映画「さくらん」

賛否両論、少なくとも2chでは酷評であったので覚悟して見に行きましたが、そのおかげが結構面白く見られました(笑)
なぜ見たかと言うと、遊女役で出演している元宝塚月組の月船さららさんを見たいから。冒頭の張り見世のシーンで、土屋アンナのおとなりに座ってました。なんだかちゃーんと花魁になってた(笑)
時代考証がメチャクチャとか、全然吉原っぽくないとかで期待はずれというおともだちが多いようだけれど、「土屋アンナが花魁」という時点で、そんなもん期待していはいけないと思うのです。案の定、吉原の世界を借りて現代っ娘の紆余曲折を描いたようなお話になってました。
極彩色といっても、墨絵のフィルターをかませたような、ちょっと暗めの原色なので、目が疲れるようなことはありませんでした。
椎名林檎の音楽が秀逸。JAZZ風だったりタンゴ風だったり...およそ時代劇らしくない音楽。この音楽が無かったら多分退屈する映画。でも、音楽が流れると実にかっこよいのです。(BGV用にDVD買いたいと思いました)
夏木マリが、幕末太陽伝の女将(山岡久乃)にそっくり。ラストで清治と日暮が吉原抜け出し桜の下を走っていくシーンは、現世のしがらみから逃れていくようで、幕末太陽伝でフランキー堺が走り去っていくところに似てなくも無いよーな。
土屋アンナは、ヤンキーの花魁以外の何者でもないのだけれど、かっこよくて好きだな。男装(っていうのかな)のアンナはちょっとたまんねえですね(笑)
酷評されていても、自分的にはかなり好きな映画。作品の世界・雰囲気が心地よいのです(椎名林檎の音楽の貢献度が70%以上だとは思うけれど)
<おまけ>
...映画鑑賞後、初めて原作「さくらん」を読む。「笑う鬼」のくだり、映画じゃわかりにくいなあ。












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