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December 2007

December 31, 2007

2007観劇リスト

1.宝塚宙組「維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック」
2.劇団未来劇場「シャンテ ラ レビュー PART15」
3.ハイリンド「法王庁の避妊法」
4.新感染「朧の森に棲む森」
5.KAKUTA「甘い丘」
6.劇団鹿殺し「僕を愛ちて」
7.ピンズ・ログ「原形質・印象」
8.どて劇団「みなしご ブラックソックス」
9.JACROW 「落下生」
10.ロリータ男爵「来来!図書館」
11.月蝕歌劇団「花と蛇」
12.聖ルドビコ学園「遥かなる時空を越えて 白ゆり剣士のみた夢―幕末編」
13.東京小店「アメリカの夜と朝のあいだに」
14.熱帯倶楽部「デンキ島」
15.「フールフォアラブ」
16.「地獄八景・・浮世百景」
17.黒色綺譚カナリア派「繭文~放蕩ノ吊ラレ作家~」
18.「月の子供」
19.「ひばり」
20.劇団桟敷童子「キリンの夢/コタツのある風景」
21.宝塚月組「パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス」
22.もざいく人間「三つ葉商事」
23.TPT「薔薇の花束の秘密」
24.空間ゼリー「ゼリーの空間」
25.あぁルナティックシアター「アストロ劇団」
26.ポツドール「激情」
27.ラムネ☆天色堂「受付の女たち」
28.劇団Dotoo!「お産と遺産」
29.KUDAN Project「美藝公」
30.野鳩「君は人のために死ねるか」
31.花組芝居「かぶき座の怪人」
32.「TOMMY」
33.「橋を渡ったら泣け」
34.月蝕歌劇団「白夜月蝕の少女航海紀」
35.「清水宏のサタデーナイトライブ19」
36.メタリック農家「癖」
37.風琴工房「紅の舞う丘」
38.宝塚歌劇団「A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-」
39.演劇キック~next wave 演劇計画~「レミゼラブ・ル」
40.劇団ダミアン「憂鬱機械」
41.乞局「媚励」
42.宝塚歌劇団「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ」
43.演劇キック-next wave 演劇計画-「天国と地獄」
44.「ジキル&ハイド」
45.シンプルプランプロデュース「マグネット」
46.「モダン・ミリー」
47.「マリー・アントワネット」(凱旋公演)
48.THE REDCARPETS 「愛人気質族」
49.トムプロジェクト「とんでもない女」
50.BQMAP「Re-」
51.劇団離風霊船「光あれ!」
52.黒色綺譚カナリア派「宵語り リュウカデンドロン」
53.聖ルドビコ学園「五条大橋に舞う白ゆり剣士の羽衣 義経伝」「さよならレビュー ~妖精パックがリンちゃんが、銀河鉄道に乗
54.「五月大歌舞伎(昼の部)」
55.唐組「行商人ネモ」
56.害獣芝居「うた咲き、」
57.宝塚歌劇団「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ」その2
58.「死のバリエーション」
59.ナイロン100℃「犬は鎖につなぐべからず」
60.バジリコFバジオ「グレイトフル・デッド」
61.「エリザベート」
62.宝塚歌劇団「さくら/シークレット・ハンター」
63.座キューピーマジック「プリズマティック・オーシャン」
64.劇団桟敷童子「軍鶏307」
65.player's market 「基礎体温 part3」
66.「薮原検校」
67.シベリア少女鉄道「永遠かもしれない」
68.劇団TA2「明日に向かって逃げろ!」
69.Rカンパニー「アイ・ラブ・坊ちゃん」
70.「Damn Yankees -くたばれ!ヤンキース-」
71.劇団、本谷有希子「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」
72.虚飾集団廻天百眼「夢屋」
73.宝塚歌劇団「大坂侍-けったいな人々-」
74.「Nf3 Nf6」(Bバージョン)
75,グリング「ヒトガタ」
76.コクーン歌舞伎「三人吉三」
77.阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」
78.六月大歌舞伎「妹背山婦女庭訓」小松原~花渡し~吉野川
79.東宝「レ・ミゼラブル」
80.六月大歌舞伎「元禄忠臣蔵」御浜御殿綱豊卿
81.毛皮族・初夏の軽演劇「おっぱいファミリー1,2,3」
82.東京スウィカ「東風コチ 夕立 土用波」
83.毛皮族・初夏の軽演劇「歌謡ショー付連続OSOBA小説『おそばらんかい!』」
84.ユニークポイント「もう花はいらない」
85.宝塚歌劇団「エリザベート - 愛と死の輪舞(ロンド) - 」
86.女王陛下のアラビアンナイト公演「レ・ザヴァンチュール・アラベスク ヨン」
87.カプセル兵団「ゼイラム THE LIVE」
88.MUSICAL「ザ・ヒットパレード ~ショウと私を愛した夫~」
89.毛皮族・初夏の軽演劇「新・白過姫無精記-もうしわけございません-」
90.珍しいキノコ舞踊団「あなたの寝顔をなでてみる。」
91.ポツドール「人間♥失格」
92.毛皮族・初夏の軽演劇「四姉妹」
93.SPIRAL MOON「おんわたし」(星組)
94.椿組「花火、舞い散る」
95.SPIRAL MOON「おんわたし」(月組)
96.あなピグモ捕獲団「イチゴ畑で靴紐を結ぶ」
97.アタシト、「ドライブイン・やまや」
98.Piper「ひーはー」
99.桃色バカンス「ヤドカリバカンス」
100.劇団鹿殺しオルタナティブズ「魔人現る」
101.ベターポーヅ「4人の美容師見習い」
102.清水宏の真夏の大作戦!!?やる気マンマン!日比谷ワンマン!?
103.害獣芝居「羽衣」
104.横濱リーディングコレクション「岸田國士を読む!」
105.劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀」
106.大人の麦茶「ちがいますシスターズ」
107.阿佐ヶ谷南南京小僧「何んにも伊右衛ん門~納涼!南京版四谷怪談~」
108.黒色綺譚カナリア派「リュウカデンドロン」サーカステントか幼馴染の赤いスカート
109.宝塚歌劇団「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!」
110.新東京レビュー☆ルージュVol.3「メリーゴーラウンド☆トーキョウ」
111.月蝕歌劇団「寺山修司-過激なる疾走-」
112.こまつ座&シス・カンパニー共同プロデュース「ロマンス」
113.エムズクルー「火あそび」
114.ロリータ男爵「放免エスケープ」
115.聖ルドビコ学園「シンデレラは眠らない」
116.ジェットラグ「夢顔 …ソノ花ハ、咲カナイ…」
117.あぁルナティックシアター「HELL IN HEAVEN 地獄の楽園」
118.儚組「カンブリアン・ムーン」
119.星組ミュージカル「Kean(キーン)」
120.劇団宝船「最愛」
121.劇団鹿殺し「殺 ROCK ME!~サロメ~」
122.新宿梁山泊「唐版 風の又三郎」
123.動物電気「先輩へのあこがれ」
124.イキウメ「散歩する侵略者」
125.日中共同制作「舞劇 楊貴妃」
126.戸田恵子LIVE SHOW「ACTRESS」
127.池田塾「もうひとつのしゅーまつの過ごし方」
128.荒木巴&温井摩耶「ふたり咲き」
129.あさかめ「スルー」
130.廻天百眼「実験公演『御霊祭御祭騒』」
131.松竹「熊谷陣屋」
132.サーカス劇場「隕石」
133.過剰サスペンス劇場「家政婦はいた」
134.「きっと長い手紙~かもめ郵便局物語~」
135.回転OZORA「すずらん通り数え歌-Flower Shop Kodama-」
136.宝塚歌劇団「MAHOROBA/マジシャンの憂鬱」
137.cube Presents「犯さん哉」
138.Dotoo!「ひとおもひのひと」
139.唐組「眠りオルゴール」
140.Doris&Orega Collection Vol.3「コースター」
141.毛皮族「おこめ」
142.天然スパイラル「トワイライト王女-孤独が中途半端で困る-」
143.東宝「イーストウィックの魔女たち」
144.吉本興業Xアトリエダンカン「OCTOBER」
145.ミナモザ「0.7+0.5≠1.0+0.2」
146.あなピグモ捕獲団「東京ハニロボ」
147.ミュージカル「蜘蛛女のキス」
148.風琴公房「砂漠の音階」
149.表現さわやか「ポエム」
150.B-amiru「カタコト革命軍」
151.「海と日傘」
152.劇団桟敷童子「博多湾岸台風小僧」
153.「吉例顔見世大歌舞伎」昼の部
154.ルドビコ★「彩遊記」
155.LiveUpCapsules「ざっぱぁ~ん」
156.ジェットラグプロデュース「呪い」
157.「恐れを知らぬ川上音二郎」
158.劇団吹きだまり「終わりよければ、すべてよし」
159.バジリコFバジオ「AC/DC WORLD'S END SCHOOL GIRL!!!!!」
160.石神井童貞少年團小さな秋企画公演「ちょいとおすまし姉妹」
161.東宝「モーツァルト!」
162.座・キューピー・マジック 「ムーンライト・セレナーデ」
163.劇団桟敷童子「しゃんしゃん影法師」
164.宝塚歌劇団「アデュー・マルセイユ/ラブ・シンフォニー」
165.チャリT企画「ときめき都内」
166.ワンアワーパーキング「兄かえる」
167.プロペラ犬「マイルドにしぬ」
168.「ウーマン・イン・ホワイト」
169.SPIRAL MOON「夜のジオラマ」
170.パラドックス定数「東京裁判」
171.テラ・アーツ・ファクトリー「アンチゴネー/血 Ⅱ」
172.阿佐ヶ谷南南京小僧「赤穂浪士にも三分の魂」
173.グリング「Get Back!」
174.花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」
175.「THE LIGHT IN THE PIAZZA」
176.M&O plays プロデュース「死ぬまでの短い時間」
177.Hula-Hooperの、部活動。「『鱈。』の(へ)」
178.ナイロン100℃「わが闇」
179.劇団四季「ウィキッド」
180.劇団、本谷有希子「偏路」
181.劇団四季「CATS」
182.新宿梁山泊「少女都市からの呼び声」
183.マンションマンション「人間フィルハーモニー」
184.シベリア少女鉄道「俺たちに他意はない」
185.Rカンパニー「メトロに乗って」
186.劇団超新星「鈍底」
187.クロムモリブデン「スチュワーデスデス」
188.下町ダニーローズ「どん底~化け物達の晩餐会」
189.敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース「URASUJI★幕末編~みだれ~」
190.虚飾集団廻天百眼「赤闇少女」


今年見た190本中、よくもわるくも...って、別にわるくはないけれど印象に残った今年の10本(ベストテンではないよ)

※宝塚とミュージカルを除く

新感染「朧の森に棲む森」

年の初めに見て大興奮、10月にゲキシネで見てやっぱり大興奮。
歌舞伎のエンタテイメント性を見事に継承しているです。

月蝕歌劇団「花と蛇」

内容云々より、この演目を本多劇場で公演して超満席にしてしまったことにびっくり。
おまけに紀伊国屋の演劇DVD販売数第2位にもびっくり。

黒色綺譚カナリア派「繭文~放蕩ノ吊ラレ作家~」

明るいアングラ、笑えるアングラ、コメディなアングラ。
今まで、アングラって暗いもんだと思い込んでいたので、こーゆーのもあるんだって意味で目からウロコでした。

「ひばり」

火炙りの刑で真っ赤に染まったシアターコクーンと、ラストシーンで美しくたなびく軍旗。
松さんたっぷり。

新宿梁山泊「唐版 風の又三郎」

テント芝居からは、この一本。どっどどどどおど~♪水やら汗やら魚肉ソーセージやら、いろんなものが飛んできて楽しい度No.1.

イキウメ「散歩する侵略者」

世界に引き込まれちゃった度No.1。
SFサスペンスではじまりラブストーリで終わる展開も◎。
円形劇場がUFOに見えた。

劇団桟敷童子「しゃんしゃん影法師」

吉祥寺シアターが芝居小屋に変身、あーびっくりびっくり♪
ファンタジー色が強いのも好み。

パラドックス定数「東京裁判」

張りつめた空気、という点では今年No.1。硬質だなあ。

Hula-Hooperの、部活動。「『鱈。』の(へ)」

イベント系からはこの一本。
演劇と演芸と宝塚の三角形のど真ん中に位置してると思うのだな。
次に何をやらかすか?という点で次回公演に大期待。

ナイロン100℃「わが闇」

年末にきて、この傑作。死角が見当たらない。今年のMyベストワンin芝居。


蛇足

フールフォアラブ

あのドアを閉めたときの爆音、腹の立つ演出のNo.1。
びっくりして死んだ客がいないからいいようなものの...

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2007落語・演芸リスト

1.池袋演芸場 正月初席 第2部
2.新宿末廣亭 正月初席 第1部
3.うめ吉 コンサート
4.第16回八王子駅前寄席
5.早朝寄席 11-Feb-2007
6.第五次圓朝座その1
7.柳家喬太郎独演会「もったいない愛」
8.第17回八王子駅前寄席
9.第53回所沢寄席「花形三ッ巴競演会」
10.寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.3
11.早朝寄席 11-Mar-2007
12.絹14
13.第67回朝日名人会
14.深夜寄席・新真打卒業公演
15.四派の深夜 20-Mar-2007
16.福袋演芸場 21-Mar-2007
17.朝のおさらい会 25-Mar-2007
18.第4回羽村ゆとろぎ寄席
19.昇太ムードデラックス 30-Mar-2007
20.歌丸・喬太郎二人会
21.第1回indian summer寄席
22.第50回扇辰喬太郎の会
23.早朝寄席 8-Apr-2007
24.第1回 下北☆キラリ
25.君こそつくしだ(第五回)
26.深夜寄席 21-Mar-2007
27.鈴本演芸場 4月下席(夜)
28.松丘亭 25-Apr-2007
29.深夜寄席 28-Mar-2007
30.早朝寄席 29-Mar-2007
31.池袋演芸場 4月下席(昼) 真打昇進披露興行
32.福袋演芸場 30-Apr-2007
33.落語協会特選会「落語を漫才で聞く会」
34.ボク達の鹿芝居「文七元結」イタズラ好きの神ホトケ
35.第151回府中の森笑劇場「はなやか四派勢ぞろい!新緑花形競演会」
36.深夜寄席 12-May-2007
37.第20回八王子駅前寄席
38.池袋演芸場 五月下席(昼)
39.寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.4
40.「柳家喬之助 真打昇進披露公演」
41.ねこマジ・DVD発売記念インストアライブ
42.つくしの深夜寄席「真夜中は別の顔」
43.梅雨祓落語競演「さん喬・喬太郎 親子会」
44.柳家喬太郎独演会 みっちりナイト
45.寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.5
46.桂三若 全国落語武者修行ツアー2007
47.大銀座落語祭「エルヴィス・プレスリー物語」
48.大銀座落語祭「四天王一番弟子の会/柳家喬太郎におまかせ!の会」
49.大銀座落語祭「普通じゃない落語会/上方らくごの四季」
50.第6回羽村ゆとろぎ寄席
51.SWAクリエイティブツアー(昼の部)
52.Cafe 落語 5
53.第2回 八王子寄席
54.池袋演芸場 8月下席(昼)
55.深夜寄席 11-Aug-2007 新宿末廣亭
56.鈴本演芸場 八月中席(夜)
57.柳家喬太郎アナザーサイドVol.1
58.第23回八王子駅前寄席
59.第1回つくしのシークレットライブ
60.繭から9
61.せめ達磨アパッチVol.10
62.第24回八王子駅前寄席
63.第1回初花漬
64.早朝寄席 16-Sep-2007
65.寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.6
66.第2回つくしのシークレットライブ
67.女が語る─残照の江戸・明治
68.第55回朝のおさらい会
69.羽村ゆとろぎ寄席
70.第14回「せきど落語会」
71.第51回「扇辰・喬太郎の会」
72.落語ジャンクション in 下北沢 6DAYS「白鳥独演会」
73.シモキタ☆キラリ Vol.3
74.落語ジャンクション in 下北沢 6DAYS「柳家喬太郎勉強会」
75.第1回アミュー笑ホール寄席
76.東京かわら版400号記念落語会
77.早朝寄席 21-Sep-2007
78.第72回ノラや寄席
79.第3回つくしのシークレットライブ
80.仲良しこみち文左衛門
81.YEBISU亭上方編
82.落語教育委員会
83.繭から10
84.第11回 せめ達磨アパッチ
85.早朝寄席 18-Nov-2007
86.第4回つくしのシークレットライブ
87.第56回朝のおさらい会
88.寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.7
89.都民劇場「柳家喬太郎独演会」昼の回
90.早朝寄席 2-Dec-2007
91.第8回 羽村ゆとろぎ寄席
92.早朝寄席 9-Dec-2007
93.それぞれの掛取り
94.第5回つくしのシークレットライブ
95.鈴本 十二月下席(夜)
96.トンデモ忘年会

「ねこマジ」のインストアライブを、落語・演芸の部にリストアップしたのは、はたして正しかったのだろうか(笑)

せっかくなので、なんだかよくわからないけれど印象に残ってしまったBest 3

寒空はだかカラフルロスタイムショー

毎回、間違いのない面白さ&楽しさ。癖になる。

落語ジャンクション in 下北沢 6DAYS「柳家喬太郎勉強会」

「捨て犬」強烈。

仲良しこみち文左衛門

「らくだ」たっぷり。

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2007年に見たミュージカルのベストワンを考えてみると...

1.「TOMMY」
2.「モダン・ミリー」
3.「マリー・アントワネット」(凱旋公演)
4.「エリザベート」
5.「アイ・ラブ・坊ちゃん」
6.「Damn Yankees -くたばれ!ヤンキース-」
7.「レ・ミゼラブル」
8.「ザ・ヒットパレード ~ショウと私を愛した夫~」
9.「イーストウィックの魔女たち」
10.「蜘蛛女のキス」
11.「モーツァルト!」
12.「ウーマン・イン・ホワイト」
13.「THE LIGHT IN THE PIAZZA」
14.「ウィキッド」
15.「CATS」
16.「メトロに乗って」


Rカンパニーものでは「アイ・ラブ・坊ちゃん」「メトロに乗って」の2本。ミュージカルとしては楽曲のよさで「メトロに乗って」に軍配。日本オリジナルミュージカルは、メロディに対し歌詞に無理がないから聞きやすい。

「マリーアントワネット(凱旋公演)」は初演に比べ格段に良くなったものの、やはり重く暗いendingがマイナスポイント。「TOMMY」もendingが好きなれず。「モダンミリー」「Damn Yankees」は気軽に楽しめる海外ミュージカル。
「イーストウィックの魔女たち」は映画と比べると説明不足の感が強いし、陣内孝則の歌がミュージカルっぽくないのが減点。
 難曲系ミュージカル2本、「ウーマン・イン・ホワイト」「THE LIGHT IN THE PIAZZA」「ウーマン・イン・ホワイト」はミステリー物として面白かったけれどyoutubeで見た海外版に比べるとセットはちょい淋しい。「THE LIGHT IN THE PIAZZA」は木漏れ日みたいな温かさを持つ作品、浮遊するメロディラインが心地よかった。両方ともCD&再演希望。

「蜘蛛女のキス」は石井一孝が好演。「モーツァルト!」は香寿たつきの歌がすばらしかった。「エリザベート」はウィーン・コンサート版、ドイツ語はさっぱりわからないが、その歌声は心に響くから不思議。

「ザ・ヒットパレード」は楽しい歌謡曲ミュージカルショー、昭和戦後歌謡は名曲ぞろい♪

「レ・ミゼラブル」、作品の素晴らしさは言わずもがな。橋本・別所・山口の3人のバルジャンを見たが、ラストはキリストのようになってしまた(笑)橋本バルジャンが、強く印象に残る。

 劇団四季モノ2本「ウィキッド」「CATS」「ウィキッド」が予想外に泣ける展開で、予告編ビデオ見ただけで反射的にウルウルくるようになってしまった。

 やっぱり「エリザベート」(ウィーン版)か。前楽だったというのもあるけれど、ちょっと神がかっていた舞台だったもんなあ。で、次点で「ウィキッド」にゃ。

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虚飾集団廻天百眼「赤闇少女」

虚飾集団廻天百眼
30-Dec-2007 14:30~16:00
神楽坂die pratze

Corich公演情報

071230a

 耽美系アングラ舞台。


 アリシアは自分の分身でもある人形アダリーに。魔術を使って命を吹き込む。それは、愛しいもう一人の自分であり、永遠の今をもった(年をとらない)自分でもある。ところが命をもったアダリーは、自分の意志をもち、それは必ずしもアリシアの意に添うものではなく...
 ノアルスイユは、その屋敷の主人。マゼンダ、コロンビアは、天文学者は、どうやらノアルスイユの元で働いている者たちですが、やがて彼らも元は人形だったことがわかってきます。やがて火事が起きて、皆焼け死んでしまうのですが...

 ラスト、「ある空き屋で火災が発生。焼け跡から男と少女の死体、および人形が発見された」というニュース音声が流れます。いままで我々が見ていたものは、実は、男と少女の人形ごっこの世界だった....?

...っていうような話じゃねえかと思います。脚本読んで確かめてみたいところ。多分、男と少女の妄想が生んだ世界だと思います。(妄想であっても、それは傍から見ればであって、当人たちには現実としてしか感じていないのだろう)


 途中、ジャポニカ学習帳や駄菓子(らしきもの)が出てきて、そのときは「耽美な世界に合わないものを何でわざわざ出すのだろう?」と違和感を感じたのですが、それは現実世界の少女の持ち物であり、幻想の世界が次第に綻んでいく様子を現してるのかもしれません(単なるおふざけかもしれないが)。もっとも、それはラストを見て初めて気がつくことで、現実世界の物は出さず、小道具にいたるまで耽美で統一させてほしかったなとも思います。

 全体に、もう一歩踏み込んで、観客を暗黒面に引きずりこむ迫力が欲しいなと思います。折檻の場面は、見所の一つなのでしょうが、どうもドキドキするような迫力が無い。「淀五郎」でいうところの、まだまだ由良之助が近寄っていけない判官の切腹というか。ホントに折檻しちゃっていいのじゃないでしょうか(笑)
 年季の入ったアングラ役者さんって「ひょっとしたら、この人たちはクスリをやってるんじゃないか」と思わせる芝居をしますが、それが廻天百眼に、やや足りないところかなと思います。

 物語は結構好み。本公演は「『極楽鳥』×『変身前夜』」以降を見させてもらってますが、いちばんよくできてると思います(いちばんわかりやすいし)。

 途中のダンスシーンを見ながら、「このストーリーで、荻田浩一演出で宝塚のショーにしたら面白いんじゃないかな。」と思ったり。

 歯車をモチーフにした舞台に清水真理さん提供の人形が十数体(人形と目が合うとちょっと恐いです(汗))。ラストシーンはプラネタリウムのようで綺麗でした。


 蛇足

 人形、ふくらはぎとか二の腕の線がリアル。リアルというのは「まるでホンモノの人間のようだ」ということだけれど、決して動かないから、永遠に腐敗しない死体のようにも感じられる...だからコワいと感じるのかもしれない。
 あと、人形は美形ぞろいなのだけれど、思い切りぶっさいくな人形をつくってみたい衝動って無いのかなあ。

アリシア 大島朋恵
アダリー 紅日毬子
ノアルスイユ 礼音
マゼンダ カイ
コロンビア 御手洗花女(母檸檬)
天文学者 能登谷智生
 
脚本・演出 石井飛鳥
衣装 CuLLuCOO ViSiON(サチコ統率)
舞台美術 奥山友太・森川明香と赤闇裏部隊
化粧指導 LinDa
照明 棚橋悦子(㈱A.S.G)
音響 立川貴一
宣伝美術 清水真理(人形提供)
 富崎NORI(人形化/人間化)
 LinDa(化粧)
 石井飛鳥(撮影・編集)
球体関節人形提供 清水真理アトリエ果樹園
制作 赤闇少女制作委員会

ブログで検索「赤闇少女」

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December 30, 2007

敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース「URASUJI★幕末編~みだれ~」

URASUJI
29-Dec-2007 19:00~21:00
ザ・スズナリ

Corich公演情報

071229b

 歌って踊って、年末にふさわしいお祭り騒ぎ的なおもしろさ。好色必殺時代劇ミュージカル...ってそのまんまですが、間違いなく紅白よりも面白い...って、まだ放送前だけど♪

 杏子姐さんの粋なかっこよさはもちろんですが、村木よし子さんの和服に拳銃がかなりツボ。ラストのマントに洋装でさすらいのガンマン風もかっこよろし。

 藤田記子さんは、ただただすごいなあ...(笑)

 1/6に初演版観劇予定。

 
杏の元締め 杏子
狐面のおゆき 池田有希子
花屋のかんじ 岩﨑大(Studio Life)
飛脚のやす 森貞文則
早撃ちのかえで 村木よし子(劇団☆新感線)
桐沢半次郎 Diamond☆Yukai
三島・西郷 深沢敦
紅 藤田記子(カムカムミニキーナ)
小栗上野介 西村直人
定岡源吾・水兵2 草野徹(壱組印)
中川吉蔵・水兵1 中野順一郎(ラッパ屋)
水泡先生 吉田晋一(カムカムミニキーナ)
与力 他 小島啓寿(カムカムミニキーナ)
マムシ 他 亀岡孝洋(カムカムミニキーナ)
妾 他 市子嶋しのぶ(カムカムミニキーナ)
斬ったり斬られたりする役 今井克己、植村てつみ 高祖正浩
ナレーション 山田晃士
 
作・演出 松村武
作曲 杏子&深沢敦
振付 前田清美
美術 古川雅之
照明 林之弘
音響 小笠原康雅
衣裳 加藤真理茂
ヘアメイク 馮啓孝
舞台監督 富田聡
制作 中村文重/中野良恵

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下町ダニーローズ「どん底~化け物達の晩餐会」

下町ダニーローズ
29-Dec-2007 14:00~16:10
アイピット目白

Corich公演情報

071229a

 設定を、終戦間近の広島の貧民窟に置き換えています。9割がた原作通りの展開ですがラストはかなりオリジナルで。

以下ネタバレで。

 大家・幸兵衛殺害の犯人として半次が捕まりますが、実は蝙蝠による毒殺であった。ヤソ教のお坊さんであった蝙蝠は、その昔、幸兵衛に息子を殺され、復讐のために正体を隠して貧民窟にやってきたのだった。
 そして8月6日がやってくる。貧民窟を飛び出した朴と、捕まっていた半次以外は、全員あの世へ...

 貞子は死によって病の苦しみから解放されますが、原爆による全員の死は、"どん底"からの解放のようにも思えます。原作では、永遠に続く"どん底"の生活がやりきれない気持ちにさせてくれるのですが、「どん底~化け物達の晩餐会」では"解放"があるからか、(原作に比べ)後味さわやかに感じます。蝙蝠の復讐成功も、後味のよさにつながっているように思います。

 笑いの入れ方がとても落語っぽいですが、言葉だけで世界を構築する落語と違い、芝居だと装置・衣装等のビジュアルの影響で、落語だったら笑いとばせそうな場面が笑えなかったり、逆にもの悲しく感じてしまうのは面白いですね。


・梅喜役の一琴さんがいい味だしてました。大魔神の真似は、大笑い。
・喜瀬川(酒井莉加)の、いかれちゃってる感と、衣装や髪型と汚れ具合がなんともよかったです。
・女優さんが美人ぞろい。こんな貧民窟だったらちょっと暮らしてもいいかも(笑)
・スタッフで志ららさんと志らべさん(他にもいたかな)。前説のうまさはプロだから当然といえば当然ですが、スタッフワークも見事(落語会っぽい風情はありますが)。小劇場系のスタッフさんは落語会から学ぶべき点は多々あると思われます。
・有料パンフあり。良心価格の300円(笑)

※( )は、該当すると思われる原作の役名。当方にて推測。

半次(ペーペル) 細山田隆人
鶴子(ナターシャ) ロリィタ族。
澄子(ワシリーサ) 岩間沙織
幸兵衛(コストゥイリョフ) 内藤忠司
喜瀬川(ナースチャ) 酒井莉加
梶本(クレーシチ) 入月謙一
高橋(男爵) 宇賀神明広
貞子(アンナ) 原田果奈
菊子(クワシニャー) 五藤圭子
アル中の男(役者) 原武昭彦
徳三郎(ブブノーフ) 落合哲郎
白痴の男(アリョーシカ) 山田貴久
朴(だったん人) 山本良也
鳥沢(メドヴェージェフ) 阿部能丸
梅喜(ルカ) 柳家一琴
蝙蝠(サーチン) 立川志らく
 
脚本・演出 立川志らく
舞台監督 主侍知恵(HOZO)
美術 大島広子
衣装 大野典子
音響 佐藤こうじ(Sugar Sound)
照明 河上賢一(LaSens)、鈴木泉
協力 新泰幸(講談社 モーニング)、とちぼり木
宣伝美術・撮影 鈴木雅巳
制作 佐藤里美(立川企画)
プロデューサー 松岡由雄、神田裕司

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December 29, 2007

クロムモリブデン「スチュワーデスデス」

クロムモリブデン
28-Dec-2007 19:35~21:05 E-13
駅前劇場

Corich公演情報

071228

東京公演初日。


タイトルの『スチュワーデスデス』は、
雲の上の天国に連れて行ってくれる
ステキで恐ろしい人の意味があります。

物語は、悩みから解放してあげると言って
命を奪う殺人鬼が現われ、逮捕され死刑の判決を受けます。

しかしその犯人は判決を受けた後、
ショックで昏睡状態になります。

寝たままの犯人に怒りを感じた遺族は、
盗みのプロに依頼して刑務所から犯人を盗んできます。

自分たちで処刑しようというのですが、
さてうまく殺せるでしょうか.....という話です。

 昏睡状態の犯人はいったい何を考えているのだろう...ということで、犯人の意識の世界を覗いたり、事件の真相をさぐるために死んだ二人を降霊させたり、犯人の意識の世界(夢の世界)で復讐しようとしたり...と、現世と精神世界を行き来します。

 コスプレあり、アクションあり、大音量のBGMあり、歌ありで、エンタテイメントな仕上がりになっていますが、実は"生と死"という結構重いテーマですよね。「悩みから解放してあげると言って命を奪う」というのは傍から見ればとんでもないことですが、当人たちにしてみればはたしてどうなんだろう?それは自殺や安楽死といった問題にも繋がるわけです。まあ、観劇中は楽しんで見ちゃってたわけですが、終演後、チラっとそんなことを考えちゃいました。

 以降ネタバレになっちゃいますが...

 最後に、犯人=スチュワーデスデスを彼らは封印し、その周りをデコレートします。古今東西、悪魔・悪霊を封印する話は多々ありますが、封印したその場所は禁断の地となるのが一般的だと思います。ところがその場所に社をつくって"奉る"というのは日本特有ではないかと思います。で、後世の何も知らない人がお参りしたり、まわりのお土産屋さんができたり...日本人って素敵ですね(笑)。

 もうひとつ、犯人=スチュワーデスデスは、ももみの意識が作り上げた怪物だったのかな、

以下、感想を箇条書きで。

・とりあえずエヴァンゲリオンが見たくなった。ヤシマ作戦は偉大だなあ(笑)
・ドレミの衣装がかわいい。一般民間人にはなかなか着こなせないと思う。
・板倉チヒロ氏のラムちゃん、ぜんぜん違和感が無いのが不思議だった。
・葛木英さんの女王様コスプレはキャラどおり...だけれど、もっと地味で暗~い役とかも似合いそうだなあと思ったりして。
・適度な大音量。うるさすぎず、でも下っ腹に響いてくるあたりは絶妙。
・宣伝写真、なんだかサンダーバードっぽくてよい。
・見るたびに思うけれど劇団名のロゴがかっこいい。

予定が合わず未見だった前作「マトリョーシカ地獄」、DVDが発売されてたので衝動買い。

高田獏(死刑囚) 森下亮
ももみ(ままよとカカトの友人) 金沢涼恵
菊池幸三郎(殺し屋) 板倉チヒロ
ドレミ(幸三郎の手下) 奥田ワレタ
ガナリ(遺族・カカトの兄) 久保貫太郎
ままよ(殺された娘1) 渡邉とかげ
稲村武者雄(遺族・ままよの兄) 板橋薔薇之介
カカト(殺された娘2) 葛木英(メタリック農家)
 
脚本・演出 青木秀樹
音響効果 笠木健司
照明 床田光世
美術 ステファニー(劇光族)
舞台監督 塚本修
演出助手 北側大輔(カムヰヤッセン)
小道具 中島香奈子+當間英之(野鳩)
衣装協力 赤穂美咲、田口由希、パナマ
美粧 増田加奈
宣伝美術 藤永純一郎、野間口幸子、さくらの
宣伝写真 安藤青太 野間口幸子
ビデオ撮影 菊池佳貴(gaamcalm)
今回お休み 重実百合、木村美月
制作 塩田友克、安井和恵、野崎恵、金澤裕
プロデューサー 遠山浩司
企画・制作 office crome

スタッフリスト、"今回お休み"って面白いニャ。

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December 27, 2007

劇団超新星「鈍底」

劇団超新星
26-Dec-2006 19:00-21:00
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

071226

 去年も拝見しましたが、"年末"の"ザムザ阿佐ヶ谷"に"どん底"って不思議にぴったりきます。
良くも悪くも小屋掛け芝居の雰囲気、演劇鑑賞ではなく芝居見物の風情。これがまた年末のザムザに合ってるのだなあ。
 客席の照明が明るめで、これもまた小屋掛け芝居っぽく感じる要因でしょうか。
「鈍底」見て、外に出ると寒くって、そこは阿佐ヶ谷...なんだか年の瀬~って感じがしていいじゃないかあ♪

 「とよ」「小僧」「爺さん」の三役以外は、役代わりもしくは新しいキャストさん。昨年と雰囲気がかわっているのも面白いです。

来年も見よう。

役名 2007キャスト 2006キャスト
とよ(ワシリーサ) 西入美咲 西入美咲
かよ(ナターシャ) 里見瑶子 仲島らん
平吉(ペーペル) 藤内正光(D.C.M) 前田広治
鬼吉(サーチン) 竹本泰史 佐藤英樹
男爵(男爵) 広正翔 石井英登
仕立屋(ブブノーフ) サトーヒデキ 山崎努
錠前屋(クレーシチ) 安永和彦 しん
役者(役者) しん 広正翔
巡査(メドヴェージェフ) 樹カズ 山名和俊
りん(ナースチャ) 水原香菜恵 間宮結
お初(クワシニャー) いのこまりこ 孫貞子
お妙(アンナ) 間宮結 いのこまりこ
お菊(ゾープ) 孫貞子 はやぶさ人生
王さん(だったん人) 山名和俊 藤内正光
小僧(アリョーシカ) RANKO RANKO
爺さん(ルカ) 森章二 森章二
大家(コストゥイリョフ) 中島史善 町田政則
 
脚本・演出 かわさきひろゆき
音楽 リン・ホブディ
照明 高岡政人
音響 藤吉政人
制作 間宮結
製作 劇団超新星

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December 25, 2007

Rカンパニー「メトロに乗って」

Rカンパニー
24-Dec-2007 13:00~15:55 1F-F-29
東京芸術劇場 中ホール

Corich公演情報

071224a

 原作も映画も見ておらず、「メトロに乗って」の物語自体、初めて。
作品紹介のあらすじを読むかぎり、「昔の父親にあって、父子仲直りする話だな」と思っていたのですが、まさか、ああなってああなるとはなあ...予想外に複雑かつ泣ける結末でした。

 回り舞台をうまく使ったスピーディな場面転換。かなり高速で回している場面もありました。恐らく目の前を走り去る電車に見立てているのでしょうね。

 戦後の場面のダンスシーンは、熱くて迫力があります。復員兵姿、もんぺ姿、鍋釜かぶっていたり、リュックサックや犬背負ったりしている連中が、いきなりかっこよく踊り出すっていうのが楽しい。
 秋本みな子さん、井田安寿さんの歌は素晴らしくて、高音がスコーンとつき抜けていくようで、聞いていて気持ちが良い。お二人とも劇団四季出身なんですね。四季おそるべし(笑)
 信次の広田勇二さんははまり役じゃないでしょうか。くたびれたサラリーマン姿がよく似合ってました。ソロで歌い上げる場面は、やはり高音が伸びて素晴らしい。
 そんな歌の上手い皆さんが掛け合いで歌う場面は聞き応え十分。

 歌詞が自然に耳にはいってくるので、ストーリーがつかみやすい。最初から日本語の歌詞に曲をつけているからでしょうね。ここは日本オリジナルの強み。翻訳モノだと、文節が滅茶苦茶で、発声は明瞭なのに意味不明なことが多々ありますもん。

 過去作品のDVD販売が、今年いっぱいとのことで、未入手だった「21C マドモアゼルモーツァルト」を購入。前作「あいらぶ坊ちゃん」がらDVD化しない方針だそうで。なんでさー...

 「永田町で半蔵門線を電車を待つか、赤坂見附まで歩いて銀座線に乗るか」のくだりは思わずニヤリ。国立演芸場の帰りって、いつもどっちにすべきか迷うのだよなあ。

軽部みち子 秋本みな子
お時 井田安寿
貞子 野田久美子
節子 浜崎真美
おケイ 野口綾乃
トラ 清田和美
闇市の女ほか 鈴木智美(客演)
闇市の女ほか 大川麻里江
闇市の女ほか 兼崎ひろみ
闇市の女ほか 富永友紀
闇市の女ほか 堀川亜矢
闇市の女ほか 村田麻衣
闇市の女ほか 渡邊りせ
闇市の女ほか 伊沢絵里子
闇市の女ほか 永登春香
闇市の女ほか 奥津菜々子
闇市の女ほか 冨永波奈
小沼真次 広田勇二
アムール 吉田朋弘
野平 勝部演之(客演)
岡村 小林アトム(客演)
予科練 渡辺修也
ハチ公 安中淳也
村松 佐藤伸行
亀吉 山合大輔
小沼昭一 関川慶一
小沼圭三 藤田将範
バーテンダー 新木啓介
老人 五十嵐進
闇市の男ほか 萩原弘雄
闇市の男ほか 藤原岳(客演)
闇市の男ほか 黛一亮
佐吉少年 柴崎一輝(客演)
 
脚本・演出 ワームホールプロジェクト
エグゼクティブプロデューサー&クリエイティブディレクター 相川レイ子
音楽 井上 ヨシマサ・高田浩
振付 野坂 公夫・畠山龍子
美術 朝倉摂
衣裳 原 まさみ・東京衣裳
ヘイアメイク 宮内 宏明
照明 笠原俊幸
音響 小幡亨
音楽監督 高田浩
歌唱指導 桑原英明
舞台監督 高瀬洋
主催 ヒューマンデザイン TBS
協力 ANA ぴあ株式会社

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シベリア少女鉄道「俺たちに他意はない」

シベリア少女鉄道
23-Dec-2007 14:00~15:30 B-6
赤坂RED/THEATER

Corich公演情報

071223a

 演劇のくくりで語らえる団体ではあるけれど、志は演芸だと思うので、落語ネタを引用しつつ考察したい。

 で、前作「永遠かもしれない」では、前振りを本編と錯覚させておいて「実は前振りだったんだよ」と落とす構造を、多重的に構築し、さらにサザエさんや忠臣蔵という、人類が生きている限り無限に存在し続けそうなネタをかぶせてくるという、緻密な構成で笑いを取る構造になっていた(ほんとか(笑))。

 今作では、構造はシンプル、前振りの"誘拐事件"の世界の緊迫感あふれるセリフが、スクリーンに映される全く関係のない質問の回答になっていて笑いを取る構造であった。笑えるもの、しょうもないもの含め、365個あったらしい。
 スクリーン上の質問に対し、いかにタイミングよく、スケッチブックに書かれたセリフを見せながら発声するのかが重要で、もしセリフを噛んだり間がずれたりしたら、一気につまらなくなると思う。「大工調べ」「金明竹」「黄金餅」などの言い立てと同じで、噛んで流れが途切れたら興ざめというのと同じじゃないかな。

 観客側は、スクリーンの質問とスケッチブックの回答を追いかけるのに精一杯で、そのセリフが誘拐事件側の世界のセリフとしてつじつまがあっているかどうか確認するヒマがない。でも、それも狙いなんでしょうね。冷静に確認できる余裕があったら、あんなくだらないネタにいちいち笑ってなんかいられませんって(笑)。


 さて、前作と今作を、落語ネタに例えてみる。

 前作「永遠かもしれない」は、仕掛けが多く、色々な場面が登場するので、「地獄八景亡者戯」のような独演会向きの大ネタ。一方、今回の「俺たちに他意はない」は、「金明竹」「子ほめ」「牛ほめ」のように、"言い立ての可笑しさ"につきるし、「小言念仏」のように、あらゆるところを切れ場に出来る構造だから、いかなる上演時間にも柔軟に対応できる、便利な寄席向きのネタじゃないかなーなんて思っちゃったりして。

 質問のネタには、ガンダム(アムロ)、巨人の星、ハイジなど、あまり若いお友達にはなじみのないネタあり。あ、だから若者(25歳以下)割引なんて制度があるのかなと、思いました。終演後、客席で大リーグボールについて説明している声が聞こえました。確かに、今の若い女性だと、”大リーグボール”なんて言われてもわからないだろうなあ。(私は、ほとんどがストライクゾーンなので、たっぷり笑わせていただきました。)

古葉友晴 前畑陽平
仁科幸 篠塚茜
井村章宏 加藤雅人
竹中博子 吉原朱美
大井久 横溝茂雄
三原洋二 豊田浩文
辛島秋奈 菊池敦美
 
作・演出 土屋亮一
スーパーバイザー 藤原幹雄
舞台監督 谷澤拓巳+至福団
音響 中村嘉宏
照明 伊藤孝(ART CORE design)
映像 冨田中理(Selfimage Produkts)
衣裳 さかくらきょうこ
大道具製作 C-COM舞台装置
小道具 畠山直子(TEXAS)
宣伝美術 チラシ撲滅委員会
票券 保坂綾子
制作 安元千恵
製作 高田雅士
企画・製作 シベリア少女鉄道

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December 24, 2007

春野寿美礼退団の12/24に考えてみよう♪今年見た宝塚の演目のベストワンは何?byマリーアントワネット

071224

まず、今年見た演目一覧。

1.「維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック」(ENAK STAGE GRAPH)
2.「パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス」(ENAK STAGE GRAPH)
3.「A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-」(ENAK STAGE GRAPH)
4.「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ」(ENAK STAGE GRAPH)
5.「さくら/シークレット・ハンター」(ENAK STAGE GRAPH)
6.「大坂侍-けったいな人々-」(あらすじはこちら)
7.「エリザベート - 愛と死の輪舞(ロンド) - 」(ENAK STAGE GRAPH)
8.「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!」(ENAK STAGE GRAPH)
9.「Kean(キーン)」(ENAK STAGE GRAPH)
10.「MAHOROBA/マジシャンの憂鬱」(ENAK STAGE GRAPH)
11.「アデュー・マルセイユ/ラブ・シンフォニー」(ENAK STAGE GRAPH)


1.芝居の部

まず最初に「エリザベート」「Kean(キーン)」は、宝塚オリジナルではないので対象外としたい。

2007年一発目「維新回天・竜馬伝!」は、紫城るいのお竜をはじめ、娘役・女役さん扮するの芸者連中がよかったが、宝塚よりもコマ劇のほうが似合いそう。続く月組の「パリの空よりも高く」は、肩のこらないミュージカルコメディの佳作。宙組の新主演コンビお披露目の「A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-」は、主演コンビの歌の下手さがどうでもよくなってしまうほどパワーあふれる楽しい舞台。花組「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪」は春野・明智のかっこよさは見所だったが、とんでもないオリジナルな展開に唖然。星組「シークレット・ハンター」はロードムービー風サスペンスラブコメで面白い。「大阪侍」は、霧矢大夢好演、歌謡ショーの趣あり。「バレンシアの熱い花」は、主役のフェルナンドが大和悠河のニンではないのが引っかかる。「マジシャンの憂鬱」は正塚コメディの秀作だが、二幕物としてじっくり見てみたいかも。春野最後の舞台「アデュー・マルセイユ」は手堅くまとめた秀作、大階段の使い方は見事。

で、面白さ優先で選ぶと「A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-」「シークレット・ハンター」のどちらかになるのだけれど、実は、もう一本、とっても気になる作品がある。「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪」である。

・探偵と女賊の恋物語に、実は生き別れた兄妹だったというオリジナル設定を加え、近親相姦の要素を持ち込みんだことで、アングラ色が高くなっている。ややもするとエロ・グロに行きがちな世界だけれど、すみれコードというフィルタを通すと耽美な方向に向かうから面白い。(近年の大成功例は、昨年の「タランテラ」だと思う)
・戦後独特の和洋折衷感もよい。これは宝塚のノンジャンル性にも通じる。
・春野寿美礼の明智小五郎、はまり役だと思う。
・ついでに桜乃彩音の男装や、和服メガネっ娘もポイント高い。

「宝塚ならでは」(裏を返せば宝塚でなかったら、まず成立しないだろうってことだけど)という点で、あえて「明智小五郎の事件簿~黒蜥蝪」を本年度のベストワンとしたい。
ストーリー上は納得しかねる点が多々あるけれど、それもまた宝塚っぽくていいじゃないか(笑)


2.ショーの部

「ザ・クラシック」は、できればショパンだけに絞ったほうがよかったかも。「ファンシー・ダンス」は文字通りダンス全開、3人娘エトワールが印象に残る。「TUXEDO JAZZ」は荻田作品としては物足りないが、それは口当たりがよいからで、結構凝った構成になっている。「さくら」、笑える日本物のショーっていうのも珍しい。「宙 FANTASISTA!!」は、大和のアイドル性と陽月のダンスが光る。「MAHOROBA」はショーというより舞踏劇、古代スペクタクル。「ラブ・シンフォニー」は、これでもかこれでもかの総踊りの連続、春野を送る花組生たちという構図。

 もう、これは好みで選んでいるようなものだけれど、陽月華の切れのあるダンスと和音美桜の美声を堪能できたという理由で「宙FANTASISTA!!」をベストワンとしたい。「宇宙のファンタジー」や「スカイハイ」などの懐かしい歌が聞けたのもうれしい。前述のように大和・陽月は、歌はいまいちなのに、それを補って余りある"華"がある。なんか許せてしまうのだよなあ、不思議だ。

次点は「MAHOROBA」。彩乃かなみの歌声にはホントに癒されますぜ、だんな♪

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December 23, 2007

マンションマンション「人間フィルハーモニー」

マンションマンション
22-Dec-2007 19:00~20:45 C-6
駅前劇場

Corich公演情報

071222b


「俺はお前が好きなんだ。だから幸せな結婚を、素敵な誰かとしておくれ!」
男は愛するハニーのために素敵なダーリンを見つける旅に出る。
荒波を蹴って海を割れ!砂塵にまみれて荒野を憎め!
恋人を幸せにする自信のない人達に贈る、卑屈な恋の物語。

 前作「キングオブ心中」では歌舞伎のような見得をきる演出がありましたが、本作「人間フィルハーモニー」では舞台装置・内容・キャラクタ設定すべてにわたり、まるで歌舞伎の世界。

・売れない作家と、家計を支えるために働く妻
・彼女を愛するが故に旅に出た男と、屋台のタイ料理屋に身をやつして風神雷神とともに男を捜す女。
・生活のため悪事に手を染めながら各地(京王線沿線)を転々とする学生結婚の男女。

 3組のカップルが絡みます。大詰め、愛のために世界を滅ぼす雨女(高木珠里)の登場、"駅前劇場でそこまでやるか"の本水にびっくり。

 猿之助歌舞伎を見た時のようなカタルシスあり(笑)

 桟敷自由席は、"自分の身は自分で守ろう"ビニールシートあり。本水を味わいたければ、桟敷中央~桟敷上手側がベスト♪

結婚適齢期の男・高田 チョウソンハ
結婚適齢期の女・葉子 高木珠里
売れない作家・伊丹 嶋村太一
伊丹の妻 根上彩
学生結婚の男・鴨志田 富岡晃一郎
学生結婚の女・委員長 横畠愛希子
雷神・他 小森理
風神・他 三浦竜一
編集者・岸本 菊地明香
 
作・演出 福原充則(ピチチ5)
舞台監督 松下清水+鴉屋
大道具 尾崎智紗
照明 河上賢一(La Sens)
音響 高塩顕
舞台美術 横畠愛希子、笹野茂之
宣伝美術 木下実香(バジリコFバジオ)
演出助手 安倍川モチコ
稽古場代役 薄井清喜
製作補助 山崎華奈子
制作 今井由紀

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新宿梁山泊「少女都市からの呼び声」

新宿梁山泊
22-Dec-2007 14:00~15:30
芝居砦・満天星

Corich公演情報

071222a

やっぱり年末はアングラっす(笑)


田口は原因不明の腹痛で手術を受けようとしている。天涯孤独の彼に、親友の有沢がその婚約者ビンコと付き添っている。田口の腹には共に産まれるはずだった妹の残骸である髪の毛が詰まっていた。

麻酔にうなされる田口は夢で、まだ見ぬ妹・雪子を訪ねる旅に出る。

そこは全てのものを冷たいガラスに変えてしまう世界であった。雪子はガラス工場の街に住み、その身体をガラスに改造しようとしていた。
この街から連れ出そうとする田口だが、共に現世で生きる為には凍ったガラスを溶かす暖かい血が必要だとせまる雪子に田口は自らの指を切らせて雪子に与えようとするが、雪子の婚約者ドクターフランケに銃で撃たれてしまう。
「これからは現世で僕の代わりに生きていくんだよ...」と告げて意識を失う。
気付くとそこは病院の手術室。手術で目覚めない田口の中から、雪子が現世界に出てくる、有沢を見つけて「兄の身体の中からいつも想っていた」と喜ぶ。

これからは兄の代わりに共に生きていこうと迫る雪子だが...

 インナースペースである雪子の世界が、意識を失った兄・田口から出てくるあたりは面白いですね。雪子の世界...それは、髪の毛に宿った妹の魂の世界かもしれないし、兄のまだ見ぬ妹への想いからくる幻想の世界かもしれない。「ブラックジャック」の「畸形嚢腫」ではピノコがまだ姉の体内に居たときにブラックジャックにテレパシーで語りかけるくだりがあった。アッチョンブリケ。

フランケ醜態博士は、造形がサイレント映画のマッドサイエンティスト風で面白い。
雪子が和服で踊るバレエは、なんとも艶かしくってよいです。
ラストのビー玉の津波は圧巻かつ爽快。(パチンコの爽快感にも似てるよなあ)

芝居砦・満天星は初めて行く劇場。コンクリートの階段を降り、受付を抜けると木製の壁で囲まれた喫茶スペースがあり、その奥が劇場。隠れ家風でユニークな空間でした。

男-田口 広島光
少女-雪子 沖中咲子
フランケ醜態博士 金守珍
有沢 川畑信介
ビンコ 目黒杏里
老人A 染野弘孝
老人B コビヤマ洋一
防空頭巾の女たち1 梶村ともみ
防空頭巾の女たち2 三浦伸子
防空頭巾の女たち3 目黒杏里
フランケの助手・看護婦 渡会久美子
連隊長 米山訓士
兵隊1 小林由尚
兵隊2 梶山竜矢
インターン1 染野弘孝
インターン2 小林由尚
インターン3 梶山竜矢
乞食老人たち・町の人々 コビヤマ洋一
大貫誉
三浦伸子
沈完輔
米山訓士
染野弘孝
小林由尚
梶山竜矢
アブちゃんをつけた少女 三浦伸子
老人・養老先生 麻生麦
 
作 唐十郎
演出 金守珍
照明 泉次雄+ライズ
音響 N-TONE
振付 大川妙子
舞台美術 大塚聡+百八竜
衣装 沖中咲子
黒沼弘己
近藤結宥花
宣伝美術 梶村ともみ(画)
福田真一(デザイン)
制作 新宿梁山泊事務所

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December 22, 2007

「恐れを知らぬ川上音二郎」

東宝
20-Dec-2007 19:00~22:30 1F-12-25
シアタークリエ

Corich公演情報

071220c

2回目。前回が11/17(初日から10日目)なので、約1ヶ月ぶりになります。

 全体の流れがスムーズになって、前にも増して3時間があっという間。特に劇中劇「ヴェニスの商人」、法廷の場面~貞がカメ・野口を駆け落ちさせるまでのくだり、前回とは比べ物にならないほど緊迫感のあるシーンになっていました。手に汗に握っちまいましたよ。

 音二郎が企てた熊吉の逃亡は、事前に計画していたものにもかかわらず熊吉本人の意思で未遂に終わりますが、貞が企てたカメ・野口の逃亡は見事に成功します。この対比は、一座での音二郎と貞の立場そのものなのですね。
 このシアタークリエを当時のトレモント劇場に見立て、観客を巻き込んでの劇中劇、その中で繰り広げられる逃亡劇と、虚実入り混じった複雑な構成になってるのですね。よくできた本だと思います。

 前回は、いかにも商業演劇っぽいアタリのやわらかさに期待はずれの感もあったのですが、それは計算しつくされたやわらかさなのかもしれないですね。

 堺正章の一人二役芸の最後のびっくりは、前回は無かった。"してやったり"な堺正章の表情がなんともよいです。


蛇足

・ミルフィーユかつサンドを食するおともだちをそっこらじゅうで見かけた。結構売れている模様。今度食べようっと。
・休憩時間は日比谷シャンテに脱出するのが正解。なんだかすごい開放感♪
・堀内敬子著「こけらおとし」を購入した際の売り場スタッフさん、やけに心のこもった「ありがとうございました」で気分がよかったですが、ロビーの狭さからくる圧迫感をスタッフの笑顔と気配りで緩和させようという作戦なのかもしれない。

川上音二郎 ユースケ・サンタマリア
川上貞 常盤貴子
助川タエ 戸田恵子
伊達実 堺雅人
甲本与之助 堺正章
津田山蔵人 浅野和之
飯尾床音 今井朋彦
伊東カメ 堀内敬子
大野熊吉 阿南健治
小村寿太郎 小林隆
ホイットモア夫人 瀬戸カトリーヌ
野口精一 新納慎也
綿引哲人 小原雅人
ヘンリー・アーヴィング ベーカー・ウィリアム・ヒュー
 
脚本・演出 三谷幸喜
美術 堀尾幸男
照明 服部基
衣裳 黒須はな子
音響 井上正弘
ヘアメイク 河村陽子
邦楽 杵屋五七郎、鳥羽屋長秀
音楽 荻野清子
プロダクション・アソシエイト 佐藤万里
舞台監督 松坂哲生

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劇団四季「CATS」

劇団四季
20-Dec-2007 13:30-16:00 1F-11-79
キャッツシアター

Corich公演情報

071220b

 人生2回目のCATS。

前回見たのは一昨年だったか?あまりにひさしぶりだったので、初見の心持ち。

 劇場前はすっかりクリスマス仕様でした。この日は学校の演劇鑑賞会の日だったらしく、中学生のおともだちが多数。

 マジックで消されてオールドデュトロノミー(青井緑平)になってしまう猫さんが、えらくエロかっこよかった。調べてみたら、どうやらボンバルリーナ(岡本結花)という猫さんらしい。

 マジシャンの猫さんは、コマみたいにクルックル回ってましたが、それもマジックなのでしょうかね(笑)

 猫さんとも握手できたし、満足なのでした。
(欲言えば雄猫さんだったのがちょいと悔やまれる。今度は雌猫さんが来る席にしようっと)

にゃあ♪

グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 谷内愛
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティーザ 磯谷美穂
ディミータ 有永美奈子
ボンバルリーナ 岡本結花
シラバブ 紺野美咲
タントミール 原田真由子
ジェミマ 増田朱紀
ヴィクトリア 千堂百慧
カッサンドラ 永木藍
オールドデュトロノミー 青井緑平
アスパラガス=グロールタイガー
バストファージョーンズ 
田島亨祐
マンカストラップ 荒川務
ラム・タム・タガー 金森勝
ミストフェリーズ 岩崎晋也
マンゴジェリー 田井啓
スキンブルシャンクス 石井雅登
コリコパット 牛俊杰
ランパスキャット 高城将一
カーバケッティ 花沢翼
ギルバート 龍澤虎太郎
マキャヴィティ 片山崇志
タンブルブルータス 川野翔

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December 18, 2007

Hula-Hooperの、部活動。「『鱈。』の(へ)」Hula-Hooperの忘年会

Hula-Hooper
17-Dec-2007 20:00~22:50
渋谷7th FLOOR

Corich公演情報

071210

 12/10の本編が予想以上に楽しかったのと、評判のオムライスを食べる目的で(10日は外で飯すましてから行ったので食わず)、急遽、忘年会にも行ってみました。やっぱりオムライスってうまいもんだよなあ。


司会 板垣雄亮(殿様ランチ) と服部弘敏(IDENTITIEZ

鱈。のふ思い出し興行

 前回公演の正規版を見ていないので、どこをどう端折っているのかはわかりませんが、大映ドラマ風ミュージカルな雰囲気で楽しく拝見しました。そーいえば大映ドラマって、たまにシリーズの途中あたりに"それまでの総集編"をやったりするけど、そういう端折り方なのかな。

 上田遥さんの「~でしゅ」っていうのがツボでした。
 部長によるhiroの完コピは絶品。

 とりあえず、みんな歌うまい。いや、かなりうまいかも。肉声でアカペラで踊りながらで、音はずさないだけでもたいしたもの。人生、歌うまくなくっちゃいけないと、特に根拠もなく思う。


エンタテイメント版オペラ座の怪人 by あなざーわーくす

観客参加型オペラ座の怪人。
お客人に仮面を被せて怪人に見立てたり、マスカレードでは全員で踊ったり。

なんだか本家の「オペラ座の怪人」が見たくなり劇団四季のホムペに行ったら「~怪人」は現在大阪公演中とのこと。じゃあ同じALWで...ってことで「キャッツ」のチケットを衝動買いしてしまいましたよ。

あ、店内を自由に動き回る"オペラ座の怪人"だから、ある意味「キャッツ風オペラ座の怪人」とも言えるか(笑)


くものすカルテッド

どっかで見たことあるけど思い出せない。何かのイベントだったか、インストアなライブだったか、多分無料の会だったから思い出せないのだと思います(笑)

ジャンルとしてはジプシー音楽になるのかな。プリミティブなダンス音楽って盛り上がりますね。
ヒヨコ(?)の"イパネマの娘"は可笑しかった。あのヒヨコ欲しい。

ミニスカでのスパニッシュ系ダンスって初めて見ました。なんだか新鮮♪

チケットが一万円以上もするくせにつまらない商業演劇が多い中、たった2800円で3時間楽しめるっていうのは正義だとおもふにゃ。

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劇団、本谷有希子「偏路」

劇団、本谷有希子
16-Dec-2007 14:00-16:10 1F-N-10
紀伊国屋ホール

Corich公演情報

071216a

 田舎の平凡な家庭...ではあるけれど、どこか偏った者ばかり。若月も、父親も然り。人間なんて大なり小なり偏っているのがあたりまえで、紺野家も若月からみれば"グロテスク"だけれど、それが紺野家ではあたりまえのこと。
 生き方だって、毎年お遍路に出る父親、詩人めざして挫折した長男、国籍目当ての外国人夫をもつ叔母など、相当偏ってる。
 そーなると「ニュートラルなものはどこにあるの?」ってことになるのだけれど、「そんなもんあるわけないじゃん♪これがフツーじゃん」というのが本谷さんの見解なのでしょう。

 偏った人間がニュートラル(常識とかモラルとか...)なものを目指したり、戦ったり、拒んだり、足掻いたり...という構図のドラマはよくありますが、偏った姿こそが人間のニュートラルの状態と捉え、面白おかしく人間の本質を描こうとする姿勢は、とっても落語っぽいなと思います。

 そこで思い浮かぶのが柳家喬太郎の新作落語で、描く世界やキャラに、同じ匂いを感じます。

 都落ちした若月を迎える能天気にもみえる親戚は「すみれ荘201号」の実家の母親と代議士のセンセーのようだし、紺野家の人間の仮面を剥がそうと暴れる若月の父は「本当のことをいうと」(息子の婚約者の家庭状況にあわせ、弟をシンナー中毒、妹に売春させる父親を彷彿させます。ぶっとび具合は「諜報員メアリー」か。「都落ち」といえば「華麗なる憂鬱」という話もありました。

 落語っぽいといえば、依子の一言で、若月の決意が一瞬にしてリセットされるくだり、まるで落語のオチですが、ちょっとしたことで長年の苦労が水泡に帰すなんてよくあることだったりしますね。
 ばかばかしくてくだらなくて笑ってしまうけれど、そこに本質が隠れていたりするところも、落語っぽいと感じさせる要因なのでしょう。

 逆に「演劇だよなあ」と感じるのは、観客の想像力に頼る落語と違い、ビジュアルで見せざるを得ない演劇では、父が暴れる場面や若月が爆発する場面は生々しすぎて笑いとばせないところでしょうか。

 有料パンフのなかで自らを"文科系女子"と称していますが、本谷さん風"文科系女子"の方って、結構寄席や落語会で結構見かけます。なんていうか池袋演芸場の3列目の端席あたりに座っていそうな感じなですよね。

 前半のほのぼのゆったりした展開に、幾度か睡魔が襲ってきました(日曜午後のそこそこ温かい劇場ということもあるかもしれません)。自分は「腑抜け~(再演)」以降を見ていますが、共通して、最初は断片のみが提示され次第に全貌があきらかになる展開がとてもスリリングだと感じていました。今回の「偏路」、その展開は過去作品と同じなのに、スリリングどころか"ほのぼのまったり"と180度異なる印象を受けました。
 都落ちしてきた若月から見れば、ひどく退屈な"田舎の日常風景"でしょうから、観終わってみれば、観客に"田舎の退屈さ"を共有させるのが狙いだったのかなとも思いました。
 あるいは、この"ほのぼのまったり"感、本谷さん言うところの「本谷有希子第三期」「"悪意を描"くから"善意を描く"へ」の変化の表れのひとつなのかもれません。
 
 本谷さん、いつの日か、落語の台本書いてくれないでしょうか?


 舞台セットは、明るくデコレートされた部屋の壁が、上にゆくとめくれて中の骨組みが見えるようなっています。
若月言うところの、"ほのぼの"の中のグロテスクをあらわしているのでしょうね。

 印象にのこった、どうでもよいかもしれない点

・キティちゃんからドクロまで、和江の衣装のアップリケ各種
・知未がレンジでチンしてたべてたごはん
・犬の名前が「クリムゾン」
・父が娘を「さん」付で呼んでいた。先代古今亭今輔が、弟子を「さん」付で呼んでいたというエピソードを思い出した。
・小島よしおネタあり。大劇場から小劇場まで。最近いろんなところでネタに使われてるなあ。面白いかどうかは別にして、一般常識として「エンタの神様」は見ておけってことか。

木多宗生 近藤芳正
木多若月 馬渕英俚可
紺野和江 池谷のぶえ
紺野ノリユキ 加藤啓
紺野知未 江口のりこ
依子・カーン 吉本菜穂子
 
作・演出 本谷有希子
美術 中根聡子
照明 倉本康史(APS)
音響 藤本純子(Sound Busters)
音楽監修 秋山多恵子
衣裳 鈴木美和子
ヘアメイク 奥野展子
映像 奥秀太郎
演出助手 福本朝子
舞台監督 宇野圭一+至福団
宣伝美術 佐々木暁
宣伝写真 引地信彦
宣伝ヘアメイク 二宮ミハル
WEB制作 関谷耕一
票券 脇本好美(ヴィレッヂ)
当日運営 皆川小百合
制作助手 嶋口春香
制作 寺本真美(ヴィレッヂ)
企画・製作 劇団、本谷有希子

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December 16, 2007

劇団四季「ウィキッド」

劇団四季
15-Dec-2007 17:30-21:30 1F-14-18
電通四季劇場 [海]

Corich公演情報

071215

初ウィキッド。予想以上の面白さ&感動。

 開演前から天井のドラゴンに期待値上昇でしたが、開演し、なんて生き生き動くんだろーって感心しました。

「オズの魔法使い」の隠されたもう一つのお話。(あらすじはこちら)

なぜ悪い魔女といわれるようになったのか...

「STAR WARS」でいえば、「オズの魔法使い」がepisode.4~6、「ウィキッド」がepisode.1~3で、西の悪い魔女=ダースベーダーといったところでしょうか。エルファバの、良かれと思ってした行為を逆手に取られ、悪人として追い詰められていくくだりは、どことなく逃亡する義経のようにも感じられます。友人同士が、やがて対立する立場となるのは「アドルフに告ぐ」のようでもあるし...社会に翻弄され波乱の人生を歩まざるを得なくなる話って、やはりグっとくるものがあります。とにかく自分的にはツボ満載で、素晴らしい歌の力も加わり、涙腺を刺激してくるのです。ラストは、特に目頭が熱くなってきてヤバかったです(笑)。

 エルファバ・濱田めぐみさんは素晴らしい歌唱力。1幕目ラストの"Defying Gravity"は圧巻でした。
沼尾みゆきさんのグリンダ。前半のバカっぽさが素敵♪
二人のコンビネーションもよいですね。

 総じてみなさん歌も踊りも高いレベルで安心して見ていられますね。なんだかんだ言って、劇団四季って、ある一定のクオリティを維持しているのは素晴らしいと思います。(歌劇団といいながら、歌下手なトップがいたり、時折とんでもない駄作を生み出す宝塚とはえらい違いであるぞ(笑))

 CD衝動買い。

 これはリピートしたくなりますね。

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ 山本貴永
マダム・モリブル 武木綿子
フィエロ 李涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史
男性アンサンブル 清川晶
 西野誠
 永野亮彦
 高橋卓爾
 脇坂真人
 白倉一成
 品川芳晃
 清原卓海
 三宅克典
女性アンサンブル 有美ミシェール
 間尾茜
 あべゆき
 宇垣あかね
 黒崎綾
 由水南
 石野寛子
 柴田桃子
 遠藤珠生

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December 13, 2007

ナイロン100℃「わが闇」

ナイロン100℃
12-Dec-2007 19:00-22:20 1F-D-4
本多劇場

Corich公演情報

071212

 決して特別ではない家族の話。父・長女が作家で三女が芸能人であるのは、一般人の自分からは珍しいとは思うけれど、彼ら(彼女ら)を襲う事件や不幸は、我々にも普通に起こりうるもの。それでもちゃんと生きていこうとする三姉妹。

 アルバムの写真の裏に書かれた父の言葉を発見し、バラバラになりかけていた三姉妹が、仲のよい三姉妹に戻るくだりは温かくてホロっときます。

 奇抜な映像や装置はありますが、内容的には、商業演劇にしてもおかしくないのじゃないかと思います。ナイロン100%で本多劇場ですから、観客の年齢層も推して知るべしですが、帝劇や明治座の観客層にも十分通用する内容ではないかと。
 どの年代にもツボとなる部分があるはず。(ただ、上の年代層向けには、休憩時間は短いですね(笑))

 年末なので、今年観た芝居でベストワンは何だろうなんて考える今日この頃ですが、現時点で「わが闇」は間違いなくベストテンにはいる傑作。なにかと出費の多い季節ですが、借金してでも観に行く価値のある作品だと思います。

 松永玲子さんは、母親と映画プロダクションの社長の二役ですが、後者は、見ていて気持ちがよいくらい徹底的に嫌な女(笑)。蛇足ながら、TVは太って見えるというけれど、「ちりとてちん」で見るよりも、舞台で見たほうが丸っこく見えるのはなぜだろう。

以下、亡備録。

 ・三宅弘城さんの"座布団でくるくる"の技は、ちょっと会得したい。
 ・坂井真紀さんをじっくり観たいおともだちは、前列下手寄りの席が吉。
 ・みのすけさんのズボンのチャックが開いていたのは演出かアクシデントか?
 ・「だばだ~♪」は読めなかった。
 ・休憩10分のみ。開演前の水分は控えめに。

 2000円のパンフレット、凝った装丁。読み応えあり。ただ、電車のなかで立って読むには少々持ちにくい。

柏木立子 犬山イヌコ
柏木艶子 峰村リエ
柏木類子 坂井真紀
滝本悟 岡田義徳
大鍋あたる 大倉孝二
皆藤竜一郎 長谷川朝晴
三好未完 三宅弘城
守口寅夫 みのすけ
柏木伸彦 廣川三憲
柏木基子・飛石花 松永玲子
志田潤 長田奈麻
潤の再婚相手・カメラマン 吉増裕士
田村(飛石の助手)・編集ライター 喜安浩平
皆藤の妹・雑誌編集者 皆戸麻衣
 
作・演出 ケラリーノ・サンドロビッチ
舞台監督 福澤論志+至福団
舞台美術 中根聡子
音響 水越圭一(モックサウンド)
照明 関口裕二(balance.inc.DESIGN)
映像 上田大樹(instant WiFE)
スタイリスト 久保奈緒美
ヘアメイク 武井優子
歌唱指導 安澤千草
演出助手 山田美紀(至福団)

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December 11, 2007

Hula-Hooperの、部活動。「『鱈。』の(へ)」

hula-hooper
9-Dec-2007 18:00~22:50
渋谷7th FLOOR

Corich公演情報

071210

 20時始まりの予定が15分ほど押しての開演でしたが、気が付けば23時近く。楽しいのであっという間でした。

 「音楽と演劇の境を無くして」との謳い文句ですが、ステージと客席の境も無くしちゃてますから、これはライブハウスだからこそ可能なイベント。
 ステージと客席の境が無いっていうのは、出演者も観客も、楽しい時間を共有しようって気持ちが強く働くのでしょうね。

 80年代のアイドルポップスをBGMに歌って踊り、物語はどこか大映ドラマの匂いもします。これがいちいちツボにはまるので楽しい。

 女の子ばかり...ということで、当然ながら男役が登場してきます。女子の男役芝居は好きなのですが、同時に宝塚と比較検討しながら見てしまうのも事実。
 で、今回の演目ですが、実生活では恥ずかしいようなくさいセリフやラブシーンをヘーキでやってしまうあたりは、とても宝塚的ではないかと思います。

 宝塚の過去公演で「Young Bloods!!~青春花模様~」というSF学園ラブコメがあり、非常に小劇場くさーい演目だったのですが、今回の「鱈。のへ」、なんだかテイストがように感じました。(きっかはルージー大塚と小次郎クンが似ていたからだと思われ)

蛇足ながら、お気に入りで毎回行っている「カラフルロスタイムショー」という「演芸と音楽のコラボ」なイベントがあります。こちらは六本木のライブハウスですが、やはりステージと客席の垣根が低くて一体感があり、クセになる楽しさ。

 次は「音楽と演劇と演芸」でやってもらえないかなーなんて思ったりして(笑)

演劇部員 
灰原もえみ 森山夕子(動物電気)
白原もなか/研二 上田遙
沢田みどり 沢田ゆき子(ナイロン100℃)
深田晴子/若松静 梅澤和美
増田道代/岸ソータロー 上枝鞠生
生瀬るい/ゆう 沖田愛(テアトルエコー)
咲坂ひまわり/ルーシーシー大塚 平川道子
タイコ/幹本のりゆき 菊川朝子
 
音楽部員 
センターGUYのボーカルなかちゃん 安田奈加(Feeedily)
センターGUYのベースまーちゃん まーちゃん(MUSTANG'78)
センターGUYのドラムスこーちゃん 新井康太
サポートギター磯村准 石倉久幸(腰のOZZY)
 
日替わり部員 キャプテンクーコッチ
ボーカル こーじ
ギター 風太
ベース 服部
ドラム 鬼頭
コーラス/ダンサー 畔上ミニー千春
バンジョー/その他 

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M&O plays プロデュース「死ぬまでの短い時間」

M&O plays
9-Dec-2007 19:00~21:00
ベニサンピット

Corich公演情報

071209b

梅田芸術劇場の公演情報から引用

<ここから>
孤独な男女の愛の物語を、生バンドが奏でる音楽と歌に乗せて描く、贅沢な、大人のための公演。

「くらーいミュージカルをやりたいと思ったのがはじまりです。
とんだりはねたり笑顔で歌ったり のミュージカルではなくて・・・。もっとジワっとくる音楽劇をやりたいと思ったのです。
じわっと笑えて、じわっと悲しく、じわっと絶望たちこめ、じわっと救いの見えるミュージカルに挑戦したいと。」
始まりは、作者のこんな想いから。そこで、自身の敬愛するフィンランドの鬼才・アキ・ カウリスマキ監督の映画「マッチ工場の少女」を下敷きにした作品の想が浮かんだ。
「映画の中の女は、ほとんどしゃべりませんが、確かな絶望を生きています。
このドラマはその女の後日談と考えてもらえばいい。その女が自殺しようと訪れた村で、ひとりのタクシー運転手に出合う。
そのタクシー運転手は孤独な男です。なぜなら、乗客が自殺志願の者だとわかっても、何も言わず、ただ自分の仕事を果たすために、自殺の名所に連れてゆくのですが、村おこしに躍起になってる地元民は、自殺の村との評判を広めるだけの彼の姿勢に常々白い目を向けているからです」
つまりこの二人の、絶望と激情、そして愛の物語だ、というわけです。

- オリジナルの愛の歌にのせて、男と女のドラマが幕をあける -
<ここまで>

 音楽は、生バンドによる演奏。主演者の歌も数曲ありましたが、芝居はほぼストレートプレイ。しかし、音楽も歌付きとなると主張が強くなってきてます。バンド自体が存在感をもって舞台上で演奏しているので、歌の場面では、芝居が歌のイメージ映像のようにも感じられます。
 生演奏では、アーティスト自身が存在する現実の世界だけれど、芝居は役者が物語の役になりきる虚構の世界。この二つの世界が舞台上で同時に存在するっていうのが面白いです。(オペラやミュージカルでは、演奏は裏方ですから、舞台上は物語の世界しか存在しない)

 さて、物語の世界では、いわゆる「死」とは肉体の死であり、魂は生き続ける世界のようだ。自殺しようとする者、自殺してしまった者、殺された者が登場するが、「死」の直後は、魂が自分が生きているのか死んでいるのかわからない。成仏するまで彷徨える魂なのでしょう。

 観客も、はたして舞台上の彼(彼女)が生きているのかどうかわからない。

そんなわけで、舞台上に音楽(現実)と芝居(虚構)、生の世界と死の世界、これらが入り乱れて、とっても不思議な舞台空間が出来上がってるように感じました。

 でも、現実と虚構だの生と死だの、実はその境界は曖昧なもので、境界線を引くこと自体無意味なことなのかもしれません。
 死後の魂と話すことができるタクシー運転手シミズにとっては、目の前の人間が生きていようと死んでいようと同じように会話ができるのだから。(そんな片足半分を冥界につっこんでる役、北村一輝さんにはピッタリでしょう)

 秋山奈津子さん、ハンドマイクで歌う場面にしろ、井出茂太氏振付の踊りにしろ、決めの場面での見栄の切り方は格好よすぎますね。

 内田慈さん、実はずーっと「慈」は「シゲル」だと思っていたですが「チカ」って読むのですね。ポツドールで見るとかなり小悪魔的な女性ですが、秋山奈津子さんと並ぶと天使に見えるなあ(笑)

 久しぶりのベニサンピット。いつもは総武線・両国駅から歩くのですが、昼間は汐留に居たので初めて大江戸線を使いました。森下駅で下車した後、目印の(はずの)お弁当屋さんが、なぜかセブンイレブンに変わっており、曲がり損ねて迷子になりました。
 劇中のドイとミヤマの会話、「弁当屋がなくなって道に迷う人が増えたらしい」のセリフで笑ってるお客さん多数。みんな被害者だな(笑)

孤独なタクシー運転手・シミズ 北村一輝
自殺志願の女・フタバ 秋山菜津子
シミズに憧れている若い男・コースケ 田中圭
若いカップルの男・ドイ 古澤裕介
若いカップルの女・ミヤマ 内田慈
 
作・演出 岩松了
舞台監督 青木義博
照明 沢田祐二
美術 磯沼陽子
音楽 淡谷三治、森安信夫
演奏 トリティック・テヘダス
 vocal 長屋美希恵
 sax 淡谷三治
 guiter 森安信夫
 percussion 小野かほり
振付 井出茂太
音響 藤田赤目
演出部 武藤晃司、羽賀順司、キムウンキョン
照明オペ 田中春佳
音響オペ 奥山茂之
稽古場音響オペ 熊野大輔
衣装スーパーバイザー 阿部朱美
衣裳助手 戸田京子、伊澤潤子、梅田和加子
宣伝&ヘアメイク 大和田一美、池上タミ子(APREA)
大道具制作 C-COM
背景美術 (有)美術工房拓人
宣伝美術 坂本志保
宣伝写真 三浦憲治
宣伝スタイリスト 兼田サカエ
制作 松本恵美子
制作助手 安田裕美。千田沙都
プロデューサー 大矢亜由美

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「THE LIGHT IN THE PIAZZA」

公式サイト
9-Dec-2007 13:00~15:25 1F-22-26
ル テアトル銀座

Corich公演情報

071209a

 「聴いて天国歌って地獄」だそうで、先日観た「ウーマンインホワイト」も難しい曲だと思いましたが、その上をいく難曲だと思います。しかし聴いてる分にはたいへん心地よい。

 島田歌穂、新妻聖子、シルビアグラブで、なんだかエポ・ファンテでごっちゃになりそうですが皆さん歌うますぎ。

 新妻聖子ちゃんは知能障害の女の子の役でしたが、健気でかわいらしく。
役では金髪でしたが黒髪より似合うのじゃないでしょうか。

「THE LIGHT IN THE PIAZZA」というタイトル、パンフによると"LIGHT"には秘密という意味もあるそう。
旅先のイタリアでクララ、マ-ガレットのこれからの人生に差しこむ光というのかな、舞台観終わって、素敵なタイトルだと思いました。

ぜひ、再演&CD発売してもらいたいです。

マーガレット 島田歌穂
クララ(マーガレットの娘) 新妻聖子
ファブリツィオ 小西遼生
フランカ(ファブリツィオの兄嫁) シルビア・グラブ
ナッカレリ(ファブリツィオの父) 鈴木綜馬
ナッカレリ夫人(ファブリツィオの母) 寿ひずる
ジュゼッペ(ファブリツィオの兄) 大高洋夫
ロイ(マーガレットの夫) 久保酎吉
司祭 佐山陽規
 
 平澤由美
 篠原正志
 横山敬
 右田隆
 染谷妃波
 中川菜緒子
 一井優希
 大貫杏里
 
演出・翻訳 G2
音楽監督 島健
指揮 小林恵子
振付 前田清実
美術 松井るみ
照明 高見和義
音響 大野美由紀
衣裳 原まさみ
舞台監督 二瓶剛雄
制作協力 K-LINKS
協力 ジーツープロデュース


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花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」

花組芝居
8-Dec-2007 18:00~20:30 1F-M-17
世田谷パブリックシアター

Corich公演情報

071208b

仮名手本忠臣蔵全段を2時間半で上演。

 「全段」を、この短時間で見ると、全体の構成がよくわかります。目からウロコの部分も多い。だから、たとえダイジェスト風になろうが急展開だろうが、「全段通し」というのは、とっても意味があることだと思います。仮名手本~って、つくづくよくできた芝居だと思いました。

 だいたい歌舞伎の仮名手本~では、全段通し自体、まずやらないし、やっても観る側が体力的に難しいものなあ。通しでやるなら2時間半って、人に優しい上演時間だと思います(笑)

 笑いの要素も多く(さすがに4段目は厳かだけれど)、涙々のはずの勘平腹切の場面、「おまえのせいじゃないのに、腹切っちゃって(笑)」って感じで客席に笑いが起きてました。こんなコント風な五・六段目もありなのかとびっくり。悲劇と喜劇は隣りあわせってことか。

 七段目(一力茶屋)・九段目(山科閑居)は、展開速いけれど、内容的にはたっぷり。泣けるところはちゃーんと泣ける。

 東海道四谷怪談の初演は、仮名手本忠臣蔵と同時上演という趣向であったけれど、仮名手本全段を2時間半で上演できるってことは4時間くらいで、仮名手本+四谷怪談っていうのもできそうですね(笑)。

高師直 原川浩明
足利直義・由松 美斉津恵友
塩冶判官・寺岡平右衛門 小林大介
桃井若狭助・斧定九郎 北沢洋
顔世・矢間重太郎 嶋倉雷象
大星力弥 大井靖彦
戸無瀬 加納幸和
小浪 堀越涼
加古川本蔵 溝口健二
おかる 植本潤
早野勘平 各務立基
鷺坂伴内・一文字屋才兵衛 谷山知宏
原郷右衛門 秋葉陽司
斧九太夫 高荷邦彦
薬師寺次郎左衛門・おその 横道毅
石堂右馬之丞・お石 山下禎啓
大星由良助 桂憲一
与市兵衛 磯村智彦
おかや 八代進一
千崎弥五郎 丸川敬之
竹森喜多八 松原綾央
下女りん 二瓶拓也
天河屋義平 水下きよし
 
脚本 石川耕士
演出 加納幸和
美術 川口夏江
照明 橋本和幸
音楽 坂本明
義太夫三味線 鶴澤津賀寿
音響 清水吉郎(清水サウンド工房)
衣装 松竹衣装株式会社
小道具 宇佐美雅人(バックステージ)
床山 太陽かつら店
大道具 金井大道具
照明操作 足立信明、鈴村浩美、榊有美子
音響操作 村上佳之
小道具部 和合美幸
小道具製作 湯浅友美子、谷合芳美
衣装部 篠原直美、矢作多真美、近藤由紀
殺陣 山下禎啓
演出助手 大野裕明
演出部 二本松武、板垣周作、内田純平
舞台監督 木崎宏司、安田美和子
イラストレーション 岡田嘉夫
宣伝美術 新井健也、矢吹かおり
宣伝写真 加藤考
印刷 D-製作舎


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グリング「Get Back!」

グリング
8-Dec-2007 15:10~17:00 F-11
ザ・スズナリ

Corich公演情報

071208a

 「観た」という充実感がありました。

 紅葉(遠藤留奈)がうどん食ってる仕草は、うどんに対して失礼な食い方とは思うが、なんかエロいので○。「了解っ♪」の仕草も好きです。あの食べ方、あの仕草まで演出の結果なのでしょうね、芸が細かいですね。おそらく、そういう細かい部分まで丁寧に描かれているから充実感があるのだと思います。

 片桐はいりさんは、卑怯なくらいの存在感でした(笑)、

 「Get Back!」は「元いた位置へ戻れ」ってことですが、これはコンビ別れしかかっている猫川・西村への"Get Back"であるけれど、芝居の構成も、冒頭がクライマックスとなる事件からはじまり、次の場面では二人がやってきた日に遡るのだから"Get Back"ってことなのでしょう。洒落てますね。

猫川りん(漫画原作者。卓の従姉妹) 片桐はいり
西村晴子(作画担当) 萩原利映
宇野好弘(背景担当) 中野英樹
藤森卓(民宿「すばる」のオーナー。りんの従兄弟) 杉山文雄
藤森杏子(その妻) 高橋理恵子(演劇集団円)
井村喜久夫(杏子の兄。工場で働く) 村木仁
東京からきた旅行者 黒川薫
片岡紅葉(オーガニックレストランのアルバイト) 遠藤留奈
 
作・演出 青木豪
照明 清水利恭
美術 田中敏恵
舞台監督 筒井昭善
効果 青木タクヘイ
音楽 dubRIN'峰岸信太郎
映像製作 岸健太朗
演出助手 田村友佳
宣伝美術 高橋歩
宣伝写真 仲西隆良
制作 菊池八恵
企画・製作・主催 グリング


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December 08, 2007

阿佐ヶ谷南南京小僧「赤穂浪士にも三分の魂」

阿佐ヶ谷南南京小僧
7-Dec-2007 19:30~20:40
新宿ゴールデン街劇場

Corich公演情報

071207

 夏の「何んにも伊右衛ん門~納涼!南京版四谷怪談~」に続く赤穂浪士シリーズの第2弾。

 小山田はうどん屋、倉橋は薬屋、寺坂は呉服屋に身をやつして、吉良邸を探り討ち入りに備える...はずだけど、仕事で儲けるほうが中心になっちゃったりして。
 そのうち小山田の脱盟疑惑が持ち上がる。下宿先の娘・幸と大阪へかけおちするのではと。片岡らは、小山田を試すため、金三十両と小袖を瑤泉院に届けるよう言い渡す。しかし小山田は仲間を裏切り、三十両を姉に渡し、小袖を持って郭に身を売った幸のもとへ向かうのであった...

 江戸詰めの赤穂藩士たちを主役で、脱盟者(小山田)を主役にするあたりは、討ち入りに参加できなかった浪士を中心に描いた仮名手本忠臣蔵の精神にも通ずるのではないかと思います(笑)

 ロックから歌謡曲、ミュージカルシーン(みたいなの)もあり、笑いながら観ていたのですが、終盤・小山田の脱盟のあたりからシリアスになってきて、ラストでは桟敷童子もびっくり(笑)な屋台崩しに紙ふぶき(雪)。郭の二階でタライを片手に立つ幸と、半死半生で幸に小袖を見せる小山田の場面は、ちょっと泣けたぞ。

 11月に吉祥寺で公演した桟敷童子は、彼岸花・紅葉で赤い紙ふぶきを降らしてましたが、こちらは雪で真っ白な紙ふぶき。桟敷童子にも参加しているヨネクラカオリさんが美術をやっているので、意図的なのかなとも思う。年末だから紅白を意識してるのかな。

 予想外の感動的な結末。寄席へ笑いに行ったらトリで人情噺やられたような気分でした(笑)

小山田家 
小山田庄左衛門 村山新
小山田一閃 飯野邦彦
姉 田中智保
赤穂浪士 
堀部安兵衛 大石丈太郎
倉橋伝助 高橋ゆうき
寺坂吉衛門 鈴木翠
片岡源五衛門 片桐喜芳
 
お幸 ヨネクラカオリ
 
作・演出 飯野邦彦
美術 ヨネクラカオリ
照明 松本永(光円錐)
音響 吉岡歩(stage gear)
衣裳 劇団阿佐ヶ谷南南京おはりこ小僧
装置 劇団阿佐ヶ谷南南京おつかい小僧
制作 田中智保
記録 浅香真吾
協力 (有)オンディーナ マリエ・エンタープライズ(株)


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テラ・アーツ・ファクトリー「アンチゴネー/血 Ⅱ」

テラ・アーツ・ファクトリー
6-Dec-2006 19:30-20:50
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

071206

初見。

 演劇の枠越えていて、なんだろう?
舞踏でもリーディングでもないし...パフォーマンスとしか言い様がないです。

 中盤以降、何かが憑意したような声と動き、一種宗教的儀式のようで面白い。

 自殺志願サイトの書き込みをテキストに使ってましたが、自殺の衝動ってなんだろうって考えちゃいました。
精神の安定を欠いてしまったためか、自分の存在自体が許せなくなってしまったのか。とにかく借金苦や生活苦などというものとは全く次元の違う世界。その心情はなんとなくわかる。"気持ち悪い"とか"許せない"という感情が他人に向かえば他殺だし、自分に向かえば自殺なのかと。わからないのはリストカットを繰り返す気持ちで、絶対死のうとしてやっているわけじゃないよなあ。ゆっくりと死に向かう時間が救済されるように思うのか、単に快楽を感じているのか、よーくわからないよなあ...などと、いろんなことを考えちゃうのでした。

 若い役者さんたちはちょっと体格のよい方もいらっしゃったりして、それがかえって生々しくてリアルな存在に感じられました。女役の吉永睦子さんになると骨と皮と最小限の筋肉といった様子で、人間離れした存在に感じますね。

女 吉永睦子
OL1 志村麻里子
OL2 中内智子
OL3 井口香
OL4 横山晃子
子供→女→声 根岸佳南江、藤井理代
子供→倒れる女 入好亜紀、佐藤和紅
服を着込む男 佐々木義人
 
原案・構成・演出・上演テクスト編集 林英樹
照明 勅使川原明子
音響 西康寛
舞台監督 入好亜紀
衣装 井口香、志村麻里子、横山晃子
演出補 藤井理代
演出助手 横山晃子、佐藤和紅
宣伝美術/画 吉永睦子
宣伝美術/デザイン 奥秋圭
写真 森信英、渡邊聡
ビデオ撮影 吉本直聞
制作 中内智子
制作助手 佐藤多美子、矢部夏緒里、植田誠子

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December 06, 2007

第8回 羽村ゆとろぎ寄席

ゆとろぎ協働事業運営市民の会
5-Dec-2007 18:30-21:00
羽村市生涯学習センターゆとろぎ

071205

柳家こきち「出来心」

神田京子「ジャンヌダルク」
講談「森のくまさん」と英語版「浦島太郎」付。
なんかハジけているというか、とっても自由な雰囲気。

柳亭こみち「堪忍袋」
神田京子さんの後だと、江戸っ子口調が際立ちます。こみちさんの演じる"気の強いおかみさん"は妙にリアル...っていうか素なんじゃないかなあ(笑)。

~仲入り~

柳亭こみち「壺算」
大受けしてました。
蛇足ながら萩原流行似というのは、女性として得なのかどうかはわかりませんが、落語家としては得なのじゃないかと思います。

神田京子「南部坂雪の別れ」
松の廊下のくだりはかなり現代風アレンジでしたが、「南部坂雪の別れ」は本寸法で。

こみち・京子「かっぽれ」
習ってるところが違うとのことでしたが、ぜーんぜん違う「かっぽれ」で面白い。

 次回は2007/2/16(土) 15:00~「古今亭菊之丞、柳家右太楼」。

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December 03, 2007

パラドックス定数「東京裁判」

パラドックス定数
2-Dec-2007 18:30~20:00
pit北/区域

Corich公演情報

071202b

 濃密な90分。

 弁護団側の言葉だけで東京裁判を見事に再現しているのはすばらしい。
それは観客側が検察・判事・被告を想像しているからなのだけれど、想像するに十分な情報を発しているということなのだから、本当によくできた本であり舞台だと思います。

 1300円という中途半端な価格にもかかわらず公演台本完売も納得の内容。

 吹き抜けの2階を傍聴席として座席を設置してました。「上から見るんじゃ表情とか見えにくいよなあ」と思って普通席にしましたが、終演後、2階から舞台を見たら机の上に広げられた書類やらメモ帳やらがよく見える。一人が発言中に書類調べたりメモ書きを渡す場面が多々ありましたから、上から見るのも面白そうでした。椅子席でゆったりしていて楽そうだし(笑)

 照明が、天井から吊るされた電球ひとつ。わざとボール型の蛍光灯を使ってました。青白い無機質な光で、しかも一灯だけなので顔の陰影が強調され、厳しい表情をされると実に怖かったです。

 1階席に向かう通路が、狭いよ暗いよ怖いよで、軍部の施設のようでした。
2面観客席なのも、裁判も膨張しているような臨場感があるし、"巣鴨プリズン"なんて言葉がでてくると、結構近いのでリアリティがあったり。

もし、再演するとしてもこの劇場以外での公演は想像できないです。

チケットが傍聴許可証風でよい感じでした。

鵜沢聡明  西原誠吾
星之宮衛 井内勇希
水越英世 植村宏司
柳瀬秋午 十枝大介
末永令甫 小野ゆたか
 
作・演出 野木萌葱
照明 木藤歩
舞台監督 渡辺陽一
小道具 桜井徹
宣伝美術 
写真 渡辺竜太
販促 副島千尋
監修 赤沼かがみ(G-up)
制作 村上朋弘(オフィスFLIP-TOP)
企画製作 パラドックス定数研究所

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SPIRAL MOON「夜のジオラマ」

SPIRAL MOON
2-Dec-2007 13:00-15:00 A-5
劇・小劇場

Corich公演情報

071202a

いきなりネタバレになります。

 2007年、ジャーナリスト・作家である三果が人里はなれた家に引っ越してくる。
ここのオーナーは変わり者らしく、住む条件として「引越しの際になにかひとつ持ち物を置いていくこと」をあげている。
前の住人が残していったのはロッキングチェア。

 2007年の現在、十数年後の未来、三十数年後の未来、3つの時代を行き来します。
場面は2007年の世界から始まるのですが、物語の世界としては三十数年後の世界が起点で、三十数年後の世界で作家をしている圭吾が、「作家であった母が、なぜ筆を折ったのか」を探るために過去を訪ねます。

 2007年:母が離婚をし、(舞台である)今の家に引っ越してきた時代。
 十数年後の未来:母が断筆。

・十数年後の世界ではカルト的宗教集団がウイルスを使った地球規模のテロを画策していること。
・この集団と娘がかかわっており、母の断筆の原因となっていること、娘がテロから地球を救った存在であること。
・次の住人が部屋に置いていったものが女性型ロボット(ノマド)。娘が名付け親。十数年後の未来と三十数年後の未来をつなぐ存在。

 母親の過去をたどり、真実を知ることで絆を深める話でしょうか。SFを持ち込むことで、時空を越えた家族の再会を可能にしており、(時空ネタとしてはベタだけど)泣けちゃうのですよね。

 ポストパフォーマンストークによると、第1稿は約2時間40分の分量で、削りに削って2時間10分。
あとは段取りでなんとか2時間に収めたとのこと。

 なぜ世界が滅亡に向かっているのか、カルト集団がどのような集団なのかは、明確には説明されません。きっと最初の本には細かく書かれていたのではないでしょうか。
 ロボットに恋する男の話も、だいぶ端折られているように思います。
 不動産屋(実は家のオーナーか?)が時空を超えた不思議な存在として描かれていますが、第一稿では、この人が一人で登場するプロローグとエピローグがあったのではという気もします。

 未来がどのような時代なのか、観客すべてが同じ認識をもつためには、SF的な設定・社会背景の情報を十分に与える必要があると思います。(これが映画だったら、ビジュアル一発で説明できてしまうのでしょうね)
 上演時間の制約もあるでしょうから、せめて当日パンフの裏面にでも、設定・用語解説など入れてもらえたらと思います。
(「二足歩行ロボットの歴史」という付録はありましたが、これはあっても無くてもよいような...)

 ガジェットでは、それぞれの時代の携帯電話の形態が変わっていて面白い。
十数年後は、現在の携帯がより薄く・小さく・透明になったもの。三十数年後は耳かけ式ヘッドホンの形態。十数年後から三十数年後のあいだに大きなブレイクスルーがあった模様。

 三果役の最上圭子さん、肉まん食べながら会話する場面、うまそうにバクバク食べてるけど、ちゃんとしゃべってるってことはかなり計算して食べてるんでしょうね。

 ロボット役の戸谷和恵さんがかわいらしい。

 劇中の野菜炒め、ちゃんと湯気が出てたのには感心しました。

荻野目三果 最上桂子
土本大樹 伊藤十楽成(シアターキューブリック)
原田美奈子 大田美和
前園アヤ 新井菜穂
日比野祥平 岩崎雄大
キムマイケル 河嶋政規(プロペラ☆サーカス)
石田純一郎 野村貴浩(劇団め組)
荻野目圭吾 田中伸一
小堀春名 浅野千鶴(味わい堂々)
ヨーコ 戸谷和恵
中井万寿 北村耕治(猫の会)
  
脚本 はせひろいち(劇団ジャブジャブサ-キット)
演出 秋葉正子
  
舞台監督 小沢真史
照明 南出良治
音楽 羽山尚
音響 齋藤瑠美子
美術 田中新一
 木家下一裕
装置 星達也
 福原雄一
チラシイラスト 秋葉陽子
チラシデザイン 岡村一也
記録写真 竹内英和
映像収録 升田規裕(M's Video Group)
絵画デザイン KRZYSZTOF MARCISZEWSKI
票券システム beyond
制作 SPIRAL MOON
製作総指揮 落合由人
企画製作 SPIRAL MOON
Daddy Long Legs 小西慶久

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「ウーマン・イン・ホワイト」

公式サイト
1-Dec-2007 17:30~20:15 1F-H-41
青山劇場

Corich公演情報

071201b

 大当たりミュージカル♪

 よくまあ、あの旋律(サスペンスやミステリーでよく聞く12音階的旋律)で歌えるものだと感心。
オケも大変だろうと思います。ホルンが音はずしそうなところがありました。

 しかしながらしっかり耳に残るのは、さすがALW。
サントラCD買おうと思ったらすでに売り切れ。とてもくやしい。

 ミステリーなので、結末を知った上でもう一度見たらどうなるかわかりませんが、最後までドキドキワクワク、面白かった~♪(思わず背ばなれしちゃってるお客さんもいましたが、その気持ちはよくわかります)

 お屋敷の書割セットはさすがに安っぽかったけれど、これはコンサートバージョンのミュージカルだと思うようにしたら、全く気にならなくなりました(笑)

 笹本玲奈ちゃんがすっかりお姉さんになってました。

 再演、ほぼ決定らしいですね。

---キャスト--- 
マリアン・ハルカム 笹本玲奈
ローラ・フェアリー 神田沙也加
ウォルター・ハートライト 別所哲也
パーシヴァル・ブライト卿 石川禅
アン・キャスリック 山本カナコ
フレデリック・フェアリー 光枝明彦
フォスコ伯爵 上条恒彦
 
---アンサンブル--- 
板垣辰治 家塚敦子
岩田元 池谷京子
大野隆 今泉由香
越智則英 杵鞭麻衣
香取新一 史桜
神田恭兵 鈴木結加里
斉藤直樹 ちあきしん
俵和也 豊福美幸
原慎一郎 南智子
 斉藤瑛梨寿(子役)
 石丸椎菜(子役)
 
作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞 デヴィッド・ジッペル
脚本 シャーロット・ジョーンズ
演出 松本祐子
翻訳・訳詩 竜真知子
音楽監督・指揮 塩田明弘
美術 堀尾幸男
照明 小川幾雄
衣装 小峰リリー
ヘアメイク 武田千巻
声楽指導 矢部玲司・ちあきしん
音響 山本浩一
アクション 渥美博
振付 夏貴陽子
演出助手 坂本聖子
舞台監督 瀧原寿子

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December 02, 2007

都民劇場「柳家喬太郎独演会」昼の回

都民劇場
1-Dec-2007 13:30-16:30
紀伊国屋ホール

071201a

柳家喬太郎道灌
柳家喬四郎つる
柳家喬太郎すみれ荘201号
~仲入り~
林家二楽紙切り
柳家喬太郎文七元結

 予定では開口一番の喬四郎さん、沼袋でテロがあり(っていうか寝坊らしいけど)時間に間に合わなかったということで、まずは喬太郎師匠が羽織を着けず前座風に登場し「道灌」。師匠による高座返しの後、二ツ目・喬四郎「つる」(笑)

 一席余計に聞けて、真打の高座返しも見られて、ちょっぴりお得な気分。

「道灌」~「つる」と、ご隠居&八っつぁんの同じパターンネタが続いたので、ワザと「ご隠居さん、こんにちは」ではじめて一笑い。日大落研時代のマクラから「すみれ荘201号」へ。

二楽さんの紙切り、まずは「桃太郎」。
お客さんの御注文で「クリスマス」「ねずみ」「七福神」。
最後に「ウルトラ劇場」「少年時代」のOHPを使ってのスライドショー。
「ウルトラ劇場」は、ウルトラマンのオープニングを切り絵で再現するのですが、サザエさんやクレヨンしんちゃんまで出てきて大笑い。噂には聞いていたけれど、このネタを見るのは初めて。二楽さんの会(二楽劇場)にも行ってみたいと思った。

最後は「文七元結」。

終演後、「紙切りすごかった」という声、多数。

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「寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.7with三遊亭白鳥&バンバンバザール」

ざぶとん亭 風流企画
25-Nov-2007 19:00-21:50
六本木SUPER DELUXE

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宝塚の夜の部が18:35に終演、幸い通路沿の席だったので退出の混雑に巻き込まれずに日比谷駅にたどりつけました。
日比谷から六本木まで、日比谷線で8分。駅から徒歩5分弱で会場に到着。
間に合うものなんだな♪

満席覚悟してたのですが、空席ありました。飲食カウンター前も適度にスペースがあって、ちょうどよい混み具合だったかと思われます。


オープニングアクト
高遠彩子with小笠原龍平(ウクレレ)
「cheek to cheek」
「somebody loves me」

高遠さん、アルプスの少女ハイジ風。歌姫っていうのが、これほどしっくりくる人もいないと思う。一般民間人が関与しないところで評価の高い人なのだろうなあ。
小笠原龍平さんのサッチモ風コーラスがすごい。

高遠彩子&寒空はだか
「アバダバハネムーン」

寒空はだか

・英雄
・デンジャラス
・食品偽装ネタ
・切腹ロックンロール
           他

三遊亭白鳥
「青春残酷物語」

マクラ。
会場がわからず、六本木駅を出て、方向逆側の東京タワーの写真撮影スポットに行ってしまったり、きっと大きな玄関の会場だろうと買ってに思っていたら、会場通り越して西麻布に行ってしまったり(笑)。


~仲入り~

バンバンバザール

「月光値千金」
「マリアッチ」
「魔女の宅急便」(インスト)
「恋はねずみ色」
「FRIDAY NIGHT エビフライ
「ハッとして!GOOD」
           他

ドラムセクションが居ないのに全然物足りなくない。すげー♪
お客さんの手拍子がリズムセクションって気もするなあ(笑)。

博多弁の「マリアッチ」には大笑い。

出演者+飛び入りゲスト「いつまでもどこまでも」

「幸せの黄色い干し芋」UFO降臨のシーンから「いつまでもどこまでも」へ。

飛び入りゲスト
ポカスカジャンのんちん、たまちゃん。
春風亭昇太
林家彦いちクン

フィナーレ 全員で「東京タワーのうた」

毎回、予想を超えた面白さ。

次回は1/27。やべー、桟敷童子とかぶって行けないぞ(泣)。

柳家三三出演といふことは、初の本格古典落語か!?

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December 01, 2007

プロペラ犬「マイルドにしぬ」

プロペラ犬
30-Nov-2007 19:30~21:00 M-6
赤坂RED/THEATER

Corich公演情報

071130

ホラーコメディ。ゾンビはコメディにかぎるです♪

内容は「しのぶの演劇レビュー」が詳しいです。

6本のオムニバスですが、それぞれ関係性があるので(ゾンビつながり)一本モノの群像劇のような趣があります。

自由にボケたおす水野さんもすごいですが、見事にツッコむ河原さんがすばらしい。こういうのを”確かな技”と呼ぶのでしょう。

「湖の女神」の水野さんの演ずる"おかしな女"が秀逸。定番キャラとして次回作にも出して欲しい。なんか「のだめ」みたいだと思いながら見ちゃいました。

「はさみ女」「くされもの」もじゅうぶん面白かったですが、こちらはもっとキャラとして突き抜けられるんじゃないかと思います。

「湖の女神」が面白いのは、恐らく水野さんが暴走しているからではないかな。

血液型性格判断を信じているわけではないのですが、今回の水野さんのキャラは典型的なB型キャラだよなあ(水野さんの血液型ってB型なんですよね)。

プロペラ犬...劇団名であり、劇中のキャラクタ名であり、お話のテーマでもあります。決して姿をださずイメージだけで次回作にも登場するのでしょうね。


赤坂RED/THEATERは2回目なのですが、真っ白な階段が明るくて歩きやすいので好きでありんす。飲み食いに困らない立地もありがたいです。

出演 水野美紀
 河原雅彦
 
作 楠野一郎
演出 入江雅人
美術・映像制作 小指値
照明 松村光子
照明OP 岡森万希
音響 眞澤則子(パーツスタジオ)
音響OP 矢島理江
衣装 石井大介(ブランニューファブリック)
演出助手 村西恵
特殊効果 中村亜彰輝・飯田文江(M.E.U)
ヘアメイク 武井優子
舞台監督 堀吉行(DDR)
舞台監督助手 須田桃李(DDR)
衣装部 渡辺まり
大道具制作 C-COM
小道具 高津映画装飾
運搬 マイド
宣伝美術 高橋実・横田直人
宣伝写真 松澤亜希子
宣伝ヘア&メイク 吉森香織
メイキング演出 岡宗秀吾
制作 藤野和美(オフィス・REN)
 水野彰弘(オフィス・モレ)
企画・制作 プロペラ犬(水野美紀X楠野一郎)

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