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July 05, 2009

劇団サーカス劇場X劇団地上3mm「イヌ物語」

劇団サーカス劇場
3-Jul-2009 19:30~21:10
シアター711

090703

Corich公演情報

 「犬のようにゴミをあさる女と、その女を飼っている女」という二人の異常な関係を描いた話かと思っていたのですが、実は神探し・救世主探しの物語でした。結構笑いどころが多く、これは神様コメディなのかもしれないなあ、なんて思ったりして(笑)

 人が助けを求めたときに現れる"ロックなおじさん"が神(救世主)。
ゴミをあさるブチ=自分の存在意義を探すブチは、ロックなおじさんから次の神(救世主)たる資格を授けられます。

 異常と思える二人の女性、自分(とも恵)を救ってくれる神様を求めていた"とも恵"と、自分(ブチ)を必要とし自分(ブチ)が救うべき人間を探していた"ブチ"であり、実は出会うべくして出会った存在だったんでしょうね。

 本当の神様(ロックなおじさん)と、いかがわしい神様(ファザーA)を信仰する青竹先生と品川との対比も面白い。どちらも信じる者にとってはありがたいし、信じないものにとっては役立たずの存在なんですね。

 赤澤ムック嬢のブチは見応えあり。もともとハスキーな声の方でしたけど、役に合わせてワザと声つぶしたのかなあ。
 青竹先生(ワダタワー)のいかがわしさは絶妙。
 椿晶子嬢は女子高生よりもマンションの住むメガネOLが萌えでした。

 セリフはもっと歌のような心地よさ(唐十郎の書くセリフのように)があればなあと思います。なんかリズムが悪く感じちゃうんですよね。それは役者さんのせいではなく、脚本のせいだと思います。もっと上手な言葉の選び方があると思うのだよなあ。

 折込チラシによると、赤澤ムックさんが10月にスタンダールの赤と黒を演出するらしい。こいつぁ楽しみニャ♪

ブチ 赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)
犬養とも恵 金崎敬江(bird'seye-view)
ロックのおじさん 堂下勝気(劇団地上3mm)
青竹先生 ワダ・タワー(クロカミショウネン18)
西田 八重柏泰士
品川 廣瀬友美(こゆび侍)
ヤンキー 福島崇之(こゆび侍)
アニキ 平野剛督
女子高生 椿晶子
女子中学生 原麻里子
 
脚本 清末浩平(劇団サーカス劇場)
演出 川口典成(劇団地上3mm)
美術 大泉七奈子
照明 須賀谷沙木子(colore)
舞台監督 宮田公一
宣伝美術・WEB 相澤知里
制作補 清水美峰子
プロデュース 森澤友一朗

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