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November 25, 2008

劇団桟敷童子「黄金の猿」

劇団桟敷童子
24-Nov-2008 14:00~16:40
ベニサンピット

Corich公演情報

081124b

 興奮しました。迫力のある戦闘シーン、大仕掛け、限りなく美しいラストシーン。

 大陸から渡ってきた九千坊一族の哀しい行く末の物語であると同時に、戦国時代を舞台にした一大冒険活劇にもなっています。マイノリティ中心に、いろいろな立場の人間が入り混じるのは、手塚治虫の「火の鳥」にも似た趣があります。

 影夜衆は目が覚めるような青を基調とした衣装、風ワタリ千坊邑の生き残りは対照的に赤を基調とした衣装で、この2色が舞台上を飛び回り、とても綺麗。

 板垣桃子さん演ずる九千坊刹那は、山草兵糧師としての優しい顔と、影夜衆を率いて強羅伊らを追う戦士としての強い顔の両方を持ち、一瞬にして表情が切り替わったりするのはすごいなと思う。板垣さんのかわいさとかっこよさの両方を堪能できます。

 影夜衆の主の娘・涼音役の新井結香さんが大活躍。劇中で"青ダヌキ"呼ばわりされるのですが、見た目そのとおりなので笑っちゃいました。

 池下重大さん演じる興櫓木大左衛門は、狂言回しとまではいかないけれど第三者的な存在で、飄々とした感じがなんともいい感じ。「このバカチンがぁ」っていうのが可笑しい(金八先生の真似かな)。

 シアターガイドの桟敷童子特集で大量の水を使うらしいことは事前に読んで知ってはいたけれど、想像以上の激しい使い方にびっくり。前2列はビニールシート配布。2列目(通常席の1列目)は軽い水しぶき程度ですが、最前列はシート越しの観劇必須ですね。
 シアターガイドでチラっと出てくる"巨大プール"は後半に出現しますが、この場面は、後方席の方が見やすいかも。

 終演後、ロビーでヨネクラカオリさんがアンケート回収されてました。ヨネクラさんの声って、いかにも芝居小屋に来たぞって気分にさせてくれるので結構好き。

 休日昼間とはいえ、やけにチビッコが多いなあと思っていたのですが、仮面ライダーをやってた松田賢二さんが出演しているからのようですね。

 近藤正臣さんもご観劇でした。かっこいいじょ♪

海ワタリ千坊邑の生き残り
 駕羅(ガラ・沼に棲む童) 外山博美
 残辺(ザンベ・海ワタリ千坊邑の最後の男) 松田賢二
流れ者
 興櫓木大左衛門(鎧兜の武者) 池下重大
 夢爺(知恵足らずのボケ爺) 山本亘
影夜衆
 松虫(風ワタリの地を治める影夜の主) もりちえ
 涼音(松虫の娘) 新井結香
 瓢衛門(参謀) 鈴木歩己
 甲斐(影夜の下男) 桑原勝行
 源五郎丸(五人衆) 原口健太郎
 九郎兵衛(五人衆) 深津紀暁
 銀鉄(五人衆) 稲葉能敬
 又吉(五人衆) 小野瀬弥彦
 弐位丸(五人衆) 古味哲之甫
風ワタリ千坊邑の生き残り(解死八人)
 強羅伊(ゴウライ) 鈴木めぐみ
 穂葦(ホアシ) 川原洋子
 朱軽(シュガル) 山本あさみ
 美久利(ミクリ) 中井理恵
 蘇音(ソネ) 大手忍
 霧緒(キリオ) 椎名りお
 茶棒(チャボ) ヨネクラカオリ(劇団阿佐ヶ谷南南京小僧)
 藻根(モネ) 岡部和恵
あらゆる草木の知恵を持つ山草兵糧師
 九千坊刹那 板垣桃子
 
作 サジキドウジ
演出 東憲司
照明 Jimmy
照明操作 (株)FREE WAY
音楽 川崎貴人
音響協力 藤田赤目
チラシ画 横岳由紀子
チラシデザイン 山田武
写真 浅香真吾
舞台監督 深瀬元喜+劇団桟敷童子
助成 平成20年度文化芸術振興費補助金
(芸術創造活動重点支援事業)
制作 劇団桟敷童子事務所

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