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March 03, 2008

ピンズ・ログ「火の鳥にキス」

ピンズ・ログ
2-Mar-2008 19:05~21:10
中野MOMO

Corich公演情報

080302b

ピンズログ公演観劇は、前回の原形質に続き、2回目になります。
高木さん出演というだけの理由で軽い気持ちでチケット取ったのですが、丁寧につくられた舞台で予想以上の面白さに大満足。

旅館清明荘にやってきたコミックのプロダクション御一行。千尋と美由紀は"小田嶋ミチ"名義のコンビの漫画家。
2度の連載打ち切りとコンビ別れのウワサで、不安を感じるアシスタントたち。
清明荘の主人・啓輔と千尋と美由紀(高校時代の啓輔の片思いの相手)は高校の同級生。啓輔の妻・綾子もまた同級生。
小田嶋ミチ担当の編集者は、千尋の恋人。地元の雑誌社に勤め"小田嶋ミチ"の取材にやってきた啓輔の妹。
啓輔の叔母・恵美子は離婚暦があり、元旦那は綾子の実家の土地の人間で...

主軸は美由紀と千尋の話ではあるけれど、登場人物のエピソードが無理なく絡まり、ひとつの物語になっていました。
才能はあるが妥協しないが故に身勝手な千尋と人望はあるが才能では千尋に敵わないことに気づいている美由紀、
都会の編集者と田舎の編集者、
アシスタントの道を選んだ元漫画家と独立を夢見るアシスタント、
それぞれの対立関係の絡み具合が絶妙だと思います。

最初、ゆったりとしたテンポだったので「寝ちゃうかも」と不安はあったのですが、ちゃんとドラマとしてのメリハリがあましたし、かえって"田舎らしい時間の流れ"に身を置いていることが心地よく感じられました。
(わかりやすく言うと、「田舎の温泉行きてぇ」ってことですかね(笑))

高木珠里さん扮する千尋は、身勝手で周囲を巻き込むタイプのキャラですが、"宝船"や"マンションマンション"で観るキワモノ系キャラに比べると至極まっとうな役、
"こんな役もできるんだ"という軽い驚き、静かな場面でのちょっとした表情や仕草の上手さに感動。
美由紀と二人で取材を受けている場面、編集者から視線を外した先が、ちょうど自分の座ってた席あたり。
うつろな視線がちょっと怖かったです(笑)
あと、美由紀役の二木奈緒さんがすげー綺麗でした。


蛇足

客室で無線LANが使えるかは別にして、どうやら帳場のPCもネットに繋がっていないっぽい。お客を増やすためにも、まずは帳場のネット環境整備を!無線LANとネットカフェに頼る編集者もどうかと思う。携帯もってるなら携帯でつなげばいいじゃん♪

秋山啓輔 石塚義高
秋山綾子 寺田未来
秋山里美 竹原千恵(散歩道楽)
秋山恵美子 川崎桜
藤元克也 古賀裕之
関良枝 小島幸子
野村泰造 青木十三雄(ヒューマンスカイ)
嶋田美由紀 二木奈緒
久保田笙子 森脇由紀(青年座)
堀之内繭 真下かおる(くねくねし)
仁科つかさ 森口美樹(ロスリスバーガー)
小野千尋 高木珠里(劇団宝船)
永井聡一郎 迫田圭司
 
作・演出 平林亜季子
音響 高塩顕
照明 シミズトモヒサ
舞台監督 吉川悦子
舞台美術 吉川悦子、平林亜季子
ビデオ撮影 佐々木孝憲
宣伝美術 オカヤイヅミ
制作協力 森千江子(イマジネイション)
企画・製作 ピンズ・ログ

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