« February 2009 | Main | April 2009 »

March 2009

March 30, 2009

大黒摩季「Luxury Tour 2009」

大黒摩季
30-Mar-2009 18:40-21:00 1F-23-13
駅からはけっこう遠い八王子市民会館

090330

 客席年齢層幅広く、30~40代は想定の範囲内ですが、その上の世代のお客さんが意外と多し。

 セルフカバー&洋楽カバーのアルバム「Luxury22-24pm」の曲を中心に、アコースティックで大人~な雰囲気のコンサートでした。

 アンコールでは「熱くなれ」を熱~くシャウト。続いて「ら、ら、ら」大合唱、最後はアコギの伴奏でしっとり「子供の国へ」。

 たっぷり2時間20分。

ブログで検索「大黒摩季 Luxury Tour 2009」

| | Comments (45) | TrackBack (0)

第25回YEBISU亭

MARK&I
29-Mar-2009 17:00-19:50
恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム

090329b

Opening Talk 柳家喬太郎・桂吉弥・永井秀樹
桂吉弥「蜘蛛駕籠」
今夜踊ろう(トークショー) 柳家喬太郎・桂吉弥・永井秀樹・まあくまさこ
休憩
柳家喬太郎「おせつ徳三郎」

Opening Talk では、スーツ姿で登場の喬太郎氏に場内「おぉ~」とどよめく(笑)。
司会はスポーツキャスター"カビラJ喬太郎"。ゲストはガンバ大坂米朝事務所所属のちりとてちん吉弥氏と永井秀樹氏。

桂吉弥「蜘蛛駕籠」

本寸法でたっぷり。

今夜踊ろう(トークショー)

まあくまさこ女史、最強♪

柳家喬太郎「おせつ徳三郎」

たっぷり約50分。

ブログで検索「YEBISU亭」

| | Comments (79) | TrackBack (0)

宝塚歌劇団「My dear New Orleans/ア ビヤント」

宝塚歌劇団
29-Mar-2009 11:00~14:05 1F-1-11
東京宝塚劇場

Corich公演情報

090329a

詳しい内容はこちらで(ENAK STAGE GRAPH)

Musical『My dear New Orleans』-愛する我が街-
作・演出/植田景子

 ニューオリンズ出身のジャズミュージシャン、ジョイ・ビーは、チャリティーコンサートのため故郷に帰ってくる。
コンサートまでの時間、若い記者に、彼の名曲「Sweet Black Bird」のモデルとなった女性との思い出が語られる...

 ところが、語るのはジョイ・ビー本人ではなく、マネージャーのアルバート・ジョーダン。ジョイ・ビーは静かにピアノを弾いているだけ。ニューヨークへの帰り際に、レニーから渡された、今は亡きルルの手紙を読むところで、初めて、彼の中でルルの思い出がよみがえり、涙する。その思い出に蓋をするように、教会の扉を閉じて出てゆく...退団公演にふさわしい小粋な演出だと思います。安蘭けいの抑えた感情表現が、また泣かせるのですね。

 さて、メインの回想シーンですが...

 音楽がNew orleans Jazzらしからぬ点が残念。New orleansの空気感を出すためには重要だと思うです(宝塚ニュースで観た「仮面のメサイア」は、スパニッシュギターをフューチャーしたBGMを使っているようす。かくあるべしと思う)。
バンド演奏の場面は、バンド構成楽器のみでアレンジすべきでは。

 宝塚の黒塗りの限界なのか、黒人というより、南米系のちょっと色黒の人レベルなので、パっと見、白人役との区別がつかない。もうちょっと工夫できなかったものかな。汝鳥伶さんだけは、真っ黒く塗って、まごうことなき黒人でしたが、それは専科だからできることなのでしょうね。(そのなかでも、音花ゆりは顔のパーツが丸で構成されているせいか、結構黒人っぽかったですね。)。白人との混血だから真っ黒にする必要なないけれど、ラテン・スパニッシュ系とは違う黒さであるべきじゃなかったのかな。

 「ろんぱ」読んでて知ったのですが、牧師はプロテスタント、シスターはカトリックに属するので、同じ教会にいるのはおかしいのだそうだ。

 ルル、ジョイ・ビー、ジュール・アンダーソンの関係は「椿姫」のよう。ジョイがミュージシャンで、ジュールが外国人というのは、「マルグリット」(これも元ネタは椿姫)と同じですね。こういう大人同士の関係を見せてくれるのは、安蘭・遠野の星組ならではかも。

レビュー・ファンタスティーク『ア ビヤント』
作・演出/藤井大介

 1列目で見ちゃったものだから、ショーの満足度300%増。

 一人のスターの誕生から退団までを描いたストーリー仕立てのショーなのですが、物語の人物と安蘭けい本人がピタリと重って、観客の涙をさそうのだな。藤井先生GJ.♪

 ロケットの場面は総出なのかな、舞台の橋から端までをカンカンの衣装で埋め尽くす、えらい豪勢なロケットでした。
夢咲ねねがプルプル言ってて可愛かった。

「My dear New Orleans」
ジョイ・ビー 安蘭 けい
ルイーズ・デュアン(ルル) 遠野 あすか
スティーヴン牧師 汝鳥 伶
シスター・サラ 美穂 圭子
エマ 英真 なおき
ジョセフィン 万里 柚美
Dr.ウィルソン にしき 愛
フローラ 朝峰 ひかり
アンクル・ジェリー 紫蘭 ますみ
ポン引きのボブ 美稀 千種
ジュール・アンダーソン 立樹 遥
娼婦リタ 百花 沙里
アルバート・ジョーダン 涼 紫央
Mrs.ウィルソン 毬乃 ゆい
娼婦ステラ 涼乃 かつき
娼婦ベラ 星風 エレナ
セリー 琴 まりえ
アンリ 美城 れん
レオナード・デュアン(レニー) 柚希 礼音
バディ 和 涼華
オリヴァー 彩海 早矢
娼婦ローズ 花愛 瑞穂
ニューオリンズ市長(Mr.Behrman) 天緒 圭花
ベッシー 音花 ゆり
ラジオ局のディレクター 鶴美 舞夕
ゲイブ 夢乃 聖夏
セシリア 純花まりい
マーティン 麻尋 しゅん
ライアン 水輝 涼
アイリーン・ハート 妃咲 せあら
エリック・ジョンソン 紅 ゆずる
ネティ 夢咲 ねね
新聞売り少年のレッドヘッド・ウィル 碧海 りま
スタンリー 壱城 あずさ
ピート 美弥 るりか
ビッグ・ノーズ・ジョー 如月 蓮
メイ 蒼乃 夕妃
少年時代のジョイ 天寿 光希
少女時代のルイーズ 稀鳥 まりや
リトル・サム 優香 りこ
ニコ 大輝 真琴
ポリーン 音波 みのり
ジョー・コールマン 真風 涼帆
メリー  華雅 りりか

ブログで検索「My dear New Orleans ア ビヤント」

| | Comments (20) | TrackBack (0)

いのうえ歌舞伎・壊〈Punk〉「蜉蝣峠(かげろうとうげ)」

公式ページ
28-Mar-2009 18:00~21:00
赤坂ACTシアター

Corich公演情報

090328b

 前半のくだらなさ、ウ○コネタも嫌いじゃないけれど、後半のシリアス路線で全編見てみたい気がします。ラストに向けてのスピード感と気分の高揚感は十分満足。前半のコメディパートは、どこへ着地しようとしているのかわからず、ちょっと間延びした感じがしました。まぁ、大笑いしちゃいましたけど。

 音楽はウェスタン調、日活西部劇リスペクトか。流れ者、幼馴染の女、ヤクザ一家の対立、記憶を失った男...どっかの西部劇で見たことあるような無いようなネタではあります。アウトローもの定番ネタなんでしょうね。
 記憶を失っている間はコメディ路線、記憶が戻るとシリアス路線になるのは、映画「ゴッドギャンブラー」的展開でもありますね。

 赤坂ACTシアターで、ウ○コネタはどうよ(笑)、今は無きコマ劇でこそやってほしかったかも。

 堤真一のかっこよさったらありゃしない。ラストの殺陣、古田氏と比べると切れ味が一枚もニ枚も上。しかも色気プンプンだし。着流しの着方もかっこよいのだ。

 高岡早紀嬢、きれいかわいい色っぽい。女郎・お妾などのワケありな女が似合うニャ。

闇太郎 古田新太
お泪(るい) 高岡早紀
天晴 堤真一
立派の親分 橋本じゅん
お寸(立派の腐れ縁女房) 高田聖子
サルキジ(立派の息子)、おるい 木村了
銀之助(元役者) 勝地涼
流石先生(立派の用心棒) 粟根まこと
がめ吉(飯屋の亭主) 梶原善
お菓子、やみ太郎 右近健一
善兵衛、アンパンの旦那、他 逆木圭一郎
牛角、立派組ヤクザ、乞食、他 河野まさと
お蓮、他 村木よし子
うずらの親分、他 インディ高橋
お葉、他 山本カナコ
ぶた彦、他 礒野慎吾
関東取締役出役、吉田立派組ヤクザ、公儀、他 吉田メタル
やみ太女郎他 中谷さとみ
お光女郎 保坂エマ
蟹衛門、座長、他 村木仁
平太、立派組ヤクザ 少路勇介
猪公、うずら組ヤクザ 川原正嗣
十始末、うずら組ヤクザ 前田悟
流しの太鼓たたき 教祖イコマノリユキ
鳩三郎、百姓 武田浩二
天晴組ヤクザ、公儀、他 藤家剛
天晴組ヤクザ、他 工藤孝裕
天晴組ヤクザ、おるいの父、他 矢部敬三
立派組ヤクザ、百姓、他 川島弘之
立派組ヤクザ、公儀、他 加藤学
立派組ヤクザ、公儀、他 根岸達也
桜海老、立派組ヤクザ、百姓、他 安田桃太郎
女郎、百姓、他 葛貫なおこ
女郎、百姓、他 角裕子
女郎、百姓、他 水野伽奈子
女郎、百姓、他 二平夏初
涙目、立派組ヤクザ、他 北川響
シラス、立派組ヤクザ、百姓、他 佐々木光弘
女郎、おるいの母、他 高木珠里
鳥丸、百姓、他 西川瑞
女郎、他 浜田麻希
立派組ヤクザ、公儀、他 坂東工
子ども、三味線弾き、他 眞中幸子
 
作 宮藤官九郎
演出 いのうえひでのり
美術 堀尾幸男
照明 原田保
衣裳 緒方規矩子
音楽 岡崎司
振付 川崎悦子
音響 井上哲司
音効 末谷あずさ、大木裕介
殺陣指導 田尻茂一、川原正嗣、前田悟
アクション監督 川原正嗣
ヘア&メイク 宮内宏明
小道具 高橋岳蔵
特殊効果 南義明
映像 上田大樹
大道具 俳優座劇場舞台美術部
音楽部 右近健一
演出助手 山崎総司、菅野將機
舞台監督 芳谷研
宣伝美術 河野真一
宣伝画 新智樹
宣伝写真 渞忠之
宣伝メイク 内田百合香
宣伝 ディップス・プラネット
票券&広報 脇本好美
制作 柴原智子
エグゼクティブプロデューサー 細川展裕
企画・製作 ヴィレッヂ 劇団☆新感線

ブログで検索「蜉蝣峠」

| | Comments (21) | TrackBack (0)

鈴本・林家三平襲名披露興行

28-Mar-2009 12:30-16:45
鈴本演芸場

090328a

林家うん平「権助魚」
翁家勝丸「太神楽」
林家しん平「漫談」
あした順子ひろし「漫才」
三遊亭圓歌「中沢家」
林家ペー「漫談」
林家正蔵「新聞記事」
三増紋之助「曲独楽」
鈴々舎馬風「漫談」
お仲入り
襲名披露口上(左から正蔵、木久扇、三平、円歌、馬風)
 手拭(舞台から)、都こんぶ撒き(後方席)
ロケット団「漫才」
三遊亭白鳥「真夜中の襲名」
林家木久扇「昭和芸人伝」
林家二楽「紙切り」
林家三平「荒茶」

 次々とかわる豪勢な後ろ幕。二木の菓子、読売巨人軍、石原プロ、貴乃花光司、市川團十郎...

 三遊亭白鳥「真夜中の襲名」が襲名披露興行の高座で聞けるとはびっくり。海老名家公認かぁ(笑)。
サゲは「兄弟手に手をとってがんばってね」という御祝儀バージョンにはなっていたけれど。

 紋之助、白鳥、二楽と、なんだか先日見た「ピンクの白鳥」なメンバー(紋之助氏は話のネタになってただけだったけれど)なのにプチ笑い。

 二代目三平、初代の芸風を踏襲するのは良いのか悪いのか。それが足枷にならなければ良いと思う。

ブログで検索「林家三平襲名披露興行」

| | Comments (141) | TrackBack (0)

パラドックス定数「インテレクチュアル・マスターベーション」

パラドックス定数
27-Mar-2009 19:30~21:20
シアター711

Corich公演情報

090327

 座席は対面式(舞台奥に2列を特設)。

 堺利彦とゆかいな仲間たちの社会主義ライフ。彼らとの交流を経て、大杉栄がアナーキストとして真に覚醒するまでの物語...かな。

 社会主義者ということで、赤を取り入れた衣装(スカーフやネクタイ)。大杉のドクロをあしらった赤いネクタイはちょっと欲しいかも♪
堺利彦の衣装は。「これは出落ちですか(笑)」と言いたくなるほどポップ。けれど。これは当時としてはポップな社会主義者ということを現わしたかったのかもしれない。
 幸徳秋水だけは彼らとは一線画したところに位置しているせいかあまり赤くなかったですね。

 皆さん口調よし声よしで、演説は聞いていて心地よい。

 屋上演説のくだり、全員でポンっと飛んで、室内から屋上に場面転換するところは、演劇というかコントのお約束のようで可笑しい。その後の演説のくだりは、"稲瀬側勢ぞろい"と"山門"をあわせたような、歌舞伎的な面白さ。大笑いでした。

 後半は、大逆事件~秋水の死へと、ちょっと重く悲しい展開となりのます。軍人を前に戦争批判の演説を行う秋水、堺とは違い、優しい口調。死を覚悟した演説はしんみりきます。今里氏、かなりかっこよろし。

 思想の左右は問わず、反体制的な思想とテロということでは、現代と重ね合ってくる部があります。
 愚童、こーゆークソ真面目で本気の異分子がはいってきちゃうと、仲良し社会主義クラブはやっぱり崩壊しちゃうのだなあ。

 上演台本購入。壮丁凝らなくてよいから1300円→1000円にしませんか?帰りの電車のなかで読む。ト書きに、舞台を見ているときには気がつかなかった情報があり、心の中で「なーるほど」。

幸徳秋水 今里真
堺利彦 小野ゆたか
木下尚江 西原誠吾
山川均 十枝大介
大杉栄 井内勇希
荒畑寒村 山ノ井史
内山愚童 植村宏司
 
作・演出 野木萌葱
照明 伊藤泰行
舞台監督 金安凌平
衣装 渡辺まり
写真 渡辺竜太
販促 副島千尋
制作補 たけいけいこ
制作統括 赤沼かがみ(G-up)
企画製作 パラドックス定数研究所

ブログで検索「インテレクチュアル マスターベーション」

| | Comments (78) | TrackBack (1)

第40回八王子駅前寄席

日本文化情報会
25-Mar-2009 19:00~21:15
学園都市センター

090325

柳亭市丸「まんじゅうこわい」
三遊亭金兵衛「千早ふる」
桂平治「親子酒」
仲入り
三遊亭金兵衛「権助芝居」
桂平治「源平盛衰記」

 「親子酒」は、父親が酔っていくくだりが、えらいたっぷり。「親子酒」というと、15~20分の軽い噺というイメージがあったのだけれど、ここまでたっぷりやられると、十分トリネタになるのだな(仲トリだけど)。飲みたくなるどころか、飲んで酔っ払った気分になってくる。

 後半戦は20:30スタート。21:00終演目標に向けて(笑)、金兵衛さん「権助芝居」は途中まで。
最後は、「師匠文治が若い頃よくやっていたネタ」ということで「源平盛衰記」。「全部やったら1時間かかっちゃう」ということで倶梨伽羅峠の火牛の計のくだりまで。「源平盛衰記」は本編の解説というか脱線話が面白いのですが、まあ、平治師匠は脱線たっぷりで大笑い。終演21:15。

 桂平治たっぷりの二乗の会でした♪

ブログで検索「八王子駅前寄席」

| | Comments (70) | TrackBack (0)

March 24, 2009

下北沢演芸祭「ピンクの白鳥」

22-Mar-2009 18:00~20:30
シアター711

opening
 黒マントに悪魔のマスクで登場。ニ楽氏とともに、会の趣旨・注意事項(他言無用)の説明。

三遊亭白鳥「はじめての泡踊り物語」(お見立て・改)
 泡踊り誕生秘話。

林家二楽「エロ紙切り」
 紙きりもさることながら、最中のエロ話も愉快。

神田京子&桑原滝弥「ケッコン仮面」
 バカ夫婦ぶりが愉快。
 桑原氏の詩(境遇の異なる二人の女性の生涯)がことのほかGood。

休憩

瀧川鯉朝「よるのてんやもの」
 こーゆー会向けのネタをちゃんと持っている人なのだなあ。

三遊亭白鳥「エロチカ沢」(鰍沢・改)
 主人公に鯉朝氏、祝三平襲名の季節なので海老名家の登場もあったニャ。

 女性にも大受けでした(っていうか、女性の方が大笑いしていたような)。

ブログで検索「ピンクの白鳥」

| | Comments (7) | TrackBack (0)

下北沢演芸祭「寒空はだかカラフルロスタイムショーrelax with今野英明&坂本頼光」

ざぶとん亭 風流企画
21-Mar-2009 19:00~21:00
シアター711

090321b

opening:MICABOX & Ayako Takato「ポカンポカン」
1.坂本頼光「高田馬場、日の丸太郎、サザザさん」
2.寒空はだか
休憩
3.今野英明「エノケン&トリローソング特集」
(シークレットゲスト:ピアニカ前田)
4.全員で歌「ダイナ」
ending:「東京タワーの歌」

 あいかわらず不思議な高遠彩子嬢、「ポカンポカン」が耳に残る。

 坂本頼光氏の活弁、「サザザ」さんに大笑い。

 休憩をはさんで今野氏の登場。ゆるくほんわかした雰囲気でスタート、次第にヒートアップし、最後は大盛り上がり。シークレットで飛び入り参加のピアニカ前田氏に狂喜乱舞。かっちょい~♪

 毎回趣向は違えど、楽しさと面白さは絶対に期待を裏切らない会でありんす。

ブログで検索「下北沢 カラフルロスタイムショー」

| | Comments (76) | TrackBack (0)

よってたかって春らくご 21世紀スペシャル寄席ONEDAY

夢空間
21-Mar-2009 13:00~15:30
よみうりホール

090321a

柳亭市丸「牛ほめ」
春風亭百栄「お血脈」
三遊亭白鳥「真夜中の襲名」
お仲入り
柳家三三「加賀の千代」
柳家喬太郎「純情日記横浜編」


 「お血脈」、芝居がかった石川五右衛門の造形が面白い。仕草・口調を見る(聞く)限り、百栄氏ってちゃんと歌舞伎とか見てる人のっぽい。

 上野鈴本演芸場では、三平襲名披露興行が本日よりスタート。正蔵襲名の期間限定ネタかと思っていた「真夜中の襲名」も、こんなところで再利用できるとは、なんてエコなのでしょう。動物ネタだけに、チビっこ大受けでした。

 正当古典派の三三が異端に見える組み合わせ。一服の清涼剤(笑)

 「春らくごなのに誰も春の噺をしないじゃん」と喬太郎氏は、卒業に結びつけ「純情日記横浜編」。告白のくだりでは場内は静かに皆聞き入ってました。"固唾を呑む"っていうのはあーゆーことを言うのだろうニャ。

ブログで検索「よってたかって春らくご」

| | Comments (66) | TrackBack (0)

BQMAP「出雲贋桜伝」

BQMAP
22-Mar-2009 14:30~15:30 0-12
サンモールスタジオ

Corich公演情報

090322a

 神話を題材としたオリジナルストーリー。

 ヒトと国津神が共存する地"中津国"を狙う天津神、国津神と天津神の因縁の闘いが続いていた。
あるとき、国津神オオヤマツミは、三人の娘(チルヨ、メブキ、サクヤ)のいずれの中にオロチが眠っていることを知る。オロチが目覚めるとき、世界は滅びるという。天津神はオロチの強大な力を手にいれるべく国津神に屈したふりをして三姉妹に近づく。スサノオはオロチ退治の宿命につき動かされる。いったいオロチを宿しているのは誰なのか...

 スサノオとオロチの宿命は、詳しく語られるわけではありませんが、自分なりに補完しつつ、このようなことではないかと。

 大昔、スサノオと愛し合っていた女性はオロチとなり、スサノオは世界を、そしてオロチとなった彼女自身を救うために、オロチを退治する。スサノオは、いずれ生まれ変わって現われるであろう女性を待ちつづける。しかし生まれ変わりの女性は同時にオロチの宿主であり、オロチの覚醒しなければ、スサノオとの記憶もよみがえってこない。彼女に出会うことは、再び彼女=オロチを殺すことにほかならない、

 恐らく、スサノオも何度も生まれ変わり、しかしその血は、その女性=オロチを追い求め、いつしかオロチ退治こそが我が宿命となってしまったのでしょう。

 チルヨの中のオロチが覚醒し、スサノオはチルヨ=オロチを斬ります。布を使いヤマタノオロチを表現しながら踊りのような殺陣で、舞台には桜の花びらが舞い、ファンタジックで素敵なラストシーンでした。欲言えば、もっと盛大に舞台を埋め尽くすくらい花びらを舞わせてくれたら興奮間違い無しだったと思うです。

 演出面では、もうちょっと大劇場向けの演出をしたほうがよいのではと思う場面が少なからずありました。例えばメブキがツクヨミを殺す場面、メブキがツクヨミに抱きつくふりをしてツクヨミの剣を抜き、刺し殺すという劇的な場面のはずですが、見た限り「気がついたら刺されていた」という感じがしました。剣を抜いた瞬間にもうちょっと間があると、客席の隅々まで「あっ、剣を抜いたな!刺すのかな!」と思わせ、劇的になると思うですけど。
 小劇場であれば、ちょっとした表情の変化もわかるのですが、シアターサンモール規模となると十分に伝えきれないと思います。ドラマが動くきっかけとなる場面は、多少大げさなくらいのほうが丁度よいのじゃないかなあと思ったりして。

スサノオ 前田剛
ツクヨミ 臼井琢也
アマテラス 丘崎杏
タケミカヅチ 立花拓也
オモイカネ 町田晶子
サルタヒコ 山本伸一
チルヨ 竹内順子
メブキ 高瀬郁子
サクヤ 知桐京子
クシナダ(ウズメ) 本多可奈
ホヒノ 明神杏奈
タケミナカタ 矢部亮
オオヤマツミ 小笹将継
ナムチ 栂村年宣
ウサギ 土屋真由美
 
作・演出・美術 奥村直義
音楽 佐藤太、竹下亮
照明 泉次雄(RISE)
音響 竹下亮(OFFICE my on)
衣装 山下和美(宮本宣子ワークショップ)
ヘアメイク 井上益美、KIMIKO
殺陣 清水大輔(和太刀)
舞台監督 蓮樹謙
イラストレーション quolia
宣伝美術 日置好文、須田裕之
制作 木田昌美、上地美華、鈴木暁子、岩渕史、COMPASS
制作協力 ネルケプランニング
企画・製作 BQMAP

ブログで検索「出雲贋桜伝」

| | Comments (9) | TrackBack (0)

March 21, 2009

珍しいキノコ舞踊団×plaplax「The Rainy Table」

珍しいキノコ舞踊団
plaplax
20-Mar-2009 20:00~21:05
シアタートラム

Corich公演情報

090320b

 立ち見まで出るほどの大盛況。

 ピクニックの予定が雨、テーブルに一人淋しく座っていると、夢の中からもう一人の自分があらわれて、夢の世界へのピクニックが始まる。馬と一緒に野原を駆け巡る....

 っていうような物語だと思います。

 映像とのコラボレーションでは、(ポストパフォーマンストークによると)ダンサーの動きをビデオカメラでセンシングして、インタラクティブに映像を動かしているそうで、なるほど、絶妙のシンクロ。映像のなかのダンサーと生身のダンサーが一緒に踊る場面は、ちょっと007のオープニングタイトルのよう。巨大なダンサーの中から小さなダンサーが出てきたり、生身のダンサーさんの体のなかで、ちっちゃなダンサーさん(映像)が踊ってたりと、頭がクラクラするけどとっても楽しい。

 実物大の馬の上で踊る場面は、曲乗りも真っ青(笑)なゆる~いアクロバティックというかなんというか。

 映像の馬とのデュエットダンスも素敵。

 オープニングの二人羽織みたいなダンスが可笑しかったなあ。

 映像のみの場面ですが"馬の独り言"には大笑い。「コンニチハ、馬でーす...人参けじゃ馬力でないんだよね~」

出演 井出雅子
 山田郷美
 篠崎芽美
 茶木真由美
 中川麻央
 伊藤千枝
 
振付・構成・演出 伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)
舞台美術・映像演出・メディア テクノロジー plaplax(近森基+久納鏡子+筧康明)
音楽 大野由美子(Buffalo Daughter)
衣裳 AOMI

ブログで検索「The Rainy Table」

| | Comments (8) | TrackBack (0)

March 20, 2009

シアターブロック「オイディプスの娘」

シアターブロック
19-Mar-2009 19:10~21:00
明石スタジオ

Corich公演情報

090319

WキャストのBチームを拝見。

 序詞役のナビゲーションがあるためか、とってもわかりやすい。ジャン・アヌイの原作自体が、ソフォクレスの「アンチゴーネ」を現代的に書き換えた作品のようですね。言われてみれば、クレオンのもつ悩みは、かなり現代的でリアルだったなあ。

 静かだけれど濃厚な110分。カルピスの原液のような濃い会話劇を堪能。

 最初は全く似ていないと思ったイスメーネ(野水佐記子)とアンチゴーネ(佐藤麻衣子)でしたが、二人が絡む場面を見てるうちに姉妹にしか見えなくなってきたのが不思議。きらびやかな姉と地味な妹の違いはあるけれど、仕草や表情が似ているからかなのでしょう。
 クレオン(大渕 浩)とアンチゴーネ(佐藤麻衣子)の会話は聞き応えあり。話せば話すほど、アンチゴーネの意思は確固たるものになってゆき、その後の悲劇の色が濃くなってゆく。どこに悲劇を感じるかというと、悲しい結末に対してよりも、その結末に向かっていくしかない姿のなかに感じるものなのですね。

 ギリシャ悲劇をもとにした作品は、何回か見ているのだけれど、毎回「根底の部分は、やっぱり西欧的思想が流れているよな...」と感じます。権力をめぐる人間の愚かさや、人間の残酷さ、そこから生まれる悲劇というものは人類共通で、だからこそギリシャ悲劇がいまでも世界中で読まれているのでしょう。ただ、その原因をつきつめていくと、いかにも西欧的な悩みがもとになっているような。もし舞台が東洋だったら、もっと別の物語が生まれていたのではないか、ひょっとしたら、あそこまでの悲劇は生まれなかったのじゃないかと思うのです。

アンチゴーネ 佐藤麻衣子(文学座)
クレオン 大渕 浩
エモン 西岡野人(文学座)
イスメーネ 野水佐記子
乳母 仲野元子
衛兵 岩田 真
衛兵 多田広輝
小姓 塩谷直美
女中 蒲池由香
序詞役 新城 聡
 
原作 ジャン・アヌイ
演出・台本 新城 聡
照明 伊藤篤史、河合良輔
舞台監督 川井誠也
音響操作 鈴木征太郎
衣裳協力 ナオベルコレクション

ブログで検索「オイディプスの娘」

| | Comments (23) | TrackBack (1)

Dotoo!「鬼の如く、地獄の如く、恋の如く」

Dotoo!
18-Mar-2009 19:30~21:15
駅前劇場

Corich公演情報

090318

 地震に襲われた老舗の喫茶店。割れた壁の奥から、夏目漱石をはじめ、その昔喫茶店の常連だった文豪たちが次々と現れて...

 お互いのスキャンダルネタをさかなにゆかいな文豪トークが繰り広げられます。すでに死んでいるだけに、現世で持っていたであろう悩みから解放され、皆、明るいのですよね。
 一方、現代人である喫茶店店主夫妻と妻の兄は、喫茶店の経営やら浮気問題やらで真剣に悩んでいます。文豪たちは相談に乗っているような、半分はちゃかして楽しんでいるよなで面白い。

 文豪コメディな展開ですが、ラストはちょっとホロリ。喫茶店の未来の暗示の仕方が絶妙(あれ以上語ったら蛇足になっちゃうと思うです)。

 「文豪基礎知識」というA4一枚の、文豪プロフィールが書かれた資料がついてきます。作品は知っていてもプロフィールは知らない作家さんも居たりするので、これはありがたい。

 桜岡嬢が、普段から着物を着られている方だからだと思いますが、出演者の着物の衣装がちゃんとしているのは、うれしいところ。平塚らいてうは羽織袴で登場、最近女子の羽織袴って、滅多に見る機会がないですけど、よいものだなあ。

 役者さんは、皆さん、かなり実在の各作家のイメージに近いですが、漱石と竜之介は見た目もかなり似ていたと思います。北原白秋のヨシケン氏の飄々とした味わいがなんともいえませんでした。

 初日特典の秘密のお土産は、オリジナル付箋。手作りの袋入り♪巾着にして使おうっと。

与謝野晶子 桜岡あつこ
夏目漱石 平川和宏
芥川竜之介 片平光彦
平塚らいてう 三上綾
菊池寛 デ☆ら
森田草平 片山裕亮
北原白秋 ヨシケン(動物電気)
伊藤野枝 井川千尋(アロッタファジャイナ)
水野加織(喫茶店をきりもり) 二村愛
水野健太郎(加織の夫) 青木拓也
鴻池幸輔(加織の兄) 松下哲
 
脚本、演出 福田卓郎
美術 西川成美
照明 田所太郎
音響 小笠原康雅(OFFICE my on)
舞台監督 赤坂有紀子
大道具 イトウ舞台
宣伝美術 ラブ&ピース川津
制作協力 オフィス・REN
写真協力 高橋芳(JPA)
協力 ちぃ~む1K
サポート 初田せつ
東海林奈美
森下いづみ
制作 ドトォ!
製作 Dotoo!

ブログで検索「鬼の如く 地獄の如く 恋の如く」

| | Comments (70) | TrackBack (0)

March 15, 2009

日本フィルハーモニー交響楽団 第329回名曲コンサート「西本智実:くるみ割り人形(全曲)」

日本フィルハーモニー交響楽団
15-Mar-2009 14:30-16:20 2F-C-12-12
サントリーホール

090315aq

指揮:西本智実
児童合唱:新座少年少女合唱団
構成・演出:垣花理恵
映像制作:植原亮輔と渡邉良重
撮影:M.HASUI

チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》(全曲)

 全曲通しは初めて。知ってる曲は第2幕に集中していることが判明(笑)

 物販盛況。購入者全員対象で西本氏サイン会あり。「西本智実指揮:くるみ割り人形(全曲)」初回限定版発売中というので、つい購入してしまいました。

090315aw

ブログで検索「西本 くるみ割り 日本フィル」

| | Comments (11) | TrackBack (0)

月蝕歌劇団「怪盗ルパン・満州奇岩城篇-川島芳子と少年探偵団-」

月蝕歌劇団
14-Mar-2009 19:20~21:15
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

090314b

 清朝復活を目論む中国秘密結社、日本軍、アルセーヌ・ルパン、少年探偵団、明智小五郎、黒蜥蜴...中国の秘宝をめぐる戦いがはじまる。

 ここで登場するアルセーヌ・ルパンは、"ルパン三世のおじいちゃん"的な、ちょっと小粋で洒脱なヒーロー風情。合沢嬢がルパンを好演しており、ちょっと斜に構えた感じはアングラな安蘭けいといった雰囲気(安蘭けいって、宝塚ではめずらすく犯罪の匂いを放つことができる稀有な男役だと思う)。

 なんで黒蜥蜴が出てくるのか意味不明ではあるけれど(っていうか、単に「明智がでるなな黒蜥蜴もださなくちゃ」ってことじゃないかな)、ボンデージで決めた天正嬢の黒蜥蜴が秀逸、ラストではナチスドイツの軍帽をかぶり(なんでナチスドイツなのかも意味不明だけれど)、マニアの心を鷲掴み(笑)。天正彩ファン大喜びでしょう♪

 紫乃原実加の川島芳子も萌えどころ。なんか、この作品って、「いかにしてコスプレで萌え心をくすぐるか?」を最優先にキャスティングしているように思うです。その意味では、どのキャラも成功していると思われます・

 小林少年、芳雄っていう名前があったのですね、初めて知りました。いままで姓が小林、名が少年かと思ってました(笑)。少年探偵団の女装は見所か。男役の女装は、男役芝居の面白さのひとつだと思います。("女装した男"でなく、ただの女性になっちゃってる人も居ましたが)。

-----

詩劇ライブ

出演者多数。

341嬢の「曼珠沙華」が耳に残る。山口百恵って偉大だ。

オンディーヌ美帆(柳美帆)さん。裸足で、何かが憑依したかのような雰囲気で登場。とても不思議な浮遊感のある「愛の賛歌」が印象的。CD(「「woman with LOVE」)おり。

川島芳子 紫乃原実加
レオンティーヌ 三坂知絵子
ルノルマン、セルニーヌ 合沢萌
小林芳雄 あおい未央
ジャガー 中西陽介
コレット、イジドール 有村深羽
蓮 大島朋絵
羽柴荘二 白永歩美
白 安東彩
黄 盛由子
鈴木将一 武中宇紗貴
中森明彦 堂本麗
アメ売、吉本誠 武正景子
桃 341
白蘭 愛葉るび
李香蘭、鳳 藍山みなみ
楊(実は・・・) 天正彩
ガニマール 門田京三
明智探偵 岡崎哲也
魔鏡 佐倉萌
オッペンハイマー 朝田啓治
甘粕正彦 牧口元美
 
脚本、演出 高取英
音楽 J・A・シーザー
照明 小境春二
照明操作 外川千代
音響 阿部健司
舞台美術 北崎正人
宣伝美術 吉田光彦
劇団マーク ひさうちみちお+吉田光彦(ロゴ)
写真 濱口太
振付 三坂知絵子、紫乃原実加
制作 月蝕歌劇団制作局
製作 月蝕歌劇団

ブログで検索「月蝕 怪盗ルパン」

| | Comments (722) | TrackBack (0)

「マルグリット」

公式ページ
14-Mar-2009 12:00~14:30
日生劇場

Corich公演情報

090314a

 原作は「椿姫」、時代を第二次大戦下に置きかえたもの。偶然にも、前々日に講談版「椿姫」を聞くことができ、予習は万全(笑)。
 音楽ミシェル・ルグラン、転調転調で、聞いている分には心地よいけれど、皆さんよく歌えるなあ、さすがプロの技。1フレーズ毎に転調しいるんじゃないか。

 春野寿美礼さん、男役ではない歌声を聞くのは初めてでしたが、綺麗な高音でした。
 寺脇康文氏はドイツ軍将校。パンフには"ナチスの将校"とは明記していないので、陰湿なナチスではなく、あくまで誇り高きドイツ軍人ってことなのだろうな。歌は、心で歌うタイプっぽい。
 アルマン・田代氏は本業はテノール歌手で、ミュージカル初出演だそうですね。

 それぞれに好演でしたが、メインの三人よりも存在感のあったのはアネット役の飯野めぐみ嬢でした。

 ジョルジュ役、横内正氏はご存知、元・格さん。格さんがフランス人になっちゃったよ(笑)

 原作が「椿姫」であるから、やはりマルグルットの死で終わります。音楽も静かに終わります。自分の好みとしては、音楽だけは(例えばミス・サイゴンのように)豪勢に終わらせてほしかったかも。そのほうがカタルシスを感じやすいと思うのだけれど。

マルグリット 春野寿美礼
アルマン 田代万里生
オットー 寺脇康文
ピエロ 山崎裕太
ルシアン tekkan
アネット 飯野めぐみ
ジョルジュ 横内正
 
 守谷譲
 池田紳一
 山田展弘
 清水隆伍
 山名孝幸
 鈴木結加里
 松岡美希
 碓氷マキ
 西山愛由美
 本井亜弥
 水野責以
 
作曲 ミシェル・ルグラン
脚本 アラン・ブーブリル
クロード=ミッシェル・シェーンベルク
ジョナサン・ケント
作詞 ハーバート・クレッツマー
オリジナルフランス語歌詞 アラン・ブーブリル
翻訳/訳詞 竜真知子
演出 ジョナサン・ケント

ブログで検索「マルグリット」

| | Comments (72) | TrackBack (0)

March 14, 2009

サーカス劇場「カラス」

サーカス劇場
13-Mar-2009 19:30~21:30
タイニイアリス

Corich公演情報

090313

 原付バイクの音とともに幕が開くと、そこはガード下の道路。汚れたコンクリートの壁とガードレール。よく出来ていて、リアルに外の道路とつながっているかのよう。
 まずは自転車に乗ってカラスおばさんが登場。存在感と味のある歌で一気に世界に引き込まれまして、2時間あっという間。

 怪人二十面相三世(どこで売ってるんだろう、あんな服(笑))の泥棒学校の場面は、コミカルで笑いどころ多し。だいたい"泥棒の学校"という時点でコメディだものね。

 泥棒学校への入学志願者の女性はカラスと名付けられ、"最初に出会った人間から一番大切なものを盗む"という入学試験にのぞむのだが、やってきたのは自分が何者なのか何をしようとしているのか全てがかわからなくなった男。彼の言動に皆が巻き込まれてゆく。
 唐十郎の世界を多分に感じるのは、やっぱり劇団唐ゼミ☆の演出家さんによるものだからなのかな。疾走感がたまらなく心地よい。ただ、唐十郎の詩的なせりふに対し、清末氏の生み出すセリフは口語的でわかりやすく、意味が明瞭なのですね。

 明示していないけれど、男の失ったものは携帯電話=アイデンティティということのよう。携帯電話を失って束縛からは解放されたがアイデンティティも失ってしまったのでしょう。携帯電話にそこまで意味を持たせるのはやりすぎだと思うけれど、それは、自分が携帯電話が無かった時代に育った世代だからそう感じちゃうのかもしれません。
 アイデンティティを失った人間を、他人は自分勝手に色付けしてみてしまう。剛田は彼を泥棒の天才に、凡庸な女は彼をフィアンセに仕立て上げてしまう。そして彼自身は、死ぬことによってアイデンティティ(壁面の血のシミ)を手に入れるのだな、面白いなあ。で、闇夜のカラスにはどんなアイデンティティがあるのかと...。

 役者さん、それぞれにキャラが印象的でした。カラス役の水野香苗嬢、最初の登場は何てこと無いのに、次第に魅力的に見えてくる。ルパン三世は造形が東映ヤクザ映画っぽくて可笑しい。

カラスおばさん ワダ・タワー(クロカミショウネン18)
カラス 水野香苗
怪人二十面相 清末浩平
鼠小僧 宮崎敏行
石川五右衛門 佐丸徹
ルパン三世 八重柏泰士
強盗 浅倉洋介(風琴工房)
失った男 神保良介
売人の兄貴分 平野剛督
売人の弟分 尾崎宇内
凡庸な女 熾田リカ
凡庸な男 久米靖馬
伝説の泥棒・剛田剛 森澤友一朗
 
脚本 清末浩平
演出 中野敦之(劇団唐ゼミ☆)
美術・衣裳 大泉七奈子
照明 須賀谷沙木子(colore)
舞台監督 宮田公一(Y's factory)
宣伝美術 南裕子
WEB 相澤知里
制作 清水建志
プロデューサー 森澤友一朗

ブログで検索「サーカス劇場 カラス」

| | Comments (131) | TrackBack (0)

第20回羽村ゆとろぎ寄席「神田陽子独演会」

12-Mar-2009 18:30~20:40
羽村市生涯学習センターゆとろぎ小ホール

柳亭こみち「黄金の大黒」
神田陽子「椿姫」
桂花丸「雨のち晴れ」
お仲入り
神田陽子「名人小団治」

柳亭こみち「黄金の大黒」
金ちゃんかわいい♪

神田陽子「椿姫」
陽子先生の高座は明るく華やかで楽しい。
決闘のあたりはちょっとはしょったっのかな。

桂花丸「雨のち晴れ」
新作。BGM付のクライマックスに不覚にもホロリとさせられた(笑)

神田陽子「名人小団治」
黒紋付で登場。ホントにたっぷり。

ブログで検索「ゆとろぎ寄席 神田陽子」

| | Comments (7) | TrackBack (0)

March 09, 2009

快快「MY NAME IS I LOVE YOU」

快快
8-Mar-2009 18:30~19:20
5TANDA SONIC

Corich公演情報

090308b

 シャッターが開くと、ガラス一面にハートのデコレーション♪「ハートが当日パンフになってますので、一枚ずつお取りください」とのこと。へぇ、御趣向御趣向♪

 L字の2面座席、舞台壁は薄く白に塗られたダンボール(もとのダンボールも印刷が見えるのがよいね)が積まれている。

 前説、シノダ嬢の英語の前説に、日本語の通訳がつく。物語の設定、登場人物の紹介、中学生英語では習わない(であろう)単語の説明(pigeon:鳩、naked :裸の、desperate:絶望的な)。

 本編、英語劇と覚悟していたのに、いきなりTechno青年の日本語の語りでスタート(笑)。続いて、OLGA嬢登場し、それを英訳。以降は、OLGA嬢がボコーダーを使って、各役柄の声で英語のセリフを喋ります。役者は、その英語にあわせて、当て振りだったり、日本語をしゃべったり、もちろん役者本人が英語でセリフを言う場面もあり。

 未来少女とTechno青年の恋のくだりは、本人たちは日本語と、OLGA嬢の英語とが同時通訳で展開しますが、最低限の英語しか使わないために、どんどん日本語の会話の内容と乖離してきちゃうあたりは大笑い。結局この芝居、海外公演のための英語版ではなく、学校で英語を学習した日本人向けの芝居だったのでしょうね。

 シンプルな中学生英語のセリフの裏で、メチャクチャ微妙なニュアンスの日本語のセリフがあり、それがとても可笑しいのだけれど、同時通訳形式ゆえに、両方の言語を同時にすべてを聞き取るのは難しい。どちらか一方を字幕で補助して欲しかったかもです。

 Softが英語で客引きをするくだり、確かにそっち方面は中学生英語でも十分ですね。ラストで、ダッチワイフとしてしかプログラミングされていないであろうSoftに、Loveの概念が芽生え、困惑していくくだりは、とってもファンタジックで切ない。半分人間であるが故、生まれてきた(orよみがえってきた)概念=Loveなのかも。

 休憩をはさみ、ボーナストラックとして、5分程度の小作品を上演。これが予期せぬ秀作。
 失恋した女性(シノダ嬢)が、すべての思い出を消し去ろうとする。その女性の語りにあわせて男二人(山崎氏、天野氏)が当て振り。後半の展開の奇抜さと、たたみかけるテンポのよさ、絶妙なタイミングのサゲ...見事すぎる。
 ちょっと柳家喬太郎の純情日記風(「純情日記渋谷2009編女子バージョン」といったところかな)で、すぐに落語化できそう。柳家喬太郎と快快がコラボしたらkyonkyonとfaifaiで面白いじゃんね。

 ボーナストラックが終わってからゆっくりカレー食べようとおもっていたら、すでに完売。無念じゃ。

Techno
 テクノが好きな大学生 
天野史朗
Soft
 半分人間のダッチワイフ 
大道寺梨乃
Future girl
 未来から来た大学生 
中林舞
Hard
 ロボットのダッチワイフ 
野上絹代
Hakase
 風俗で生計を立てている男 
山崎皓司
声 NAGYOLGA
 
脚本 北川陽子
演出 篠田千明
舞台監督 佐藤恵
美術、映像 佐々木文美
音響、照明 快快
衣装 藤谷香子
振付 野上絹代
宣伝美術 天野史朗
写真 加藤和也
会場デコレーション 佐々木文美
KANATIN+rinoooooooooo
faifaiせーさく
ウィンドウディスプレイ 
山本ゆい
協力 株式会社A.C.O.

ブログで検索「MY NAME IS I LOVE YOU」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

北九州芸術劇場「風街」

北九州芸術劇場
8-Mar-2009 14:00~16:00
あうるすぽっと

Corich公演情報

090308a

 北九州のとある町、製鉄所のおかげで街の経済は豊かになるも大気汚染が問題になりつつあった1960年代の話。
酒屋を営む吉崎家は、公害の反対運動の地域拠点。隣の重松家は鉄工所、末っ子の学はぜんそく持ちのようだが、製鉄所の仕事を回してもらっており、反対運動には参加していない。
明るく幸せそうな吉崎家と、問題を抱え暗い空気の重松家。吉崎時男(12歳)と重松学(9歳)は遊び仲間、二人の関心は岬にある療養所の窓に見えた一人の少女...

 東憲司作・演出なので全体に桟敷童子色が濃く、その抒情性を堪能しました。ラストは、桟敷童子の舞台にある"滅びゆくマイノリティの哀しさ"ではなく、"未来への希望(=青空)"であるためか、後味さわやか。

 開演前から舞台を埋め尽くし、劇中もしばしば降る紙ふぶき、雪でも雨でもなく工場の排出した粉塵なのでしょうね。最前列席だったので結構被りました。

 吉崎時男(12歳)と重松学(9歳)の二人の少年がすばらしい。終演後、キャスト表を見たら、お二人とも女子大生さんでびっくり。リアル少年にしか見えないですもん。

 静岡出身の身としては、1960~1970というと、富士市の製紙工場の公害問題が身近で、光化学スモッグや田子の浦のヘドロが問題となっていたのが、ちょうど小学校の頃。今はずいぶん綺麗になったものです。ラストの青空が、単なる希望ではなく、人の努力で取り戻した現実なのですよね。

 療養所で死んだ少女と、謎の老婆が時男と学を見守る場面はスタ-ウォーズみたい。もりちえさん、ヨーダだし♪。

重松長治(鉄工所社長) 上瀧征宏
重松光子(長治の妻) 宮脇にじ
重松和彦(長男) 小林類
重松夏子(長女) 今村貴子(のこされ劇場≡)
重松学(次男) 烏山茜
吉崎忠男(長男・吉崎商店店主) 水本樹人
吉崎杉子(忠男の妻) 清水裕子(のこされ劇場≡)
吉崎薫(長女・教師) 中村公美
吉崎時男(次男) 白石萌(下関市立大学演劇部)
吉崎ハル子(忠男の母) 鈴木めぐみ(劇団桟敷童子)
馬場のおっちゃん 有門正太郎(飛ぶ劇場)
山崎周作(重松鉄工所従業員) 寺田剛史(飛ぶ劇場)
中村吾郎(重松鉄工所従業員) 齋藤洋司
田代(婦人会) 大畑佳子(飛ぶ劇場)
水上(婦人会) 外山博美(劇団桟敷童子)
死の少女 沖田みやこ(のこされ劇場≡)
死の老婆 もりちえ(劇団桟敷童子)
 
作・演出 東憲司(劇団桟敷童子)
美術 車田幸道
照明 岩田守
音響 塚本浩平
衣裳 真行ひとみ(black2id)
演出助手 市原幹也(のこされ劇場≡)
舞台監督 森田正憲
テクニカル・マネージャー 樋田浩昭
宣伝美術 トミタユキコ(ecADHOC)
宣伝写真 梅本昌裕
営業 後藤勉
広報 山本美樹
票券 木村悠*
制作 野林紗恵
黒崎あかね
国好みづき
音部美月
プロデューサー 能祖将夫

ブログで検索「風街」

| | Comments (10) | TrackBack (0)

March 08, 2009

月蝕歌劇団「幻夢ドグラ・マグラ」

月蝕歌劇団
7-Mar-2009 19:20~21:30
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

090307b

 作はスロベニアの作家エヴァルド・フリザール氏。高取氏がどの程度潤色しているかは不明だけれど、月蝕歌劇団お約束の月蝕踊りや狐面、セーラー服、日本軍、刀などのアイテムが登場、美術セットは毎度おなじみの鳥居に上手下手の階段、吊り下げられた振り子時計あり、音楽はJ.A.シーザー氏と、演出面で、かなり月蝕ナイズされているようです。
 お話。舞台は精神病院。機能障害による神経症の患者の病棟。責任者はホフマン博士。研究目的でやってきた医師ダ・シルヴァ博士は、認知症のマーチン氏を実験対象に選ぶ。新たな知識・情報を与え、人間をバイオコンピュータ化する実験らしい。マーチン氏は多数の言語・知識を習得するのだが...と、なかなか面白い。

 後半、彼を戦闘マシーンとして活用しようとする軍部の陰謀が絡んでくるあたりは月蝕or高取氏好みの展開か。人間のコンピュータ化が思い通りにいくわけもなく、予期せぬ方向へと向かうわけです。

 その"予期せぬ出来事"がきっかけでマーチン氏の認知症は治ったのか、いや、もともとの認知症の状態に戻っただけなのか、ちょっとよくわからないラストではあった。原作を読んでみたいっす。

 役者さん。マーチン氏のスギウラ嬢、レベッカのあおい嬢、ダ・シルヴァ博士役の天正嬢が魅せてくれました。特にスギウラ嬢、いつもは黒幕悪役からは想像できない役で、まぁびっくり、ここまでできる役者さんだとは知りませんでした。あおい嬢、エリザベートのウェンディッシュ嬢のような病的にイっちゃった感じがよい。天正嬢のダ・シルヴァ博士は、どことなくナチスの女性医学博士風で、セリフ廻しが気持ち良い。

 ダ・シルヴァ博士と対立するホフマン博士に合沢嬢。ビジュアル的には完璧だと思う。一癖ありそうな医学博士で、正面向いてポーズ決めたときのかっこよいこと。ただ残念なことに、声量の無さと滑舌の悪さで、本来は緊迫感があるであろうダ・シルヴァ博士との討論のくだりがルーズに感じられてしまう。これはホントに惜しい。

 小耳にはさんだ話によると、台本通りにやったら4時間近い芝居になったらしく、かなりカットして、2時間20分になったらしい。セリフのやり取りに、ややタイトさが欠ける部分が少なからず見受けられたので、全体にもっとテンポよく2時間ちょいになるようにしたらタイトになってよいのじゃないかなあ。

-----

詩劇ライブ、拝見しました。
オンディーヌ美帆(柳美帆)さん出演。すばらしいなあ。"歌声に魅入られる"っていうのはまさにこのことだろうと思う。
CD(「「woman with LOVE」)購入。

マーチン夫人 紫乃原実加
トウィッチ婦人 三坂知絵子
ホフマン博士 合沢萌
レベッカ あおい未央
スニフ 白永歩美
カルーソ- 姫宮みちり
ダ・シルヴァのアシスタント看護婦 堂本麗
通る看護婦 今井里恵
看護婦2 341
ダ・シルヴァ博士 天正彩
看護婦1 佐倉萌
マーチン スギウラユカ
ななめおじさん 岡崎哲也
ロバーツ博士、レポーター 門田京三
 
作 エヴァルド・フリザール
翻訳 鴻英良
演出 高取英
音楽 J・A・シーザー
照明 小境春二
照明操作 外川千代
音響 阿部健司
舞台美術 北崎正人
宣伝美術 吉田光彦
劇団マーク ひさうちみちお+吉田光彦(ロゴ)
写真 濱口太
振付 三坂知絵子
制作 月蝕歌劇団制作局
製作 月蝕歌劇団

ブログで検索「幻夢ドグラ・マグラ」

| | Comments (95) | TrackBack (0)

「渋谷アリス」

公演情報
6-Mar-2009 19:00~21:00 1F-M-8
シアターコクーン

Corich公演情報

090307a

 ライブエンタテイメントとしか言いようのない、不思議な不思議な2時間。あいかわらずわけのわからない、けれどとっても魅惑的な荻田ワールドを堪能してまいりました。

 荻田氏、すみれコードの呪縛から解き放たれて、やりたいことやってました(と思う)♪
ストーリー性のあるショー、都会にあらわれた異空間・パラレルワールド、猥雑、混沌...と、いかにも荻田先生な世界今回も、きっと、荻田氏本人しかわからない裏設定がたくさんあることでしょう。

 渋谷にやってきた若者(桜木涼介、長村航希、ウエタマユ)は、異空間(=夜の渋谷?)に迷い込んでしまう。ファムファタールのような女性(川原亜矢子)が、何度も姿をかえて現れ、時に彼らを導き、時に翻弄してゆく。しかし彼女もまた、実は異空間に迷い込んでしまった一人で...みたいな世界じゃないかと。川原嬢は、仕草・立ち振る舞いがとっても綺麗、さすがパリコレのモデルさん。

 Vanilla Grotesque 、牧宗孝氏の性別不明な妖しさ、5人のキレのあるダンスはインパクト大・アドレナリン放出モノでした。これは宝塚では絶対表現できなかった世界かも。全体にネコっぽい振りが多かったように思うが、あれは渋谷に住まいする野良猫たちなんでしょうね。パラレルワールドを自由自在に行き来する存在=猫なのかな。

 警察官(平澤智)は、街に存在する人間の象徴なんだろう。猫同様、どこにでもあらわれる存在。
 逆に、異空間の象徴が、中村扇雀氏演ずる花魁であり紳士でありスペードの女王なのでしょう。

 姿月あさとさんのDIVAは、単に人の姿で現れている、神もしくは運命そのもののような存在か。人間的感情を排除した、どこか達観したような歌声でした(意図的に、そう歌っているのでしょう)。

 個人的には、初めて夜の渋谷を歩いた時、迷子になって、なかなか渋谷駅にたどり着けなかった経験があるけれど、今回の舞台見ていて、当時味わった感覚が蘇ってきました。道が入りくんでいるうえに、夜ゆえランドマークになる建物も見えないから、方向感覚が狂うんだよなあ。

 カーテンコールでは、川原亜矢子さんの天然っぽい挨拶が好印象。「ありがとうございました」の後、「失礼しまーすっ!」って舞台袖にはけていく人は初めて見ました。なんと礼儀正しい(笑)。姿月あさとさんも笑ってました。

出演 川原亜矢子
 姿月あさと
 新上裕也
 平澤智
 桜木涼介
 長村航希
 ウエタマユ
 Vanilla Grotesque
  牧宗孝(主宰)
  AYA
  Hitomi
  IG
  YUMI
 MODEA
  石橋尚子(vl)
  一丸聡子(per)
  田中葵(pf)
 中村扇之助
 中村扇一朗
 中村扇雀
 
構成・演出 荻田浩一
音楽監修 DJ Dragon
楽曲協力 槇原敬之
美術 升平香織(ホリオ)
照明プラン 笠原俊幸
照明 成久克也
奥出利重子
梅津佐和子
濱泰代
音響プラン 松山典弘(カムストック)
音響 中島聡(カムストック)
中村恵美子(カムストック)
新井のどか(カムストック)
大道具 坂元重光(金井大道具)
映像 奥秀太郎(NEGA)
衣裳 千佳(CieL)
ヘアメイク 福島久美子
酒井香
宇田川恵司
スペードの女王ウィッグ製作 中原雅子(My Miracle)
振付 近藤良平
舞台監督 井関景太(るうと工房)
演出助手 伴・眞里子
歌唱指導 松井トモコ
企画・制作 ブルーミンググループ

ブログで検索「渋谷アリス」

| | Comments (22) | TrackBack (0)

March 04, 2009

100万人のクラシック「熊本マリ ピアノコンサート Shall We Dance ?」

熊本マリ
4-Mar-2009 19:00-20:30 1F-B-25
八王子いちょうホール

090304

別れのワルツ(F.ショパン)
子犬のワルツ(F.ショパン)
メヌエット BWV.114(J.S.バッハ)
雨だれのプレリュード(F.ショパン)
ワルツ 第15番(J.ブラームス)
歌劇「カルメン」より~アラゴネーズ、ハバネラ、闘牛士の歌(G.ビゼー)
~休憩~
愛の夢 第3番(F.リスト)
アンダルーサ(スペイン舞曲 第5番)(E.グラナドス)
月の光(C.ドビュッシー)
美しき青きドナウ(J.シュトラウスⅡ)
火祭りの踊り(M.de.ファリャ)
~アンコール~
間奏曲 第1番(ポンセ)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

 ピアノと楽しいおしゃべりの90分(含む15分の休憩)。
曲にちなんだ話や、コンサートホールの印象、演奏前は必ず牛肉を食べる、などなど。

 全体にテンポが速くってダイナミックでドラマチックな印象。

 火祭りの踊り(M.de.ファリャ)、かっこいー

 CD購入。サインしていただき握手してもらいましたが、すげー力強い握手でびっくり。

ブログで検索「熊本マリ ピアノコンサート」

| | Comments (1004) | TrackBack (0)

March 03, 2009

桂米團治 襲名記念落語会(夜の部)

1-Mar-2009 17:00~19:30 1F-さ-5
横浜にぎわい座

090301b

桂吉の丞「時うどん」
桂吉弥「短命」
桂米二「田楽喰い」
桂南光「あくびの稽古」
お仲入り
襲名披露口上(吉弥、米朝、米團治、南光、米二)
桂米團治「くしゃみ講釈」

前半は、東京でも馴染み深い噺を4席。

桂吉の丞「時うどん」
「時うどん」は、前半は二人で一杯のうどんを食べ兄貴分が代金ごまかし、後半は弟分ひとりで真似して失敗するというのが一般的だと思うのだけれど、今回は江戸落語「時そば」と同じく、代金をごまかす一部始終を見ていた男が真似をするという型。逆輸入版になるのかな。

桂吉弥「短命」
「短命」、ころころした吉弥さんがげっそり痩せた若旦那の顔真似をするのが御趣向。

桂米ニ「田楽喰い」
「田楽喰い」、ただ酒にありつこうと一芝居するくだりからたっぷりと。

桂南光「あくびの稽古」
上方版「あくび指南」、初めて聞きました(上方版が元祖らしいけど)。江戸版の"夏のあくび"ではなく、"もらい風呂のあくび"に"将棋のあくび"。あくびの場面では、客席から自然に拍手。

口上
人間国宝は、あっさりと。「師匠の名前を息子が継いで、けなすわけにもいかず、誉めるわけにもいかず(笑)」
米ニ師匠は、紋付を忘れ、急遽柳家初花くんの紋付を借りたため、1人だけ紋違い(笑)。米団治さんのすぐ上の兄弟子だそうで、関西学院大学へは一発で合格したが神戸大学はすべった若旦那の話や、二人で勉強会をやっていたころ、「はてなの茶碗」で「大坂からきた油屋」というところを「大坂からきた芸人」と間違った話など。
南光師匠、「自分の襲名披露は4ヶ所だったが、今回は77箇所」と、襲名披露の旅のエピソードなど。羽田空港でのトランジットで、人間国宝に階段上らせるのはいかがなものかと、荷物用エレベータの前で、「この人、お荷物です」と言って米朝師匠を差し出した米団治のとっさの機転のくだりは大笑い。

桂米団治「くっしゃみ講釈」
歌あり講釈ありで、華やかで楽しい一席。若旦那、よい声だなあ。

なお、お昼の部は

桂吉の丞「子ほめ」
桂 吉弥「ふぐ鍋」
桂 米二「茶の湯」
桂 南光 「義眼」
襲名披露口上
桂米團治「親子茶屋」

だったそうな。

ブログで検索「桂米團治 襲名記念落語会」

| | Comments (13) | TrackBack (0)

深夜寄席 28-Feb-2009

28-Feb-2009 21:30-23:00
新宿末廣亭

春風亭一之輔「猫久」
鈴々舎わか馬「お血脈」
三遊亭天どん「はじめての確定申告」
柳亭市楽「長屋の花見」

 東中野で映画「小三次」を見てから新宿へ移動。21時をちょっと回った頃に到着すると、列はゲーセンの角を曲がり、さらに寿司屋の角を曲がり、末広亭の裏あたりまで伸びてました。
2階こそ開きませんでしたが、桟敷席後の襖を開放して、通路から見るお客さんも居るほどの盛況振り。

 まずは一之輔さんで「猫久」でがっつり古典。

 天どんさん。「ボクの噺の後はとってもやりにくいらしい」と市楽クンにエールを送りながら新作。

 わか馬、麻生首相やら中川氏の物真似をいれつつ、大爆笑の「お血脈」。

 トリは、今回が初深夜寄席の市楽くん。本寸法の「長屋の花見」。今年は桜も早そうだニョ。

| | Comments (36) | TrackBack (0)

映画「小三治」

公式ページ
7-Feb-2009
ポレポレ東中野

090228b

 新宿テイトミュージックで東京かわら版三月号と、柳家喬太郎(秘宝管5)、春風亭百栄のCD購入し、東中野へ移動。

 楽屋の様子、OFFの様子、高座の様子を通して、我々は、小三治氏の落語への向き合い方を知ります。そして後半、氏は「鰍沢」を高座にかける決意をします。どう「鰍沢」に向かい、どう演じるのか。そんな話です。
小三治氏のまくら特有の、ゆったりまったりした時間が、そのまま映画の時間になっていました。だから、高座の場面は、ドキュメント映画というより、高座そのものを見ているような感覚になるんですね。フツーに寄席で小三治師匠の噺を聞いているときのように笑ってしまうお客さんが多かったですね。
 扇橋師匠の飄々とした言動がたまらなく可笑しい。

トークイベント
 柳家禽太夫(噺家・小三治弟子)× 康宇政監督

 お弟子さんたちが映画をみて、皆共通して感じたのは、映画の中で、小三治本人が語っていたことが、自分たちへの小言と同じだったということ。
 楽屋で、弟子たちが大声で歓談するなかで、ひとり集中する小三治。名人の噺家さんは、皆そういう術を心得ているらしい。お弟子さんたちも、ことさら静かにしようということはないそうだ。

ブログで検索「映画 小三治」

| | Comments (2) | TrackBack (0)

宝塚歌劇団「逆転裁判・蘇る真実」

宝塚歌劇団
1-Mar-2009 11:00~13:35 2F-G-6
日本青年館

Corich公演情報

090301a

 「逆転裁判」といえば、ずいぶん昔、ケータイのダウンロード版で序の部分だけやったことがあったなあ...などと思いながら、いざ日本青年館へ。
 法廷シーンは、リアルさよりも(謎解きのダイナミクスを優先しているようです。舞台中央のスクリーンに重要アイテムが表示されたり、現場写真がズームアップされたりというのはゲームそのもの(だと思うぞ)。そして謎解きのテンポや、特に後半の「意義有り!」の連発なんぞは、ゲームをやっている人間の生理に忠実に作られているのだと思います。ゲームを見ている/やっているような心持ちにさせてくれる舞台でした。脚本・演出の鈴木先生グッジョブ♪

 蘭寿とむ、熱血さわやかさんを好演。青スーツにピンクのネクタイなんて、一般人がやったらコスプレにしか見えないコーディネートをかっこよく着こなしちゃってるのはさすが。
 美羽あさひ、スーツ系キャリアウーマンが似合う人だな。笑顔を忘れてしまった前半がよい感じ。
 寿つかさ、州知事の貫禄と、なにやら腹にいちもつな怪しさが絶妙。
 七帆ひかる、キザ検事だけれど、かっこよいね。
 美風舞良、関西弁のパパラッチ、とてもはまっていました。「ひょっとしたら、このひと、て宝塚を卒業して10年くらいたったら、こんなオバチャンになってるんじゃないか」と思っちゃったくらい。

 幕間および終演後、「面白かったーっ」って声がけっこう聞こえてきました。

フェニックス・ライト 蘭寿 とむ
ミラー・アーサー 寿 つかさ
ロッタ・ハート 美風 舞良
裁判長 風莉 じん
レオナ・クライド 美羽 あさひ
マイルズ・エッジワース 七帆 ひかる
ディック・ガムシュー 春風 弥里
ラリー・バッツ 鳳翔 大
モニカ・クライド 純矢 ちとせ
モエノ・クリステル 萌野 りりあ
ロバート 風羽 玲亜
サラ・シェリー 綾瀬 あきな
マヤ・フェイ すみれ乃 麗
ルイス 蒼羽 りく
ネウス・インビット 瀬音 リサ
 
原作・監修・制作協力 株式会社カプコン
脚本・演出 鈴木圭

ブログで検索「逆転裁判」

| | Comments (36) | TrackBack (3)

March 02, 2009

Project Nyx「星の王子さま」

Project Nyx
28-Feb-2009 14:30~16:45
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

090228a

 天井桟敷の舞台を見たことは無いのですが、寺山修司監督の映画、天井桟敷の流れをくむ万有引力などなどを見る限り、今回の「星の王子さま」って、宇野亜喜良さんのカラーが非常に強く出ているように感じました。自分にとっては寺山修司作品の印象は、もっと土着の場末の見世物小屋的な風情なんですが、「星の王子さま」はかなり洗練されてモダンな感じなんですよねー♪

 で、入場すると、その宇野亜喜良色前回の舞台美術にワクワク。背もたれ付きの座椅子もうれしい。
 川上史津子嬢が"点燈夫の星"の扮装で客入れ案内。声は甲高くて女っぽいのですが、見た目は髭面短髪のにいちゃんで、後に川上嬢だとわかってびっくり。

 スペシャルゲストの蘭妖子さん、渚ようこさん、フラワーメグさん、中山ラビさん、
その伝説は、あちらこちらで耳にしていたものの、生で拝見するのは今回が初めてでございました。劇中のスペシャル歌謡ショーで、歌と踊り、白浪五人男風にツラネもあって、会場大盛り上がり。小屋掛け芝居のように大向こうさんの声がかかります。楽しいなあ♪このときばかりは ザムザ阿佐ヶ谷が新宿ゴールデン街になっちゃってました(笑)

 オーマイパパの遠藤好嬢と飛行士の倉田知美嬢のかっこよさ、りりしさは一見の価値あり。遠藤好嬢は、宝塚というよりも、ちょっとOSKっぽい感じ。

 人形がすばらしい。大きさは数10cmなのに人とからんでも全く違和感ない。それを、ただの黒子ではなく、喪服の貴婦人(村田嬢・吉野嬢)が声をあてるというのも素敵な趣向。

 黒色すみれの生演奏、彼女たちのオリジナル曲をそのまま使ってます。今ではゴスロリユニットとしてのイメージが強くなっちゃってますが、意外とスペシャルゲストの皆さんの歌と相性がよい。そーいえば昔は昭和歌謡ユニットとして扱われたりしてたよなあと思いだしたりして(最初に黒色すみれのCD買ったのって、浅草ヨーロー堂の昭和歌謡コーナーだったもんなあ)。サチドン嬢はいつもどおりのマイペースな感じでしたが、ユカチン嬢は結構役に入りこんで不思議感を倍増させてましたニャ。

 金守珍氏が、当日パンフに「めまいがするほどゴージャスでロマンチックである。」と書いているけれど、まさにそのとおりで、素敵なアングラエンタテイメントでもありました。

ウワバミ 広島かつら
点子 山田ひとみ(劇団1980)
オーマイパパ 遠藤好(青年座)
飛行士 倉田知美
点燈夫の星 川上史津子
ボゾ、おやまの星 野口和美(青蛾館)
星の王子さま 村田弘美(万有引力)
毛皮のマリー、薔薇 吉野眞理
ルタンの星 涌井歌織
大久保美和(劇団1980) 大工の星
快楽のまばたき 傳田圭菜
キンヤ 今村美乃
ホーキ星α 南かおり
ホーキ星β 今井和美
<スペシャルゲスト> 
ヒツジ 蘭妖子
渚の星 渚ようこ
メグの星 フラワー・メグ
ラビの星 中山ラビ
<演奏・出演> 
黄金の黒色すみれ 黒色すみれ
<人形遣い> 
星の王子さま人形 森田晋玄
薔薇、ヘビ人形 森田美千香
 
作 寺山修司
演出 金守珍
構成 宇野亜喜良
舞台美術 宇野亜喜良
野村直子
百八竜
衣装 宇野亜喜良
野村直子
竹内陽子
人形 宇野亜喜良
野村直子
宣伝美術 宇野亜喜良
福田真一
照明 泉次雄+ライズ
音響 N-TONE
舞台監督 丸山賢一
振付 大川妙子
殺陣 佐藤正行
映像 大須賀博
ヘアメイク 伊藤五郎(be・glee)
メイク 川村和枝(P.bird)
WEB制作 小池田芳晴(SHIMICOM DESIGN)
映像 大須賀博
制作 Project Nyx

ブログで検索「星の王子さま」

| | Comments (42) | TrackBack (0)

« February 2009 | Main | April 2009 »