そもそも光璃はどうして殺されちゃったんだっけ?
学芸員はどこに行っちゃったんだっけ?
...と、何にも解決されずに終わってしまう。断片的な謎が一本の糸でつながったときの爽快感がミステリーの醍醐味だと思うのだが、どうなのだろう。
エッシャーの「上昇と下降」のような舞台とJAZZのBGM のせいか、どこか無国籍で小洒落た雰囲気が漂っていて、自分的には心地よかった。これでミステリーとしてのプロットがしっかりしていれば文句ないのだけれど、残念。
七子役の鈴木オルガさん、最後に"殺された少女"になったときの語り、表情も含め、それまでの主体性のない七子とは、まるで別人で、思わず引き込まれました。
千秋楽の観劇でしたが、こーゆー嵐の夜のおはなしは、台風が来襲した前日に見たかったなあ♪
| 七子 | 鈴木オルガ(10x50KINGDOM) |
| 一瀬 | 木村桐子 |
| 権藤 | 本井博之(コマツ企画) |
| 相楽 | 穂積基紀 |
| 光璃 | 佐藤友美(シンクロ少女) |
| 作・演出 | 瀬戸山美咲 |
| 照明 | 高橋昌子 |
| 音響 | 前田規寛 |
| 舞台美術 | 泉真 |
| 舞台監督 | 伊藤智史 |
| 宣伝イラスト | 足立雲平 |
| 宣伝デザイン | 氏家裕太 |
| 企画・製作 | ミナモザ |
| 制作 | 名嘉悌二 |
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