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July 31, 2011

Tef Seeker「美しき空蝉の羽」

Tef Seeker
27-Jul-2011 19:00~21:00
上野小劇場

Corich公演情報

 性同一性生涯の双子の姉弟。
男の心をもった姉は、義父に犯された過去を持ち、いまは家を出ている。
女の心をもった弟は、母親のもと、外に出ることを許されず過ごしている。
ある日、姉は恋人である女性を連れて、家に戻ってくる...

 朔夜はポータブルのカセットプレイヤーを片時も離さず、他人・自分の言動を録音している。
「言葉ほどあてにならないものはない」といいつつ、言葉によりどころを求めているのか。

 ラストで、薫子が朔夜がテープに吹き込んだ問いかけに応える場面があり、あー、もしかするとこのシーンが
やりたかったがための本作なのかなーとも思った。

 ただ、台詞が昔の美しい日本語なせいか(本作、小説で読んでみたいな)、どうしてもテープレコーダーが誕生する以前の戦前の日本のような雰囲気が全体にただよっていて、最後まで違和感が拭えなかった。劇中で時代設定を明示しているわけではないので自分がそう感じているだけなのだが、あれがテープレコーダーでなく、朔夜が書き綴った日記とかだったらしっくりきたのに、という点でちょっと残念。

 佐藤里真さん、もともとこの方のライブの司会を見たことがあったのだが、しゃべりはスローなのに間が絶妙で、「実はすごい人なのでは?、女優さんとしての佐藤さんを見たてみたい」というのが、今回観劇の動機であった。期待違わず。

 双子の姉役の下庫理ゆかさん、役柄上ボーイッシュな感じなのだが、これが美少年というか男前でかっこよすぎ。Studio Lifeの役者さんだよって言われたら信じちゃうと思う(笑)。

以下、箇条書きで

 ・小夜と薫子が抱き合う場面がとっても百合っぽくてよろしかった。
 ・運命に立ち向かっていく姉を、純真無垢な弟っていう設定の勝利。
 ・母親の持ってたライフルってSS9000じゃないかな?なつかしー♪
 ・床の軋み音はちょっとうるさかったが、慣れると気にならなくなった。

 上野小劇場は初めて。Google ストリートビューで確認してから行ったのに迷った。昼間と夜とじゃ景色変わるもんなー。


石村 薫子:佐藤里真
小野 清四郎:浅野光洋
岡 小夜:下庫理ゆき
岡 朔夜:周瑠紅甫
岡 美和子:伊藤さつき
岡 順次郎:松本健児

脚本、演出:周瑠紅甫
舞台監督:木村 俊之(Cinerama)、手代木 卓
照明:塚田隼輔
音響:渡邊 剛
デザイン:青木まい子
音楽:Claudia ysa

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