劇団サーカス劇場X劇団地上3mm「イヌ物語」
劇団サーカス劇場
3-Jul-2009 19:30~21:10
シアター711

「犬のようにゴミをあさる女と、その女を飼っている女」という二人の異常な関係を描いた話かと思っていたのですが、実は神探し・救世主探しの物語でした。結構笑いどころが多く、これは神様コメディなのかもしれないなあ、なんて思ったりして(笑)
人が助けを求めたときに現れる"ロックなおじさん"が神(救世主)。
ゴミをあさるブチ=自分の存在意義を探すブチは、ロックなおじさんから次の神(救世主)たる資格を授けられます。
異常と思える二人の女性、自分(とも恵)を救ってくれる神様を求めていた"とも恵"と、自分(ブチ)を必要とし自分(ブチ)が救うべき人間を探していた"ブチ"であり、実は出会うべくして出会った存在だったんでしょうね。
本当の神様(ロックなおじさん)と、いかがわしい神様(ファザーA)を信仰する青竹先生と品川との対比も面白い。どちらも信じる者にとってはありがたいし、信じないものにとっては役立たずの存在なんですね。
赤澤ムック嬢のブチは見応えあり。もともとハスキーな声の方でしたけど、役に合わせてワザと声つぶしたのかなあ。
青竹先生(ワダタワー)のいかがわしさは絶妙。
椿晶子嬢は女子高生よりもマンションの住むメガネOLが萌えでした。
セリフはもっと歌のような心地よさ(唐十郎の書くセリフのように)があればなあと思います。なんかリズムが悪く感じちゃうんですよね。それは役者さんのせいではなく、脚本のせいだと思います。もっと上手な言葉の選び方があると思うのだよなあ。
折込チラシによると、赤澤ムックさんが10月にスタンダールの赤と黒を演出するらしい。こいつぁ楽しみニャ♪
| ブチ | 赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派) |
| 犬養とも恵 | 金崎敬江(bird'seye-view) |
| ロックのおじさん | 堂下勝気(劇団地上3mm) |
| 青竹先生 | ワダ・タワー(クロカミショウネン18) |
| 西田 | 八重柏泰士 |
| 品川 | 廣瀬友美(こゆび侍) |
| ヤンキー | 福島崇之(こゆび侍) |
| アニキ | 平野剛督 |
| 女子高生 | 椿晶子 |
| 女子中学生 | 原麻里子 |
| 脚本 | 清末浩平(劇団サーカス劇場) |
| 演出 | 川口典成(劇団地上3mm) |
| 美術 | 大泉七奈子 |
| 照明 | 須賀谷沙木子(colore) |
| 舞台監督 | 宮田公一 |
| 宣伝美術・WEB | 相澤知里 |
| 制作補 | 清水美峰子 |
| プロデュース | 森澤友一朗 |
「演劇」カテゴリの記事
- あなピグモ捕獲団「瞬間キングダム」(2009.11.30)
- 毛皮族「社会派すけべい」/「江本純子・勤労感謝ライブ」(2009.11.30)
- パラドックス定数「東京裁判」(2009.11.30)
- 西村和宏(青年団)+わたなべなおこ(あなざーわーくす)企画「動員挿話」(2009.11.30)
- 東宝「レ・ミゼラブル」(2009.11.30)




Comments