ブラジル「怪物」
ブラジル
16-Feb-2011 19:30~21:40
駅前劇場
妊娠中の亜希子。小早川・新藤・轟は、自分が父親ではないかと彼女に尋ねるが、亜希子は「子供の父親はTSUTAYAで出会った宇宙人」と答える。やがて亜希子は自分よりも大きな赤ちゃん(辰巳智秋)を産む...。
異様に大きい赤ん坊=怪物というより、人間自体が怪物なのだというお話。無邪気な赤ん坊は本能だけで活動する怪物だし、子供を殺そうとする母親も怪物、嫉妬に狂った人間も怪物、ストカーも怪物...。
異質なものを怪物としてあつかう社会、そしてその社会に居る限り怪物になってしまうであろう亜希子。ある事件をきっかけに亜希子と息子は失踪するのだけれど、それは社会・常識という束縛から逃れ、自由な世界に飛び立ったような感じがして、ちょっと爽快であった。
蛇足
折込チラシ見て気がついたこと。次回ピーターパンは桑原裕子さんが演出するのだな。見にいこー♪
出演
福田亜希子(お姉ちゃん):桑原裕子(KAKUTA)
ジャンボ(息子):辰巳智秋
中崎克哉(かっちゃん):櫻井智也(MCR)
福田有希(ゆっき):羽鳥名美子(毛皮族)
小早川努(ツトム):諫山幸治
新藤欣一(新藤さん):中川智明
轟宗治(轟さん):本井博之(コマツ企画)
綾野涼香(涼ちゃん):堀川炎(世田谷シルク)
安野晋(安野さん):西山聡
作・演出:ブラジリィー・アン・山田
舞台監督:掛樋亮太
舞台美術:仁平祐也
照明:シバタユキエ
音響:島貫聡
衣装:中西瑞美
宣伝美術:川本裕之
チラシ写真/スチール:名鹿祥史
演出助手:高見大和(劇団豆大福)
票券管理:スギヤマヨウ(QuarterNote)
制作:恒川稔英、池田智哉(feblabo)
企画制作:ブラジル事務局
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