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December 2008

December 29, 2008

柳家喬太郎勉強会「一本柳道中双六」

落語王
28-Dec-2008 14:00~16:10
なかの芸能小劇場

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小ぞう「松竹梅」
喬太郎「肥辰一代記」
-仲入り-
天どん「レンタルビデオの女」
喬太郎「掛け取り」

 My今年最後の落語会。一年の締めくくりを"なかの芸能小劇場"でっていうのがたまらないなあ♪

小ぞうさん

 開幕直前の舞台袖からの笑い声に、客席も笑う。天どんさんが小ぞうさんに「みんな喬太郎師匠目当てだから、おまえなんか『早く降りろ』って思われてるよ」ってな趣旨なことを言われたときの笑い声らしい。

「肥辰一代記」

 大爆笑。こんなバカバカしい噺で締めくくる年末もオツなもの。
チビッコのおともだちの反応が絶妙で、その笑い声をうまく噺に織り込んでいました。チビッコはウ○コ好きだもんね♪
 (この日、着物で行ったのだけれど、トイレでこのチビッコに噺家さんと間違えられたっぽいです)

天どんさん

 「前回もゲストだったのに、また呼ばれたけれど、いいんでしょうか(笑)」とのこと。この後の「掛け取り」のまくらによると、直前に慌ててオファーして、後で前回ゲストだったことに気づいたらしい。なかの芸能小劇場と天どんさんってベストマッチなので、いっそレギュラーゲストにしちゃえばいいじゃんね。

「掛け取り」

 喬太郎オリジナル版。掛取りの好きなものは、ホール落語(大ネタ専門)・ウルトラマン・つかこうへい・寄席落語(名人の物まね)。
 「ウルトラマン(「地球をあげます」)」と「つかこうへい(熱海殺人事件)」は、わかる人がかなり限定されるだけに、こういうマニアックな勉強会でないとかけれない噺なんでしょうね。「ウルトラマン」のくだりで、掛取りが去るのではなくメフィラス星人のごとく消える場面が大好き。
 もう一ネタ、歌モノも混ぜて欲しいなーと思います(喬太郎さん、キャンディーズとか好きらしいので、70年代アイドル歌謡でぜひ)。

 BS11「大人の自由時間」で見る喬太郎師匠は、最近ずいぶんスッキリしたなあと、あれ?ちょっと痩せたかなあと思っていたのですが、間近で生で見ると、やっぱり大きかった(笑)。TVのほうが丸く見えるというのはよく聞くけれど、TVよりも生のほうが丸く見えるというのはめずらしいと思いました。お相撲さんを生で見ると、TVよりも迫力があるのと同じなのだろうなあ。

 終演後、タコシェに寄る。るり「君の中に棲む虫」CDと、楳図かずお のへび女てぬぐいを購入。
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December 28, 2008

宝塚歌劇団「Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー」千秋楽

宝塚歌劇団
27-Dec-2008 11:00~14:00 1F-24-19
27-Dec-2008 15:30~18:30 1F-12-40
東京宝塚劇場

Corich公演情報

詳しい内容はこちらで(STAGE GRAPH)

  友の会抽選で、なぜか千秋楽のマチソワがあたったので、マチソワしてきました。

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▲このくらいわかりにくければ無問題だろうと思いつつも、誰だか判別できるような...

パラダイス・プリンス

 頭使わずハッピーエンディングを楽しめばよい芝居というのは、何回見ても疲れないです。BGVのようにリピートして見るのには最適な演目。

 マチネのラルフ(北翔)登場は、アラレちゃんの帽子とメガネ。
「来~たぞ~、来たぞ、ラルフくん~♪」と歌いながら着席。恥ずかしかったのか本人も笑ってました。
 ソワレのラルフ(北翔)は、小ネタなし台本どおりの着席。スチュアート(大和)の「きみらしくないなー、なにかやってよー」の言葉に、宇宙戦艦ヤマト歌唱(ヤマトと大和をかけて)。

 ソワレ。ラストの10年後の場面では、ソファーのクッションがパラプリキャラのものになってました。マチネでは馬かなんかのクッションだったので、千秋楽のみでしょうか。この場面の陽月華は、シャキシャキしたキャリアウーマン風でハマリ役。

DANCING FOR YOU

 初めて2Fから拝見。群舞のフォーメーションがよくわかるので1Fで見るより面白い。前回見た時は「緩急が無く、急ばかりが続くなあ」と思ったのですが、今回見たら、それなりにゆったりした場面もあったのね。
 陽月華のダンスって、見得の切り方がうまいのだろうな、要所要所でビシっと決めてくるのでどうしても目がいってしまいます。他の娘役さんが、割としっとりしなやかに踊るので、娘役の群舞になると、一人男役が居るような感じがします。

 和音美桜、現役最後のエトワールは、もしかしたら本人もウルっときてたのじゃないかと思う(というのはマチネに比べると、ちょっと涙声っぽく感じたので)。初めて彼女のソロ歌を聞いたのは、里見八犬伝の犬坂毛野のソロで鳥肌がたった記憶があります。宝塚の舞台で、もう、あの歌声が聞けないかと思うと、とっても寂しい。涙をこらえての退団挨拶には、もらい泣きしそうになりました。

(^^)(^^)(^^)(^^)

 今年最後の宝塚なので、出待ちしてみましたが、どえりゃあ寒かったです。
 鮎瀬美都は、終演後の劇場外での「ありがとうございました!」が元気いっぱい。
 大和悠河はメタリックなジャケットでキラキラ。黒でまとめた陽月華は女性誌のグラビアから抜け出たよう。花影アリスが、ウメちゃんクローンのように同じく黒でまとめてたなあ(笑)。スッシーさんは植田景子先生と一緒に出てきた。トモちんはやっぱりでかかった。一樹千尋さんが、舞台の役そのままのようなナイスミドルな風情で、かっこよすぎ。

 着物+袴で行ってみた。袴って、裾の乱れを気にせず歩けるので楽チン。ただ、なんとなーくコスプレっぽいというか、いなかっぺ大将みたくなってしまうのが難点だなあ。

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December 27, 2008

どぶろく音楽出版主催☆第1回「コンサート・ライヴ・ギグ」

どぶろく音楽出版
26-Dec-2008 19:30-22:20
PENGUIN HOUSE

犬彦(JON(犬)HIKO(GAUZE)

 ドラムの音で、ほとんど歌詞が聞こえない状態だったけれど、ドラムの振動が体中に響いてきて気持ちよかったニャ。

おにんこ

 一曲目「タッチ」の危なっかしさはご愛嬌。オリジナル曲のめざしてる世界は面白し好きだな。技術的に未熟な部分がかえって味になってるっぽいニャ。

高橋敏幸with泥舟

 強烈。ギターかっこいい。エアキャップでつくったスーツは蒸れてタイヘンだろうと思ったけれど、やっぱり一曲目で脱いでたニャ。

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悪事扇里を走る!~入船亭扇里勉強会~

25-Dec-2008 19:30-21:30
高円寺 円盤

入船亭扇里「一目あがり」
円盤田口のレコード寄席
 ジュン池内の出世物語、他
 歌声クラブ寺子屋
 そのご子息、フラメンコギターデュオ池川兄弟
入船亭扇里「質屋蔵」

 レコード屋さんの落語会といった風情が、なんともいい感じ。

 「質屋蔵」、やっぱり年末に質屋関係の噺は合うなあと思う。

 円盤田口氏のレコード寄席が、ことのほか面白かった。「レコードから、その人の人生が見える」ってところでしょうか。次回のレコード寄席があったら、ぜひ聞きに行きたい。

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December 26, 2008

抒情宴 第三幕

24-Dec-2008 19:30-21:20
吉祥寺MANDA-LA2

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抒情宴 第三幕。

 ちょっと物語仕立て、クリスマスの一夜を唄でつないでゆく、そんな構成。

るり & ライオンメリィ

オランダ少女のような衣装で登場。「西荻メリィ」「君だらけ」他
「洗濯機のなかで三角座り...」の歌詞は好き。
大坂で元ヤンだったと自己紹介しているけれど、信じ難いゆったりした喋り口調だなあ。

黒色すみれ

 京都の和服屋さんとコラボで黒色すみれプロデュース着物をつくったそうで、その着物で登場。深夜のTV通販のように着物紹介たっぷり(笑)大正~昭和な風情のある柄で面白いです。 「恋は野の鳥」「ゆけ!少年十字軍」「灯しび」「純潔は赤」他

ジョン(犬)

 初見、衝撃、大笑い。世の中にはすごいアーティストさんがいるものだ。
犬の着ぐるみでオルガン+歌。音楽は前衛かつシュールで、唄は脱力系で、世界は大人向けのメルヘンなのかなあ。「川くだり~男の世界」は可笑しすぎて涙がでました。
 年内、まだライブをやるそうなので行ってみようかニャ。

セッションタイム
全員でクリスマスメドレー

アンコールは「恋人はサンタクロース」

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Rカンパニー「マドモアゼル・モーツァルト」

Rカンパニー
23-Dec-2008 18:00~20:40 1F-B-25
東京芸術劇場

Corich公演情報

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 マドモアゼル・モーツァルトは、2005年の21C:マドモアゼル・モーツァルト(主演:新妻聖子)が初見、今回2度目。
モーツァルトの生きた世界と、彼の作品世界がリンクしながら話はすすみます。実は二日前にワルシャワオペラの「魔笛」を見ていまして、特に劇中劇の魔笛の場面は、当時と現代が時空を飛び越えて重なって見えてきて、不思議な気持ちでした。

 モーツァルトとコンスタンツェは新人さんのようですが堂々としたもの。二人とも歌声がまっすぐに心に響いてくる。
 サリエリ役の広田氏は、モーツァルトへの複雑な感情を爆発させるのではなく心の中に押し込めて、それでも外に染み出してしてきてしまうあたりが絶妙。
 秋本みな子さんは気品と貫禄があって、しかもすげー綺麗。

 スケルトンの地球儀を4分割したセットは、モーツァルトが天に召された後に、初めて一体化します。その球体の中央で立つモーツァルトの場面がなんとも美しくて好き。

 ラストは、サリエリが、エリザ似の女性とすれちがって幕となります。ヴォルフガング(男)は死に、エリーザ(女)として生まれ変わったというエンディングのようですね。

サリエリ 広田勇二
モーツァルト 髙野菜々
シカネーダー 吉田朋弘
カテリーナ 秋本みな子
フランツ 山崎義也
コンスタンツェ 安彦佳津美
レオポルト 新木啓介
コンスタンツェの母 新木りえ
ダ・ポンテ 藤田将範
アンナ 浜崎真美
石像 佐藤伸行
ナンネル 清田和美
ドン・ジョバンニ 安中淳也
夜の女王 野口綾乃
レポレッロ 徳原宇泰
パパゲーナ 片山千穂
フィガロ(従者) 渡辺修也
ダーメ 伊沢絵里子
フェランド 山口博之
タミーノ 兼崎ひろみ
グリエルモ 萩原弘雄
スザンナ 宮崎祥子
ケルビーノ 大川麻里江
フィオルデリージ 堀川亜矢
ドラベッラ 野田久美子
ツェルリーナ 富永友紀
 
原作 福山庸治
演出 ワームホールプロジェクト
脚本 横山由和ワームホールプロジェクト
エグゼクティブプロデューサー
&クリエイティブディレクター 
相川レイ子
音楽 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
小室哲哉、高田 浩
振付 謝珠栄
美術 朝倉摂
衣裳 八重田喜美子、原まさみ
ヘアメイク 川村和枝
照明 塚本悟
音楽監督 高田浩
歌唱指導 桑原英明
音響 小幡亨
舞台監督 高瀬洋
主催 ヒューマンデザイン
企画・製作 ヒューマンデザイン

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演劇集団キャラメルボックス「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」

演劇集団キャラメルボックス
23-Dec-2008 14:00~16:00 1F-21-1
サンシャイン劇場

Corich公演情報

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 途中はどうなることやらと思わせつつ、やはり絵に書いたようなハッピーエンドで終わるのは、ベタではあるけれど、観ていて「そうなって欲しい!」と思うエンディングであったります(人によって違うと思うけれど)。もしかすると、「そうなって欲しい!」と観客に思わせる絶妙な仕掛けが随所にあるのかも。

 脚本の締切と、生死をさまよう娘のもとに行くという、2つのタイムリミットが同時進行させているのはうまいですね、ドキドキハラハラ度アップ。きっと、どちらも間に合うのだろうなあと思ってるけど(笑)。

いぶき 黒川智花
典彦 西川浩幸
真知子 岡内美喜子
砂川 大内厚雄
岩見沢 筒井俊作
小樽 三浦剛
花絵 大森美紀子
美華子 前田綾
孝造 菅野良一
奥尻 岡田さつき
亀田 實川貴美子
松前 阿部丈二
亜希子 温井摩耶
 
脚本・演出 成井豊+真柴あずさ
美術 松井るみ
照明 黒尾芳昭
音響 早川毅
舞台監督 村岡晋
振付 川崎悦子(BEATNIK STUDIO)
スタイリスト 花谷律子
ヘアメイク 武井優子
小道具 高庄優子
音楽監督 加藤昌史
企画・製作 株式会社ネビュラプロジェクト

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毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「江本純子生誕30周年記念お唄会」

毛皮族
22-Dec-2008 19:00~22:50
リトルモア地下

Corich公演情報

081203

出演:毛皮族全員+佐々木幸子(式典進行)

前半は、皇室の唄会を模して、陛下(江本純子)に各々がお唄をささげるという趣向で進行。最後に陛下のお唄。

・名美子様:「地上の星」(中島みゆき)
・郁恵様:ひとりSpeed
・ゆらこ様:替え歌かな
・裕子様&由紀様:エアーWink「淋しい熱帯魚」
・静美様:アカペラで「花」
・清文様:短歌披露。三十路で借金をしつつエステに通う姿をうたう。
・美智恵様:「for you・・・ 」(高橋真梨子)
・マリー様:陛下との思い出を替え歌で。
 
・陛下のお唄:
陛下が幼少の砌、お歌いになったという「お久しぶりね」
お客様リクエストにより「アナーキー・イン・ザ・U.K.」(SEX PISTOLS)を拡声器で熱唱。
陛下自らiTuneコレクションよりセレクト。その場でCDをお焼きになりました。"おこめ"より「俺がジェームズボンド」の唄。

貢ぎ物開封の儀。

フルーツバスケットの儀。

おホームビデオ鑑賞(おそばメイキングビデオ「通し稽古風景」)
 通し稽古がうまくいかず、音響担当の高田さんにキレる江本さん。

~お仲入り~

ジュンリーライブ
4曲披露
「すりガラスの20代」
「舞・舞・舞」
「ワンダフルワールドロケンロール~毛皮の聖獣学園天国~」
「クレイジージュンリーバンバン」

江本氏・お母上様からのお手紙朗読。

ふるまい甘酒、ふるまいバースディケーキ(スプーンでひとくち)あり。

終わってみれば23時手前(笑)

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毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「ふれる(町田・羽鳥バージョン)」

毛皮族
22-Dec-2008 14:00~15:00
リトルモア地下

Corich公演情報

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 演者が変わると、ここまで雰囲気がかわるものかと思いました。

柿丸・延増組は唐組のようなアングラな雰囲気、町田・羽鳥組は文学座か俳優座のような雰囲気でした。

竹内依子 町田マリー
竹内容子 羽鳥名美子
木村さん 江本純子
作・演出 江本純子

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Hula-Hooper「Hula-Hooperの、部活動『鱈。』の(は)」

Hula-Hooper
12-Aug-2008 20:00~22:45 + α
7th FLOOR

Corich公演情報

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 千秋楽。

 大映ドラマって、本放送当時は小バカにしてたのに、再々、再々々放送で不覚にもハマってしまったことがよくありました。
で、今回の「鱈。」は再々々放送でハマる、あの感覚を生で味わえて大満足なのでした。

 クライマックスの戦闘場面が秀逸。生演奏にあわせ、ダンス&屋外芝居にしたのは大正解だったと思います。

 服部氏は、まるで小林旭で、何しゃべっても可笑しく聞こえます。一瞬、「『ポニーテール...』に小林旭出てたっけ?」と本気で思っちゃいました。
 坊園初菜嬢、なんだか真行寺君枝っぽい。
 畔上千春嬢は、お嬢様と男役、両極端のテイストで面白かった。
 上枝鞠生嬢演ずる矢崎の衣装とかなりかぶる格好をしていったせいか、隣席が、劇中演者が座る席になったっぽいです(笑)。

◆アフターオールナイトパーティー『円山町歌謡夜話と、鱈。』

・カワサキプロ氏(ナショヲナル)のオリジナル曲ソロ。
・バンド「アクトク」(安田奈加・まーちゃん・岡野直史・前田卓次)
・特別企画「深夜のヒットスタジオ」

...まで見ました。

 「深夜のヒットスタジオ」が楽しすぎ。服部弘敏氏の司会進行で、部員がかわるがわる登場し、歌謡曲・JPOPをメドレーで。ピ○クレディー三連発、山本○ンダ、平松○理、フィンガー○、etc。ザンヨウコさんの「ポケベルが○らなくて」は、妙にアダルトな雰囲気。菊川部長のピン○クレディーは、振りがアグレッシブで熱いなあ。

 終電乗り過ごしちゃいましたが、それだけの価値はあったぞなもし(笑)。

部員 
 麻生未記 ドラムス(伊藤かずえ) 菊川朝子(Hula-Hooperとハイバイ)
 田丸晃 キーボード(松村雄基)
 飯倉明子 (梶芽衣子)
 矢崎(大門正明) 
上枝鞠生(Hula-Hooper)
 牧村稔 ベース(坂上忍)
 飯倉由紀子 (梶芽衣子) 
畔上千春(ボーダビッチ)
 霧島航 サックス(国広富之)
 仲野弘 ギター(宮田州)
 矢崎妙子(片平なぎさ) 
ザンヨウコ(危婦人)
 千葉かおる ボーカル(岡田奈々)
 エイジと愚連隊
運転手、司会、宅配の人 
坊園初菜
 名倉邦男 ギター(鶴見辰吾) 服部弘敏(IDENTITIEZ)
 田丸恵美子 照明(高橋かおり) 沖田愛(テアトル・エコー)
 芥川隆之 ムックリ 西岡慈円・顧問
 葉川玲子(かとうゆかり) 安田奈加/唄・ピアノ
 オーナーの佐田 まーちゃん(MUSTANG'78)
 小野のおじさん 岡野直史(SGT)
 麻生雄次(フランキー堺) 前田卓次
 飯倉伸一郎 五十嵐健二
21日日替わり部員
 
ビリー坂本とエレキベース
 ボーカル サカモト
 ギター カメダJP
 ベース 高宮
 鍵盤 三沢
 ドラム 深田
 サックス ナカモト
 トロンボーン 

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December 16, 2008

KERA MAP「あれから」

公演ページ
14-Dec-2008 19:30~21:10 1F-I-28
世田谷パブリックシアター

Corich公演情報

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 三十年ぶりに再開したニチカとミラ。ニチカは児童文学の翻訳の仕事をしており、夫ググは玩具メーカーの社長、娘が1人、居候するググの弟。ミラの夫ミクリはカメラマン、息子が1人。
 学生時代の記憶と現代を行き来しながら、話はすすんでゆきます。登場人物はゆるやかに関係してゆき、さて二組の夫婦の行く末は...。

 不思議な名前の登場人物で、どうやら日本によく似た架空の国の設定のよう。

 芝居の中で「過去をあれこれ考えるよりもこれからどうするかだ」というようなメッセージがあります。
タイトルは「あれから」。ここでいう「あれ」とは、登場人物それぞれの過去の出来事で、皆、何かしらをひきずって今まで生きている。過去に対しどう決着をつけて「これから」を生きていくのかがテーマのようです。

 有料パンフ(2000円)には、人物相関図がありますが、「観劇後にご覧下さい」と注意書きがあります。人物相関は、1幕目で、ほぼ明らかになりますので、パンフ読むなら、幕間か終演後にしたほうがよさげです。

 約3時間(15分休憩含む)があっという間でした。

 余貴美子、高橋ひとみ、渡辺いっけい、高橋克美と実力のある役者さんの芝居を堪能。
 理科教師のサキとニチカが星空を見上げる場面がとてもロマンチックで印象に残りました。
 高橋克美さんと岩佐嬢のラブシーンはかなりハード、ドキドキするやらうらやましいやら(笑)

 年末、傑作にめぐり合ってしまった気分。温かい気持ちで劇場を後にできると思います。

ニチカ 余貴美子
ミラ 高橋ひとみ
サキ、ユウ 萩原聖人
モナミ 岩佐真悠子
ユゲ 柄本佑
ジンタ、ビザ 金井勇太
ビビ 赤堀雅秋
カウンセラ 村上大樹
リク 三上真史
アン 植木夏十
パゴ 山西惇
ググ 渡辺いっけい
ミクリ 高橋克実
 
編集者 猪岐英人
マリィ先生 菊地明香
客、学生 伊与顕二
若い医者、女 斉木茉奈
ヤドランカ(マド家のメイド) 白石遥
夢の中のミラ 田仲祐希
客・学生 田村健太郎
若い医者・男 野部友視
リクのデート相手 水野顕子
 
脚本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術 BOKETA
音響 水越佳一(モックサウンド)
照明 関口裕二(balance.inc.DESIGN)
音楽 三浦俊一
映像 上田大樹(&FICTION)
衣装 堀口健一(フロムアップ)
ヘアメイク 武井優子
演出助手 坂本聖子、相田剛志
舞台監督 福澤論志

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エムズクルー「トーキョーJCT」

エムズクルー
13-Dec-2007 19:30~21:10
「劇」小劇場

Corich公演情報

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 原作は藤沢周「箱崎ジャンクション」。

 タクシードライバー・ムロタは、同業他社のカワカミと入れ替わり、タクシーを運転する。
それぞれ、自分以外の人間のふりをしなければ、できないことがあって...
 ムロタは別居中の妻の恋人と会うため、カワカミは別れた妻が引きとっている子供を見たいがため。

タクシー車内を舞台裏で演じ、その映像がプロジェクタで舞台中央に映されます。
そのとき舞台上は別の場所という設定で、オフィスとタクシー車内の携帯の会話が同時に見られるのは面白い。映像使わず舞台の上手と下手で分割する方法もあるけれど、片方が映像となると、舞台上で表現するのとは、ちょっと違った距離感がありますね。どうせなら映像の場面だけは本物の車内でやったら面白かったのにと思います。

 ラジオDJの場面では、上手側のDJブースで話している姿を直に見られるのと同時に、別アングルからのカメラ映像を舞台中央に映していました。映像と生の視線が逆方向になるのがちょっと面白かったですね。
 DJというには不自然な、芝居の長セリフのような言い回しが気になりましたがが、あれは意図したものだったんでしょう。
途中、高速の標識が照明でフワっと浮かんで見えてくる場面が綺麗。

 本心を明かさないムロタ・カワカミとムロタ周辺の人間とのギクシャクした人間関係のせいか、「これが都会のコンクリートジャングルか?」的な冷たい壁に囲まれているような気分でしたが、ムロタ・カワカミの本心がわかり、それぞれに人生の折り合いをつけて迎えたラストシーンはなんともほっこりした気分にしてくれました。

ムロタ 板倉佳司
カワカミ 中村ノゾム
ユフコ 原千果子
オカザキ 小長谷勝彦
イイジマ 尾崎彰男
ニシオ 渡邊亮
アナウンサー、カワカミケイコ 斎藤萌子
作、演出 南英司
美術 寺岡崇
舞台監督 島洋三郎(πプロジェクト)
音響 井上直裕(atSound)
照明 菊池直子
映像制作、宣伝美術 金海初芽
映像オペレーター 小野明子

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December 15, 2008

毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「達者田敏子ワイドサスペンス劇場『達者田は見た!京都おそばツアー殺人事件』」

毛皮族
13-Dec-2007 19:30~20:40
リトルモア地下

Corich公演情報

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 タイトルのとおり、ワイドサスペンス劇場仕立て。

 食べると美人になれるという"究極のおそば"を求めて京都にやってきた達者田敏子。そのおそば屋の実態は新興宗教団体。バスガイドで信者の水島サユリが死体で発見される。容疑者となった達者田敏子は、京都府警の万田栄太郎警部とともに、事件の真相を追う。
 教祖役の赤澤さんがハマリ役、
 教団で働く美里(平野由紀)のメイクには大笑い。
 水島サユリ・藤本婦警の二役の延増嬢は、殴られて脱がされて殺されてと体はってる。テンション高くて面白い人ですニャ。

 ラストは、達者田敏子が美人になってしまったというオチ。しかしあれは、あの化粧水を使うと美人になるというより、誰もがあの顔かたちになってしまういうことじゃなかろうかと思ったりして。赤澤さんの美脚に眼福。

達者田敏子 江本純子
おっさん、万田栄太郎 金子清文
佐藤千晶 高野ゆらこ
水島サユリ、藤本婦警 延増静美
美里 平野由紀
ナレーション 高田郁恵
アジャヒ 赤澤ムック
作・演出 江本純子

ブログで検索「軽演劇 おそば」

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毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「大江戸ハードエロティック時代劇『お江戸、時々時雨』」

毛皮族
10-Dec-2007 19:30~21:30 (軽アフタートーク付)
リトルモア地下

Corich公演情報

081203

 時は鎖国ならぬ鎖マン令下の幕末。非合法の媚薬を売っていた薬屋主人・平吉が殺されます。父親の仇を討たんと娘・おなつは謎の宣教師クリスチナとともに江戸の町を駆け巡ります。

 各々のキャラクタが濃く、登場時のインパクトが強烈。
 片言の日本語をしゃべるクリスチナ(武田裕子)、一言一言が可笑しい(軽アフタートークによると、この日の武田嬢は、初っ端からアクセル全開だったっぽい)。
 薬中のおかよ(延増静美)は禁断症状でおかしくなっての登場、足に絆創膏たくさんで、体はってるなあと感心。双葉太夫(高野ゆらこ)は片胸出してエロ小唄をうたいながら。高田郁恵嬢は居酒屋のエロ小僧・大五郎、少年役がとっても似合っていました。

 エロ玩具師・秋田玉電の妻・おひさ(黒岩三佳)は隻眼の女、事件の鍵を握っている風のクールで謎の女風情。

 クライマックスでは、仇を追って、おなつが江戸城の周りを走ります。"追いかけっこ"って、やっぱり盛り上がるですね。

 ラストは一気に現代へ。おなつの子孫がソープランド大江戸の主を殺害するという、時空を越えてちょっと因縁めいたエンディングで面白いですニャ。

軽アフタートークによると

・映画「幻の湖」にインスパイアされたっぽい。特にクライマックスのマラソンシーン。
・濡れ場の振付はほぼ無し、役者さんの独自のやり方っぽい。
・おなつ、おひさの日本髪の鬘はヤフオクで落としてきたものっぽい。
・デッキの(コンセントの)調子が悪いっぽい。
・小道具たくさん。
などなど。

おなつ 羽鳥名美子
クリスチナ 武田裕子
双葉太夫 高野ゆらこ
大五郎 高田郁恵
おかよ 延増静美
おひさ 黒岩三佳
秋田玉電 江本純子
大河原平吉 金子清文
作・演出 江本純子

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December 10, 2008

「黒猫」

公式ページ
7-Dec-2008 17:00~18:40 1F-D5-17
新国立劇場 小劇場 THE PIT

Corich公演情報

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 舞台は工業都市の一角にある廃団地。土壌汚染。空には細かなガラスが舞いとび、人の角膜を傷つける。工業用・医療用ウェスのリサイクル工場で働く、下層の人々。
ポーの黒猫が原作となっていますが、「黒猫」のキーワードを元につくりあげた別の話になっています。
 全編、映像をセットのベニヤの壁面に投影し、背景としています。場面転換は、映像の切替で一瞬(椅子や机等の入れ替えはあるけれど)、部屋から屋上に移動する場面では、カメラでパンするように背景がなめらかに変わってゆく。オープニングタイトルの映像は秀逸で、奥行き方向への視線移動があり、席に座ったまま街を移動しているかのような気分にさせてくれる。

 ただ、映像をはっきり見せるためには、照明を落とさざるを得なくて、役者さんの表情が見えにくなってしまっています。
このことに気づいたのは、ラストで映像が消え、照明が明るくなった瞬間。そのとき初めて真知子役の藤谷嬢の目の表情が見えたから。最初は、後方席なので表情が見難いだけかと思っていたのですが、席だけの問題ではなかったようです。
 映像を見る限りは後方席有利、前方の席では全体が見えにくいでしょうし、セットのベニアの質感が映像の邪魔をしそう。奥行きのある客席のTHE PITでは、映像も役者もよく見える席はかなり限定されるのではないかなあ。
 これらの欠点は、舞台照明に負けない超高輝度なプロジェクタや映像並に高精細な大型ディスプレイ等が開発されっればいずれ解決してくれると思います。
(ナイロン100℃はここぞというと似に効果的に映像を背景として使用しますが、ピンポイントでしか使用していないのは、現時点での映像の限界がわかっているからだと思います。)

 総勢26名と大人数。多すぎるような気がしないでもないけれど、葬儀のコーラスの場面は大人数のメリットが出ていました。
音楽(ピアノ、バイオリン,)は映像とピタリとあっていて秀逸。

 藤谷嬢は、初めて見たのはガメラシリーズでしたが、映画「ドモ又の死」を見たときに、エラく迫力のある女優さんに成長したなぁと感心しまして、今回も彼女の演技が楽しみだったのですが、見えにくかったという理由で、非常に欲求不満な気分。

 毛皮族の町田マリーさん、工場勤務で、最後は自殺してしまう翠花という役。意外に薄幸な役が似合うですね。

 月蝕・廻天百眼の大島朋恵さんは内田春菊さん扮する不動産オーナーにこき使われているメイドさん。いちばん小さいのかな、黒い服着ているので黒猫みたいに見えました。看護婦もやっていたっぽい。いい声をしているなと思います。

 好みの面白い話だっただけに、前述の見えにくさが残念でなりませんでした。

真知子 藤谷文子
六 戸田昌宏
直太郎 手塚とおる
翠花 町田マリー
西島 岸建太朗
上倉 内田春菊
スザーツカ リンホブデイ
ビッケ 町田水城
リッチ、看護婦、弁護士 中林舞
眼科医、日下 佐藤駿
刑事、救急隊員 鈴木雄大
刑事、救急隊員 中本昂佑
小林 中尾ちひろ
マット、永田 小山あずさ
痴漢、弁護士 実熊倫礼
看護婦、ロゼッタ 杏璃尚美
刑事 畠山勇樹
ベス 大石若菜
看護婦、チップ 清水葉月
刑事 高木健
セベニー 幸田尚恵
萩原 大島朋恵
林 桂月彩有
運送屋、眼科医 田中圭介
運送屋 伊藤靖浩
看護婦、マーガレット 長谷川知香
 
脚本・演出・映像 奥秀太郎
作曲 藤井洋
音楽監督 小林健樹
振付 前田清実
照明 日下靖順
音響 渡邉邦男
衣裳 前田良司、胡桃澤真理
衣裳協力 YAB-YUM
アニメーション 溝上水緒、平沢達朗
演出助手 松倉良子
映像助手 高田里美
舞台監督 上田光成、北条孝
宣伝写真 大山ケンジ
宣伝 吉田プロモーション
宣伝協力 田中大介

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December 09, 2008

「愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~」

公演ページ
7-Dec-2008 11:00~14:35 1F-25-43
新宿コマ劇場

Corich公演情報

081207a

 紫吹、貴城、大鳥、紫城の組

 TV版をどうアレンジしてくるかを楽しみに拝見しましたが、期待以上の出来でした。

舞台ならではと思ったのは、タッチーと速水の別れの場面。劇中劇でリュータンとトオモが演じた場面と立ち位置が同じなので、両者が重なって見えてくるんですね。
 リュータンが下級生にすきやきを食べさせる場面は、オリジナルのスキヤキの歌にあわせてのミュージカルシーンで、前半の見所のひとつ。ノリのよい曲で、テーマ曲CDにも収録されていいます。

 冒頭、客席から登場したタッチーは、舞台上のリュータンに靴を投げ、客席最前列を抜けて舞台袖へ逃げていきます。汚い恰好が結構似合う貴城けい。女性のキーで歌うと、男役時代の低音のハスキーボイスではなく、とってもきれいな声だったのにはびっくり。
 紫吹淳は、男役の場面は、現役時代と寸分たがわぬクールなかっこよさですが、景山先生と二人の場面はメチャクチャかわいくって面白い。
 大鳥れいは、最初は男役志望で後に娘役に転向する役なので、凛々しい男装姿も見られます。劇中劇ではセーラー服+もんぺ姿にも。
 紫城るいは、キャラクタそのまんまじゃないかと思えるほどピッタリ役どころ。アニメ声が幸いしています。
 アンサンブルの女性は全て宝塚OGというのも楽しみの一つ。
 凛華せら、相変わらず凛々しい。叶千佳、久しぶりだなぁ。紫水梗華改め峯眞琴の切れのあるダンスを久しぶりに拝見しました。
終演後、妬6分間の休憩をはさんで、全出演者(含む男子)によるプチショーあり。曲は「すみれの花咲く頃」のアレンジバージョン。ショーのラストでコマ劇名物の三段セリが見られます。石井氏が踊りを放棄して、ひとりでキザなポーズ決めてたのが可笑しかったです。

嶺野 白雪(リュータン) 紫吹 淳
橘 伊吹(タッチー) 貴城けい
星風 鈴子(トモ) 大鳥れい
紅花 ほのか(ベニ) 紫城るい
影山 航 石井一孝
速水 悠介 本間憲一
オサム 佐藤アツヒロ
 
女性アンサンブル 
 福麻むつ美
 真山葉瑠
 真由華れお
 瑠菜まり
 水原まどか
 光海あきほ
 雪路かほ
 月丘七央
 叶千佳
 水月舞
 牧勢海
 涼麻とも
 青葉みちる
 凜華せら
 夏空李光
 峯眞琴
 千はふり
 姫咲ひなの
 澪乃せいら
 流輝一斗
 
男性アンサンブル 
 小林アトム
 谷本充弘
 矢崎広
 
原作・脚本・原詞 大石 静
演出 鈴木裕美
作曲 三木たかし
音楽監督 清水恵介
作詞 高橋知伽江
振付 前田清実
美術 島川とおる
照明 原田 保
衣裳 有村 淳
ヘアメイク 田中エミ
音響 実吉英一
歌唱指導 矢部玲司
脚本協力 山岡真介
舞台監督 小林清隆

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December 07, 2008

あなざーわーくす「マンジウ団地妻」

あなざーわーくす
6-Dec-2007 19:30~20:30
manju cafe mugimaru2

Corich公演情報

081206b

 神楽坂の、日本家屋の民家を改造したマンジウ専門カフェでの公演。2Fお座敷満席の土曜日でした。

 ネコちゃんを飼っているらしく、店外で開場待ちしていると、ネコちゃんが自分で窓を開けて店内に入っていきましたし、入場したら今度は座布団の上で気持ちよさそうに寝てたりして、なかなかネコ好きにはたまらないカフェじゃないかと思います。

 芝居は、日々の欲求不満に悶々としているっぽい団地妻・アキコが亭主を殺して逃亡する話。非合法の愛欲のマンジウを売るキャバレー団地、その秘密を知ったアキコは毒入りマンジウを食べさせられ記憶喪失に。入院した病院の主治医は、実は幼馴染の田中くんで、二人は手に手をとって南米へ高とび。やがて二人のあいだにはマンジウのようなかわいい赤ちゃんが生まれる...っていうようなこじんまりした会場とは対照的にスケールのでっかい話。

 で、キャバレー団地の場面で、一人2個のマンヂウをドリンクが出てきます。あん・チーズ・ヨモギ・チョコなど、よりどりみどり。結構大きなマンヂウなのでお腹にたまります。食べきれなければお持ち帰りもOKですが、やっぱりデキタテのホヤホヤが一番と思うので、これから観劇予定の方は晩御飯は控えて行ったほうがよさげです。

 ゆっくりマンヂウを食べながら観劇できるのかと思いきや、やっぱりこの劇団特有の観客参加型演劇でした(笑)。積極的に参加したいおともだちは、入場時に、役者さんが立っている近辺に座るのがよさげっぽい。

 若人あきこさんはエキセントリックな主婦で迫力あり。大西さんは七色に声を使い分けて娘役から男役まで。高橋美貴さんはキャバラー団地の踊り子さん、ストリップショーが可笑しい。榎本純子さんはキャバレーのママや刑事など、ちょっとあやしい役担当で存在感ありまくり。

 おなかもいっぱい、たのしい1時間でした。

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出演 大西智子
高橋美貴
榎本純子(月刊口遊)
若人あきこ
作・演出 わたなべなおこ
チラシデザイン 笹野茂之

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宝塚歌劇団「Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー」

宝塚歌劇団
6-Dec-2008 15:30~18:30 1F-10-17
東京宝塚劇場

Corich公演情報

081206a

詳しい内容はこちらで(STAGE GRAPH)

Musical entertainment 『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』
作・演出/植田景子

 絵にかいたようなハッピーなミュージカル。わかりやすくて老若男女が楽しめるという点では、まるでディズニー映画のようです。王子様系の主人公男子スチュアートに、悩める庶民派女子キャサリンは、大和・陽月にぴったり。宝塚には意外に珍しい現代モノという点も、二人にピッタリ。今、こういう作品ができるのは宙組しかないでしょうね。

 アンソニー(蘭寿)とその部下たちは、非常にわかりやすい悪役。最後にはしぶしぶ、アンソニーとキャサリンを応援する破目になります。二人の作品は世に認められて万々歳!このハッピーエンド具合がディズニーテイストだなあと思ったりします。

 ラストはふたりの10年後、結婚して子供ができて、キャサリンは売れっ子のアーティストで、スチュアートはアニメ作家。電話で個展の打ち合わせをしているキャサリンと、次回作のキャラに悩んでいるスチュアートを見ていると、なんとなーくキャサリンの方が収入が多そうな雰囲気なのが可笑しい。10年前のロングヘアがショートカットになり、男前度アップした陽月華がかっこいい。

 2Dアニメチーム総務担当の美風舞良、不思議っ娘役の華凜もゆるがいい味出してました。アンジェラ役の和音美桜は、ちょっとアーティストグループの姐さん風情があってよさげ。

 専科カップル、一樹・美穂ペアの歌はさすがのうまさ。

グランド・レビュー『ダンシング・フォー・ユー』
作・演出/中村一徳

 初っ端からガンガンに踊る。群舞多し。

 ニューヨーク、パリ、アラビオ、スパニッシュと、世界各地を巡るけれど、いずれもノリノリの群舞が中心で、緩急が無く"急"ばかりが続く。構成としては、もうちょっとしっとりした場面・ゆったりした場面があってもよいのじゃないかとも思う。

 でも、個々の場面はノリがよくて楽しい。

 陽月華が、誰よりも男前なキレのあるダンスを見せてくれて満足。
 スパニッシュの"ダンスパッション(マラゲーニャ)"、ニューヨークの場面の盛り上がり特に好みでした。

スチュアート・グリーン・メンフィールド 大和 悠河
キャサリン・ホワイト 陽月 華
ハワード・ゴールドウィン 一樹 千尋
ローズマリー・メンフィールド 美穂 圭子
プルート 寿 つかさ
エヴァ・グレイ 鈴奈 沙也
メイ 彩苑 ゆき
アンソニー・ブラック 蘭寿 とむ
サマンサ 美風 舞良
ヘンリー・グレイ 天羽 珠紀
シャルル 悠未 ひろ
ジェームズ 夏 大海
アレックス 珠洲 春希
ラルフ・ブラウン 北翔 海莉
ドナルド・ブラウン 風莉 じん
ヴィクトリア 美羽 あさひ
ジャック 十輝 いりす
ケヴィン 七帆 ひかる
ミセス・レッド 大海 亜呼
ドロシー 鮎瀬 美都
アンジェラ 和音 美桜
ティム 八雲 美佳
ピーター 早霧 せいな
アリス 華凜 もゆる
マシュー 美牧 冴京
マーガレット・メンフィールド 花影 アリス
ヒロ 春風 弥里
ジョン・メンフィールド 鳳翔 大
マイケル 蓮水 ゆうや
ウィリアム 麻音 颯斗
トム 凪七 瑠海
アン 純矢 ちとせ
メグ 愛花 ちさき
エドワード 七海 ひろき
キム 藤咲 えり
ジョージ 天玲 美音
リチャード 澄輝 さやと
エイミー すみれ乃麗
ウェンディ 天咲 千華

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毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「パンの世界」

毛皮族
5-Dec-2007 19:30~20:50
リトルモア地下

Corich公演情報

081203

 江本氏によれば、毛皮族版の「八甲田山」だそうです。

 雪山で遭難した5人。
 ヤマグチパン社長令嬢・久美と社長秘書・森田、AD三木、元皇族のヤマグチパンファンの島津と、皇室ウォッチャーの田村。なぜ彼女たちが雪山で遭難する破目になったのかが次第に明らかになってゆきます。

 初日クオリティなのか、個々の演技は悪くないのに息と間がよろしくないのかドライブ感が無く、グダグダした感じが最後まで漂う。後説によると、とばしてしまったセリフも結構あったっぽい。江本氏も出来には不満だったようで「100円お返しします」となりました。(受け取ったお客さんは少なかったみたい。)

 そんななかで異彩を放っていたのが柿丸美智恵さん。ヤマグチパン重役の木下役のほか南国ガールやら雪女やらで、ピンポイントの登場ではありましたが、おいしいところは全部もってっちゃってました。

山口久美 高田郁恵
森田 平野由紀
三木 江本純子
島津 高野ゆらこ
田村 佐々木幸子
木下 柿丸美智恵
作・演出 江本純子

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毛皮族・大好き!!5つ軽演劇ちゃん「ふれる」

毛皮族
3-Dec-2007 19:30~20:30
リトルモア地下

Corich公演情報

081203

 ニンニク潰し器の発明で小金を手にした姉・依子のもとへ、金の無心にやってくる妹・容子。いままでに何度と無く金を借りているにもかかわらず一向に返す気の無い妹に、姉は怒り心頭...

 近所に住む主婦・木村さんが登場するけれど、ほぼ姉妹の二人芝居。

 柿丸さんが、唐組よろしく膨大なセリフを発する。歌うように小気味よいセリフは心地よく、しかし唐組とちがって、内容はとってもわかりやすいのがいい(笑)。受け側の延増さんの間もバッチリ。

 姉妹喧嘩のやりとりに大笑いしながらも、最後は、姉妹愛にほろり。軽演劇の一演目としておくには惜しい傑作だと思います。

 この日は初日で、終演後、多演目出演者とともに舞台挨拶&各演目紹介あり。

 物販は、毛皮族CD・DVD、今回の上演台本(各700円)。会場にて、公演チケットを購入すると、もれなく毛皮族生写真プレゼント。

竹内依子 柿丸美智恵
竹内容子 延増静美
木村さん 江本純子
作・演出 江本純子

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December 01, 2008

ウーマンリブVOL.11「七人は僕の恋人」

大人計画
30-Nov-2008 19:00~21:15
本多劇場

Corich公演情報

081130b

 下らなくて馬鹿馬鹿しくて何も残らない2時間+15分。変に「感動させよう」とか「よい話にしよう」などというところが皆無なところが素晴らしいと思います。

「生きる」
 精子三匹とガマン汁先輩の会話。お下劣なのはいかがなものかと思わないではなかったけれど、ラストの発射シーンがお下劣を上回る爽快感(というかバカらしさ)でした。

「バトルロワイヤル」
 女子7人+男子1人の中学校の分校。
 男子生徒が校内でオナニーしているところをクラス委員の女子に見つかって、たいへんたいへんな話。そのうち他の女子が登校してくるのだけれど、片手フックや性同一性障害や、柔ちゃんだったりと、舞台上はすっかりキャラクタ祭。

「惑星からの物体X」
 おへそから天狗の鼻が生えてきたビーチバレー選手。それを見た相手チームはヘソにドラゴンを付けて対抗。しまいには天狗様登場で、天狗・日本連合チームVS中国チームの闘い。

「ブラックレイン」
 映画「ブラックレイン」リメイク版の宣伝。主演の桜庭は、全国各局のTV向けコメントを撮影。何県向けなのかは、その場のアドリブっぽく、土地柄にあわせて桜庭がどんな宣伝文句を言うのかお楽しみっぽい。

「夢」
 CR伊勢志摩。リーチ、当たり画面の撮影。数字が実写撮影っていうのが大笑いでした。

「サウンドオブミュ-ジック」
 繁華街の保育所。子供たちの母親は夜に働く女性たち。子供に人気の保育士マリア先生は、男に貢いでいて...

「友だちのうちはどこ?」
 まちがって友達の作文持って帰って来てしまった。読んでみると、お父さんの話。双子の日雇い労働者が社長命令でM-1グランプリに出る羽目に。生ギター演奏付き。

「ゾンビ」
 ある男性アイドル歌手の35周年記念イベント。今年で最後にしようといいつつも、いざ歌いはじめるとテンションは昔のままで。
 池田氏、歌ウマ。あれだけ歌っても失速しないのが素晴らしい。オリジナルの曲は、どこか懐かしの男性アイドル歌謡曲に似せて作られていて秀逸ぞろい。

■自分の好みの上位3ネタ

1位.女子生徒の登場のインパクトが大きかった「バトルロワイヤル」
2位.池田氏の歌の熱さにやられた「ゾンビ」
3位.「夢」のCR伊勢志摩、実写映像

出演 伊勢志摩
 宍戸美和公
 猫背椿
 田村たがめ
 荒川良々
 平岩紙
 少路勇介
 星野源
 宮藤官九郎
 峯村リエ
 遠山景織子
 池田成志
 
作・演出 宮藤官九郎
舞台監督 舛田勝敏
照明 佐藤啓
音楽 星野源、益田トッシュ
音響 大木裕介(Sound Busters)
舞台美術 武藤晃司
衣装 戸田京子
ヘアメイク 大和田一美(APREA)
振付 八反田リコ
殺陣指導 田尻茂一、川原正嗣、前田悟
映像 ムーチョ村松
映像デザイン 吉田りえ
制作 長坂まき子
企画製作 大人計画、(有)モチロン

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SPIRAL MOON「SOLITUDE」

SPIRAL MOON
30-Nov-2008 14:00~15:30
「劇」小劇場

Corich公演情報

081130a

 劇団初のハードボイルドとの宣伝文句でしたが、どちらかというとサイコスリラーな趣き。

 19年前、野江は英雄の入浴中、英雄の浴槽にSWの入ったドライヤを落とし、感電死させた。犯行に至った理由を本人は一切語らず、しかし傷だらけであったことから夫のDVから逃れるためであったろうと推測された。刑期を終えた野江が出所。姉は彼女の身元引受を断る。そして彼女の身元引受人となったジャーナリストの三島、殺された英雄とは、親しくはないが顔見知りであり、殺害に至った理由を探っていた。

 なぜ、英雄がDVに至ったのか。デジャヴ(既視感)、ジャメヴ(未視感)、カプグラ症候群なんてキーワードが出てきます。そして早苗の娘・美香が、会ったことのないはずの英雄が生前喋っていた言葉を発したり(これは母親の耳を通じて記憶に刻まれたということなのだろうな)、ここらあたりがサイコスリラー風で実に面白い。

 劇作家協会新人戯曲賞最終候補選出作品というのも納得。

 自称・私立探偵の伊丹は、裏で強請りたかりをしているような悪徳探偵。いかにも悪徳風ないやらしい感じがたまらなく良い。
 野江役の最上桂子さんは、DV受けているときの表情が真に迫っていて怖い。泣き顔が綺麗。

 ハードボイルドと呼ぶには、全体に優しさ温かさがにじみ出ちゃってるかなという気がしないでもないです。キャラクタでハードボイルドしていたのは三島でも伊丹でもなく早苗だったのは意外でした(全体に女子の方がハードボイルド高し)。

 毎回、日射しの演出(照明)が美しいのが特徴ですが、今回もラストの日射しが綺麗でした。

 事件のあった土地は福生ということになっていました、すると、BGMの飛行機の音は横田基地に発着する機で、その家が、もともと米国人の住居というのは基地関係者の家だったということか。福生在住の自分としては、妙にリアルな気分になりました(笑)

 秋葉さんが19歳の娘役というのは、正直いかがなものかと、最初の登場シーンでは思いましたが、すぐに違和感がなくなってしまったのが不思議。

プロデューサー・落合さんの、味のある前説・後説を聞くのも、密かな楽しみだったりします。今回は後説だけでしたが、舞台のラストシーンのイメージそのままのような優しい口調の後説を堪能いたしました。

児玉野江 最上桂子
児玉早苗 齋木享子
児玉美香 秋葉舞滝子
三島裕彦 野村貴浩(劇団め組)
河原 戸谷和恵
伊丹 神戸誠治
岩渕 目崎剛(+1)
青野 金澤洋之(劇団M.M.C)
松永英雄 牧野達哉(銀鯱マスカラス)
 
脚本 乾録郎
演出 秋葉舞滝子
舞台監督 小沢真史
照明 南出良治
音楽 羽山尚
音響 齋藤瑠美子
美術 田中新一、木家下一裕
チラシイラスト 秋葉陽子
チラシデザイン 岡村一也
記録写真 竹内英和
企画製作 SPIRAL MOON、落合由人、千吉良麻恵

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