梅田芸術劇場「ファントム」
梅田芸術劇場
9-Feb-2008 13:00~15:55 1F-R-7
青山劇場

日本では宝塚で初演されたArthur Kopit/Maury Yeston版の「ファントム」。
宝塚版は宙組、花組ともすばらしい出来で、期待した今回のファントムだったのですが...
いくらなんでもミュージカルでこの歌はありえないのでは。
ファントム(エリック)の大沢たかお氏は、芝居の部分ではすばらしかったのですが、歌いはじめると芝居の感動もふっとんでしまう。麻路さきの歌を初めて聞いたときと同じくらいの衝撃。ミュージカルで主演するっていうくらいだから、もうちょっと歌える人だと思ってたのに(元奥さんは歌激ウマだし...)。
相手役の徳永えりさんは、歌が上手いわけではないけれど、声自体はきれいで、"レッスンは必要だがすばらしい声"という役も納得。
カルロッタ役の大西ユカリさんの歌はロックというかソウルというか、オペラ風の歌い方ではないところが、エリックに言わせれば"ひどい歌声"になるのでしょう。ちょっと納得なキャスティング。
ベラドーヴァ役の姿月あさとさんはさすがの上手さ。
中村まこと氏のルドゥ警部は、宝塚版に比べ、かなり存在感のある役。キャリエールをは腐れ縁な雰囲気も良い。
伊藤ヨタロウ氏のキャリエール、全然かっこよくないところがよいです。2幕後半は泣かせます。
ラストでクリスティーンが臨終のエリックのマスクを取るくだり。醜い顔のメイクではなく素の顔でした。ベラドーヴァにはエリックの顔が美しく見えていたように、クリスティーンにも、この時は、彼の顔が美しく見えていたということなのでしょう。この演出は好きかも。
音楽はよいし、芝居はよいし、親子の名乗り~ラストは泣かせてくれる。これで歌が上手ければなあ。ストレートプレイにしたほうがよかったんじゃないかと思うのでした。
...なのになのに、カーテンコールでは客席総立ち。大沢たかお氏の仕草にキャーキャー。ファンってありがたいと思う(笑)
違うキャストで再演して欲しいかも。宝塚版でカルロッタを好演した出雲綾さんが今年退団なので、もし、再演あるならカルロッタを演ってほしいな。
| ファントム(エリック) | 大沢たかお |
| クリスティーン・ダエー | 徳永えり |
| フィリップ・シャンドン伯爵 | パク・トンハ |
| アラン・ショレー | HISATO |
| ルドゥ警部 | 中村まこと |
| ジャン・クロード | 永島 克 |
| 文化大臣 | コング桑田 |
| カルロッタ | 大西ユカリ |
| ゲラール・キャリエール | 伊藤ヨタロウ |
| ベラドーヴァ(映像出演) | 姿月あさと |
| アンサンブル | |
| 阿部よしつぐ | |
| 角川 裕明 | |
| 金澤 博 | |
| 田﨑 悠人 | |
| 田村 雄一 | |
| 中井 智彦 | |
| 荒木 里佳 | |
| 稲田みづ紀 | |
| 浦壁 多恵 | |
| 杵鞭 麻衣 | |
| 金城 尚美 | |
| 山本悠記子 | |
| 作詞 | Arthur Kopit |
| 作曲 | Maury Yeston |
| 上演台本・演出 | 鈴木勝秀 |
| 翻訳 | 伊藤美代子 |
| 音楽監督 | 前嶋康明 |
| 美術 | 二村周作 |
| 照明 | 倉本泰史 |
| 衣裳 | 前田文子 |
| ヘアメイク | 鎌田直樹 |
| 音響 | 山本浩一 |
| 振付 | 夏貴陽子 |
| 殺陣 | 中村嘉夫 |
| 歌唱指導 | 長野佳代 |
| 演出助手 | 長町多寿子 |
| 舞台監督 | 瀧原寿子 |
| 制作 | 杉本朋子 |
| プロデューサー | 村田裕子 |
| 企画制作 | 梅田芸術劇場 |
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