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May 2008

May 31, 2008

velvetsun 南方美智子/今田典男/FLASHザ徒歩5分

29-May-2008
荻窪velvet sun

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ライブ見物。

今田典男

ギターソロ。超ウマギターでした。アコギにピックアップやらつけてたけれど改造ギターなのかなあ。

FLASHザ徒歩5分

フォークソロでしたが、おじいさんのキ○タマの歌とか夜中におばあちゃんがシャワー浴びる歌とか、やたら可笑しかったです。音楽もしゃべりも引っくるめてひとつの芸として確率してるっぽい。また見たいなあ。

南方美智子

今回のお目当て。2月の喬太郎独演会で、ねこマジとしてゲスト出演した際、物販で南方さんのソロCD買って帰ったですが、ポップな現代音楽っていうか、ジャンルを超えたおもしろさ。で、機会があったらソロライブ見たいなあと思っていて、ようやく今回のライブ。なんだかすげーフリーダムでおもしろい。前衛ジャズみたいな前衛ポップスみたいな。昔、坂本龍一聞いたのとおんなじよーな感覚。

雨の木曜日だからか、平日昼間の池袋演芸場より空いてるんじゃないかって感じで、ちっと寂しかったりして(笑)

 カレーが超うま。一人食べてた匂いにつられて皆注文したのには大笑い。自分もつられたひとりだけど。
CoCo壱のカレーより全然うまかったです(比べる対象が正しいかどうかはわからないけど)。

ステージ越しに青梅街道が見えるのも、なんかだ楽しい立地のお店でした。

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May 29, 2008

あさかめ「ここにいたのにいなくなる」

あさかめ
28-May-2008 19:30~21:15
ギャラリー HIGURE 17-15 cas

Corich公演情報

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 JR西日暮里駅から地図をみながらテクテク。信号左折し、車1台分ほどの道幅の暗い道を数百m。合ってるのかちょっと不安になりましたが、屋上にラクダの建物を発見し、ひと安心。
 帰りは日暮里駅に向かいましたが、こちらは商店街で町並みが面白く、道も明るいので夜でも安全っぽい。
どちらから行っても「喫茶ルノアール」があるのね(笑)。

 入場すると、開場奥に雛壇の客席。入り口側が全面舞台のようで、開演後の入場お断りの注意書きも納得。
お茶と飴を貰う。舞台セット見ながらお茶を飲む、見飽きない舞台セット。

 とあるアトリエが舞台。アーティストの卵たちと、彼らを発掘し面倒を見ている女性・左。
左が出かけようとしているところへ、数年ぶりに一人の女子・中牟田が戻ってくるところからおはなしがはじまります。

 左に嘱望されつつも、行き詰まりアトリエを飛び出してしまった中牟田。数年後に戻ってきても、そこには自分の居場所はなく...。
 自分には才能がないと、就職、結婚、出産の人生を歩む鳩山。
まさか彼がと、皆が思っていたのに、チャンスをつかみ有名アーティストとなってしまったエドワードさん。

 "何かを残したい"でも"何も残せず忘れ去られてしまう恐怖心"や"思うように表現できないつらさ"など、過去と現在を行き来しながら、彼らの夢と希望と挫折が語られます。
 思い通りに行かずに、もがいたり、悩んだりしている姿が切なくて心に染みてくる。
"自分の痕跡を残したい"、"認められたい"という気持ちは誰もが持ってるからでしょうね。
ラストは、さらに数年後。展開は予想外でしたが、これも切なかったなあ。

 「ここは昔と変わらない」というセリフもありますが、過去も現在もアトリエの様子は何の変わりもない。変わらない場所=帰ってこられる場所があるってよいものですね。

 この会場、割と音が響くようで、静かな場面でお腹が鳴ると聞こえちゃうっぽい。軽く飲食してから行った方がよさげ。

 壁に、いろんなコトバを書いた紙が貼ってある。名言もあるけど、思わず吹き出してしまいそうなものも多いので、早めに行って、お茶飲みながら眺めて免疫つけておいたほうががよいかも。
 上演中気が付いて、笑いをこらえるのが大変だったのは、隅っこに貼ってあった「オクラホマミキサ」だった。

 扉のガラスの向こうに、道行く人や車がフツーに見えておもしろいです。きっと昼と夜の公演では、かなり雰囲気かわるのでしょうね。


以下、その他もろもろ。

 これで定価2000円は格安。自分はカンフェティ席1200円だったので、お得感倍増♪

1時間45分、丸椅子はちょっときつかった。

喫煙シーンあり。会場狭いので客席まで煙草のニオイが伝わってくる。人によっては嫌がるかも。
自分は昔吸ってたので、特に不快には思わないのだけれど。Stage用の無害タバコを開発したら売れるかもしれない。

中牟田 ヒザイミズキ
鳩山 川原安紀子
左 辻川幸代(ニュアンサー)
エドワード 元尾裕介(カムカムミニキーナ)
しげる 児玉洋平
 
脚本・演出 児玉洋平
作曲 越智修三(Super Multi Coupon)
照明・音響操作 清水功太郎(空とぶ100マイル)
植木まなぶ(散歩道楽)
勝村美紀
宣伝美術 fukky
プロデューサー ヒザイミズキ

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May 26, 2008

劇団サーカス劇場「幽霊船」

劇団サーカス劇場
25-May-2008 19:00~21:30
夢の島公園 特設テント劇場

Corich公演情報

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 新木場到着が16:30頃。受付開始17:00まで近辺散策。
ネコさんいっぱい。近づいても逃げないので写真撮り放題♪

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 17:00、ジプシー音楽が流れ、役者さんたちが掛声と手拍子で盛り上げている中を抜け、受付へ向かう。

 「幽霊船」開催中は、17:00から開場時間まで第五福竜丸展示館が特別オープン(普段は16:00閉館)、せっかくの機会なので展示館に行く。
入場すると、目の前には第五福竜丸の船尾。現在のマグロ漁船に比べればはるかに小さいですが、間近で見ると迫力あるなあ。

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 遺留品、当時の新聞記事等の掲示物を見る。広島・長崎からたった十年後で、しかも相手がまた米国というのはどういう因縁なんでしょうね。

 開場。最前列通路脇に着座。舞台後方が吹き抜け、雨上がりで風も涼しく気持ちよい。
「中央通路は、かなり大きなものが通りますので、通路際のお客様はお気をつけ下さい」のアナウンスにワクワク(笑)

舞台左右にゴミの山。端席だと、ゴミが邪魔して視界は悪そう(ゴミ越しで観る舞台は、それはそれで風情があるかもしれない)。

 書けなくなった作家・ミズホシ。名前を失った男。第五福竜丸に恋する女性・火見子。命を求める(捨てられた)人形。夢の島の幽霊。どんな物にも魂が宿るということなのでしょう。4人の幽霊は、きっと捨てられたモノの幽霊で、夢の島に放置されていて永遠に成仏できない。
 火見子が第五福竜丸を燃やそうとする動機、それは彼(第五福竜丸)を火葬にし、さまよえる霊を成仏させてあげようという行為なのでしょうね。

 表現形態としては、唐組や新宿梁山泊の世界なのかなと思うのですが、まだまだ若いというか突き抜き度はもうひとつ。
(突き抜け度では、姉妹役の宍倉暁子さん・mikkiy A.K.Aさんの御両名は、さすがベテランの域。怪演でした)

 唐組の舞台の結末は、あらゆる束縛から解放された爽快感がありますが、若手のアングラ系芝居(といっていいのかはわからないけれど)は詩的で耽美な方向へ向かっているように感じます。
 前者を"生"のイメージとすれば後者は"死"のイメージってところでしょうか?

 ラストに登場する第五福竜丸ですが、開演前に見た、実物の第五福竜丸を見てしまった後では、どうしても物足りなく感じられるのが残念(ベランダの物干し台に見えなくもない(笑))。

 佐取こずえ嬢、いかにも人形らしい雰囲気が◎。ゴス系の衣装に真っ赤な口紅が印象的。

 音楽もバラエティに富み、ちょっと無国籍でよかった。

 世界観は好きだし、耽美指向も好き。あとは圧倒的なパワーで、その世界に観客を引きずり込んでくれれば文句は無いのだけれど。(パワーという点では唐組さんはすごいな。世界観の好き嫌いは関係なく引きずり込まれてしまう。)


おまけ

 夢の島にやってくる姉妹は、上演台本によると、現代のアンティゴネとエスメネだそうです。
ミズホシというのは、"水星"="マーキュリー(ヘルメス)"なのかな?

 高校のとき、国語の先生が「日本の近代文学を語る上で、ギリシャ神話は避けて通れない」と言っていた。自分は理系だったので避けて通ったクチなのだけれど、やっぱり読んでおけばよかったぞ>自分。

 
ミズホシ 町野啓介
火見子 薬師寺尚子(サルとピストル)
黒崎 森澤友一朗
オリンピア 佐取こずえ
ダグラス松方 佐丸徹
副社長 ワダ・タワー(クロカミショウネン18)
タダ野 八重柏泰士
姉 mikkiy A.K.A
妹 宍倉暁子
名前のない男 カトウシンスケ(、、ぼっち)
幽霊 伊藤敬市
幽霊 村上俊哉
幽霊 熾田リカ
幽霊 八木光太郎
 
脚本・演出・選曲 清末浩平
舞台監督 宮田公一(Y's factory)
美術 大泉七奈子
照明 須賀谷沙木子(colore)
音響 眞鍋光宏
劇中歌作曲 深山覚
振付 金崎敬江(bird's eye view)
演出助手 鈴木陽介
WEB 相澤千里
宣伝美術 竹川尚志
WEB 相澤千里
制作助手 南裕子、渡辺梨沙
プロデューサー 森澤友一朗

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演劇バトルロイヤル!! 「ガンまげ」

演劇バトルロイヤル!! 「ガンまげ」
25-Mar-2008 14:00~16:10 1F-G-16
紀伊国屋ホール

Corich公演情報

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芸能界VS演劇界!!
今、歴史に残る演劇界エンターテインメントバトルが今始まる!!

 演劇界は芸能界ではないのか?そもそも演劇界エンターテインメントバトルって何?って話なのですが(笑)、演劇界の役者さんがこれだけそろうのも珍しいし、役者・赤澤ムックさんが見られるせっかくの機会でもあり、先行販売でチケ購入。

 気楽に楽しめるテーマパークのバックステージもの。

大江戸テーマパークとウェスタンテーマパークが合併。対立する時代劇ショーメンバーとウェスタンショーメンバー。ところが時代劇ショーメンバーの大量辞職のため、ウェスタンショーのメンバーが時代劇に出演することに。さーどうなるどうなる!?

 クライマックスでは時代劇とウェスタンが入り混じったショーになってしまうけれど、三船敏郎先生が大昔に証明しているとおり、時代劇とウェスタンって相性が良いものなのである。

 もちろん"歴史に残る演劇界エンターテインメントバトル"であるはずもなく、こちらも洒落とわかった上で観に行っているので無問題(だってコピーが大仰すぎて洒落としか思えないもの)。


 温井摩耶嬢のメガネ黒子に萌え。

 出たがり役者の高野ゆらこ嬢インパクト大。

 最大の収穫は、赤澤さんの歌かも。売れない演歌歌手役でスピンオフ作品が見たいニャ。

 演劇の聖地、紀伊国屋ホールで...ってことのようだけれど、なんだかとってもコマ劇風味ではありました。

福永啓太(大江戸ウェスタンランドの新人アルバイター) 與真司郎(AAA)
岩佐マドカ(福永とペアを組むMCガール) 福井未菜
坂善徳明(イベントディレクター) 本郷小次郎(劇団マッチョドラゴン)
須田義文(坂善の下で働くAD) 江見昭嘉(MCR)
柳優子(坂善の下で働くAD) 後藤飛鳥(五反田団)
大河内翔(衣装担当スタッフ) 鈴木歩己(1967~)
黒川建造(美術スタッフのまとめ役) 井上真鳳(絵本工房)
山形(黒川の部下美術スタッフ) 飯田卓也
入江(黒川の部下美術スタッフ) 押田美和(Team AZURU)
小日向みさを(坂善の下で働くAD) 赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)
 
原田隆之介(大江戸スーパー時代劇の主演兼アクション監督) 原知宏(D☆D)
高島奈々子(原田の付き人兼黒子) 温井摩耶(演劇集団キャラメルボックス)
朝倉摩夜(スーパー時代劇の花形女優) 高山奈央子(KAKUTA)
 
日下真作(スーパー時代劇の若手俳優) 加藤裕(クロカミショウネン18)
新条アヤカ(スーパー時代劇の若手女優) 猿田瑛(空間ゼリー)
 
内藤鉄平(ウェスタンショーの主演俳優) 児島功一(劇団ショーマ)
内藤ルビィ(ウェスタンショーの花形女優) 仲坪由紀子(ハイレグタワー)
サタケ(ウェスタンショーの若手、悪徳保安官) 山崎雅志(ホチキス)
ニシムラ(ウェスタンショーの若手、メキシカン・ガンマン) 高木エルム(柿喰う客)
ダイスケ(ウェスタンショーの若手、アパッチ戦士) 和知龍範
ユキコ(ウェスタンショーの若手女優) 高野ゆらこ(毛皮族)
 
網浜省悟(大江戸ランドの名物ファン) 堀池直毅(少年社中)
深沢京子(大江戸ランドの名物ファン) 市橋朝子(タテヨコ企画)
土居和美(企画制作部、今企画責任者) 和田ひろこ(ONEOR8)
田所宏(販売促進部所属) 馬場巧(演劇ユニット ヰタ・マキ)
 
東海林幹男(富士宮のマネージャー) 倉方規安(InnocentSphere)
 
富士宮ちはる(演歌歌手、中高年のアイドル的存在) 長谷部優
 
演出 野坂実(クロカミショウネン18)
脚本 鴨下裕之(ヰタ・マキ)
舞台監督 高橋淳一
照明 工藤雅弘(Fantasista?ish.)
音響 高橋秀雄(SoundCube)
音楽 李(劇団鹿殺し)
舞台美術 加藤まゆこ
衣装 谷野留美子(ホチキス)
宣伝デザイン 武田和香
題字 スギタクミ(危婦人)
殺陣 Team AZURU
演出助手 大谷順香、長谷川太郎(少年社中)、大塩哲史(北京蝶々)
脚本協力 竹田哲士(電動夏子安置システム)
制作助手 増田修一(新宿パープルパンダ)、村上朋宏(電動夏子安置システム)
制作進行 吉野礼
協賛 株式会社ディー・アップ、Blue†Ash
制作 JVCEntertainment
主催 テレビ東京

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西本智実+東京交響楽団「フレッシュ名曲コンサート」

西本智実
東京交響楽団
21-May-2008 19:00-21:10 2F-28-45
アミュー立川 大ホール

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ハイドン=交響曲 第94番 ト長調「驚愕」23

モーツァルト =ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」
 ヴァイオリン=依田真宣(2006東京音楽コンクール弦楽部門第2位)

ベートーヴェン=交響曲 第5番 ハ短調「運命」 31’


二階席だけど意外に見やすくてラッキー、しかも2000円とお安い値段もうれしい。近所だし。

外でたら出待ちしてたので一緒に出待ちしてみた。
道塞いでたのはいかんと思うが、それ以外は割とのどかな出待ちでした。立川だからかな(笑)
なんだか宝塚のOGみたいな風情がありますた。

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快快「ジンジャーに乗って」

快快
24-May-2008 18:00~19:10 + 研究発表
王子小劇場

Corich公演情報

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試乗会

 先着30名限定とのことでしたが、この回は10人くらいだったでしょうか。
試乗車2台に対し、スタート時点では4人だけだったので、結構試乗できたっぽい。

 体の重心移動で前後に進むのですが、最初は、倒れるんじゃないかという恐さから無意識に体がバランスとってしまうようで、前傾したつもりが腰が引けて重心移動にならず、セグウェイの動きもカクカクしたりして。
 セグウェイが勝手にバランスとってくれるので恐れず重心移動すればいいんですね。誰でもすぐに乗れるようになるといのは誇大広告でもなんでもなく、ホント♪

 セグウェイの安定制御が秀逸で、いちばん不安定に思える停止状態が実に安定してる。いつまででも乗っていられる。ありゃ乗ったままお弁当食べても大丈夫だと思いました。

 今度は、広い所で乗ってみたいものだ。

本編「ジンジャーに乗って」

 第1幕、ジンジャー(セグウェイ)に乗ったニートの若者が「いつ降りればよいのか?」と悩んでいます。試乗したからそう感じるのかもしれませんが、ジンジャー(セグウェイ)自体、乗ったまま生活できる安定感があるので、確かにいつまででも乗っていられそう。
 ジンジャー(セグウェイ)の移動=パーソナルな空間を保ったままの移動だと思う。一人一台の時代がやってきたとしたら、セグウェイから降りることができない・セグウェィに乗らないと外出できないというような"セグウェイ引き篭もり"が登場するのだろうなあ。 第2幕、セグウェイが無い状況で第1幕の様子が再現されると、セグウェイの持っているパーソナルな空間性がよくわかって面白い。

 不条理コントな風情があって可笑しい。おそらくコントという意識では作っていないと思いますが、だから余計に可笑しく感じるのだと思います。

 チェルフィッチュとの類似性を指摘している声はよく聞く(見る)けれど、こちらはポップで爽快感があっていいです。チェルフィッチュの表現方法って、心を自由に表現するあまり身体が心に従属し、身体的ものすごーく不自然に感じるところがあって爽快感はないような。快快には、身体が自由が故の快感があると思うです。
 それは見ているだけでなく、アトラクションのパイ投げやパンチで打倒、セグウェイの試乗と、客が体感できるシステムになっているのが素敵。

 芝居=本編ではなくて、客入時の柔軟体操やら段取り打ち合わせ、終演後のアトラクションも含め、すべてがひとつのエンタテイメントなんだなあ。


研究発表会「なぜデザイナーには良いデザインがつくれないのか?」

天野史朗×伊藤啓太
「第一回目の今回は、このチラシ及び宣伝ツールが出来るまでの経緯と、その結果報告をパフォーマンス形式で発表。」とのことでしたので、きっと奇抜な試みがあるのだろうと思いきや、意外にもPower-pointを使ったオーソドックスなプレゼンでした。

 内容は、過去公演のチラシの変遷、ホームページの旧デザインと新デザインの違いなど。

 説明に不明な点があると、まず野上絹代女史がステージ脇の山崎皓司氏に耳打ちし、山崎氏が天野氏に質問してたのが面白かったけれど、なるほどメタレベルでパフォーマンス形式なのかしらん(笑)

天野氏が「(チラシやホームページの)デザインを通じて何を伝えたいか」ということが語られたのだけれど、野上女史が指摘したとおり、どこに向かっているのかよくわからない研究発表会でありました(笑)


 自分的には、小指値時代のホームページのシャムの双生児みたいなデザインがとても怖くて、避けて通りたいホームページのひとつでした。「万人に受けいられるデザインとは?」という考察もしてほしいな。

 機械屋さんの我が身としては、"実用性・機能性を追求した先にある美しさに萌え"なところがあるです。研究会の冒頭で紹介された"クリスタルパレス"にも通ずるところがあると思う。
 チラシで、コンセプトやイメージを伝えるのは重要だけれど、必要な情報を明確に伝えるのも重要ですよね。それは発表内の"デザインと実用性"にかかわる話だと思うのだけれど、実用性に関する事例・言及が無かったのは残念。

 おいら的には"何を伝えたいか"自体の迷いがデザインの試行錯誤につながっているのではと思うです。デザイン的にかっこよいかどうかは別として、「何を伝えたいか」が明確なスーパーのちらしは、やっぱり素晴らしいと思う。

出演 天野史朗
篠田千明
大道寺梨乃
中林舞
野上絹代
山崎皓司
池野拓哉
作 シノダ+北川
演出 篠田千明
監修 北川陽子
舞台監督 佐藤恵
美術 佐々木文美
照明 森友樹
音響 山峰潤也
衣装 藤谷香子
振付 野上絹代
宣伝美術 天野史朗
写真 加藤和也
制作 山本ゆい
提携 王子小劇場
企画 こーじa.k.a山崎皓司

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「そのだりん ひゃくものがたり(第十七話)」

シアターPOOプレゼンツ2008
20-May-2008 20:00~21:10
シアターPOO

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ひゃくものがたりは三回目。

開口一番、落語の「お菊の皿」を一席。
こんなに怖い「お菊の皿」は初めて(笑)。口調が怖くって...。

そして前半は岡本綺堂「番町更屋敷」、後半は田中貢太郎「更屋敷」

岡本綺堂「番町更屋敷」
 10年前だと思うですが、まだ三津五郎が八十助だったころに、歌舞伎の「番町更屋敷」を見てます。
当時は、(新歌舞伎なだけに)理路整然としていて歌舞伎っぽくないなあという印象しかなかったのですが、今回、岡本綺堂版の良さを初めて教えてもらったような気がします。
 青山播磨とお菊は好きあった同士であったが、播磨の心変わりを懸念したお菊は、わざと大切な皿をわり、播磨の心を試そうとする。粗相であれば許すつもりの播磨であったが、「我が心を試すとは。なぜ播磨を信じられないか!」と言ってお菊を斬ってしまう...
 この詰問~殺しまでのくだり、こんなにエロチシズムあふれる場面だったとは。単なる折檻ではなく、愛しさ余って憎さ百倍だからこそ感じられるエロチシズムだと思います。
心のなかで思わず「岡本綺堂グッジョブ!」
 お菊役の河野圭香さんが艶かしく、エロチシズムに拍車をかけていたと思います。

田中貢太郎「更屋敷」
 こちらは古式ゆかしき怪談噺。
折檻の末、中指を切られた女中・お菊は、主人・青山鉄山への恨みを抱いたまま井戸へ身を投げる。
しばらくして生まれた鉄山の子供には、なんと中指が無かった。夜な夜な井戸から聞こえるのは、指を数える、お菊の声...

 本寸法の怪談。鉄山が菊に勺をさせる場面、わざと杯をずらして苛めるところが気に入りました。役に立つかどうかはわからないけれど、この苛め方、覚えておこうっと(笑)

ちなみにどちらも青空文庫で読むことができる。この2話をセレクションした理由は、案外こんなところにありそうな...

『皿屋敷』田中貢太郎:新字新仮名(青空文庫)
『番町皿屋敷』岡本綺堂:新字旧仮名(青空文庫)

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May 19, 2008

三社祭

18-May-2008

夜は帝国劇場で「ルドルフ」なので、その前にちょいと見物してきますた。

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チキンステーキ食べてヤキソバ食べた後で発見、佐世保バーガー。

Sny02

でかいにもほどがあるです。(500円玉の直径=26.5mm)
周辺のサクサクおパンだけでも結構食いでがあって、なかなかハンバーグに到達いたしませぬ。
...っていうかでかくて食いずりゃあ~

Sny03

完食、だけど、すげーおなかが苦しくなりますたよ♪


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「ルドルフ~ザ・ラスト・キス~」

東宝ミュージカル
18-Mar-2008 17:30~20:20 1F-S-39
帝国劇場

Corich公演情報

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 舞台はオーストリア王室だけれども、STORYはお昼のメロドラマの世界。ワイルドホーンの音楽も、たとえばウィーンミュージカルのリーヴァイに比べると、かなり大衆向けで、昼メロっぽい曲調だと思います。

後半、悲恋から心中いたるまでは、メロドラマの王道。駅での再会の場面は、宝塚の大階段のようなセットに対角線で見つめ合う二人。ベタなのだけれど、これぞメロドラマの世界♪この場面、照明がとっても綺麗なのだな。

 ミュージカルを見る客層は圧倒的に女性が多いと思いますが、きっとお昼のメロドラマも好きなのじゃないか。
幕間あるいは終演後、客席から聞こえてくる感想は、おおむね好評。後半戦に向けて、これからリピーターが増えるでしょう。

 曲は、メロディ自体はあまり印象に残っていないのだけれど、サビで盛り上がる曲が多く歌の聞かせどころは多いです。結果満足度高かった。井上芳雄と笹本玲奈の二人は、声の相性が良いなあ。

 この日、ファン感謝デーとしてトークショーあり。新納・井上の二人がホストで、ゲスト(岡、岸、浦井)を迎える形で。進行は新納氏。舞台上の出演が短い分、ここぞとばかり司会で活躍(本人もそのように言っていた)

・お題「もし、自分がルドルフだったら...」
全員、自分だったら心中しないという答だったが、岡氏、「あの服じゃイヤだ、もっとキラキラして服でなくちゃ」っていうのは大笑い。

・ステファニーは「前髪パッツン」で呼称統一。

・「ファイファーの存在について」
 リフトは本番直前に決定。「まるで釣られた河童のよう」(岡、新納談)。メイクは、ルドルフの心の2面性をあらわしているらしい。

・今後のスケジュールなど(東宝エリザ、ミスサイゴン)。
東宝エリザベートの出演予定者には、ルドルフの出演経験が、エリザベートの役にどう生かされるかなどの質問あり。
ミスサイゴンは、男子メイク禁止なのだそうで、初耳。

5/25(日)は女子ゲストの会(笹本、知念、香寿)も楽しそう。それ以上に気になるのは5/21(水)の50名限定「笹本玲奈の小部屋」(笑)

オーストリア皇太子ルドルフ 井上芳雄
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ 笹本玲奈
ルドルフの妻・大公妃ステファニー 知念里奈
マリーの友人ラリッシュ 香寿たつき
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ 壤 晴彦
人形師ヨハン・ファイファー 浦井健治
ウィーン日報の記者ツェップス 畠中 洋
プロイセン皇太子ウィルヘルム 岸 祐二
英国皇太子エドワード 新納慎也
ルドルフの御者ブラットフィッシュ 三谷 六九
オーストリア首相ターフェ 岡 幸二郎
原作 フレデリック・モートン著「A Nervous Splendor」
音楽 フランク・ワイルドホーン
脚本・歌詞 ジャック・マーフィ
追加歌詞 ナン・ナイトン
脚色 フランク・ワイルドホーン&フィービー・ホワン
原案 フランク・ワイルドホーン&スティーブ・キューデン
演出 宮本 亜門
翻訳 小嶋 麻倫子
訳詞 竜 真知子
音楽監督 八幡 茂
振付 上島 雪夫
歌唱指導 山口 正義、小林 仁
装置 松井 るみ
照明 高見 和義
音響 山本 浩一
衣裳 有村 淳
ヘアメイク 坂井 一夫(スタジオAD)、川端恵理子
指揮 塩田 明弘
オーケストラ 東宝ミュージック(株)、(株)ダットミュージック
稽古ピアノ 國井 雅美、中條 純子
舞台監督 廣田 進
演出助手 寺﨑 秀臣
プロダクション・コーディネーター 小熊 節子
プロデューサー 岡本 義次、吉田 訓和
製作 東宝

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May 18, 2008

いざすすめ!グルグルすみれ!~若葉の14才ツアー2008~

黒色すみれ
グルグル映畫館
17-May-2008 19:00-21:30
HOLIDAY SHINJUKU

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東名阪ツアーの初日、東京。
それぞれ約1時間でたっぷり。

黒色すみれ

なぜかCDは全部持ってるのですが、生で見るのは今回が初。
大正~昭和風クラシックな風情がたまらない。あの明るい声の調子ってすばらしいと思う。

DVD購入、サインいただいてきますた♪

グルグル映畫館

お初。
白塗り&学ランで、ロックだけじゃなく昭和歌謡やら軍歌やら、いろんな要素を取り込んでて面白いや。
MCが上手い&可笑しいので、売れると思う。

顔から胸にかけては白塗りだけれど、(楽器を弾くからなのか)腕は塗ってない。はたして体のどこまでを白く塗っているのか、とっても興味があるところ。

(ベースの前田さんって、「すびばせんねー」の桂枝雀のご子息なのですね。)

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ももいろぞうさん「人魚とハイヒール」

ももいろぞうさん
17-May-2008 14:00~16:10
吉祥寺シアター

Corich公演情報

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 華やかな友人・理佳子(リリー)と自分とのギャップを感じながらも、友情を育んでいた。しかし、積もっていくリリーへの複雑な思いは消えないままだった。そして鮮やかに彩られた海底世界。人間の男に恋するあまり、ストーカーになってしまった人魚がいた。

...と、ちょっとメルヘン系。大人向けのサンリオミュージカルのような風情。
随所にダンスシーンあり。酒場のダンスシーンなど、入り方がとってもダンスミュージカルっぽくて好み。
 ただ、役者さんは歌わないので、ミュージカルではないですけれど(かわりにVocalのNaoさんが劇中歌を歌ってます。)

 ダンサーさん、多いので、総出だと舞台が華やか。個々のレベルもカラーもさまざまなので、決してピッタリ合っている群舞ではないのだけれど、個々のカラーの違いを見比べられるので面白かったです。

 2時間10分と上演時間は長めながら、ダンスシーンがあるせいか、体感時間では2時間無いくらいでした。

 かなり本格的エンタテイメントなステージを目指しているようですが、まだ、個々の出演者(役者・ダンサー)が、その高いハードルを越えきれていない感じもします。でも、ところどころ届いたりして、そこが気持ちよかったりして。

 女性の出演者が多いですが、やはり小劇場でのダンスエンタテイメントっていうと、男子は人材不足なのかな。

 何の生物だかわかりませんが、ウナギイヌみたいな造形のパペットがカワイイかったです。

 ミミとリリーの仲違いの解消のシーンで、Naoさんの歌がありましたが、この場面だけはカゲソロで、ステージ上は2人だけにして欲しかったな。
 最後のフィナーレは、もうちょっとたっぷりやってもよかったんじゃないかと。

ミミ(美々) 石原佳奈
リリー(理佳子) 大根田愛
ミミの父(生汰) 山口征秀
シェル(人魚) 今泉当持子
 
ウツボ女王 他 祖父江桂子
海の大将 他 藤田卓也
フィレ 他 村田恵理子
ウニウニ 他 鳴沢ナイ
イソギンチャック 他 馬渕史香
サンゴ婦人 他 白鳥真理子(空間製作社)
「ナラ・ディゾン」プロデューサー 他 野村直生(欲望仙人)
「ナラ・ディゾン」マネージャー 他 小田めぐみ
クルミ 他 奈良ひかり
ケンジ 他 島央育(劇団ギルガメっす♂)
オオカワ 他 蛯原崇
借金取り隊タロウ 他 カトリゴ・ゴッ・ゴー!
借金取り隊サブロー 他 原田喜春
水族館のお姉さん 他 岩佐麻里子
出張ホステス・まりんちゃん 鷹島姫乃
 
ダンサー 江藤裕里亜
ダンサー/水の精 小口ゆうこ
ダンサー/ウツボ 森田歩
ダンサー/酒場の踊り子・メル Meg
ダンサー/薬を飲んだ女 久慈恵里菜
 
ダンサー 萩原ゆい
 AYUMI
 加藤 彰
 KIMIYO
 砂子早織
 斉藤あき
 塚田紋子
 まみたん
 KOMINE RIE
 kyoko
 CHAKO
 
シンガー Nao
 
映像出演 丘崎杏(BQMAP)
 藤崎優菜
 
脚本・演出・デザインディレクター 鷹島姫乃
メイク KOKESHI、津嘉山 梓(TY)
小道具 アリス、裕基 岳
衣装デザイン 鷹島姫乃、砂糖ゆうこ、摩耶
衣装進行 ミツヒロ
衣装製作 摩耶、森本綾、佐藤絵美、玉田規子、川口 結
特殊衣装 桜井 徹
照明 工藤雅弘(Fantasista?ish.)
舞台監督 伊藤清一
音響・映像オペレーター SATC
舞台美術 西宮紀子
映像 THX@ミクやしき、JuneSEP
劇中イラスト 足立雲平
音楽 南城勝志
フライヤーデザイン 大杉健太(mokume)
フライヤー撮影 吉永敦子
WEB CM制作 Studio Mo-Ya!、坂上幸村
振付 CHAKO、江藤裕里亜、祖父江桂子、Meg、鷹島姫乃
演出助手 増田彩乃
劇中歌 歌:Nao、作曲:湯川和幸、作詞:鷹島姫乃
楽曲協力 Merci Music
運営 三好佐智子
企画・製作 ももいろぞうさん

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May 15, 2008

志の輔らくご「牡丹灯籠」

公式サイト
14-May-2008 19:00~21:40 1F-M-7
本多劇場

Corich公演情報

080514

 2時間40分で牡丹灯篭を通しで上演してしまおうというビッグな試み。今年で三回目。自分はお初です。

 まずは私服で登場。「怪談噺として有名な『牡丹灯篭』ですが、それは『お札はがし』の場面があまりに有名なためで、すべてを読むと、実は怪談噺でもなんでもないんですよ。」と前置き。
前半は巨大パネルを使い、人物相関図を描きながら、物語の発端から仇討前までを、"孝助"を中心とした物語のあらすじを説明。
ひとり「ためしてガッテン」の趣。今日は水曜「ためしてガッテン」の放送日じゃん♪(パネルの製作は、ためしてガッテンのスタッフによるものらしい。)

 10分の休憩ははさみ、後半は落語。幽霊となったお露に新三郎がとり殺される「お札はがし」から、札を剥がし幽霊の手引きをした伴蔵のその後の顛末「栗橋宿」「おみね殺し」「関口屋」。そして、孝助と母との再開、お国との因縁めいた再開、そして見事に仇討、大団円。この後、志の輔オリジナルのエピローグがつきます。

 堪能しました。M列なので、前方のお客さんの様子もよく見える。背離れしているお客さん、結構見かけた。

 「お札はがし」以外というと「栗橋宿」「おみね殺し」「関口屋」あたりは数々の音源がありますし、個別に何回か聞いたことがあります。
それぞれの噺の枕で、発端からのいきさつが語られることもありましたが、やはり聞くだけではなかなかわからないもの。
(柳家喬太郎が、「栗橋宿から関口屋」を公演したときに、発端からお札はがしまでを一気に語ったけれどさっぱりわからなかったもんなあ。)

 通しだからこそ、話がつつむにつれ個々の人物が一本の糸でつながってゆく面白さを味わえ、話の全貌をとらえることができる。
だから、たとえダイジェスト版になったとしても、通しで演ることに意義があるのだと思います。

 物販、牡丹灯篭手拭 緑・黄 各1000円、オリジナル志の輔ポチぶくろ 3枚セット350円、志の輔せんべい2枚入り150円、他
おせんべを購入。「志の輔らくご」と「似顔絵」の焼印入りで、もったいないからとっておこうかと思いましたが、うちに帰ったらおなかがすいたので、結局食べてしまいましたとさ。

080514s

 WOWOWの撮影が入ってました。放送するんでしょうね、楽しみでござる。

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新作落語・聖せめ達磨学園 vol.14

新作!落語せめ達磨
13-May-2008 19:00~21:30
なかの芸能小劇場

080513

ネタおろしの会。作品の完成度よりも、ネタおろしの場に立ち会えたことに喜びを見出す会(笑)

オープニング、三遊亭天どん&古今亭今輔

三遊亭たん丈「金田一探偵事務所」
探偵事務所の求人を見てやってきた男。めでたく採用、ボスの座をゆずりうけるのだが...
焼肉屋のトイレはすべりやすいという教え。

春風亭栄助「あの姉妹」
人気が凋落し、ホームレスになった叶姉妹のおはなし。
たとえ貧乏しても気高い心を忘れてはいけないという教え。

立川らく里「落武者峠」
ディズニーランドから葛飾へ帰る途中に迷い込んだ山道で、落武者の幽霊に出会う。
男二人でディズニーランドには行かない方がよいという教え。

寒空はだか「漫談」
「ぼくの彼女はオオカミ少女」、「マタギ」、「落ち研ハイスクールロックンロール」他

~仲入り~

三遊亭ぬう生「選挙ホスト」
参議院選に立候補した新宿のホストのはなし。
事前に公職選挙法を読まなくてはいけないという教え。

林家きく磨「ロドリゴ」
実家に戻った妻の変わりにやってきたのは、つまの実家で居候していたメキシコ人のロドリゴだった。
ちゃんと部屋の掃除をしようという教え。

ひとそれぞれとは思うけれど、自分的には、「選挙ホスト」が一番面白かった。

次回は六代目古今亭今輔作品集。珠玉のネタが聞けるっぽい。

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唐組「夕坂童子」

唐組
11-May-2008 19:00~20:30
花園神社

Corich公演情報

080511b

夕暮れ、昼でもなく夜でもない、夕顔の花開くわずかな時間に坂の上からさす夕日にかざした手袋の先にいったい何が見えるのか。
手袋を夕日にかざすには、夕顔が必要っぽいのだけれど、せっかく取ってきた夕顔は散って萎れて役立たず...

最後は蓄音機のアサガオ管を夕顔にみたてて上手から坂の上に向ける六郎と下手坂の下で笛を吹く朝子。ストーップモーションで幕。
絵画のようで美しいendingでした。

あいかわらず、なんだかよくわからない世界ですが、「観た」という満足感がある不思議な舞台です。
(その世界にひたっているのが心地よいのだと思います。)

どの登場人物も、「出落ち?」っていうくらいキャラが強烈で面白いです。
・ビクターの犬を背負った女学生
・自称公爵、正装した便所清掃人
・パーマ機を被ったパーマ屋の娘

最前列よりも、2列目~3列目のほうが水かかったかも。
便器を洗った水なので、なんとなくばっちい気がしました(実際は作り物の便器なのでばっちくはないはずですが(笑))

客席にはチビッコもいましたが、今回はウンコネタが多いので、ある意味チビッコが喜びそうな世界でありました。

奥山六郎 稲荷卓央
谷朝子 藤井由紀
谷影三郎 鳥山昌克
風間夕子 赤松由美
蜂屋 久保井研
丘公助 丸山厚人
暮゛子(グレコ) 辻孝彦
情夜涙子 唐十郎
 
 
作・演出 唐十郎
作曲 大貫誉
舞台美術 劇団唐組
制作 劇団唐組制作部
デザイン 及部克人
原画 大鶴美仁音
表紙写真 藤澤邦見
データ制作 スタジオ・サラ
協力 ㈱文化印刷

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May 12, 2008

風琴工房「hg」

風琴工房
11-May-2008 15:00~17:00 D-1
ザ・スズナリ

Corich公演情報

080511a

 水俣病というと、学校の社会科の授業で習った公害病としての水俣病と、時折、認定・裁判等メディアで報道される程度の知識しかなく、第2話で描かれた「みかんの家」(ほっとはうす)のような胎児性水俣病患者の支援施設・支援団体の存在は今回「hg」を観てはじめて知りました。
 恥ずかしながら、水俣病に限らず公害病に関しては、その因果関係・責任の所在が明らかになった時点で、自分のなかでは勝手に過去の出来事として片付けているようなところがありました。けれど、終わっていないのですよね。

 第一話「猫の庭」は、チッソ社内の報告会の様子。
 皆、排水に原因があると疑いながらも、知らない振りをし、事実を隠蔽しようとする者。事実の解明と社員としての立場の板ばさみにあう者。
 舞台は1959年ですが、最近の食品関係の不祥事に重なり現代の出来事のようなリアル感。

 "父親が大工で水俣病の疑いがある"という女子社員。会議終了後、部屋を片付けながら、医師細田に「とうちゃんに高校に行かせてもらって、おかげでチッソにも入ることができた」というくだりは、緊迫した会議の後だけに、心にしみました。

 そして第ニ話「温もりのいえ」2008年の現在へ。

 舞台転換の間、劇作家役の女性が、第一話の登場人物のその後を語ります。場面は1959年から2008年と飛んでいるのですが、この語りがうまいことその橋渡しになってますね。
 語りを聞きながら、第一話の椅子と机と黒板だけの寒々しい舞台が、「みかんのいえ」の暖かい雰囲気の部屋に変わっていく様子を見ていたら、不思議と涙が出てきました。(49年間の時代の流れが一気に押し寄せたからか、それとも「みかんのいえ」に希望が見えたからなのか、自分でもよくわかりませんが)

 第ニ話「温もりの家」は、ある劇作家が、水俣病を舞台化するために"みかんのいえ"を取材にきたという設定で、作・演出詩森ろばさんの取材記を、そのままセミドキュメンタリの形で描いているようですね。
 劇中で、"みかんのいえ"の理事長と劇作家の間で「ドキュメンタリーではなく、なぜ演劇なのか」という論議がありましたが、それは、"ドキュメンタリー"でなく"演劇"を観ている観客に対してもかなり挑戦的な一言だったと思います。
 とても印象的だったのが、全員が和気あいあいと作業をする場面で、理事長の目がとても冷静に彼らの様子を見ていたこと。
ドキュメンタリーは画面に切り出されたものしか見えませんが、演劇では、その場を全て描くことができ、観客は全てを同時に見ることができます。ドキュメンタリであれば、作業者と理事長を同じ画面で見ることは不可能だったんじゃないかと思います。
 個々を克明に伝えるのはドキュメンタリーに軍配があがるでしょうが、場の空気をありのままに伝えるには、演劇は最適な手段なのかもしれません。

 胎児性水俣病患者を演じた役者さんにも、演じさせた詩森さんにも拍手。余計な脚色をせず、ありのままに伝えようとしているのが成功していると思いました。

 劇作家役の女性を、あきらかに水俣病発生当時に生まれていない若者に設定したのも正解と思います。

 第一話、女子社員の靴下の折り返しがなんだか懐かしい。ゴムの緩み具合も妙にリアルで1959年っぽい。

 舞台前方下手と上手にある日本の細い棒は水銀柱を模しているのかな。

第一話「猫の庭」
細田一郎(チッソ付属病院院長) 佐藤誓
西川栄治(チッソ水俣工場工場長) 篠塚祥司
徳山寛治(チッソ水俣工場技術部長) 栗原茂(流山児☆事務所)
小澤照之(チッソ付属病院医師) 金替康博(MONO)
石渡俊一(チッソ水俣工場総務部員) 浅倉洋介
古浦美智子(チッソ水俣工場総務部員) 津田湘子
桑原早苗(チッソ水俣工場総務部員) 海原美帆
遊佐聡(チッソ水俣工場総務部員) 山ノ井史
敷島隆(チッソ付属病院 猫飼育係) 北川義彦
第二話「温もりの家」
高城ふみ子(「みかんのいえ」理事長) 西山水木(La compagnie an)
国東茜(「みかんのいえ」に来る劇作家) 宮嶋美子
川合洋治(「みかんのいえ」職員) 金替康博(MONO)
新原妙子(「みかんのいえ」職員) 海原美帆
須藤明美(「みかんのいえ」職員) 笹野鈴々音
古倉正一(胎児性水俣病患者) 佐藤誓
楠本滋(胎児性水俣病患者) 篠塚祥司
森山春江(胎児性水俣病患者) 松岡洋子
窪田亮司(胎児性水俣病患者) 栗原茂(流山児☆事務所)
石沢雄太(自閉症の青年) 山ノ井史
神保耕平(「みかんのいえ」実習生) 北川義彦
楠本侑子(滋の孫) 津田湘子
小岩井弘樹(袋小学校教師) 浅倉洋介
 
作・演出・衣装・宣伝美術 詩森ろば
舞台美術 杉山至+鴉屋
照明プラン 榊美香(I's)
音響プラン 青木タクヘイ
音響オペ 鈴木実枝子
舞台監督 小野八着(jet stream)
スチール 鏡田伸幸
演出助手 渡邉真二
制作 田中真実
企画・製作 ウィンディ・ハープ・オフィス

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負味「Never, Neverland」

負味
10-May-2008 19:00~20:30
王子小劇場

Corich公演情報

080510b

 遊園地で楽しんでいる自分の姿が映ったビデオが送られてくる。しかし、まったく身の覚えが無い。
会社の同僚と、差出人の住所を尋ねると、そこは舞浜の有名なテーマパークの隣の名も無き遊園地で...
 ニセミ○キーに強引に入場させられる。ベンチにはゲームで遊ぶ少女が一人。少女から遊園地の地図をもらい、二人はアトラクションを楽しむことに...

ここからは遊園地のオムニバスコント
・フリーフォールは、床をフリーフォールの垂直方向に見立て、90度回した映像をプロジェクタで写す。ドリフでよく見た類のやつですね♪
・ジャングルクルーズは、野生の動物が出演。ライオン○ングな世界。
・ゲームコーナー
 公園にあらわれたゾンビを撃つシューティングゲーム。
 いろんなカードが出てくるサッカーゲーム。
・レストラン「ラ・パルテノン」
 15000円のコースなのに、前菜マックポテト、スープはカップヌードル、メインディッシュはうまい棒...
・メリーゴーランド
 動物のメリーゴーランド。新しい動物が追加されるが、見たことも無い動物で...
・観覧車
 観覧車から見る星空。ヘンな星座がいっぱい...

概略説明してもちっとも面白くないのですが、バカバカしくて大笑い。
自分的には冒頭のニセミッ○ーと、「ラ・パルテノン」のまじめな顔でチープな料理を給仕する高級レストランのくだりが一番可笑しかったですね。

ラストは映画館。
両親を早くに失い莫大な財産を受け継いだ孤独な少女(ベンチにすわっていた少女)が舞浜のとなりに名も無い遊園地をつくるまでの物語。
少女は今日も孤独な人にビデオを送るのでした。

橘も、実は失恋で傷心の身の上でしたが、名も無き遊園地で元気を取り戻し、帰っていきます。


人を元気にする遊園地は確かに夢の国。傷ついてやって来た、たったひとりのための夢の国。
おとなりの商業まみれの遊園地よりもよっぽど夢の国...と、言っているのかどうかはわかりませんが。
(たったひとりのため...といっても、自分のための遊園地では破綻する>マ○ケルジャ○ソンって教訓もありか。)

単なるコントだと思っていたものが、意外や意外、終わってみれば大人向けの童話な風情で、ちょっと感動しちゃいました。

橘 中崎ふく子
工藤 大竹篤(赤堤ビンケ)
女の子 本田留美
遊園地キャスト 塩瀬篤也
 夕部奈穂
 岡庭直樹
 佐々木隆志
 篠原正明
 中込恭史
 藤代和真(SPACE NOID)
声の出演 青木賢治
 前田真宏
 
作・演出 足利政紀
演出助手 藤代和真
舞台監督 田中圭介
舞台監督補佐 泉智之
舞台美術・宣伝美術 miwa23
大道具 塩瀬篤也、岡庭直樹
小道具 岡庭直樹、本田留美
動物製作 宮路央
衣装 夕部奈穂
ダンス振付 中崎ふく子
音響 前田真宏
照明 宮路央
映像 渡辺一樹、miwa23、足利政紀
映像協力・映像オペ 足利政紀
制作 久保寺暁子、本田留美

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黒蜥蜴

公演情報
10-May-2008 14:30~18:10
ルテアトル銀座

Corich公演情報

080510a

はじめて生で見る美輪明宏様♪
性別年齢を超越した存在感。洋装和装を問わず立ち振舞いが綺麗でした。

最終場面の美術館のセットがゴージャス。

高嶋政宏の明智小五郎は濃い。やっぱり濃くないと美輪・黒蜥蜴にはつりあわないのだろうな。

ロビーは花だらけですごいことになっていました。
胡蝶蘭屋ができそう。

カタカナの名前って目立ってよさげです。
なんだか目がゆく「ベッキー」の文字(笑)

緑川夫人実は黒蜥蜴 美輪明宏
明智小五郎 高嶋政宏
雨宮潤一 木村彰吾
岩瀬早苗 中野真渡嘉
岩瀬庄兵衛 鯨井智充
老家政婦ひな実は青い亀 有田麻里
朱儒 日野利彦
朱儒 マメ山田
女中 愛子 城月美穂
女中 夢子 高森ゆり子
女中 色江、生人形愛子 小林香織
 
 
原作 江戸川乱歩
脚本 三島由紀夫
演出・美術・音楽・衣装 美輪明宏

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劇団鹿殺し「ヤセマッチョの不夜城」

劇団鹿殺し
9-May-2008 19:15~22:50
新宿RUIDO K4

080509

現地到着が19:00頃、入場の列も伸びていて、入場は19:30頃。
すでに、キャプテンクーコッチのオープニングアクトはスタートしていて、ステージ上ハイテンション。
クーコッチファンの方もいたようで、私同様、スタート後の入場になったためにブーブー言う声が聞こえましたが、
オープニングアクトって前座さんでしょ、前座さんの時間は客入れのための時間と言えなくもないので、まーOKか。

新メンバーのみなさん、初登場の「2008年度版百千万」は白塗りだったりその他大勢で役代わりも多く、正直誰が誰やらわからなかったのですが、今回、ようやく顔と名前が一致しました。
橘氏のパントマイム、山岸氏のバレエ、円山嬢のフラメンコ等、どこまで本格的にやってたかはわかりませんが、皆さんか踊れる方なかりのようですね。

オープニングアクト:キャプテンクーコッチLIVE

ヤセマッチョの不夜城オープニング

ピエロとおじいさん
 ピエロ:橘輝

モンドグロッソとお城の衛士
 バレエ

そのころ、お城のお坊ちゃまたちの部屋では・・・
 オレノグラフティ・山岸門人兄弟のボーイズラブ風ピアノデュオ

お城のばあやたち
 怪談百物語 傅田うに(面白恐さが絶品)
 恐い話 稲川チョビん二

休憩 LIVE1(特別ゲスト パピルス編集長 日野淳)
 尾崎豊熱唱、日野淳氏歌ウマ。

お城の前の広場では・・・
 えせスパニッシュバンド(笑)

座頭市来たる・・・
 オレノ・座頭市vs丸尾丸・蘭こうのすけ
 丸尾丸さんの、褌一丁にメイクwith花飾りの倒錯具合が◎。

休憩 LIVE2(特別ゲスト 政岡泰志、小林健一)
 政岡氏「やっぱ好きやねん」歌唱
 小林氏は歌の最中にトイレで尿検査。歌終了後に「糖でたっ!」と言って再登場(笑)

お城の前の広場に集まる町娘たちに襲い掛かる恐怖
 町娘のポエム朗読~歌~ゾンビ来襲
  円山チカ・坂本けこ美・チョビ・傅田うに
 坂本けこ美さんのトランス具合が爽快。

お城のお坊ちゃまたちのレクイエム
 戦場のメリークリスマス。

あの男のその後~バンド野人~
 全裸歌唱。
 暗い中、時折バックからフラッシュライトのような照明のみで、前張してるのかしてないのか判別困難(笑)

休憩

ヤセマッチョの不夜城第2部音楽劇「歌の王子様」
 ヤセマッチョ版・星の王子様。
 
 森でニワトリのピヨコちゃん(丸尾丸)に育てられた少年(菜月チョビ)は、自分がヤマセッチョの王子だということを知り、城に戻る旅に出る。その途中で、いろいろな人物に会う。
わがままな殿様や、自分がいちばんだと思っている男、忙しく計算し続ける連中など、星の王子さまになぞらえて。
ラストでは、"蛇の毒"ではなく"鹿のオシッコ"で再び森へ帰ってゆく。
チョビさんのモノローグが聞かせる。

アンコール「燃えて鹿殺し」
久しぶりに聞いた。名曲だなあ。
昔の路上ライブを思い出すと同時に、山本聡司氏のフレディマーキュリー芸が見たくなりました。

約三時間半、オールスタンディング(怪談コーナーのみ着座)はちょっとキツかったけれど、内容には満足♪

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May 07, 2008

宝塚歌劇団「ME AND MY GIRL」

宝塚歌劇団
4-May-2008 15:00~18:00 1F-14-82
宝塚大劇場

Corich公演情報

宝塚プレシャス「榊原和子の宝塚初日&イベントレビュー」(東京初日)

080504

 普段は東京宝塚劇場での観劇ですが、なんやかやで年に一度は大劇場に詣でてます。5月はちょうど初舞台生お披露目の時期。GWを利用して宝塚大劇場に遠征してきました。

 一昨年の東宝版(井上・笹本)が「My and My Girl」の初見。その後、月組DVD版(天海・麻乃)を購入し、10回以上は見ていると思います。今回、見て、改めてよくできたミュージカルだと思います。笑えて楽しめて最後はしっかり泣ける。ロングランすればいいのに(笑)

・マリア(出雲綾)、ビルやジョン卿との絡みは自在でさすが。ビルの悪ふざけに対し、威厳をもちつつも的確につっこんでいて面白い。

・パーチェスタ(未沙のえる)は、うわさどおりの芸達者ぶり。

・ジャッキー(城咲あい)と椅子に半分ずつ座り、ビル(瀬奈じゅん)が足先に帽子を懸けるところで帽子が落ちて、ふたりで「あら、おちたわね♪」みたいな芝居をしてた。帽子、落ちるときはやっぱり落ちるらしい。

・二人で抱えられるだけの荷物を持って行くくだり、瀬奈ビルが彩乃サリーに「せんぱい、もてるぅ?」って言っていたような気がしました。

・甲冑の置物、去り際にビル(瀬奈じゅん)とサリー(彩乃かなみ)に投げキッス。

・ビル(瀬奈じゅん)が虎の剥製で遊ぶところでは、オケピからシマウマとカエルのパペットが顔出してたました。シマウマは公演途中から登場したっぽい。

 悲しみこらえて明るく振舞うサリー(綾乃かなみ)の歌は、聞いていて切なくなりました。「顎で受け止めて」を歌い終わった後のキラリと光る目の涙に、こちらも涙。
 ラストシーンは、DVDで何遍もみているのに、やっぱり目頭が熱くなります。扇一枚隔てた二人の会話で手に汗握らせ、最後に扇を外し二人が抱き合って大団円。じらされた分、一気にうれし涙が込みあげてきます。


続いてショー。

 初舞台生総出のロケット。「このロケットにすべてかけてます」という一生懸命さが伝わってきて心から拍手。
出雲綾のエトワールは大劇場を完全制圧してました。


おまけ

 東京宝塚劇場と異なり、お菓子・おみやげ売り場・充実した飲食設備・変身コーナー・展示コーナ、さらには郵便局と、劇場型テーマパークな風情。チケットなくても利用できちゃうところがうれしい。

 プチミュージアムの"トップさんの衣装の前で写真を取ってもらおうコーナ"。前回訪問したときはシャンシャン持つだけでしたが、小さな大階段に立って羽背負って写真撮影ができるようになってました。

 門のあたりで、千秋楽当日券で並んでいるらしき集団がトランプしてました。のどかな風景でございました。

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May 04, 2008

春の文左衞門大会(初日)

3-May-2008 13:45-16:20
なかの芸能小劇場

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柳家小ぞう「子ほめ」
橘家文左衞門「試し酒」
古今亭志ん五「道具屋」
仲入り
橘家文左衞門「子別れ」

物販 鈴々舎わか馬

3daysの初日「長講二席」の会。

文左衞門さんというとコワもてのイメージがあって、ても生で見ると意外にいいひとっぽいのが魅力だと思いますが(笑)、本日はさらに輪をかけて、仏様のやうなやさしい雰囲気ですた。
(二席とも悪い人がでてこないから、そう感じるだけかも。)

「試し酒」は、見ているだけでこちらも五升の酒を呑んだような気がして妙な達成感があるです。

「子別れ」、文左衞門さん風演出が随所に。対斎藤さん発言や亀ちゃんeatingうな&肝吸のくだりなど。
なかでも出色だったのは、鰻屋の二階での「なんですと!」のひとこと。一瞬にして空気が変わり大団円へ。
絶妙のひとことだと思いますた。

ノラやさんオリジナルパンダラクゴ手拭購入。リンリンのご冥福を祈るですう♪

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青果鹿「しゃなりしゃなりと闇夜の鱗粉」

青果鹿
3-May-2008 19:00~20:30
サンモールスタジオ

Corich公演情報

Syanari

 八百屋さんのような劇団名と毎回怪しげなタイトルで気になっていたですが、なかなか見ることが出来ず、今回初めて拝見。

 唐十郎の世界のようでした。突飛なキャラクタや音楽が特に唐十郎って感じなのですが、内容の説明しにくさも唐十郎。マリアの受胎告知に不倫やら堕胎やらをからめたようなお話でしょうか。いずれにせよチラシの貴婦人風の写真とは全く関係ないような...(笑)

 アコ-ディオンの生演奏付。

 "お便所が詰まってしまい、たいへん"な状況で三人のマリアが「お便所~♪」を連呼する歌や、"敬信のマリア"が三味線弾きながら「みゃ~みゃ~♪」鳴く歌など、まじめにバカバカしい歌を歌っていて可笑しい。

 ラストは、ちょっと唐突な気も。これに赤テントのようなカタルシスが加わればなあと思いました。(さすがに赤テントのような屋台崩しは室内の劇場では無理でしょうが)

慈愛のマリア 白石里子
清純のマリア 今井由香利
敬信のマリア 本田めぐみ(劇団ダルメシアン)
セールスマン 栗田 星淳一
便所修理屋さん 小沢 鯨井智充
昆虫博士 名和靖 犬塚浩毅
昆虫博士の弟子 笹山 吉田賢司
月夜の詩人 水谷力
アコーディオン奏者 美咲英里
 
脚本・演出 澤藤桂
美術 丸山賢一
照明 松本永(光円錐)
演出助手 眞壁良輔
制作 青果鹿

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May 03, 2008

春の宴@MANDA-LA2

1-May-2008 19:30-22:10
吉祥寺MANDA-LA2

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 以前、廻天百眼の公演「夢屋」で母檸檬の楽曲が使われていて、CD買って帰ったのですが結構はまりまして、しばらくヘビロテ状態。文芸アングラロックとでもいうのかな。で、母檸檬目当てで行ったのですが、他の二組もそれぞれに独特で...

母檸檬

アングラ臭がたまらない♪
アコースティックライブといっても、エレキギターがアコースティックギターになっただけのような気も(笑)。

仮想のタケオ

一人芝居というか一人音楽劇というか(Guiterと二人でしたが)、例えようが無い独特なステージ。

Lu.la.vie(リュラヴィー)

入りの音楽が雅楽でステージには灯篭やら蝋燭やら。和服で登場し、音楽は幻想的。荘厳で幽玄で耽美で...


それぞれに"ある世界"を構築しちゃってるので、その世界に引き込まれて、拍手し忘れちゃうのがタマにキズっぽい(笑)

異界に迷い込んだような不可思議な体験でございました。

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渦18(トーク渦)

絹産業改め渦産業
2-May-2008 19:30~21:30
しもきた空間リバティ

080502

出演
・かみさん平田紀子/立川左談次(前田隣ファン2人トーク)
・永六輔
・林家彦いち
・藤木勇人

5月公演4本「らくご渦」「トーク渦」「コント渦」「シャッフル渦」のうちの2日目「トーク渦」を当日券にて。


・かみさん平田紀子/立川左談次(前田隣ファン2人トーク)
出演予定の前田隣氏がリハビリ中のため、おかみさんの平田紀子と立川左談次さんのトーク。
左談次さんの前田隣プロフィール紹介、闘病レポ。

・永六輔
リハビリ中の野坂昭如氏の話。
黒柳徹子女史との再婚話の真相。
黒柳徹子女史の初回転寿司体験に同行した話など。

・林家彦いち
下北沢飲食店・不動産屋事情。
内家拳法体験記。
「長島の満月」トークバージョン。

・藤木勇人
りんけんバンドデビューの話。
沖縄の方言と本土復帰の話。
「ちゅらさん」出演の話。
具志堅用高氏の話。

異なるジャンルの方々の出演で、お客さんの層も広範囲っぽい。

 彦一さんの「長島の満月」、もともと落語としては珍しい内省的な構成なので、"ひとり語り"の方がしっくりきますね。

 初めて聞く藤木勇人さん、沖縄の本土復帰に伴い学校では方言を禁止にした話や、沖縄と鹿児島の関係・サツマイモの語源など、知的好奇心をくすぐる話をたっぷり、満足でした。7月に駅前劇場で一人芝居とのこと。ぜひ行きたいと思う。

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