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November 12, 2008

クロムモリブデン「テキサス芝刈機」

クロムモリブデン
8-Nov-2008 19:30~21:15 B-19
青山円形劇場

Corich公演情報

081108b

 電車脱線事故の唯一の生き残りの女性がPTSDを克服するまでの話。克服までの彼女の脳内イメージが舞台(ゴルフ場)となっている。そのPTSDは単に事故によるものではなく、"事故が彼女の仕業であること""その動機は電車での痴漢にあること"も原因となっているらしい。

 PTSDの克服を、彼女の記憶の中の事故からの救出と重ね合わせているのが御趣向。克服・救出にむけての疾走感が気持ちよかったニャ。

 PTSDを克服し電車に乗れるようになった場面、その車内は異様にさわやかで、白昼夢を見ているようでした。その後のダンス?は妙に暗さと冷たさがただよっていて(走る電車をイメージしているのか)、この落差はいったいなんだろー。「未来世紀ブラジル」のような、TV版エヴァンゲリオン最終回の脳内カウンセリング卒業のような、「どこまでが脳内でどこまでが現実?」な気分。

 男役の女・ヒゲロウが痴漢役の役作りに悩むくだりは大笑い、なんてさわやかな痴漢なのだろう(笑)。現実の痴漢(久保貫太郎)と大違い。やっぱり何事もさわやかでないとね。

 電車事故・歌劇団・トラウマからの克服と、劇団鹿殺しの「電車は血で走る」と似ているのはなぜだろう。青山円形劇場の演劇村フェスティバルって、実は共通の隠れテーマがあるのぢゃないかと思っちゃったりなんかしちゃったりして。

 開演前のBGMですが、なんか定位を揺らしていたのかな、円形劇場なので、そもそもフツーの定位じゃないのだけれど、フワフワと不思議な気分でした。ラストの音楽から終演後BGM(Autumn Leaves)への繋がりが見事だったなあ。

ヤクザの男・アジミ 森下亮
された女・サワコ 金沢涼恵
アキバの男・フミヒコ 板倉チヒロ
雑誌者の女・ミク 奥田ワレタ
過去の女・サキ 木村美月
痴漢の男・コジマ 久保貫太郎
生き残った女・カッコ 渡邉とかげ
間違われた男・ヨツモト先生 板橋薔薇之介
男役の女・ヒゲロウ 幸田尚子
 
作・演出 青木秀樹
音響効果 笠木健司(とんかつ音房)
照明 床田光世
美術 ステファニー(劇光族)、さくらの
舞台監督 塚本修
演出部 小林義典、今城文恵(メタリック農家)
小道具 辻本直樹
美粧 増田加奈
宣伝写真 安藤青太
制作 塩田友克、安井和恵、野崎恵

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Comments

はじめまして。
僕もテキサス観ました。
使われてた音楽を探してたどりつきました。
よかったですよね!

Posted by: あさの | November 22, 2008 at 01:31 AM

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