各種手続き覚書。
配偶者である父親が高齢で頼りなくなっているので、事務手続きは息子である自分が代行。
※でも配偶者が手続きするのが、最もスムース。
9/5(土)
13:36 死亡確認。
看護師さんによる遺体の清拭・着替・化粧。約1時間。
この間に葬儀社に連絡。
死亡診断書(1通)を受取る。
16:00 遺体の引取。
葬儀社の寝台車に遺体と、病室の荷物を詰め込み、葬議場へ。
(4ヶ月も入院していると、結構な荷物の量になるものだ。カバンと紙袋で7点くらいか)
役所への手続き、届出は葬儀社が代行
・死亡届/死亡診断書(原本)
・認印
を葬儀社に預ける。
認印の件、シャチハタ印は常時携帯してたのだがシャチハタは不可。たしか、病室で印鑑が必要になるかもと、百均の印鑑を病室に置いといたはず...と、病院から持ってきた荷物を捜索、無事発見。
事前相談をしておいたおかげで、葬儀の打合せはスムースに進む。3時間くらいだったかな?
9/6(日)
通夜葬当日。
9/7(月)
火葬場。控え室にお菓子あり。一皿500円 X 2皿=1000円。斎場にて清算。
残った菓子はもったいないので持って帰る。
火葬後、葬儀社より以下3点受取。
・埋葬許可証
・死亡届/死亡診断書のコピー 2部
・認印(返却)
帰宅。翌日の手続きについて調べる。
9/8(火)
朝マックしてから静岡市役所へ。
1.市役所
1-1.保険年金課(1F)
・国民健康保険証 返却
・葬祭費請求
<窓口にて用紙を貰い記入>
国民健康保険 廃止届
葬祭費支給申請書
<必要なもの>
死亡診断書または埋葬許可証(コピー)
印鑑
国民健康保険被保険者証
郵便局以外の振込先口座番号
1-2.高齢介護課(2F)
・介護保険証
「介護保険料の収納状況、給付サービスの利用状況によっては、相続人代表者指定届作成のため、相続人の認印(スタンプ印不可)・通帳が必要になる場合があります」とのことだが、該当せず。窓口にて保険証の返却のみ。書面等の記入・作成なし。
1-3.市民課(1F)
・戸籍(全部事項証明/謄本) \450 x 3通
・住民票 \300 x 1通
※世帯全員の住民票(死亡記載のあるもので死亡者と請求者が同一世帯であるとわかるもの)
・印鑑証明 \300 x 3通
<必要なもの>
住民票請求にための委任状(戸籍は、自分も記載されているので問題無いが、住民票は別世帯なので、委任状が必要)
本人確認用の身分証明書(運転免許証)
印鑑登録証
認印
静岡市の場合、様式がこちらでダウンロードできるので、あらかじめ印刷して記入して行くとよさげ。
2.銀行(静岡銀行)
相続手続きの相談。
「相続手続きにはいると、口座が凍結されので、預金引き出しの必要があるなら、先に引き出した方がよい」と言われたが、引き出す予定は無く、また引き落とし・振込み口座にもなっていなかったので手続き開始することにした。
死亡届(かな?)を作成。被相続人の口座と相続人を記載。
相談窓口にはスキャナとプリンタが設置されている。まず書類をスキャンして本社の相続担当に送付。以降は、TV電話にて手続きについての説明を受ける。必要書類は随時、プリンタから印刷される。
・相続手続依頼書(銀行所定の用紙) 余分に2枚くれた
※裏に相続形態別の必要資料一覧が書いてあった。形態によって必要書類は様々なのだなあ。
・相続人確認表(銀行所定の用紙)(いわゆる系図みたいなやつ)
・被相続人の結婚から死亡までの連続した戸籍謄本(原本)
・相続人全員の戸籍謄本 (原本)
・相続人全員の印鑑証明書 (原本)
・代表者の実印
・相続人の届出印(口座名義変更のため)
・通帳、キャッシュカード
遺言書は無し。遺産分割協議書も作成していなかったが、銀行所定の申請書でOKなので、作成は必要ないとのこと。
相続人が父一人、子一人だから簡単だと思われる。
午前の部、終了。大戸屋でお昼ゴハソ。
3.社会保険事務所
・死亡届
<相談窓口にて作成>
年金受給権者死亡届
<必要なもの>
年金証書
死亡の事実を明らかにできる書類(戸籍抄本または死亡診断書)
※死亡診断書(コピー)を提出
・未支給年金請求
<相談窓口にて作成>
未支給年金・保険給付請求書
<必要なもの>
戸籍謄本(原本)
年金を受けていた方と請求者が生計を同じくしていたことがわかる書類
※死亡記載のある世帯全員の住民票(原本)
年金の振込先口座番号
認印
未支給年金の申請は、本来は配偶者(もしくは死亡当時生計を同じくしていたもの)によらなければならないようだが、父の体調不良ということで、代理として申請。
母が働いていた場合は遺族年金の申請も必要になることがあるのだそうだが、専業主婦だったので該当せず。
運良く書類がそろっていたので、その場で手続き終了(書類不備で、何度も訪れる人が多いっぽい。ややこしいもんね)。後で調べてみたら国民年金の場合は、どーやら市役所の年金窓口でも、申請できたっぽい。
本日の外まわりはここまで。
家に戻り、預貯金相続の書類を作成
・銀行
銀行からもらってきた書類に必要事項記載。
・ゆうちょ
郵便貯金相続用の書類は、ゆうちょの相続手続き上記ページから「相続確認表兼貯金等支払停止依頼書」をダウンロードし、記載。
生命保険関係の書類を調べる。該当の保険は3件あった。
夜、映画「おと な り」を見に行く。静岡にミニシアター系の映画館(シネギャラリー)がオープンしていたとはしらなんだ。
映画の感想、「やっぱり麻生久美子っていいよな♪」
9/9(水)
私は東京在住のため、東京(福生市)にて、相続用の印鑑証明書をとる。
福生市役所、リニューアルしてから初めての訪問だったけれど、身分証明書と登録印鑑証があれば、申請書に記入しなくてもいいんだって。便利だなあ♪
9/10(木)
1.銀行
相続手続き書類を持ってゆく。
・被相続人の結婚から死亡までの連続した戸籍謄本(原本)
であるが、戸籍全部事項証明書に結婚、死亡の記載があったので、これを持っていった。ところが、これは平成6年の改製後のものなので、結婚した昭和40年から平成6年の戸籍謄本(改製原戸籍)も必要といわれる。
改製原戸籍
相続手続きサポート通信
戸籍謄本では、前回の改製から次に改製されるまで期間の内容しか証明されないということか。
証明すべき期間で戸籍の改製が行われている場合は、改製前の戸籍も必要になるのね。
うちの母親は結婚後はずっと静岡市在住だったので、静岡市役所のみで書類がそろったが、他の市町村への転籍があれば、その地で戸籍謄本のとる必要がある。離婚暦があるとなおさら大変っぽい。
再度市役所で改正原戸籍をとって、銀行に戻り手続き終了。銀行と市役所は歩いて2~3分の距離でラッキー♪
2.郵便局
窓口に「相続確認表兼貯金等支払停止依頼書」を提出。
必要書類の案内書を、後日郵送するとのこと。ゆうちょは「一人一口座」、すでにゆうちょ口座を持っている場合は、名義変更ではなく払い出しとなるのだそうだ。既存の口座に振り込みの場合は、限度額の1000万を超えないよう注意が必要。ウチの場合は幸か不幸かオーバーせず(笑)。
受付窓口で、JP BANKカードのセールスを受ける。
以前、ゆうちょ・セゾンカードを持っていたのだが、郵政民営化と共にセゾンカードとキャッシュカードが個別になった。
今回、あらたにJP BANKカードとしてクレジットカードとキャッシュカードが一緒になったとのことだが、JCBもVISAもMASTERもすでに持ってるしなあ。再度セゾンカードと一緒にしてもらえるとありがたいんだけどな。
3.携帯電話解約(SoftBank)
ホームページによると、契約者死亡の場合は、一旦名義変更(継承)した後に解約手続きをとるとのこと。実際に継承~解約をした方のブログを見ると、継承後、約1ヶ月たたないと解約できないらしい。
こりゃ面倒だと思い、携帯の明細書を見てみると契約者は父であった。通常の解約手続きにて終了。必要事項を記入した書類は、その場でスキャン&PCに取り込み。
自分はAuなのだが、Auの場合、契約者死亡の場合でも解約できるとある。Docomoも同様に即解約可能だ。
遺族に引き続き携帯を使わせようとするSoftBankはどーもケチくさくていただけない。
ところでSoftBankの直営店(SoftBank静岡唐瀬)と同じ通りの、しかもさほど離れていない距離の場所にSoftBankの販売代理店(TOKAIモバイルショップ唐瀬街道店)がある。解約は直営店でないとできないのだが、間違って代理店にはいってしまった。ややこしい位置関係だぞなもし。
4.死亡保険金請求
ウチの母の場合、生命保険1件と共済保険が2件あった。
それぞれの窓口に電話で請求手続き方法を問い合わる。後日、必要書類の案内を送付するとのこと。
9/11(金)
共済保険2件(日教済、県民共済)の「必要書類の案内」が届く。
県民共済はだけは、所定の死亡診断書でないとダメだそうだ。
病院に死亡診断書の請求に行かなくてはいけないのかあ、めんどくさー。
日教済の死亡共済金の書類をそろえ、発送。
保険といえば、契約者、被保険者が父となっている保険がいくつかある。すべて受取人が母になっているので、すべて受取人を変更しておきたいところだが、受取人変更は契約者である父がやらなくてはならない。代理で手続きする場合は、委任状やら印鑑証明やら何やらが必要となり面倒そう。受取人である母の相続人は自分一人であり、保険金請求時には受取人死亡の証明書(戸籍謄本など)があれば請求可能だそうなので、受取人はそのままにしておく。
9/12(土)
手続きOFF。
仏壇についてネットで検索。
自分は、仏壇&仏具苦手派。理由は「幽霊がでてきそうだから」(線香の匂いは好きだけど)。「チーン」って鳴らすのは"おりん"と呼ぶのかな、あの音が苦手。キリスト教風に写真で十分だと思う。
もし、部屋に置くならインテリア風の現代仏壇か...と、ネットで見てみたが、器用な人ならDIYで十分できちゃうんじゃないか。既製品を買ってくるよりも親族が手作りしたほうが心がこもってるんじゃないか。
江戸時代の檀家制度の名残で、いまだに葬儀=仏事ととらえている人が多い。いいかげん、古い習しからは脱却すべきだろう。
夜は東京へ。日生劇場「ジェーンエア」観劇。松さんを堪能。
終演後、新宿末広亭の深夜寄席へ。力尽きて後半爆睡...
9/14(日)
手続きOFF。
宅急便の再配達受取、JCBチケット(レミゼ 11/14昼の部)だった♪
郵便局に書留郵便の受取に行く。OMCチケット(宝塚雪組)だった♪
9/16(水)
AM
病院に県民共済用の死亡診断書の請求に出かける。受取は9/30頃とのこと。発行費用\5,250(税込)。他の2件は病院発行の診断書(コピー)で可。3件のうち、いちばん受け取り金が安い県民共済が、いちばん書類そろえるのに手間がかかる。不条理だ(笑)。フォーマットをそろえることで処理の事務は簡単になるからなのだろうが、お客様本位の仕組みではない。
PM
生命保険の担当者さんが来訪。手続き終了。死亡保険金は翌週には銀行口座に振り込まれるでしょうとのこと。
めちゃくちゃ早いじゃん、ジブラルタ生命♪外資系の保険会社だからなのか、書類はハンコレスだった。
9/17(木)
ゆうちょ銀行から「相続に関する必要書類のご案内」が届く。
・貯金等相続手続請求書(名義書換請求書)
・貯金等相続手続請求書(名義書換請求書兼支払請求書)
・被相続人の結婚から死亡までの連続した戸籍謄本
・相続人の印鑑登録証明書(代表相続人以外の相続人数分)
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・貯金通帳、貯金証書、キャッシュカード
代表相続人の本人確認は本人確認書類で行うので、代表相続人の印鑑登録証明書は不要とある。。
「被相続人の結婚から死亡までの連続した戸籍謄本」は、"連続した"というのが、戸籍謄本を請求きする側にとってはよくわからない場合が多いらしく、「役所・役場窓口でのお問い合わせの参考にご使用ください」というA4の案内がはいっていた。
書類がそろったら、ゆうちょ窓口へ持って行く(郵便局から貯金センター宛の封筒に入れて、窓口へ持ってゆく。「郵送しないでください」と注意書きがあるが、そんなら、最初から封筒を送ってこなけりゃいいのじゃないか。)
平日に窓口に行かなくてはならない。県民共済用の死亡診断書の受取予定日9/30(予定)に有休とって、病院とゆうちょ窓口に行くことにしよう。
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