パラドックス定数「トロンプ・ルイユ」
パラドックス定数
14-Aug-2011 16:00~17:40
中野HOPE劇場
こんな楽しい芝居にめぐり合えるとは、なんて幸せなんだろ♪
馬と人間の二役という御趣向。
仕草と表情だけで馬を表現する演出と役者さんの力に脱帽。
レース場面は、ゲートオープンし馬が駆け出すと舞台袖にはけ、あとは実況のみとなるのだが、ワクワウドキドキ感がたまらない。実際に馬券買ってホンモノのレースを見ているのと同じような興奮を感じた。
ドンカバージョとアイゼンレイゲンが、海を見ながら大豆を食べる場面が、なんともほのぼのしてて大好きな場面。
横浜へ行けなかったウィンザーレディが落ち込む仕草がかわいかった。悪役をやることの多い西原誠吾さんが"落ち込んでる"っていうのがよいよなー。
あえて注文つけるとしたら、レースシーンの歓声で、もっと大音量だったら迫力でるのになーと思った(でも、地方競馬だし、あんなものかなって気もしなくはないけど...)
千秋楽でなかったら、もう一度観にいってただろうな。ぜひ再演を。
馬主/ミヤコヤエザクラ(15才馬):生津徹
調教師/カミカゼバンジョー(親分格の馬):加藤敦
調教助手/ドンカバージョ(元JRAの馬):井内勇希
厩務員/アイゼンレイゲン(メンタルが弱い馬):植村宏司
予想屋/ウィンザーレディ(レディだけど男馬):西原誠吾
青年/ロンミアダイム(逃げ馬):小野ゆたか
脚本、演出:野木萌葱
照明:伊藤泰行
舞台監督:金安凌平
音響:田中亮大
舞台写真:渡辺竜太
販促:副島千尋
制作部:たけいけいこ、今井由紀
制作統括:赤沼かがみ(G-up)
企画制作:パラドックス定数研究所
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