クロムモリブデン「テキサス芝刈機」
クロムモリブデン
8-Nov-2008 19:30~21:15 B-19
青山円形劇場

電車脱線事故の唯一の生き残りの女性がPTSDを克服するまでの話。克服までの彼女の脳内イメージが舞台(ゴルフ場)となっている。そのPTSDは単に事故によるものではなく、"事故が彼女の仕業であること""その動機は電車での痴漢にあること"も原因となっているらしい。
PTSDの克服を、彼女の記憶の中の事故からの救出と重ね合わせているのが御趣向。克服・救出にむけての疾走感が気持ちよかったニャ。
PTSDを克服し電車に乗れるようになった場面、その車内は異様にさわやかで、白昼夢を見ているようでした。その後のダンス?は妙に暗さと冷たさがただよっていて(走る電車をイメージしているのか)、この落差はいったいなんだろー。「未来世紀ブラジル」のような、TV版エヴァンゲリオン最終回の脳内カウンセリング卒業のような、「どこまでが脳内でどこまでが現実?」な気分。
男役の女・ヒゲロウが痴漢役の役作りに悩むくだりは大笑い、なんてさわやかな痴漢なのだろう(笑)。現実の痴漢(久保貫太郎)と大違い。やっぱり何事もさわやかでないとね。
電車事故・歌劇団・トラウマからの克服と、劇団鹿殺しの「電車は血で走る」と似ているのはなぜだろう。青山円形劇場の演劇村フェスティバルって、実は共通の隠れテーマがあるのぢゃないかと思っちゃったりなんかしちゃったりして。
開演前のBGMですが、なんか定位を揺らしていたのかな、円形劇場なので、そもそもフツーの定位じゃないのだけれど、フワフワと不思議な気分でした。ラストの音楽から終演後BGM(Autumn Leaves)への繋がりが見事だったなあ。
| ヤクザの男・アジミ | 森下亮 |
| された女・サワコ | 金沢涼恵 |
| アキバの男・フミヒコ | 板倉チヒロ |
| 雑誌者の女・ミク | 奥田ワレタ |
| 過去の女・サキ | 木村美月 |
| 痴漢の男・コジマ | 久保貫太郎 |
| 生き残った女・カッコ | 渡邉とかげ |
| 間違われた男・ヨツモト先生 | 板橋薔薇之介 |
| 男役の女・ヒゲロウ | 幸田尚子 |
| 作・演出 | 青木秀樹 |
| 音響効果 | 笠木健司(とんかつ音房) |
| 照明 | 床田光世 |
| 美術 | ステファニー(劇光族)、さくらの |
| 舞台監督 | 塚本修 |
| 演出部 | 小林義典、今城文恵(メタリック農家) |
| 小道具 | 辻本直樹 |
| 美粧 | 増田加奈 |
| 宣伝写真 | 安藤青太 |
| 制作 | 塩田友克、安井和恵、野崎恵 |
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Comments
はじめまして。
僕もテキサス観ました。
使われてた音楽を探してたどりつきました。
よかったですよね!
Posted by: あさの | November 22, 2008 at 01:31 AM