« July 2008 | Main | September 2008 »

August 2008

August 28, 2008

夜ヲ想フ@MANDA-LA2

26-Aug-2008 19:30-21:40
吉祥寺MANDA-LA2

ノモネオ

 アコギ弾き語り。会場についたら、もうステージが始まっていたのだが、会場は完全にノモネオさんの世界が支配していた。外の吉祥寺の街の空気と全く異なっていて、ちょっとびっくらこいた。魂の叫びって、あーゆーのを言うのだろうな。Guiter はフラメンコ風でかっこよい。

WATER SEEK

 Guiter と Drums。大音量の上に盛大にリバーブかけてたようで、Vo の声が聞きづらく,歌詞はさっぱりわからず。Guiter は、時折チューニングが狂っているように聞こえ、気持ちが悪かったのだけれど、エフェクタでかなり音を加工していたっぽいのでそのせいか。
 ...ではあるけれど、暗闇に引きずり込まれるような不思議な迫力あり。特にDrumsは霊媒師のごとし、何かが憑依してDrumsを叩いているようで恐怖を感じた。一曲、シタールのようにGuiterを弾いている曲があって興味深かった。

lu.la.vie

 舞台中央に蜀台、蝋燭の灯りがよい感じ。しゃあみんさんはCello と Keyboard と 朗読担当。
しっとりした曲から激しい曲まで、バラエティに富んでいて満足。耽美系アングラ的雰囲気。
ところどころにクラシックピアノ的なフレーズが出てきて、音楽のバックグラウンドが想像できて面白い。
でも、どうしてアングラには3拍子の曲が合うのだろう?

蛇足

曼荼羅焼酎の瓶は、なんだかカッコよいな♪

| | Comments (66) | TrackBack (1)

落語娘

公式ページ
24-Aug-2008 16:00~18:05 くらい
シネスイッチ銀座

落語の映画というより、落語界を舞台としたサスペンスモノというほうが合っているかもしれません。怪談、サスペンス、師弟愛、チョビっと極妻風もあり。

 前半は楽しい(?)前座ライフですが、クライマックスで啖呵きって師匠の元へ走る場面、禁断の噺に臨む平左の高座は息詰まるものがあります。でも、やっぱり楽しい噺家さんライフとして終わるあたりは、ほのぼのしていて後味よし。

 破天荒な師匠にたった一人の女の弟子というと、やっぱり川柳川柳さんちがモデルなんでしょうか。

 緋扇長屋という噺は、江戸時代に実際にあった大火がもとになっているらしく、作者が、その場所に立ち寄った後に、とりつかれるように噺を書き上げたとあります。
明言がされていないけれど、おそらく大火で非業の死を遂げた女性の霊が、彼に書かせたものだったのでしょうね。
平左は、噺に宿った魔物から逃れるために、原作の最後の一枚を捨て、自作のサゲを演じます。平左も魔物からにとりつかれないよう読まずに処分したでしょうから、原作のサゲは永遠の謎となります。平左のサゲは単なる夢オチでしたが、実際は、魔物が宿るくらいなのだから、さぞかしすさまじいサゲだったでしょう。

 緋扇長屋の謎解きが無いのが物足りなく感じたけれど、謎を解くのが噺家の仕事ではないし、"危うきには近寄らず"で封印し、明日の御飯のことを考えるほうがよっぽど噺家さんとしてはリアルですよねえ。

 津川雅彦氏、高座の様子は大真打の噺家さんそのもの。実生活の破天荒ぶりもいい感じ。噺は、映画で見る限りは口調もよいので、ちょっと通しで聞いてみたくなりますね。滑稽噺はどうかわかりませんが、怪談噺や人情噺なら、じっくり聞かせてくれそうな気がしました。

 ミムラ嬢、「たらちね」はいかにも前座さん風だけれど、公園で練習している「寿限無」は面白かったですね。リュック背負ってる姿が、ホントに寄席の近所で見かける前座や二つ目の女性落語家っぽくてよい感じ。

 伊藤かずえさん、TV局のプロデューサーで緋扇長屋上演の仕掛け人。絶妙なエロさ加減。

 ちょっとでも落語に興味があるのなら十分楽しめると思うので、見に行くとよさげ。

 蛇足

 入場すると、喬之助・馬石師匠による落語案内が上映されていました(シネスイッチ銀座)。ちょっと早めに行くのがよろしいかと思うです。

ブログで検索「落語娘」

| | Comments (63) | TrackBack (1)

月蝕歌劇団「邪宗門」

月蝕歌劇団
27-Aug-2008 19:30~21:20
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

080820

 「邪宗門」CD-Bookの付録・渋谷公会堂の実況録音CDはかなり聞きこんだのですが、舞台「邪宗門」を観るのは(他劇団の「邪宗門」も含め)今回が初めて。もともとJ.A.シーザーの音楽CDのつもりでCD-Bookを買ったので、本に収録されている上演台本は未読。よって音楽だけ知っている状態での観劇となりました。

 舞台中央と花道の境に小さな鳥居と蜀台。
開演5分前、蜀台に蝋燭を立て、その廻りで襦袢姿の女性が踊りはじめ、やがて諸注意アナウンス。
踊り子が引っ込み、蜀台と小さな鳥居が片付けられる。客電落ち本編スタート...

 難解かつ観念的な舞台かと思っていたのですが、表現はストレートでわかりやすいですし、動きが多いので、予想外にエンタテイメントしてました。
 蝋燭を使った月蝕踊りや、ラストのマッチを使った見得の場面は、月蝕で見るのは久しぶり。
同じ寺山モノでも、J.A.シーザーさんちの万有引力は圧倒的な身体能力による迫力、月蝕歌劇団は少女歌劇の妖しさと、かなり色合いが異なるものですね。
 月蝕の舞台に、圧倒的な身体能力を求めても息切れして失速するだけでしょう。過去公演で時折感じられたグダグダ感はそれが原因かなあ。で、今回の邪宗門ですが、グダグダを感じることなく最後まで楽しめてしまったのでした。原作の素晴らしさに加え、月蝕歌劇団にマッチした演出になってたってことじゃないかなーなんて思っちゃったりなんかして。

みなさん適役だと思います。特に印象に残った役者さんは、
・角兵衛獅子の大島嬢、口調がよいですよね。将来、"百物語"とか口演してほしい感じ。
・鈴木真理嬢の声、ちょっとハスキーで低めの太い声が、タカラジェンヌの誰かに似てるなと思って芝居見てたのですが、帰りの電車で判明、OGの彩輝なおの声でした。
・ 山太郎のあおい嬢は、美少年っぽくていい感じ。他の劇団だと、少年役が妙にイモっぽかったり若作りだったりしがちだけれど、やはり美少年であるべきだと思うです。見ていて心地いいですもん。
・ 姫宮嬢は耳なし芳一を好演、りりしいお坊さんでした。ずーっと会沢さんかと思ってて、帰りにキャスト表見て間違いに気づきました。
・ 紫乃原嬢は山吹、前作につづき魔性の女系でハマリ役。去年に比べると女優さんとして成長したっぽい。
・きりぬき役の石本径代嬢、ピンポイントの登場でしたが、腕のある役者さんですね。引き込まれました。

山吹 紫乃原実加
化鳥 三坂知絵子
山太郎 あおい未央
孝女白菊 有村深羽
角兵衛獅子、黒衣 大島朋恵
風鈴、少女の人形 高田ゆか
耳なし芳一 姫宮みちり
娼婦、黒衣 日向彩乃
娼婦、黒衣 大室優絵
小雪、黒衣 藍山みなみ
少年航空兵、娼婦、黒衣 鈴木真理
人形遣い、マスター、不器女 橘ひかる
切りぬき 石本径代
おぎん 佐倉萌
鞍馬天狗、怪力 スギウラユカ
紙芝居屋、黒衣 門田京三
西瓜男、雪之丞、黒衣 阿部能丸
 
作 寺山修司
演出 高取英
音楽 J・A・シーザー
協力 九條今日子
照明 小境春二
照明操作 外川千代
舞台監督 門田京三
音響 阿部健司
舞台美術 北崎正人
宣伝美術 吉田光彦
写真 濱口太
振付 月蝕歌劇団
制作 月蝕歌劇団制作局
製作 月蝕歌劇団

ブログで検索「月蝕 邪宗門」

| | Comments (10) | TrackBack (0)

August 25, 2008

劇団宝船「愛される覚えはない」

劇団宝船
24-Aug-2008 19:00~20:00 C-8
THEATER/TOPS

Corich公演情報

080824b

 納涼"愛"のホラーコメディ、大笑いの120分。

 イサオ(山中崇)は、「愛される覚えはない」のに悪霊・空未(高木珠里)にとりつかれる(愛される)。友人・満太郎(加藤雅人)の力を借り、悪霊を追い払うことに成功。しかし、今度は妖怪・佐奈(山田麻衣子)の餌食となってしまうのでした...

 逃げれば追いかけてくる悪霊・空未も怖いけれど、蟻地獄のように罠(美貌・手料理etc)を張って餌がやってくるのを待つ妖怪・佐奈は、さらに怖いのでありました。

 高木珠里さんの至芸を堪能。

 口笛吹くのは気持ちがいいけれど、なんでホイッスラーなんて思いついたんだろ。今年7月、日本で国際口笛大会があったけれど、その影響もあったのかと思ったりして。

山中崇山田麻衣子ブルースカイ中村たかし(宇宙レコード)加藤雅人(ラブリーヨーヨー)中島徹斉藤麻耶國武綾新井友香高木珠里坂田聡
高杉イサオ 
佐奈 
田淵 
佐竹 
江藤満太郎 
桜井とおる 
大庭胡桃 
美穂 
坂口スミ子 
空未 
志垣 
 
作・演出・座長 新井友香
舞台監督 田中翼
美術協力 小林奈月
音響 中村嘉宏
音響オペ 佐藤こうじ(SugerSound)
照明 松本大介(enjinkight)
衣装 中西瑞穂
小道具 河口麻衣
振付 中坪由紀子
作曲 佐藤こうじ(SugerSound)
記録映像 原口貴光(帝斗創造)
宣伝美術 川本裕之
宣伝写真 赤木宏行(bitnudegraphics)
撮影助手 林陽子(bitnudegraphics)
宣伝ヘアメイク 斉藤麻耶
演出助手 津久井亜以、林いくみ
制作協力 牛山晃一
制作・製作 ハイレグタワー

ブログで検索「愛される覚えはない」

| | Comments (10) | TrackBack (0)

宝塚BOYS

公式ページ
24-Aug-2008 12:30~15:30 16-7
シアタークリエ

Corich公演情報

080824a

 初演版は見ていないので、今回が初・宝塚BOYSとなります。笑って泣ける青春モノ。

 男の宝塚ファンの自分としては、宝塚の舞台に男は合わないと思う派だけれど、一度でいいから羽根を背負って大階段に立ってみたいという気持ちはあります。なので、タカラヅカの舞台にあこがれる男子部連中に、自分のタカラヅカファンとしての気持ちをちょっと重ねちゃったりなんかして。
 聞きなれた「すみれの花咲く頃に」「モン・パリ」「おお、タカラヅカ」も、男子部員が歌うと、彼らの夢や希望が伝わってきてわくわくしますね。

 初風 諄は、とっても品のある寮母さん。現実同様、元タカラジェンヌの役。
シアタークリエの向かいは東京宝塚劇場だし、マチネの休憩時間に日比谷シャンテに行けば、キャトルレーブには宝塚昼公演を見終わったお客さんでいっぱい。シャンテ2Fでは宝塚衣装展。これらを見て、第2幕を見ると、大劇場に出られなかった男子部と、シアタークリエで上演している宝塚BOYSが妙に重なって、なんとも感慨深かったです。

 通路はさんで斜め前で春風亭昇太さんご観劇でした。観劇後、シネスイッチ銀座で映画「落語娘」を見たら、昇太さん出演で不思議な心持ちがしました(笑)

竹内重雄 葛山信吾
星野丈治 吉野圭吾
上原金蔵 柳家花緑
太田川剛 山内圭哉
山田浩二 猪野 学
長谷川好弥 瀬川 亮
竹田幹夫 森本亮治
君原佳枝 初風 諄
池田和也 山路和弘
 
原案 辻 則彦
脚本 中島淳彦
演出 鈴木裕美
照明 中川隆一
美術 二村周作
音楽 沢田 完
音響 井上正弘
衣装 三大寺志保美
ヘアメイク 宮内宏明
振付 前田清実
歌唱指導 山口正義
演出助手 坂本聖子
舞台監督 大内敦史
宣伝美術 NY FLIP
撮影 齋藤清貴
制作助手 中谷 文
プロデューサー 東宝芸能、市村朝一、栗間左千乃(東宝芸能)、岡本義次(東宝)

ブログで検索「宝塚BOYS」

| | Comments (10) | TrackBack (0)

August 24, 2008

ミュージカル「スウィング!」

公演ページ
23-Aug-2008 18:00~20:00 1F-9-31
Bunkamuraオーチャードホール

Corich公演情報

080823b

 この人たちは凄い!

 アクロバティックなダンスも、ブレのないボーカルも、安定したバンドも、すべてが一級品、興奮しました!圧倒されました!

Music numberで、以前の公演とも割れますが、ダイジェスト映像が見られるのでどうぞ。

 SWINGの名曲にのせて踊り歌うStageで、通しのSTORYはありません。字幕もなし。歌詞を聴いてわかれば、より面白いとは思うけれど、どんな内容か、ダンスをみてるだけでなんとなくわかるし、字幕があったら、目がそっちにいって、ダンスが見られなくなるものなあ。

 全編Swing Jazzですが、ラテン風からカントリー風、御陽気な Dance number から甘い Love song までとバラエティに富んでいます。
 ダンスもさまざま。激しいダンスバトルに妖艶なデュエットダンス、芝居仕立ての場面もあり。コミカルでちょっと切ないトロンボーンとボーカルのデュエットは御趣向♪

 この夏の1本といったら、まちがいなく「スウィング!」だニャ。

蛇足

 終戦記念日から八日後の観劇でしたが、これだけ凄いものを見せられると、米国に日本が負けるのもやむなしって気がします。戦後、このような音楽&ダンスが一気に日本に入ってきたわけで、当時の日本人にとっても相当なインパクトだったでしょうね。川柳川柳は「ガーコン」で、戦後JAZZにハマっていく若者の姿を見事に描き出していますね。ブロードウェィミュージカルを見て、川柳師匠の偉業に気づくとは思いませんでしたのう(笑)

featuring 
 Charlie Marcus
 Maceo Oliver
 Randie Shane
 Laurie Wells
 Warren adams
 Evita Arce
 Lori Barber
 Christopher Beroiz
 Michelle Aguilar Camaya
 Jessica Dillon
 Desiree Duarte
 Mark Stuart Eckstein
 David Engel
 Michael Jagger
 Adealani Malia
 Paul Romero Jr.
 Carlos Sierra
 Michael Snipe Jr.
 Julie Voshell
Musicians 
 Saxophone, Clarinet, Flute Sasha boychouk
 Trumpet Mike Herriott
 Trombone Mark Miller
 Bass Mark Van Ziegler
 Guiters Sean Harkness
 Drums, Percussion Taurus Lovely
 Saxophone, Flute, Clarinet Tom Colclough
 Piano Rob Cookman
 
Scenic Designer Thomas Lynch
Costume Designer William Ivey Long
Lighting Designer Rick Belzer
Conceiver Paul Kelly
Orchestrations Harold Wheeler
Sound Designer Mark Norfolk
Music Director Rob Cookman
Assistant Director, Choreographer Matt Rivera
Broadway Musical Director Jonathan Smith
On-Line Producer for TroikAsia,Inc Randall A.Buck
Original Production Supervider Jerry Zaks
Broadway Director, Choreographer Lynne Taylor-Corbett
Directer, Choreography Kim Craven

ブログで検索「ミュージカル スウィング」

| | Comments (72) | TrackBack (0)

ミュージカル「SHOUT!」

公演ページ
23-Aug-2008 12:30~14:20 1F-O-16
博品館劇場

Corich公演情報

080823a

 仮想の流行雑誌「SHOUT!」の1960年から1970年までの記事をピックアップしながら、60年代Songsを歌いまくる110分。
ミュージカルというよりショー形式のライブコンサートで、歌と歌の間に雑誌記事を元にしたショートコントがはさまっています。

 STORYというほどのSTORYはありません(パンフにも"あらすじ"は無し)。普通のミュージカルのつもりで見たら肩透かしを喰らうこと間違い無し、Liveと思って楽しむのがよいでしょう。

 60年代英国ポップスが22曲ですが、知ってる曲は半分以下でした。どれだけ知っているかで楽しめる度合いは変わってくるかもしれないですニャ。
 007の曲が2曲もエントリーされているのは、さすがは英国。アカペラ・コーラスの007オープニングテーマは秀逸でした。

 今回の公演、ミュージカルの実力派の競演というのが最大の眼目でしょう。歌とビジュアルは十二分堪能できます(低音の魅力の紫吹さんには歌がちょい厳しめかな)。樹里さんはあいかわらずの歌ウマ。ブスキャラの入絵加奈子さんは、あまりの歌の上手さに、歌いだしたとたんに美人に見えてくるから不思議(笑)。森口さんの歌のウマさは周知のとおり、岡さんはセクシーキャラ爆発。

 紫吹 淳・樹里咲穂+岡 千恵のハイパー美脚は必見でしょう。森口さんも入絵さんも、一般民間人と比較したら十分美脚なのだけれど、さらにその上をゆく御三人でした♪

 合間のコントは英国人向け?ってネタも無きにしも非ずで、全てが大笑いとはなりませんが、芝居巧者の皆さんの個人芸は十分堪能できます。樹里さんのコメディエンヌぷりが味わえて満足、大阪弁も出てたし。入絵さんの上手さも光ってました。

 カーテンコールでは英国国旗のラメのミニスカワンピで登場、客席オールスタンディングとなりました。

ブルー 紫吹 淳
オレンジ 樹里咲穂
グリーン 岡 千恵
レッド 入絵加奈子
イエロー 森口博子
声の出演 
 ヴォイスオーバー 赤坂泰彦
 グウェンドリン・ホームズ 松金よね子
SHOUT!バンド 
 Keyboards 1 飯田緑子
 Keyboards 2 明石敏子
 Drums & Percussion 小林香織
 
翻訳・訳詞・演出 菅野こうめい
振付 振付稼業 air:man
音楽監督 飯田緑子
美術 島川とおる
照明 高見和義
音響 大槻晃
衣装 十川ヒロコ
ヘアメイク 田中エミ(スタジオAD)
歌唱指導 福井小百合
舞台監督 榎太郎(N.E.T ON)
主催・企画・製作 フジテレビジョン

ブログで検索「ミュージカル SHOUT」

| | Comments (8) | TrackBack (0)

August 23, 2008

柿喰う客「真説・多い日も安心」

柿喰う客
21-Aug-2008 19:30~21:15 B-18
吉祥寺シアター

Corich公演情報

080821

 全速力で駆け抜けた105分。観る側も、同じスピードでついて行かなくっちゃならないので疲れました(笑)。
じゃあ、ついて行かなきゃいいじゃんってことなのだけれど、面白いから一緒に走っちゃうのですね、てへっ♪

 アフタートークでの発言によると、初演版が支配者vs被支配者との戦い、すなわち革命の話であったが、今回の再演では神vs人間との対立構造としたのが大きな違いとのこと。神になろうとした人間とホンモノの神との対立も、所詮は人間が神の手のひらの上で転がされているだけという世界っぽいです。

 中央にセリだし舞台。後方に高台、牢のような舞台セット。
冒頭は、七味まゆ味嬢の号令に従う人間たちの場面、自分勝手な行動をした一人が殴られている。
やがて高台中央の牢が開きサラサーティが覚醒する。

 ビデオ秦デマンド帝国の始皇帝として君臨するAV女優サラサーティは、政権を磐石とするため、万里の長城を築き外からのAV流入を防ぎ、国内の他のAV女優を捕らえ殺していく。やがて自分の力を示すために24時間セックスオリンピックを開催する...

 北京オリンピックや24時間テレビネタに虐殺事件等も入れ込んで、とっても今時な感じ。

 最後は全員で「サライ」を歌う。マイクを持って何名かが順番に歌うが、みんな下手っぷぅで大笑い。
 そして暗転し、冒頭と同じ場面。殴られているはサラサーティ。歴史は繰り返される?

...意外に深いテーマ・主張があるようですが、ハイパーテンション&スピードで熟考している余裕はありません。見終わってしばらくするとジワジワと効いてくる感じです。

 随所で見得をきる、テンポがよく歌うようなセリフ、中央高台の玉座と周りに家臣の配置、客席を向きながらの喋りなど、歌舞伎的なカッコよさと気持ちよさが感じられます。

 深谷嬢は、お相撲さんのようにシコふんだ見得が印象的。あのテンションで105分ってすげえなあ。
淡々と語る侍従長の七味嬢が男前。クライマックスでは神の役、眼福でした。

始皇帝サラサーティ 深谷由梨香(柿喰う客)
丞相 玉置玲央(柿喰う客)
侍従長セデス 七味まゆ味(柿喰う客)
AV監督バクシーシ村上 村上誠基
AV監督カンパニー石橋 石橋宙男
AV監督ヨヨチュウ 村上俊哉
AV監督イグチ 迫 律聖
AV監督ムラニシ 松本隆志(Mrs.fictions)
AV監督ビーバップ永島 永島敬三
AV監督カイ 斉藤マッチュ(劇団銀石)
AV監督アカマツ 野上真友美
AV監督テンプル高木 高木エルム(柿喰う客)
AV女優ソフィー 中林 舞(快快)
AV女優ウィスパー 佐藤みゆき(こゆび侍)
AV女優ロリエ 矢鋪あい
AV女優エリス 八木菜々花
侍従ナロンエース 浅利ねこ(劇団銀石)
侍従ハイチオール 舞香
侍従ボラギノール 伊佐美由紀
侍従コーラック 色城絶(エビビモpro.)
AV男優タカ・カトー 佐野 功
AV男優チョコボール須貝 須貝 英(箱庭円舞曲)
AV男優ミートボール伊藤 伊藤淳二
AV男優ドラゴンボール大石 大石 憲
AV男優チャリオット高橋 高橋戦車
AV男優タンク丸山 丸山紘毅
AV男優マグナム今永 今永大樹
AV男優ミッキー小川 小川貴大(ハイベビ)
AV男優すいーつ野田 野田裕貴
AV男優みこすり半澤 半澤敦史(柿喰う客)
AV男優どぶ鼠先輩 花戸祐介
AV男優真っ裸のフレディ 出来本泰史(劇団SevenStars)
御史大夫ベーション 石黒淳士
ベーションの副官 武藤心平(7%竹)
医師バイアグラ 加藤 諒
ローマ帝国からの使者 佐野木雄太(劇団銀石)
産婆さん、審判員 浅見臣樹
皇女チャーム 川村紗也
 
作・演出 中屋敷法仁
舞台監督 佐藤 恵
舞台美術 泉 真
音響 上野 雅(SoundCube)
照明 富山貴之
殺陣 佐野 功
演出助手 今城文恵(メタリック農家)、加藤槙梨子
宣伝美術 高松宏行(背番号零)
フライヤー写真撮影 渡辺佳代
フライヤーモデル 深谷由梨香
当日運営 塩田友克(クロムモリブデン)
制作 田中沙織
OTHER MEMBER コロ、本郷剛史

ブログで検索「真説 多い日も安心」

| | Comments (70) | TrackBack (1)

月蝕歌劇団「『津山三十人殺し』幻視行」

月蝕歌劇団
20-Aug-2008 19:30~21:30
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

080820

 『津山三十人殺し』の事件の場面から始まります。懐中電灯の照明のなかで浮かび上がるムツオ(合沢萌)の青白い顔がなんとも不気味かつ悲しげで印象的。

 大量殺人犯を兵士として日中戦争に投入しようと計画する日本軍、ムツオを救うべく活躍する三人の男たち(江戸川、須崎、鬼志本)。ムツオの運命の相手とされる阿部定。それらが複雑に絡みながらムツオがなぜ事件を起すことになったのかが語られます。

 江戸川、須崎、鬼志本は、ムツオの書いた小説の登場人物で、ムツオを守るために小説の世界から抜け出してきた存在。悪の張本・日本軍の登場は月蝕のお約束か。いつも日本軍将校を演じるスギウラユカ嬢が、今回はムツオを守る江戸川役のため、姫宮みちりが日本軍将校を演じていました。敵役の首領としての凄味は、スギウラ嬢と比べると弱いのが残念だけれど、これは実力云々というより、仁じゃないからだと思うです。敵役の人材不足な公演だったかも。
 日本軍vs三人衆の戦いの場面も、いまひとつ盛り上がらなかったような。

 一方、ムツオや阿部定の人生の物語は面白い。阿部定、娘時代から事件を起すまでの流転の様子を紫乃原実加嬢が公演。少年時代のムツオの笹生愛美嬢、ホントに少年っぽくて良い感じ。

 最後は「みかんの花咲く丘」斉唱でお別れ。心が洗われる心地ぞするです。

青年ムツオ 合沢萌
定 紫乃原実加
真樹 三坂知絵子
鬼志本 あおい未央
少年ムツオ 笹生愛美
姉ミサ 有村深羽
須崎 大島朋恵
ユリエ、看護婦山下 白永歩美
ナミ、軍人根本 高田ゆか
軍人大崎 安東彩
お蝶、女将校 姫宮みちり
雑貨屋のせがれ、看護婦田中 大室優絵
トモミ、軍人吉河 藍山みなみ
和、軍人山裏 鈴木真理
軍人石井 橘ひかる
良 341
祖母イネ 佐倉萌
江戸川、大友 スギウラユカ
乱堂博士 阿部能丸
 
脚本・演出 高取英
音楽 J・A・シーザー
照明 小境春二
照明操作 外川千代
舞台監督 門田京三
音響 阿部健司
舞台美術 北崎正人
宣伝美術 吉田光彦
写真 濱口太
振付 三坂知絵子、大島朋恵、藤田実加
制作 月蝕歌劇団制作局
製作 月蝕歌劇団

ブログで検索「月蝕 津山三十人殺し」

| | Comments (76) | TrackBack (0)

August 18, 2008

庭劇団ペニノ「星影のJr.」

庭劇団ペニノ
17-Aug-2008 19:00~20:45 D-4
ザ・スズナリ

Corich公演情報

080817b

 パンフの中に「観劇の手引き」あり。観劇前に読むようにとあります。だったら冒頭にナレーションで入れたらいいのに♪

 「観劇の手引き」によると...
『主人公の少年を演じるラヴェルヌ拓海くんは、演劇経験のない小学生。2年前にフランスから日本に来たばかりなので、日本語の読み書きは勉強中。拓海くんの教育プログラムのための「擬似家族」の演技が始まります。』
とあります。

 冒頭は黒スーツに身を包んだ大人たちが台本らしきものを読んでいます。一旦全員が退場し、父親役の久保井研氏がランドセルを背負ったラヴェルヌタ拓海くんを連れて再び登場、畑の前で拓海くんにナスとキュウリの絵を描かせます。観客に聞こえるか聞こえないかの小さな声で会話している様子。

 チャイムの音、で1限目が始まり

1限目『社会のじかん「大人とふれあおう」』
2限目『家庭科のじかん「食べ物を大切にしよう」』
3限目『体育のじかん「心と身体をきたえよう」』
4限目『道徳のじかん「自由な心をもとう」』

チャイムの音で4限目が終わり暗転。
そしてラストシーン、花一杯の木があらわれます。大人たちは再び黒スーツであらわれますが、少年はそのままの格好で木に登り、武器である水鉄砲を置きます。
 大人たちは去り、父だけが少年を見つめている...幕。

 以降は自分の解釈。

 "教育プログラムのための「擬似家族」"と知ったうえで、観客は舞台を見ているわけです。おそらく父は本物。それ以外は、プログラム上の登場人物なのでしょうか。時間割だけを見ると至極まっとうな教育内容ですが、実際は、父親が母親を犬に換えて愛人を引っ張り込んだりと、子供のトラウマになりそうな展開。

 父親は、妻(少年の母親)を追い出して愛人を引っ張り込む。少年は、心の傷を負って引きこもりに。その少年を立ち直らせるための教育プログラムじゃないでしょうか。ウインナの妖精から勇気をもらい、ババァに立ち向かうことで逃げずに戦うことを学び、父親を奪った愛人に立ち向かい父親の愛情を自らの手で取り戻すまでの教育プログラム。

父親が、大人には見えないはずのウインナの妖精を認識する場面がありますが、"大人には見えない"というのはプログラム上の約束事にすぎず、それを忘れて父親自身がでてしまった場面なのかも。

 母親を犬として認識するくだりはシュールだけれど、少年はそう認識したのでしょう。心の傷が原因かもしれないし、父親の手間、母親を母親として認識してはいけない意識が働いたのかもしれません。父親が白い犬になるCMがあるくらいだから不自然ではないよね(笑)。※この犬さん、泣き声も仕草も表情も犬そのもので、だんだん犬にしか見えなくなってくるから不思議♪

 チャイムの音とともにプログラム終了。
 少年の描いた絵がスクリーンに映し出されます。教育プログラムも少年にとっては現実の出来事=夏休みの思い出なのでしょう。なるほど。

 ・・・と、解釈したのですが、ラストシーンでちょっと疑問が。

 最後の場面、父親だけが残り、少年を見つめていますが、なぜ、父親は泣いているような顔なのか?
 タイトルの「星影のJr.」。Jr.は少年のこととして、星影ってどういう意味なのだろう。「星影のワルツ」「星影の人」と、死に別れた人のイメージがあるのだけれど...

 黒のスーツは喪服、新盆にあつまってきた大人たちが、死んだ少年の描いた絵日記を見て、少年を偲んでいたのではないでしょうか。畑の作物がナスとキュウリって精霊馬の材料ですもんね。

 「鑑賞の手引き」の"教育プログラム"という言葉に、うまく騙されてしまったようです。少年タカヒロくんのための教育プログラムの形をとりながら、この舞台そのものが"一人の少年の体験から学ぶ教育プログラム"になっていたのですね。

 恐れ入り谷の鬼子母神♪

蛇足

・スイカを妊婦のお腹に見立てた場面は笑った。
・愛人が、水鉄砲の標的になり逃げる場面。自ら標的になるお茶目さがあればタカヒロくんに受けいられただろうなあ。
・久保井研氏が地味にかっこいい。

父 久保井研(唐組)
父の後輩 飯田一期
愛人 五十嵐操
母 熊谷美香
少年(タカヒロ) ラヴェルヌ拓海
屋根裏部屋のババァ 瀬口タエコ
ウインナの妖精 マメ山田
酒屋さん 矢島健
 タニノクロウ
 
脚本・演出 タニノクロウ
構成 タニノクロウ、玉置潤一郎
山口有紀子、吉野明
舞台監督 矢島健
美術 田中敏恵
映像 玉置潤一郎
照明 今西理恵(LEPUS)
音響 中村嘉宏
特殊メイク 井上悠
演出助手 森隼人(無頼我~BURAIGA~)
宣伝美術 タニノクロウ
デザイン 高市由香里
WEB 定岡由子
写真撮影 田中亜紀
制作 對馬静子
企画制作 庭劇団ペニノ

ブログで検索「星影 ペニノ」

| | Comments (71) | TrackBack (0)

劇団四季「美女と野獣」

劇団四季
16-Aug-2008 13:00~15:50 1F-15-13
静岡市民文化会館(大ホール)

Corich公演情報

080816

 帰省先で、たまたま劇団四季の公演があったので行ってきました。後方席は十分あいているっぽい。

 ロビー正面右手側でグッズ販売、左手側で飲食物販売あり(飲み物、おパンなど)。左手奥にスタンプコーナー、景品引換所。男子トイレの一部を臨時女性用に設定。洗面所は共通なので、不思議な光景(笑)。外のトイレへの案内もあり。ロビー2Fに、大型モニタ設置し公演CM放映してました。

 アニメや映画で見たことはありますが四季版は初見。STORYはわかっていても、クライマックスの格闘場面は手に汗握り、野獣が人間に戻るくだりはウルっときます。上手く盛り上げるものだなあ。テーマ曲もよいし。食器たちとの踊りは、キラキラしてて楽しいですね、

・ガストンは、見た目も動きもディズニーアニメから抜け出してきたようでした。
・ベル、ぱっと見はちょっと地味っぽいけれど歌上手い。
・パベットはセクシー&キュートでコミカル。
・村の三人娘が面白い。

 終演後、外に出ると、中ホールでは夕刻よりビジュアル系バンドの集い(ナイトメア コンサート)があるらしく、それ風の女子の皆さんの行列ができてました。「美女と野獣」とは、客層が全く異なっていて、ちょっと可笑しかったりして♪

 
ビースト 佐野正幸
ベル 井上智恵
モリース 松下武史
ガストン 田島亭祐
ルミエール 百々義則
ルフウ 中嶋徹
コッグスワース 青木朗
ミセス・ポット 早水小夜子
タンス夫人 竹原久美子
パベット 有永美奈子
ムッシュー・ダルク 寺田真美
チップ 川良美由紀

ブログで検索「美女と野獣」

| | Comments (67) | TrackBack (1)

August 14, 2008

Hula-Hooper「Hula-Hooperの、部活動『鱈。』の(ほ)」

Hula-Hooper
12-Aug-2008 20:00~22:10
7th FLOOR

Corich公演情報

080812b

 初日のお邪魔しました♪

今回は怪談、それも悲しい妖怪の話と聞いていましたが、受付で出演者のみなさんが妖怪風情でお出迎え。

 日替わりライブは"板垣さんと服部君"、「今日だけミュージシャンじゃないんです」と前置きして、ライブスタート。コントに即興歌唱等、とっても演芸色の強いライブ。最後は阿久○作品から一曲、長淵風「津軽海峡○景色」(笑)

 休憩なしでそのまま芝居へ。こちらは妖怪の悲しい恋のおはなし。鳥の妖怪(ヒバリ:上枝鞠生)と狼の妖怪(ウルフ:畔上千春、カワサキプロ)の種族を越えた恋を中心に、妖怪たちの悲哀を、阿○悠作品にのせて。

 話の流れから、次にくる曲を想像するのが楽しい。ほとんど歌詞カード無で歌える曲ばかりで、これをおとなしく聴いているのは拷問に近いものがある(笑)、なんか一緒に歌いたくなっちゃうんですよね♪

 間近で、というかかぶりつきで見る芝居やダンスは楽しくっていいな。昨年の「『鱈。』の(へ)」では、全体がよく見えるソファー側後方席で見ましたが、今回は振り返らないと通路芝居が見えないのは承知で最前列で楽しませていただきました。振付完コピの「モン○ター」がかぶりつきで見られて満足。宮沢紗恵子嬢の「白い蝶のサ○バ」は眼福。

 「鳥○詩」が重要なモチーフになってます。じっくり聞いてみるといい歌だなあ。

蛇足

 妖怪って、もともとは概念上の存在で、決まった形はなかったらしい。それをビジュアルに結びつけたのが水木しげる先生の大きな功績なのだけれど、こういう妖怪ものの芝居では、水木先生の描いたキャラの姿が浮かんできて邪魔をするという弊害もあるのだよな。

 現地でデミグラオムライスを食べる予定だったけれど、おなかがすいて6時頃、外で晩飯食っちゃったので、オムライス注文しなかった事は秘密なり。

12日日替わり部員
 
板垣さんと服部君
 ボーカル 板垣雄亮(殿様ランチ)
 ギター 服部弘敏(IDENTITIEZ)
 
部員 
 ヒバリ/使者 上枝鞠生(Hula-Hooper)
 バリン/ウルフ(昔) 畔上千春(ボーダビッチ)
 サーナ/恋人 宮沢紗恵子
 昔を知る女/風太郎 鈴木智香子(青年団)
 ニャン/レア/フェロモン 菊川朝子(Hula-Hooperとハイバイ)
 
 座敷童 (唄・ピアノ) 安田奈加
 力男 (ベース) まーちゃん(MUSTANG'78)
 時代おくれの河童 (ギター・唄) (SGT)
 ウルフ(今)/ねずみ男 (ドラムス) カワサキプロ(ナショヲナル)
 流しの妖怪 日替わり部員

ブログで検索「鱈 ほ」

| | Comments (10) | TrackBack (0)

彩の国ファミリーシアター「音楽劇 ガラスの仮面」

公演ページ
12-Aug-2008 13:30~16:20 1F-Q-13
彩の国さいたま芸術劇場

Corich公演情報

080912a

 本チラシの夏木マリ扮する月影先生の写真を見て、「これは見なくては!」と急いでチケット確保(笑)

 原作は、十数年前にラーメン屋さんで1~2巻を飛ばし読みした程度なので、内容はそれほど詳しくないままで観劇です。

 なんとかバックステージツアーに参加できまして、開演前の舞台を見物してきました。幕が開いたままなので、ツアーの様子が観客席からまる見え(笑)。スタッフは舞台上であれこれ準備しているし出演者はストレッチをはじめます。舞台ができあがりまでの様子をそのままお客さんにも見せちゃおう趣向なんですね。役者さんと一緒に舞台に立っているような雰囲気が味わえてうれしいやらたのしいやら。月影瞳さんも舞台上でストレッチしてましたが、メチャクチャ綺麗で感動~♪

 ツアー参加者が客席につくと、まもなく開演となります。

 オープニング、全員総出で稽古場風景のダンスシーンが終わると舞台は暗転。客席にラーメン屋のおかもちを持った北島マヤ(大和田美帆)が登場し、本編スタートとなります。 次に月影先生(夏木マリ)が源造(岡田正)が、やはり客席から登場しますが、月影先生の姿に客席から「おぉ~」という声。

 物語は、演劇コンクール全国大会まで。マヤと亜弓がお互いをライバルと認め、紅天女を目標に、これから始まる長い戦いのスタートラインに立つところまでを描いています。 「ここからますます面白くなりますが、まず本日はこれぎり~♪」といったところか。仇討ちの相手と出会い戦い始めたところで終わる歌舞伎のような終わり方ですね。

 音楽劇とありますが、音楽の場面は、かなり本格的なミュージカルシーンとなっています。あくまでも物語は芝居中心にすすむので、ミュージカルではなく音楽劇と称しているとのこと。

 客席をつかった芝居の場面が多いので、端席でも1F席をオススメ。

 北島マヤ役の大和田美帆さんは熱演!、対する姫川亜弓役の奥村佳恵さんはこれが初舞台なのが信じられない貫禄で綺麗で高貴なたたずまい。加えてバレエシーンの美しいこと。

 びっくりなのは雨のシーン(本水)。会話が聞き取れないほどの激しい雨ですが、あの水があとかたもなく消えるとはさいたま劇場おそるべしの排水設備。

 劇中劇で、盆が回るように黒子さんが舞台装置を移動させるところが見事でした。

 夏休みにオススメの楽しい舞台!バックステージツアーは毎回があるそうなので(先着30名)時間があれば、早めに行ってツアーに参加するとよさげ。座席はまだまだ余裕があるっぽい。

 「はじめてのガラスの仮面」展を開催中(入場無料)。まず、これで予習してから観劇するのもよいかもです。

北島マヤ 大和田美帆
姫川亜弓 奥村佳恵
桜小路優 川久保拓司
速水真澄 横田栄司
北島春 立石涼子
姫川歌子 月影瞳
小野寺 原康義
青木瞳 月川悠貴
二ノ宮恵子 黒木マリナ
源造 岡田正
月影千草 夏木マリ
 
観客 花山佳子
田代 妹尾正文
評論家・司会者 清家栄一
評論家・事務員・審査員 飯田邦博
つきかげ研究生 祐輝薫
春日泰子 松田まどか
オンディーヌ講師 難波真奈美
一角獣劇団員 井面猛志
一角獣劇団員・進行係 篠原正志
一角獣劇団員(堀田) 新川將人
一角獣劇団員 澤魁士
青柳プロ社員 田村真
花屋店員・審査員 沓沢周一郎
長谷川先生・審査員 山名孝幸
一角獣劇団員 町田正明
つきかげ研究生 桜木涼介
観客 多岐川装子
観客 鈴木智香子
 
オンディーヌ研究生 森野温子
オンディーヌ研究生 下塚恭平
つきかげ研究生 小林遼介
オンディーヌ研究生 川暗誠司
つきかげ研究生 宮田幸輝
オンディーヌ研究生 西村篤
つきかげ研究生 中村裕香里
オンディーヌ研究生 斉藤智史
オンディーヌ研究生 畑中研人
つきかげ研究生 本山里夢
オンディーヌ研究生 中村千里
つきかげ研究生 荻野美香
オンディーヌ研究生 高井良彦
オンディーヌ研究生 大山裕子
つきかげ研究生 渡辺るみ
つきかげ研究生 高橋永江
オンディーヌ研究生 小田めぐみ
 
原作 美内すずえ
脚本 青木豪
演出 蜷川幸雄
音楽 寺嶋民哉
美術 中越司
照明 室伏生大
衣装 宮本宣子
音響 井上正弘
音楽監督 井上知嘉子
振付 広崎うらん
ヘアメイク 佐藤裕子
歌唱指導 泉忠道
演出補 石丸さち子、井上尊晶
舞台監督 白石英輔
企画・製作 日本テレビ
(財)北九州市芸術文化振興財団
(財)埼玉県芸術文化振興財団

ブログで検索「ガラスの仮面」

| | Comments (7) | TrackBack (1)

モーニング娘。×タカラヅカ「シンデレラ the ミュージカル」

公演ページ
11-Aug-2008 11:00~14:30 1F-13-32
新宿コマ劇場

Corich公演情報

080811a

 予想外に面白い!

 ロジャース&ハーマンスタインの古き良き時代の香りするミュージカル。ミスサイゴンやエリザベートなどの超重量級ミュージカルもよいけれど、シンデレラのようなおおらかなミュージカルもまた、いいものです。

 モーニング娘。×タカラヅカのコラボ・ミュージカルは「リボンの騎士」に続く二作目、好評だった「リボンの騎士」は未見なので、コラボ企画は今回初見。

 見て、思ったのは...

 九十数年前、小林一三がやろうとしていた"少女歌劇"とは、まさにこういうものだったろう。本家宝塚は高齢化がすすみ"大人の歌劇団"となった。それは宝塚の進化のひとつの形であったろうけれども、同時に失ったものがあるとすれば、"少女歌劇"という世界ではなかったのでしょうか。

 王子役の新垣理沙が演じる男役の初々しいこと。2001年オーディション合格組だから、芸歴7年つまり研7さんと同等で、まだ19歳だものね。

 シンデレラ役の高橋愛は、バレエ経験者なのでしょうね、手足の動きが綺麗で、タカラヅカOGとの踊りも違和感なし。

 開幕と同時に妖精の女王・麻路さきの歌から始まりますが、デンジャラス&スリリングな歌唱はあいかわらず。非宝塚ファンが、どんな"宝塚のイメージ"を持つか、はなはだ心配だけれど、その後登場する誰もが歌ウマさんに思えてしまうから、これはきっと酒井先生の戦略なんだと思う(笑)
 そんな麻路さきさんも、フィナーレの男役姿は宝塚現役時代と寸分違わぬかっこよさ(言いすぎかな?)。そこに女役として愛華みれがからむ。なんとゴージャスなことでしょう。

 フィナーレでは、すべての盆が下がり、開幕とともに、娘。たちが乗った中央の盆だけがせりあがってきました。これはコマ劇ならではでしょう。
 娘。の舞台となると、新垣理沙よりも高橋愛のほうが男前なんですね。初めて生で娘。のステージを見ましたが、かっこよいです。いままでのシンデレラの世界を一瞬にして娘。の世界にかえてしまう力はやはりすごい。

 陽色萌さんの"だらしない娘"というのは、なんかイメージ通りって感じで笑っちゃいました。

 箙・光の専科組は貫録十分。箙かおるはお茶目の王様、稽古場ブログの文章もお茶目(笑)。

 客層、てっきり「多数の娘。ファンと若干のヅカファン」だけかと思ったら、おそろしく幅広い客層。親子もいればカップルもいるし、演劇関係者・ダンス関係者風情の方も多数いました。

 座席は、まだまだ十分余裕があるっぽい。万人が楽しめるミュージカルになってると思います。

シンデレラ 高橋愛
王子 新垣理沙
ポーシャ 亀井絵里
妖精 他 道重さゆみ
ジョイ 田中れいな
伝令官 久住小春
妖精 他 光井愛佳
ページ ジュンジュン
ページ リンリン
 
女王様 光あけみ
王様 箙かおる
継母 愛華みれ
妖精の女王 麻路さき
 
仕立屋 他 舵一晴
父親 他 鷹月笙
仕立屋助手 他 東三智
家臣 他 多彩しゅん
執事 他 真山葉瑠
コック 他 雅景
紳士 他 北山里奈
シェフ長 他 大洋あゆ夢
青年 他 かずゆうと
側近 他 光海あきほ
女官長 他 妃宮麗子
老婆 他 二葉かれん
メイド長 他 真由華れお
男の子 他 松本菜穂
だらしない娘 他 陽色萌
メイド 他 雪菜つぐみ
若い娘 他 舞名里音
幼いシンデレラ 他 綾花ちか
悪い娘 他 草風なな
控え目な娘 他 姿央みやび
 
作曲 リチャード・ロジャース
作詞・台本 オスカー・ハーマンスタインⅡ世
翻訳・訳詩 早川保清
演出・脚色 酒井澄夫
音楽監督 吉田優子
音楽 鞍富真一、竹内一宏
振付 麻咲梨乃、御織ゆみ乃
美術 和田平介
照明 笠原俊幸
衣裳 有村淳
音響・効果 実吉英一
歌唱指導 矢部玲司
稽古ピアノ 宇賀村直佳
演奏 新音楽協会
フライングコーディネーター 松藤和広
ヘアメイク 田中ミエ(スタジオAD)
特殊道具 スドーアート工房
振付助手 檀ひとみ、大畑浩恵
衣装助手 川崎千恵
アンサンブルコーディネーター 若田部友子

ブログで検索「シンデレラ the ミュージカル」

| | Comments (24) | TrackBack (1)

劇団桟敷童子 若手公演vol.2「ぱぴよん/ぬらりひょん」

劇団桟敷童子
10-Aug-2008 19:30~21:00
西新宿成子坂劇場

Corich公演情報

080810b_2

 再々演だそうですが、自分は初見。

『ぱぴよん -四畳半からの脱出-』
・・・スティーブ・マックイーンに勝手に捧げる・・・

 「ぱぴよん」は開幕早々、荒波に揉まれる潮子(大手忍)が熱い。桟敷童子って、やっぱりこの"熱さ"!久しぶりに味わえてちょっとうれしかったりして。

 ちょっと"くいだおれ太郎"くんみたいなドガ(椎名りお)が、潮子を挑発したり叱ったり優しく声をかけたり寄り添ったりと変幻自在。ドガって、潮子の幻想なんですね。二人のやり取りそのものが心の中の葛藤なのですね、面白いな。

『ぬらりひょん -向日葵のまぼろし- 』

 幕が開くと、舞台一面ひまわり。その中を、早苗(岡部和恵)を荷台に乗せて必至に自転車を漕ぐ僕(深津紀暁)の場面から始まります。僕の流す汗と、風を受けて涼しそうな早苗の表情が対照的で、夏の気持ちよさが伝わってきました。

 現在の"僕"が、昔を思い出すかたちで話はすすみますが、早苗は交通事故で死に、惣一(田尾健介)も自殺、姉の夏江(外山博美)も嫁ぎ先で死んでしまったような。

 お盆のこの時期、西方浄土からやってきた早苗・惣一・夏江が、"僕"に思い出させた過去なのでしょう。お盆というのは、単に死者の霊を供養するのではなく、死者と自分とのつながりを再確認し、自分自身を見つめなおす行事でもあるのでしょうね。

 ラストで、潮子がひまわり畑にやってきて幕となります。潮子の夫も早苗も交通事故で死んだとのことでしたが、なるほど同じ事故だったのか。不覚にも最後まで気がつきませんでした。

 この後、"僕"の心の傷を癒すのは、四畳半から抜け出した潮子なのかもしれませんね。
 素顔で、年相応の役を演じている外山博美さんを、初めて見た様な気がします(笑)

「ぱぴよん」
潮子(引きこもりの主婦) 大手忍
ドガ(潮子の幻想) 椎名りお
「ぬらりひょん」
僕 深津紀暁
早苗(惣一の彼女) 岡部和恵
惣一(僕の友人) 田尾健介
夏江(僕の姉) 外山博美
ぬらりひょん 古味哲之甫
 
作 サジキドウジ
演出 原口健太郎
舞台監督 小野瀬弥彦
美術・塵芥・照明 松本永(光円錐)

ブログで検索「ぱぴよん ぬらりひょん」

| | Comments (9) | TrackBack (0)

珍しいキノコ舞踊団「珍しいキノコ大図鑑」

珍しいキノコ舞踊団
9-Aug-2008 19:30~19:20 1F-4-13
ルテアトル銀座

Corich公演情報

080809b

 お祭りに行ったような、楽しいダンス公演。

 会場にはいるとホワイエ奥に過去公演で使用した机やらイスのオブジェ、その前でNa pua liko wai Ho'olaによるフラ実演♪。

 舞台は、上手下手に草木を配置、正面上側は鳥のシルエットと、どうやら森のようです。
 早めに着席して、折り込みチラシを見ていると、上方からドラの音。伊藤千枝さんの生アナウンス。

 第一部の最後は、スタッフも一緒に踊りながら客席降りして横のドアから抜けて行く。
 休憩時間は、ホワイエでフラ、つづいて伊藤千枝さんの足に顔付けてのダンス。ふたたび座席に戻ると舞台ではMy foolish haert。くまさんが5分前のプラカードを持って登場したりして、休憩中も数々の御趣向で楽しい。

 マイク片手に身の上話をしながらのダンスや、カーテンコールでお辞儀して自然に踊りながら袖に引っ込む姿を見ていると、「このひとたちはデフォルトが踊ってる状態なんじゃなかろうか」と思えてきます。同じように踊りながら銀座の街を歩きたくなった土曜日の夜でした(恥ずかしいからやりませんが)。

出演 井出雅子
 山田郷美
 佐藤昌代
 篠崎芽美
 伊藤千枝
 山下三味子
 飯田佳代子
 石川勇太
 田中直美
 茶木真由美
 中川麻央
友情出演 豊嶋秀樹
 Na pua liko wai Ho'ola(亜矢、菜穂子、洋子)
 他のみなさん
 
構成・振付・演出 伊藤千枝
演出補 小山洋子
舞台監督 野口毅
照明プラン 関口裕二(balance,Inc.DESIGN)
ピンスポットオペレート 菅橋友紀(balance,Inc.DESIGN)
音響 金子伸也
美術 モリオ
楽曲提供 ammakasie noka
衣装 NEW WORLD SERVICE(宮部恵)
助成 文化庁芸術創造活動重点支援事業
主催 珍しいキノコ舞踊団

ブログで検索「珍しいキノコ大図鑑」

| | Comments (69) | TrackBack (0)

Bunkamura「女教師は二度抱かれた」

公演ページ
9-Aug-2008 14:00~17:30 1F-R-18
シアターコクーン

Corich公演情報

080809a

 女教師・山岸涼子(大竹しのぶ)は、教え子の六郎(市川染五郎)と不適切な関係になり、その町には居られなくなり二人は離ればなれに。年月がたち、若手演出家となった六郎の前に、突如、涼子があらわれる...

 涼子は精神を病んでいて、昔の六郎との約束「六郎の演出で主役を演じる」ことを支えに生きている。

 前半はたっぷり笑わせてくれますが、ラストは予想以上に重く泣ける展開に。

 鉱物圭一(浅野和之)の山岸涼子(大竹しのぶ)への純愛が明らかになるラストはホントに泣けますね。ハタ坊・松尾スズキが生バンドバックに登場する場面は、退廃的ながらもファンタジックで素敵。

 休憩はさんで三時間超ですが、皆さん芸達者なので退屈することはないのですが、ラストを見てしまうと、前半の笑いの場面は冗長に感じられなくもなかったです。2時間程度で、涼子と六郎、そして鉱物の三人の話に凝縮したモノを見てみたい気がしました。

 六郎のなじみの風俗嬢・杏(平岩 紙)がなんともいい感じ。

 大竹さんは、やっぱりすごい。生でみられて幸せ♪

天久六郎 市川染五郎
山岸涼子 大竹しのぶ
滝川栗乃介 阿部サダヲ
弁慶・動物・修学旅行生 荒川良々
白石泉 市川実和子
元気・三郎・助監督 星野 源
江川昭子・パート 池津祥子
つげ・研究生2 ノゾエ征爾
輪尾・ババア・ルクルーゼ妻
メリヤス・動物・修学旅行生 
宍戸美和公
ポッキー・録音部・動物園の係員
救急隊員1・工員 
少路勇介
家出・パート 村杉蝉之介
山本・一宮カノン・副主任・研究生3 菅原永二
克夫・司会者・主任・ディレクター・救急隊員2 皆川猿時
杏・研究生4・ウェイトレス・黒子 平岩 紙
その他 赤池忠訓
鉱物圭一 浅野和之
ルクルーゼ・ダンサー・お子様ランチ・一本木 松尾スズキ
 
<荒野のバンド> 
piano 門司肇/伊藤靖浩/伊賀拓郎
wood base 田中肇/佐藤えりか
percussion BIC/前田卓次
marinba & vibraphone 高良久美子/藤井里佳
sax & flute & percussion 清水直人
 
作・演出 松尾スズキ
美術 二村周作
照明 大島祐夫
音楽 星野源
音楽監督 門司肇
振付 振付稼業air:man
音響 山本浩一
衣装 戸田京子
映像 ムーチョ村松
ヘアメイク 大和田一美
演出助手 大堀光威、佐藤涼子
舞台監督 舛田勝敏
主催・企画・製作 松竹株式会社、Bunkamura

ブログで検索「女教師は二度抱かれた」

| | Comments (8) | TrackBack (0)

August 11, 2008

深海獣レイゴー

公式ページ
10-Aug-2008 13:30~14:50 くらい
圓朝まつり2008

080810a1

 圓朝まつり2008 における 「深海獣レイゴー」上映会。

 第2次大戦中の 戦艦大和 vs 怪獣 の戦い。
低予算のチープさはあるけれど、予想以上に面白い。
しん平師匠の怪獣映画への愛があればこその傑作だと思います。

 杉浦太陽、螢雪次朗、黒部進 と、怪獣モノ定番キャストもさることながら、多数の落語家さん出演で、「噺家さん、何人わかるかな?」な楽しみも。芸人さんが出ると笑いが起きるのは、落語マニア向け上映会ならではかな。
 砲兵役のはん治師匠が大活躍...って活躍というより強烈な存在感(笑)。
三之助さんは海軍下士官かな?制服が似合いすぎ。
雲助師匠の海軍士官は高座と同じ口調なのが妙に可笑しい。

 若干名、どこにでていたのかわからない芸人さんが居るのだけれど...DVD発売決定とのことなので、DVD購入してじっくり見てみたい。

 神田陽子先生が、蛍雪次郎演ずる大迫螢の妻の役で、なんだか陽子先生かわいい(笑)。
息子を連れた大迫・妻と千恵が神社の階段ですれ違うラストシーンは涙。

 レイゴー2製作決定っぽい。

 上映終了後、怪獣以上に印象的だったはん治師匠のサインをもらってしまいますたよ。
080810a2

監督、原案、企画、脚本 林家しん平
海堂猛(海軍少尉) 杉浦太陽
大迫螢(大和・砲兵) 雪次朗
小島千恵(猛の恋人) 七海まい
山神長官(大和艦長) 黒部 進
新・大和艦長 清水昭博
海軍士官 山本紀彦
海軍士官 アゴ 勇
連合艦隊士官 田中要次
連合艦隊士官 草川祐馬
大迫螢の妻 神田陽子
大迫力(蛍の息子) 堤 大樹(子役)
猛の祖母 にれはらゆい
米軍捕虜 岡田眞善
島の老人 ミッキーカーチス
島の娘 林 由美香
 
 中山夢歩/飛坂光輝
 稲宮 誠/清水 宏/北岡夕貴/池田眞琴
 小林夢次/荒井 豊/柴田英機/栗原浩之
 春風亭一朝/五街道雲助/柳家はん治/柳亭市馬/柳家さん福
 入船亭扇好/林家久蔵/柳家三之助/柳家初花/三遊亭時松
 瀧川鯉之助/昔々亭慎太郎/林家二楽/三増紋之助/翁家勝丸/柳家紫文
 笑組かずお/笑組ゆたか/大島直也/世界のうめざわ
 有富 徹/江幡弘道
 川井つばさ/真木千瑛/長瀬夏樹/PF.CHIAKI/宮内かすみ/今井祈履
 市川右近(特別出演)
ナレーション 鈴木泰明

ブログで検索「深海獣レイゴー」

| | Comments (9) | TrackBack (1)

August 08, 2008

黒色すみれ単独演奏会「真夏の夜の夢」

黒色すみれ
6-Aug-2008 19:30-21:40
南青山MANDALA

ゲスト:
cello 青月泰山
drums 前田一知(グルグル映畫館)
bass さとレックス
コッペリア(バレリーナ)

Google map のストリートビュー サービスが始まりました。
銀座線外苑前から南青山MANDALAへの道のストリートビューを見ていったおかげで迷子にならず。こりゃ便利。

 19:05頃に到着。テーブル席は満席、下手側の立見エリアで拝見。
客層、男女比は男1:女2くらいか。年齢層幅広い。

 インストでスタート(Vo.ユカちん嬢抜き)。(後の説明によると、「真夏の夜の夢」をモチーフにしたStageで、選曲および監修はサチどん嬢によるものらしい。)
つづいてユカちん嬢、楽器は弾かず、歌のみ。芝居風というかコンテンポラリー風。
白いドレス・白いロングのウィッグに花の髪飾りでニンフの風情。いつもは眉毛も隠れるくらいのおかっぱのユカちん嬢ですが、めずらしくおでこ出していて、ちょっと別人っぽい。
 前半は新曲中心っぽい。7月のライブで披露していた曲もあるけれど、アレンジのコンセプトを変えてきてるようでした。演歌風の曲があったのはビックリ(ドラマチックで結構よい曲)。
 黒色すみれの新しい一面を出そうと試行錯誤しているようにも感じました。音源化楽しみ♪

 一部終了、幕間はコッペリアちゃん嬢のショータイム。一部の妖精風とは打って変わって、キャバレー風の濃厚なダンスをたっぷり。

 衣装を替えて、後半スタート。「すすめ、少年十字軍」、ショートコントあり。グダグダなのに間が絶妙なので可笑しい。(サチ一等兵「商売道具を忘れたでありますっ!」と言ってバイオリンを取りに戻ったのは、あれはコントですよね?マジじゃないですよね?)
 間奏中、それぞれプードルと羊のかぶり物で物販の宣伝。限定200部の「DVD付き写真集」、DVD・CDほか。

 アンコール、まずはサチどん嬢のトランペットソロ(少年十字軍)。
 前田一知氏の刻むリズムにあわせてメンバー紹介。それぞれ一言ずつコメント。前田兄さんはドラム叩きながらなので、愉快なテンポのあいさつでした。リズムがずれそうになっても、しゃべりきった姿勢に拍手。

 サポートメンバーに「少ないお給料で参加していただいて...」やら、「インディーズなので製作枚数は懐具合次第」などの貧乏発言も小洒落て聞こえるのは、見た目がゴージャスで、お二人がおおらかな雰囲気だからなのだろうニャ。

 DVD付き写真集購入してきますた。
080806

set list~

序曲「真夏の夜の夢」BYメンデルスゾーン
1.チェックメイト
2.夢見る少女人形
3.恋は野の鳥
4.純潔は赤
5.カノン
6.乙女賛歌
7.そうれつ
8.午睡ーユーモレスクー
9.赤りんご毒りんご
10.片羽の天使のパバーヌ
~コッペリアshow time
~青月泰山solo
11.ゆけ!少年十字軍!
12.お医者さんごっこ
13.月光恋歌
14.サーカスの馬
15.サンゴと潮
16.永久に麗しく、すみれの花よ
en
17.幸福な王女様
18.おしまいのうた

ブログで検索「黒色すみれ」

| | Comments (70) | TrackBack (3)

August 05, 2008

岡崎藝術座「三月の5日間」

岡崎藝術座
3-Aug-2008 19:00~20:10
上野広小路亭

Corich公演情報

080803

 上野初日。ちなみにうえの夏まつり最終日。

 受付開始時刻と開場時刻は同じ。
 公演案内は、A4のチラシが3枚、寄席の香盤表のガラスに貼ってあるだけ。そのチラシも受付待ちの列で隠れてしまい、道行く人々には寄席の客にしか見えなかったようで、「あぁ、落語かあ」「こんなところに寄席あったんだ」のような声が聞こえました。

 上野広小路亭、普段は、前半分が座椅子席、後半分がパイプ椅子ですが、今回はすべて座布団のみ。満員御礼だったようです。
 入場すると、最前列はすでに埋まっていて、お菓子やらお弁当を食べながら歓談中。2列目にすわり、最前列のお客を見るとパンダも居るぞ?役者の皆さんでした(笑)。

 発泡酒+おつまみ販売あり(セットで200円、観劇中の飲食自由)。

 最前列から二人が高座にあがり、渋谷のデモのくだりからスタート。つづいて舞台袖から、でっかい蝶ネクタイの二人組と、ウクレレ漫才風の二人組。演者は順番に出たり入ったりと、寄席形式で進行していきます。客いじりよろしく、最前列の客をステージにあげて、セリフを喋らせたり。舞台上のセリフに、最前列客(役者)がいちいち反応しています。声をあげての反応もあれば、表情・仕草だけの反応もあるので、2列目あたりでじっくり見るのがベスト(舞台上よりも最前列客のリアクションのほうが面白いかもしれません)

 話が進むにつれ、最前列客が舞台に上がり演者が最前列に座ったり、または全員が舞台へ上がったり。

 BGMは「美しく青きドナウ」って似合わなさすぎて逆に似合って(笑)

 渋谷・六本木を舞台にした「三月の5日間」を、上演場所あわせて演出し、その土地の特性を見せるのが目的だそうですが、今回は、あきらかに渋谷でも六本木でもない、上野(or下町)の世界でした。
 戯曲に見られる若者の冷めた感覚・他人との距離感は、そのままチェルフィッチュ版「三月の5日間」にもあらわれています。一方、今回の岡崎芸術座版・上野編は、芸人さんも隣席の見知らぬ人も皆友達にしてしまう、チェルフィッチュ版とは真逆ともいえる世界で「三月の5日間」が語られます。あのおばちゃんたちは、近所の出来事もイラク戦争も、同じ目線で茶飲み話にしてしまうでしょうね。

 チェルフィッチュ版の場合、演者のセリフはいったい誰に向けてっているのか実にあいまいですが、この岡崎版・上野編は、明らかに最前列のお客に向かって話しています。それは演者と客というよりも、町内の若い連中のおばちゃんたちに「いったいなにがあったんだい、話してごらんよ」と言われて、あれこれ話しているような雰囲気。

 人と人との距離感に関して。チェルフィッチュ版では、直接的な肉体の接触って無かったと思うのですが、岡崎版・上野編では、たとえばミッフィーちゃんは佐藤さん(仮名)の手をやたら触ったり引っ張ったりしていますし、おばちゃんにいたっては、話しながら人をパンパン叩いていたような。立位置・座り位置も隣と肩が触れるくらいの距離、暖かさを感じる距離なんですね。
 新百合ヶ丘版、ウワサでは感動のラストだったらしいですが、自分は未見。今回の上野版に感動は...ミッフィーちゃんのくだりに、最前列のおばちゃんは貰い泣きしてましたが(笑)。まあ、大きな感動はありませんでしたが、自分にとってはチェルフィッチュ版に比べ、観ていてとても居心地よく感じられました。それは下町特有の暖かさ(加えて自分にとっての下町へのあこがれ)があるからだと思います。
 なんとなく始まりなんとなく終わるのも寄席らしい。なにか物足りない気がしたのだが後で気が付きました。追い出し太鼓が無かったんですよね(笑)。

その他もろもろ

・最前列衆、お弁当はちゃんと吉池で調達してきてたようです。自分はコンビニ調達が多いので反省。
・ミッフィーちゃんと、彼女ををなぐさめるパンダ二匹の構図が可笑しかった。

 
出演 冨川純一
 西田夏奈子
 武谷公雄(バングラッシー)
 砂生雅美
 佐々木透
 宇田川千珠子(青年団)
 影山直文
 中村早香(ひょっとこ乱舞)
 尾原仁士
 春日井一平(劇団上田)
 タカハシカナコ(劇団井手食堂)
 
作 岡田利規(チェルフィッチュ)
構成台本・演出 神里雄大
照明 高橋かおり(Hikari Honpo)
制作 elegirl label
制作協力 野村政之
助手 鈴木啓史
企画制作 岡崎藝術座
主催 岡崎藝術座

ブログで検索「三月の5日間」

| | Comments (7) | TrackBack (1)

August 02, 2008

クロムモリブデン「血が出て幸せ」

クロムモリブデン
1-Aug-2008 19:30~21:00 A-9
THEATER/TOPS

Corich公演情報

080801

 深夜のファミレスに癖のある客ばかり。
やってきた女王様が注文したものは毒のある話。
誰のウソ話が女王様を満足させるか。
 ところがこれは一人の女性の妄想の世界で、現実の世界は...
 妄想の世界のなかのウソ話、精神的に疲れた女が引き起こした事件(最近の無差別事件のよう)の真相はなんだったのか?

 前半のファミレスの場面は、ちょっとJAZZYなBGMにコミカルな登場人物と、B級ハードボイルド映画のパロディような風情。
森下氏のクールさと伊東沙保嬢のマンガのようなお色気過剰キャラが、いかにもB級っぽくて面白い。

 前半はフツーに面白いレベルでしたが、その後の展開が秀逸。夏にふさわしいサイコスリラーな場面(現実世界)から、ファンタジックなラストへ。素敵なラストではあるけれど、同時に「妄想とは?現実とは?幸せとは?」と問いかけられているようでもある。
 心のバランスをとるための妄想、その世界は自分が望む世界。やがて妄想と現実は区別がつかなくなる。でも現実の世界では本当に血が流れるし本当に死んでしまう。夢の実現の行き着く先は...なるほど「血が出て幸せ」なのかも。

 「誰でもよかった」のくだり、「殺す相手が誰でも誰でもよかった」というのはとんでもないことだけれど、確かに(犯罪にはならない事で)「....なら誰でも」という気持ちは誰にでもあるだろうし、両者が本質的には違わないというのはなるほどなあ。

 木村美月嬢怖い(笑)

 久保貫太郎の「大乗仏教」が、すげえツボでした。なかなかこの単語は出てこないじょ♪


Official Photograph collection(\1,000)

 奥田ワレタ嬢の海辺&水着&ビールのポスター風写真がすばらしい。それは水着だからっていうことよりも、夏の爽やかさが一切無く、文学的な香が漂っているところが、である。この写真が、居酒屋に貼ってあったら、自分だったらビールじゃなく日本酒を熱燗で注文しちゃうだろうな(笑)

 国立科学博物館の撮影は楽しそうだニャ。

歌舞伎町の女王様 奥田ワレタ
つくり話をする女 渡邉とかげ
ホラーなホラを語る男 森下亮
嘘つ貴族 板橋薔薇之介
保健所の方から来た女 木村美月
ファミレスのコックさん 板倉チヒロ
小説を書く女 金沢涼恵
プロデューサー風の男 久保貫太郎
ファミレスのウェイトレス 伊東沙保
 
作・演出 青木秀樹
音響効果 笠木健司(とんかつ工房)
照明 床田光世
美術 ステファニー(劇光族)
舞台監督 塚本修
小道具 辻本直樹、藤森みのり
衣裳 赤穂美咲
美粧 増田加奈
宣伝写真 安藤青太
制作 金澤裕、塩田友克、安井和恵、野崎恵
うさぎ部隊 重実百合、遠藤浩司、藤永純一郎
企画・製作 office crome

ブログで検索「血が出て幸せ」

| | Comments (6) | TrackBack (0)

« July 2008 | Main | September 2008 »