SWAクリエイティブツアー「ブレンドストーリーPart.3」
SWA公式
29-Oct-2008 19:00~20:50
新宿明治生命ホール

新宿明治生命ホール3DAYSの最終日。DVDの収録あり。
テーマは「願い」
プロローグ(柳家喬太郎)
林家彦いち 「掛け声指南」
三遊亭白鳥 「奥山病院奇譚」
春風亭昇太 「空に願いを」
柳家喬太郎 「カラダの幇間」
プロローグで手術直前のサチコちゃんの一場面。
そして本編へ。サチコちゃんの手術にまつわる4つの噺。
「願い」に沿ってアレンジされた既存三本と書き下ろしの一本。
林家彦いち 「掛け声指南」
日本でボクシングのトレーナーを目指すタイ人のムンチャイ、しかし言葉の壁は厚く帰国を決意する。
心の支えは、社長の一人娘のサチコちゃん。お別れの挨拶に、サチコちゃんの入院する病院に向かう。
「ガンバレ」しか言えなかったムアンチャイが、街や病院で覚えた言葉で立派な(?)トレーナーへと成長する物語。
三遊亭白鳥 「奥山病院奇譚」
今回書き下ろされた一本。
奥山病院からサチコちゃんの入院する病院へ手術用の血液を輸送することとなった。新任の警備員が運転する軽自動車は、かつて奥山病院で働いていた病院給食のおばちゃんの霊が憑依していた。はたして血液は間に合うのか!
春風亭昇太 「空に願いを」
小学生のフリタくんは、運動会に出られないサチコちゃんと、徒競走で1等をとると約束をするが、実はフリタくん、学校一の鈍足。運動会が雨で中止になることをひたすら願い、おじいちゃんと一緒に「雨乞い」をはじめるフリタくんなのでした。
柳家喬太郎 「カラダの幇間」
病人を元気付けるのが仕事のホスピタル幇間の一八、昏睡状態のサチコちゃんの体にはいって、その原因を探ることになる。針医堀田先生伝より。
構成の勝利。
サチコちゃんの病気回復の「願い」とは別に、他人にとっては迷惑たりうる「身勝手な願い」も登場させており、この「身勝手な願い」の顛末が各噺のテーマになっているのは興味深い。
それぞれの噺のつながり・伏線の回収が見事で、Totalで一本の作品として十分に成立している。
「奥山病院になぜ、そんな血液型が?」とか「サチコちゃんのおなかに何故ワカメチャーハンが?」など、あれこれ考えるのが楽しげなナゾ(ツッコミどころともいう)が数多くちりばめられているのはお客さんへのサービスかな(笑)。
エンディング映像、心にしみる。
今回のクリエイティブツアー、SWAの存在意義を示した素晴らしい会だったと思う。

































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