Zokky「ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2」
Zokky
26,27-Apr-2008
王子小劇場裏エレベータB1
部屋に通され、白線の内側に立って待っていると、壁が近づいくる。のぞき穴を覗くと、まだ真っ暗。派手な音と光のオープニングのあと暗転。
のぞき穴の扉が開いて芝居スタート。
見えない部分の想像力で補完するわけで、話の全貌が見えない最初のシーンなどは、頭のなかではとんでもない場面がひろがってきます。
で、見えないところを無理やり見ようと覗き穴を斜めから覗き、ちょっとがっかりしたりして...(笑)。
「男と女」
出演
小玉慶晴(ビッグアップル)
佐々木なふみ(東京ネジ)
見た目は大人心は6才の男と、身も心も大人の女性とのやりとり。
女性役の佐々木なふみさんの雰囲気がそう思わせるのでしょうが、フランスB級お色気ムービーっぽさがたまらなく良い。
「君の胸に抱かれたい」
出演
畔上千春(ボーダビッチ)
碓井清喜
大塚秀記
巨乳に悩む女。彼氏が胸を思い切りわしづかみにすると、突然胸が爆ぜてコンプレックスから解放。
爆ぜた後の光景が、まるでアルプスの少女ハイジに出てきそうなさわやかな草原のように感じられ、バカバカしいけれど、この上も無い爽快感(笑)
「冥土の果て」
出演
清水那保(DULL-COLORED POP)
田中龍
大塚秀記
元はメイド喫茶だったけれど、今ではお客さんがメイドの扮装で攻められる新手のお店の話。
向こうからのぞきかえしてくる場面は、三本中一番多く、ドキドキ度高し。
ロウソク越しに見られると、向こうからこっちが丸見えのような気がして恥ずかしい(笑)。
どの作品がベストかというと...「おかかとシャケと昆布、どのおにぎりが好き?」っていうのと同じで、それぞれ違ったよさがあって甲乙つけがたし。
後ろめたい気分になりますが、それゆえ、ものすごく楽しい。
初日、王子着が20:30過ぎ。駅を出たら雨降ってたのでam/pmで傘購入。休憩あけの20:50を待って受付へ。「男と女」を見る。およそ10分待ち。耳栓がわりのCDプレイヤーは、最初はどこがどのSWだかわからず。適当に押してたら音でた。
パンフ見たらテーマ曲のRimixアルバム版だそう。ボサノババージョンがライブ風というか宅録風なのだけれど、結構気持ちよい。「男と女」終了後、購入。
2本目を受付、約30分待ちだったので外へ。すでに雨止んでた。ビニール傘さん、短い任務だったね、ありがとう。今川焼の屋台発見。昼間観たパラドックス定数「HIDE AND SEEK」の劇中に今川焼が出てきてたっけ...ってんで衝動買い。ここはやっぱり小倉餡。
さすがの夢野久作も、後の世でチョコだのカスタードだの変り種が登場するなんて想像できなかっただろうなあ。
戻って2本目拝見。3本目は別途。(なんだかこの日は客多数で終了時間延長したっぽい)
翌日。日比谷で「レベッカ」を見た後、京浜東北線で王子へ。伊東線で人身事故の電光掲示。今朝は中央線でも人身事故あった。最近多いぞ人身事故。
受付は17:10頃だったか、休憩はさんでの90分待ちとのことで、外へ出る。
そーだ、「Sister」のチケット引取しとかなくちゃってんでファミマさがしたけれど、王子駅周辺にファミマは無いのね。北とぴあにチケットぴあカウンターがあるのを思い出す。
早めの晩御飯。回鍋肉定食with生。なんだかすげー満腹。中華屋なのに有線で演歌が流れていた。日中友好。
今日も今川焼の屋台は出ていたが、満腹中につき通過。
三本目拝見。
「覗き」という後ろめたい行為だからか、会場がいかがわしい雰囲気だからか、見終わると、さっさと外でなくちゃって気分になる。アンケート用紙もはいってたけど、書いた人いるのかな。アンケート書き書きスペースでもあればいいのに。それか表にアンケート投函用のポスト置いとくとか。
蛇足
音楽が耳についてはなれませぬ(笑)
作・演出・音響・舞台美術 宣伝美術・WEBデザイン | 小林タクシー |
舞台監督・制作 | 佐伯風土 |
照明 | 兼子慎平(La Sens) |
写真撮影 | 堀奈津美 |
楽曲提供 | JUN、佐藤拓馬、nem 渡辺端文、STELF 遠藤留奈、JME |
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