演劇

May 15, 2008

唐組「夕坂童子」

唐組
11-May-2008 19:00~20:30
花園神社

Corich公演情報

080511b

夕暮れ、昼でもなく夜でもない、夕顔の花開くわずかな時間に坂の上からさす夕日にかざした手袋の先にいったい何が見えるのか。
手袋を夕日にかざすには、夕顔が必要っぽいのだけれど、せっかく取ってきた夕顔は散って萎れて役立たず...

最後は蓄音機のアサガオ管を夕顔にみたてて上手から坂の上に向ける六郎と下手坂の下で笛を吹く朝子。ストーップモーションで幕。
絵画のようで美しいendingでした。

あいかわらず、なんだかよくわからない世界ですが、「観た」という満足感がある不思議な舞台です。
(その世界にひたっているのが心地よいのだと思います。)

どの登場人物も、「出落ち?」っていうくらいキャラが強烈で面白いです。
・ビクターの犬を背負った女学生
・自称公爵、正装した便所清掃人
・パーマ機を被ったパーマ屋の娘

最前列よりも、2列目~3列目のほうが水かかったかも。
便器を洗った水なので、なんとなくばっちい気がしました(実際は作り物の便器なのでばっちくはないはずですが(笑))

客席にはチビッコもいましたが、今回はウンコネタが多いので、ある意味チビッコが喜びそうな世界でありました。

奥山六郎 稲荷卓央
谷朝子 藤井由紀
谷影三郎 鳥山昌克
風間夕子 赤松由美
蜂屋 久保井研
丘公助 丸山厚人
暮゛子(グレコ) 辻孝彦
情夜涙子 唐十郎
 
 
作・演出 唐十郎
作曲 大貫誉
舞台美術 劇団唐組
制作 劇団唐組制作部
デザイン 及部克人
原画 大鶴美仁音
表紙写真 藤澤邦見
データ制作 スタジオ・サラ
協力 ㈱文化印刷

ブログで検索「夕坂童子」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 12, 2008

風琴工房「hg」

風琴工房
11-May-2008 15:00~17:00 D-1
ザ・スズナリ

Corich公演情報

080511a

 水俣病というと、学校の社会科の授業で習った公害病としての水俣病と、時折、認定・裁判等メディアで報道される程度の知識しかなく、第2話で描かれた「みかんの家」(ほっとはうす)のような胎児性水俣病患者の支援施設・支援団体の存在は今回「hg」を観てはじめて知りました。
 恥ずかしながら、水俣病に限らず公害病に関しては、その因果関係・責任の所在が明らかになった時点で、自分のなかでは勝手に過去の出来事として片付けているようなところがありました。けれど、終わっていないのですよね。

 第一話「猫の庭」は、チッソ社内の報告会の様子。
 皆、排水に原因があると疑いながらも、知らない振りをし、事実を隠蔽しようとする者。事実の解明と社員としての立場の板ばさみにあう者。
 舞台は1959年ですが、最近の食品関係の不祥事に重なり現代の出来事のようなリアル感。

 "父親が大工で水俣病の疑いがある"という女子社員。会議終了後、部屋を片付けながら、医師細田に「とうちゃんに高校に行かせてもらって、おかげでチッソにも入ることができた」というくだりは、緊迫した会議の後だけに、心にしみました。

 そして第ニ話「温もりのいえ」2008年の現在へ。

 舞台転換の間、劇作家役の女性が、第一話の登場人物のその後を語ります。場面は1959年から2008年と飛んでいるのですが、この語りがうまいことその橋渡しになってますね。
 語りを聞きながら、第一話の椅子と机と黒板だけの寒々しい舞台が、「みかんのいえ」の暖かい雰囲気の部屋に変わっていく様子を見ていたら、不思議と涙が出てきました。(49年間の時代の流れが一気に押し寄せたからか、それとも「みかんのいえ」に希望が見えたからなのか、自分でもよくわかりませんが)

 第ニ話「温もりの家」は、ある劇作家が、水俣病を舞台化するために"みかんのいえ"を取材にきたという設定で、作・演出詩森ろばさんの取材記を、そのままセミドキュメンタリの形で描いているようですね。
 劇中で、"みかんのいえ"の理事長と劇作家の間で「ドキュメンタリーではなく、なぜ演劇なのか」という論議がありましたが、それは、"ドキュメンタリー"でなく"演劇"を観ている観客に対してもかなり挑戦的な一言だったと思います。
 とても印象的だったのが、全員が和気あいあいと作業をする場面で、理事長の目がとても冷静に彼らの様子を見ていたこと。
ドキュメンタリーは画面に切り出されたものしか見えませんが、演劇では、その場を全て描くことができ、観客は全てを同時に見ることができます。ドキュメンタリであれば、作業者と理事長を同じ画面で見ることは不可能だったんじゃないかと思います。
 個々を克明に伝えるのはドキュメンタリーに軍配があがるでしょうが、場の空気をありのままに伝えるには、演劇は最適な手段なのかもしれません。

 胎児性水俣病患者を演じた役者さんにも、演じさせた詩森さんにも拍手。余計な脚色をせず、ありのままに伝えようとしているのが成功していると思いました。

 劇作家役の女性を、あきらかに水俣病発生当時に生まれていない若者に設定したのも正解と思います。

 第一話、女子社員の靴下の折り返しがなんだか懐かしい。ゴムの緩み具合も妙にリアルで1959年っぽい。

 舞台前方下手と上手にある日本の細い棒は水銀柱を模しているのかな。

第一話「猫の庭」
細田一郎(チッソ付属病院院長) 佐藤誓
西川栄治(チッソ水俣工場工場長) 篠塚祥司
徳山寛治(チッソ水俣工場技術部長) 栗原茂(流山児☆事務所)
小澤照之(チッソ付属病院医師) 金替康博(MONO)
石渡俊一(チッソ水俣工場総務部員) 浅倉洋介
古浦美智子(チッソ水俣工場総務部員) 津田湘子
桑原早苗(チッソ水俣工場総務部員) 海原美帆
遊佐聡(チッソ水俣工場総務部員) 山ノ井史
敷島隆(チッソ付属病院 猫飼育係) 北川義彦
第二話「温もりの家」
高城ふみ子(「みかんのいえ」理事長) 西山水木(La compagnie an)
国東茜(「みかんのいえ」に来る劇作家) 宮嶋美子
川合洋治(「みかんのいえ」職員) 金替康博(MONO)
新原妙子(「みかんのいえ」職員) 海原美帆
須藤明美(「みかんのいえ」職員) 笹野鈴々音
古倉正一(胎児性水俣病患者) 佐藤誓
楠本滋(胎児性水俣病患者) 篠塚祥司
森山春江(胎児性水俣病患者) 松岡洋子
窪田亮司(胎児性水俣病患者) 栗原茂(流山児☆事務所)
石沢雄太(自閉症の青年) 山ノ井史
神保耕平(「みかんのいえ」実習生) 北川義彦
楠本侑子(滋の孫) 津田湘子
小岩井弘樹(袋小学校教師) 浅倉洋介
 
作・演出・衣装・宣伝美術 詩森ろば
舞台美術 杉山至+鴉屋
照明プラン 榊美香(I's)
音響プラン 青木タクヘイ
音響オペ 鈴木実枝子
舞台監督 小野八着(jet stream)
スチール 鏡田伸幸
演出助手 渡邉真二
制作 田中真実
企画・製作 ウィンディ・ハープ・オフィス

ブログで検索「風琴工房 hg」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

負味「Never, Neverland」

負味
10-May-2008 19:00~20:30
王子小劇場

Corich公演情報

080510b

 遊園地で楽しんでいる自分の姿が映ったビデオが送られてくる。しかし、まったく身の覚えが無い。
会社の同僚と、差出人の住所を尋ねると、そこは舞浜の有名なテーマパークの隣の名も無き遊園地で...
 ニセミ○キーに強引に入場させられる。ベンチにはゲームで遊ぶ少女が一人。少女から遊園地の地図をもらい、二人はアトラクションを楽しむことに...

ここからは遊園地のオムニバスコント
・フリーフォールは、床をフリーフォールの垂直方向に見立て、90度回した映像をプロジェクタで写す。ドリフでよく見た類のやつですね♪
・ジャングルクルーズは、野生の動物が出演。ライオン○ングな世界。
・ゲームコーナー
 公園にあらわれたゾンビを撃つシューティングゲーム。
 いろんなカードが出てくるサッカーゲーム。
・レストラン「ラ・パルテノン」
 15000円のコースなのに、前菜マックポテト、スープはカップヌードル、メインディッシュはうまい棒...
・メリーゴーランド
 動物のメリーゴーランド。新しい動物が追加されるが、見たことも無い動物で...
・観覧車
 観覧車から見る星空。ヘンな星座がいっぱい...

概略説明してもちっとも面白くないのですが、バカバカしくて大笑い。
自分的には冒頭のニセミッ○ーと、「ラ・パルテノン」のまじめな顔でチープな料理を給仕する高級レストランのくだりが一番可笑しかったですね。

ラストは映画館。
両親を早くに失い莫大な財産を受け継いだ孤独な少女(ベンチにすわっていた少女)が舞浜のとなりに名も無い遊園地をつくるまでの物語。
少女は今日も孤独な人にビデオを送るのでした。

橘も、実は失恋で傷心の身の上でしたが、名も無き遊園地で元気を取り戻し、帰っていきます。


人を元気にする遊園地は確かに夢の国。傷ついてやって来た、たったひとりのための夢の国。
おとなりの商業まみれの遊園地よりもよっぽど夢の国...と、言っているのかどうかはわかりませんが。
(たったひとりのため...といっても、自分のための遊園地では破綻する>マ○ケルジャ○ソンって教訓もありか。)

単なるコントだと思っていたものが、意外や意外、終わってみれば大人向けの童話な風情で、ちょっと感動しちゃいました。

橘 中崎ふく子
工藤 大竹篤(赤堤ビンケ)
女の子 本田留美
遊園地キャスト 塩瀬篤也
 夕部奈穂
 岡庭直樹
 佐々木隆志
 篠原正明
 中込恭史
 藤代和真(SPACE NOID)
声の出演 青木賢治
 前田真宏
 
作・演出 足利政紀
演出助手 藤代和真
舞台監督 田中圭介
舞台監督補佐 泉智之
舞台美術・宣伝美術 miwa23
大道具 塩瀬篤也、岡庭直樹
小道具 岡庭直樹、本田留美
動物製作 宮路央
衣装 夕部奈穂
ダンス振付 中崎ふく子
音響 前田真宏
照明 宮路央
映像 渡辺一樹、miwa23、足利政紀
映像協力・映像オペ 足利政紀
制作 久保寺暁子、本田留美

ブログで検索「Never, Neverland」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

黒蜥蜴

公演情報
10-May-2008 14:30~18:10
ルテアトル銀座

Corich公演情報

080510a

はじめて生で見る美輪明宏様♪
性別年齢を超越した存在感。洋装和装を問わず立ち振舞いが綺麗でした。

最終場面の美術館のセットがゴージャス。

高嶋政宏の明智小五郎は濃い。やっぱり濃くないと美輪・黒蜥蜴にはつりあわないのだろうな。

ロビーは花だらけですごいことになっていました。
胡蝶蘭屋ができそう。

カタカナの名前って目立ってよさげです。
なんだか目がゆく「ベッキー」の文字(笑)

緑川夫人実は黒蜥蜴 美輪明宏
明智小五郎 高嶋政宏
雨宮潤一 木村彰吾
岩瀬早苗 中野真渡嘉
岩瀬庄兵衛 鯨井智充
老家政婦ひな実は青い亀 有田麻里
朱儒 日野利彦
朱儒 マメ山田
女中 愛子 城月美穂
女中 夢子 高森ゆり子
女中 色江、生人形愛子 小林香織
 
 
原作 江戸川乱歩
脚本 三島由紀夫
演出・美術・音楽・衣装 美輪明宏

ブログで検索「黒蜥蜴」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

劇団鹿殺し「ヤセマッチョの不夜城」

劇団鹿殺し
9-May-2008 19:15~22:50
新宿RUIDO K4

080509

現地到着が19:00頃、入場の列も伸びていて、入場は19:30頃。
すでに、キャプテンクーコッチのオープニングアクトはスタートしていて、ステージ上ハイテンション。
クーコッチファンの方もいたようで、私同様、スタート後の入場になったためにブーブー言う声が聞こえましたが、
オープニングアクトって前座さんでしょ、前座さんの時間は客入れのための時間と言えなくもないので、まーOKか。

新メンバーのみなさん、初登場の「2008年度版百千万」は白塗りだったりその他大勢で役代わりも多く、正直誰が誰やらわからなかったのですが、今回、ようやく顔と名前が一致しました。
橘氏のパントマイム、山岸氏のバレエ、円山嬢のフラメンコ等、どこまで本格的にやってたかはわかりませんが、皆さんか踊れる方なかりのようですね。

オープニングアクト:キャプテンクーコッチLIVE

ヤセマッチョの不夜城オープニング

ピエロとおじいさん
 ピエロ:橘輝

モンドグロッソとお城の衛士
 バレエ

そのころ、お城のお坊ちゃまたちの部屋では・・・
 オレノグラフティ・山岸門人兄弟のボーイズラブ風ピアノデュオ

お城のばあやたち
 怪談百物語 傅田うに(面白恐さが絶品)
 恐い話 稲川チョビん二

休憩 LIVE1(特別ゲスト パピルス編集長 日野淳)
 尾崎豊熱唱、日野淳氏歌ウマ。

お城の前の広場では・・・
 えせスパニッシュバンド(笑)

座頭市来たる・・・
 オレノ・座頭市vs丸尾丸・蘭こうのすけ
 丸尾丸さんの、褌一丁にメイクwith花飾りの倒錯具合が◎。

休憩 LIVE2(特別ゲスト 政岡泰志、小林健一)
 政岡氏「やっぱ好きやねん」歌唱
 小林氏は歌の最中にトイレで尿検査。歌終了後に「糖でたっ!」と言って再登場(笑)

お城の前の広場に集まる町娘たちに襲い掛かる恐怖
 町娘のポエム朗読~歌~ゾンビ来襲
  円山チカ・坂本けこ美・チョビ・傅田うに
 坂本けこ美さんのトランス具合が爽快。

お城のお坊ちゃまたちのレクイエム
 戦場のメリークリスマス。

あの男のその後~バンド野人~
 全裸歌唱。
 暗い中、時折バックからフラッシュライトのような照明のみで、前張してるのかしてないのか判別困難(笑)

休憩

ヤセマッチョの不夜城第2部音楽劇「歌の王子様」
 ヤセマッチョ版・星の王子様。
 
 森でニワトリのピヨコちゃん(丸尾丸)に育てられた少年(菜月チョビ)は、自分がヤマセッチョの王子だということを知り、城に戻る旅に出る。その途中で、いろいろな人物に会う。
わがままな殿様や、自分がいちばんだと思っている男、忙しく計算し続ける連中など、星の王子さまになぞらえて。
ラストでは、"蛇の毒"ではなく"鹿のオシッコ"で再び森へ帰ってゆく。
チョビさんのモノローグが聞かせる。

アンコール「燃えて鹿殺し」
久しぶりに聞いた。名曲だなあ。
昔の路上ライブを思い出すと同時に、山本聡司氏のフレディマーキュリー芸が見たくなりました。

約三時間半、オールスタンディング(怪談コーナーのみ着座)はちょっとキツかったけれど、内容には満足♪

ブログで検索「ヤセマッチョの不夜城」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

May 04, 2008

青果鹿「しゃなりしゃなりと闇夜の鱗粉」

青果鹿
3-May-2008 19:00~20:30
サンモールスタジオ

Corich公演情報

Syanari

 八百屋さんのような劇団名と毎回怪しげなタイトルで気になっていたですが、なかなか見ることが出来ず、今回初めて拝見。

 唐十郎の世界のようでした。突飛なキャラクタや音楽が特に唐十郎って感じなのですが、内容の説明しにくさも唐十郎。マリアの受胎告知に不倫やら堕胎やらをからめたようなお話でしょうか。いずれにせよチラシの貴婦人風の写真とは全く関係ないような...(笑)

 アコ-ディオンの生演奏付。

 "お便所が詰まってしまい、たいへん"な状況で三人のマリアが「お便所~♪」を連呼する歌や、"敬信のマリア"が三味線弾きながら「みゃ~みゃ~♪」鳴く歌など、まじめにバカバカしい歌を歌っていて可笑しい。

 ラストは、ちょっと唐突な気も。これに赤テントのようなカタルシスが加わればなあと思いました。(さすがに赤テントのような屋台崩しは室内の劇場では無理でしょうが)

慈愛のマリア 白石里子
清純のマリア 今井由香利
敬信のマリア 本田めぐみ(劇団ダルメシアン)
セールスマン 栗田 星淳一
便所修理屋さん 小沢 鯨井智充
昆虫博士 名和靖 犬塚浩毅
昆虫博士の弟子 笹山 吉田賢司
月夜の詩人 水谷力
アコーディオン奏者 美咲英里
 
脚本・演出 澤藤桂
美術 丸山賢一
照明 松本永(光円錐)
演出助手 眞壁良輔
制作 青果鹿

ブログで検索「しゃなりしゃなりと闇夜の鱗粉」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 30, 2008

廻天百眼 過虚飾展「ファイナルエロスグロテッサ」

廻天百眼×アムの解散のエログロ詩吟オペレッタショウ

廻天百眼
29-Apr-2008
新宿眼科画廊

080425a

国立演芸場の花形演芸会、仲トリの喬太郎師匠まで聞いて新宿に向かおうと思っていたのだけれど"小泉ポロン""イワイガワ"という、初見の芸人さんへの興味を抑え難く、結局最後まで見てしまい、新宿眼科画廊到着が16:30。

入場すると、立見で入り口まで詰まってました(笑)

 場内サウナ状態、汗かいて毒がすっかり外に出た感じ。途中退場されるお客さんもいた模様。自分は最後列だったので、中央で前後左右囲まれるよりマシだったかもしれません。

 前半が"アムの解散"ミニライブ、後半は廻天百眼メンバーが加わり詩吟オペレッタショウ。

 年表朗読の体で、過去から現代そして予測される未来を描く。
 人と人の隙間から様子がうかがえる程度で、ほとんど見えなかったのですが、音楽と語りを聞いてるだけで内容はだいたい把握できたのと、ダンスは直に見えなくとも壁に影が映っていて、ちょっと007シリーズのオープニングタイトルっぽい気分が味わえたり(笑)。
 客席抜けて行き来する場面もあり。最初、コスプレのお客さんが調子悪くなって這って退場しているのかと思ったら、役者さんでした(笑)。
 位置付けとしては七月公演のプレイベントだと思うのですが、よく見えなかった分、七月公演が見たくなりました。
"アムの解散"、初めて聞きました。前半は一般受けしそうなおとなしめの曲でしたが、後半はかなり暗黒面剥き出しでGood。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

April 29, 2008

天然スパイラル「THE★ベスト天」

天然スパイラル
27-Apr-2008 19:30~20:30
恵比寿 天窓switch

もともとギリギリ到着予定が、湘南新宿ラインに遅れ発生で、約5分の遅刻。
会場に入るとすでにスタートしていて、特攻服着て歌を歌ってました。

過去作品の名場面集のようですが、すべてお笑いの場面なので、コント集になってました。

 オープニングの歌とダンス、芝居(コント7本)、フィナーレのダンス。
トークがあって、歌。あっという間の60分弱。

 自分的には、竹内由布子にライバル心を燃やす話(「女の妄想」)、竹輪でなんでもつくってしまう妹(「姉妹」)、「男と女」が面白かったなあ。

 コント7本で、全員コメディエンヌにしか見えなくなったところで、ダンスシーン。
さっきまでコントやってた人だとは思えぬかっこよさ(笑)

 終盤、厨房方面からカレーの良い匂いが漂ってきました。カレーで打ち上げかなあ。

 ライブハウスなので飲食自由ですが、芝居の最中はなかなか席を立ち難いので、合間に、歌とダンスをもっと入れたほうがよかったんじゃないかと。休憩いれて2ステージ構成にするのもよかったのでは。物販タイムになるし、アルコール飲むとトイレも近くなるし(笑)

 前回公演の「トワイライト女王」DVDを購入。
薄型ケースで、場所とらないのがうれしいニャ。

♪「浮船」
   第5回公演「つまさき立ちの女」より
♪「ジャミラの巡回」
   第9回公演「バス女」より
1「力女VSバス園」
   第9回公演「バス女」より
2「来世で!」
   第7回公演「麗しき崩壊」より
3「女の妄想」
   第7回公演「麗しき崩壊」より
4「姉妹」
   ラジオ劇より
5「ガールズトーク」
   第9回公演「バス女」より
6「男と女」
   第5回公演「つまさき立ちの女」より
7「コンビネーション」
   第9回公演「バス女」より
♪「go the distance」
   第9回公演「バス女」より

キャスト 中塚未乃
 小比木まゆみ
 竹内あすか
 丹羽あおい
 平島茜
 
スーパーシャドー 遠藤尚
宣伝美術 木村茜
振り付け 渡邊夏樹、天然スパイラル
制作 加藤浩之

ブログで検索「ベスト天」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Zokky「ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2」

Zokky
26,27-Apr-2008
王子小劇場裏エレベータB1

Corich公演情報

080426d

 部屋に通され、白線の内側に立って待っていると、壁が近づいくる。のぞき穴を覗くと、まだ真っ暗。派手な音と光のオープニングのあと暗転。
 のぞき穴の扉が開いて芝居スタート。

 見えない部分の想像力で補完するわけで、話の全貌が見えない最初のシーンなどは、頭のなかではとんでもない場面がひろがってきます。
 で、見えないところを無理やり見ようと覗き穴を斜めから覗き、ちょっとがっかりしたりして...(笑)。


「男と女」
出演
 小玉慶晴(ビッグアップル)
 佐々木なふみ(東京ネジ)

 見た目は大人心は6才の男と、身も心も大人の女性とのやりとり。
女性役の佐々木なふみさんの雰囲気がそう思わせるのでしょうが、フランスB級お色気ムービーっぽさがたまらなく良い。


「君の胸に抱かれたい」
出演
 畔上千春(ボーダビッチ)
 碓井清喜
 大塚秀記

 巨乳に悩む女。彼氏が胸を思い切りわしづかみにすると、突然胸が爆ぜてコンプレックスから解放。
爆ぜた後の光景が、まるでアルプスの少女ハイジに出てきそうなさわやかな草原のように感じられ、バカバカしいけれど、この上も無い爽快感(笑)

「冥土の果て」
出演
 清水那保(DULL-COLORED POP)
 田中龍
 大塚秀記

 元はメイド喫茶だったけれど、今ではお客さんがメイドの扮装で攻められる新手のお店の話。
向こうからのぞきかえしてくる場面は、三本中一番多く、ドキドキ度高し。
ロウソク越しに見られると、向こうからこっちが丸見えのような気がして恥ずかしい(笑)。


 どの作品がベストかというと...「おかかとシャケと昆布、どのおにぎりが好き?」っていうのと同じで、それぞれ違ったよさがあって甲乙つけがたし。

 後ろめたい気分になりますが、それゆえ、ものすごく楽しい。

 初日、王子着が20:30過ぎ。駅を出たら雨降ってたのでam/pmで傘購入。休憩あけの20:50を待って受付へ。「男と女」を見る。およそ10分待ち。耳栓がわりのCDプレイヤーは、最初はどこがどのSWだかわからず。適当に押してたら音でた。
 パンフ見たらテーマ曲のRimixアルバム版だそう。ボサノババージョンがライブ風というか宅録風なのだけれど、結構気持ちよい。「男と女」終了後、購入。

 2本目を受付、約30分待ちだったので外へ。すでに雨止んでた。ビニール傘さん、短い任務だったね、ありがとう。今川焼の屋台発見。昼間観たパラドックス定数「HIDE AND SEEK」の劇中に今川焼が出てきてたっけ...ってんで衝動買い。ここはやっぱり小倉餡。
 さすがの夢野久作も、後の世でチョコだのカスタードだの変り種が登場するなんて想像できなかっただろうなあ。

 戻って2本目拝見。3本目は別途。(なんだかこの日は客多数で終了時間延長したっぽい)

 翌日。日比谷で「レベッカ」を見た後、京浜東北線で王子へ。伊東線で人身事故の電光掲示。今朝は中央線でも人身事故あった。最近多いぞ人身事故。
 受付は17:10頃だったか、休憩はさんでの90分待ちとのことで、外へ出る。
そーだ、「Sister」のチケット引取しとかなくちゃってんでファミマさがしたけれど、王子駅周辺にファミマは無いのね。北とぴあにチケットぴあカウンターがあるのを思い出す。
早めの晩御飯。回鍋肉定食with生。なんだかすげー満腹。中華屋なのに有線で演歌が流れていた。日中友好。

 今日も今川焼の屋台は出ていたが、満腹中につき通過。

 三本目拝見。

 「覗き」という後ろめたい行為だからか、会場がいかがわしい雰囲気だからか、見終わると、さっさと外でなくちゃって気分になる。アンケート用紙もはいってたけど、書いた人いるのかな。アンケート書き書きスペースでもあればいいのに。それか表にアンケート投函用のポスト置いとくとか。


蛇足

音楽が耳についてはなれませぬ(笑)

作・演出・音響・舞台美術
宣伝美術・WEBデザイン 
小林タクシー
舞台監督・制作 佐伯風土
照明 兼子慎平(La Sens)
写真撮影 堀奈津美
楽曲提供 JUN、佐藤拓馬、nem
渡辺端文、STELF
遠藤留奈、JME

ブログで検索「ZOKKY」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

レベッカ

公式ページ
27-Apr-2008 13:30~16:30 4列5
シアタークリエ

Corich公演情報

080427a

 原作も映画版も見ていないので正真正銘の初「レベッカ」。ミステリとしては2幕が特に面白い。リーヴァイの音楽がドキドキワクワク感を盛り上げます。

 レベッカの死の真相、今の感覚では、法律にしたがって罪を償わなくても良いのかと思うのだけれど、法律よりも家としての秩序を重んずるというか、それがゴシックロマンなんでしょうね。

 大塚ちひろさんは、ぱっと見がサザエさんに見えてしょうがなかったのですが、上流階級出身ではない部分も、後半の活動的な部分も、ある意味サザエさん的だから適役なのでは。

 山口祐一郎さん。客席にファン多し。カテコでは「ユーイチロー」の掛け声あり。
活躍するというよりも、マキシムとしてそこに居るのが役どころなのかな。活躍するのはまわりの人間だから。これも適役。

 シルビアグラブさん、最強。
"わたし"を追い詰めるダンヴァース夫人の怖いこと。彼女の歌う「レベッカ」が耳に残りました。

 石川禅さん。なんだかとっても浜畑賢吉というか高橋"うっかり"元太郎ライクないい味出してました。雰囲気。歌い手というより役者さんとして脇を固めてました。


 今回4列目での観劇。役者さんが近いのなんの。役者さんの位置とPAから聞こえる声の向きのズレは三分で気にならなくなりました(笑)
 本来は日生クラスの劇場が適当かと思うですが、シアタークリエという中規模な空間で観る贅沢さはあったかと思います。

 賛否あるようだけれど、久しぶりのミュージカルの醍醐味を感じてリピートしたくなりました。いや、4列目で見たから、そう思うのであって、後方席で見たら狭苦しく感じたりしてね(笑)

マキシム 山口祐一郎
わたし 大塚ちひろ
ダンヴァース夫人 シルビアグラブ
フランク 石川禅
ファヴェル 吉野圭吾
ベン 治田敦
ジュリアン大佐 阿部裕
ジャイルズ KENTARO
ベアトリス 伊東弘美
ヴァン・ホッパー夫人 寿ひずる
 
フリス、宿泊客、群衆 他 松澤重雄
ナサニエル・ホーリッジ、召使い、影 他 武内耕
ヘッドウェィター、召使い、ゴルファー 他 齋藤裕加
ロバート、宿泊客、ゴルファー 他 俵和也
宿泊客、召使い、ゴルファー 他 名児耶洋
ボーイ、召使い、ゴルファー 他 
 
クラリス、宿泊客、ゴルファー 他 河合篤子
ミセス・ラザフォード、ゴルファー、招待客 他 鈴木結加里
宿泊客、メイド、ゴルファー 他 水谷祐紀
宿泊客、メイド、招待客 他 碓氷マキ
ホテルフロント、メイド、ゴルファー 他 中村友里子
メイド、ゴルファー、招待客 他 石田佳名子
 
脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツ
音楽 クリストファー・リーヴァイ
原作 ダフネ・デュ・モーリア
演出 山田和也
翻訳・訳詞 竜 真知子
音楽監督 甲斐正人
歌唱指導 山口正義、ちあきしん
美術 伊藤保恵
照明 成瀬一裕
衣裳 小峰リリー
ヘアメイク 川端恵理子(スタジオAD)
音響 本間俊哉
ステージング 田井中智子
オーケストラ (株)ダット・ミュージック
 東宝ミュージック(株)
指揮 西野 淳
演出助手 末永陽一
舞台監督 鈴木政憲
翻訳 長谷川真実
翻訳協力 迫 光
プロダクション・コーディネーター 小熊節子
プロデューサー 横田優希
スーパーバイザー 岡本義次
製作 東宝

ブログで検索「レベッカ クリエ」

| | Comments (0) | TrackBack (1)

月影番外地「物語が、始まる」

公演ページ
26-Apr-2008 18:00~19:45 I-6
赤坂RED/THEATER

Corich公演情報

080426c

 原作は川上弘美さんの同名小説。未読です。

 いい話でした。今度、原作を読んでみようと思う。

 自分よりも寿命の短い相手を世話して看取る過程の気持ちは、犬や猫を飼っていた人には共通の、とても身近な気持ちなだと思うのですが、この話に登場するのはペットではなく、恋愛対象としての男の雛型だから、さらに感情は複雑になりますね。

 舞台上にセットらしいセットは無く、劇場の壁剥き出し。
中央に山台。場面に応じて机やら椅子らしき黒い直方体が登場するのみ。

 静かにはじまり、静かに終わります。それは三郎の一生のようでもありますね。
(寝不足だと、絶対寝てしまうと思います。)

 不思議なのは、静かな場面ほど、妙に鮮明に脳裏に焼き付いていたりすること。いろんな想像が働いて、頭の中では濃密な場面になっちゃってるからなのだろうなあ。

 子供から老人までを演じた辻修さんがすばらしい。動物電気で見せるお笑い系迷惑ジジイではなく、しんみりと泣かせる老人の姿でした。

山田ゆき子 高田聖子
本城 加藤 啓
三郎 辻 修
 
原作 川上弘美
演出 木野花
脚本 千葉雅子
照明 宮野和夫
照明操作 林美保
音響 内藤勝博
   小笠原康雄
振付け 小林顕作
演出助手 柏木俊彦
舞台監督 福澤論志
 棚瀬、巧十至福団
演出部 渡邊亜沙子
大道具制作 C-COM
運搬 帯瀬運送
宣伝美術 東學(一八八)
宣伝写真 谷敦志
宣伝ヘアメイク 西岡達也
制作助手 湯川麦子
制作 岩本理恵
プロデュース 岩間多佳子
提携 赤坂RED/THEATER
企画・制作 株式会社アール・ユー・ピー

ブログで検索「月影 物語が、始まる」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

パラドックス定数「HIDE AND SEEK」

パラドックス定数
24-Feb-2008 15:00~17:00
ザムザ阿佐ヶ谷

Corich公演情報

080426b

作家と作品のキャラクタが対話し虚実入り混じる設定というのは、割とよくある手法(特にマンガでは、作中にわざと作者を出すのは常套手段だと思います)。映画の「RAMPO」も乱歩の世界と明智の世界が入り混じっていました。

ところが、この「HIDE AND SEEK」の面白いところは、
・三人の作家とそれぞれの生んだキャラクタが(キャラクタが作品の枠を飛び出して)入り混じる。
・別のキャラクタを同じ役者が演じている。(乱歩の小林少年=久作の呉)
三人とも、単に交流があったというだけでなく、作品上でも大きく影響しあっていたということでしょう。

 自分は作家ではないのですが、横溝の言う「作品のキャラクタが自分に語りかけてきてくれて、作品ができあがる」というのは、俗に言う「勝手に筆が進む」ということでしょうし、逆に書けない状況が、作品の登場人物がどんどん逃げていってしまうようなもの、というのはわかる気がします。

 編集者と称してあらわれる黒服の男、貪欲に作品を求める読者の総体であり、時として作者を追い詰める脅威の存在。自分は読者側の立場なのですが、黒服の男に自分を投影し、自分自身を舞台上に見てしまうせいか、ちょっとへこみました。実際は、読者のおかげで作者は飯が食えているのだから、堂々と読者であればいいんですよね(笑)

 作家とキャラクタの「HIDE AND SEEK」であり、読者と作家との「HIDE AND SEEK」。

 「作家は死んでも、作品が残る限りキャラクタは死なない」というくだり。そのとおり、作家たちは亡くなっても、作品は今世にも残っています。作家でない者としては、とてもうらやましい。

 作家と作品キャラクタが楽しく語り会うながら幕となります。これは、作家は死ぬ...でも作品が残る限り、作家の心も作品とともに行きつづけるというとかと思います。この終わり方がとてもさわやかで爽快に感じられました。

 「東京裁判」のような一分の隙もない濃厚な舞台を期待していたので、ちょっと肩透かしをくらった気はありますが、笑いも多く幻想的な味わいもあり、十分面白い。欲言えば、乱歩・久作・正史の当時の実年齢に近い役者さんで演ってもらえたらなあ。


 ドグラマグラを読んで知っている客さんは、明智小五郎シリーズや金田一耕介シリーズを知っているお客さんほど多くはないと思います。終演後も、そんな声がチラホラ聞こえました。自分は、読んだ記憶ははっきりしてますが中身はほとんど忘れてました。また読もうっと。

 犬神家の一族、遺言書公開のくだりをホームドラマ風に再現した場面は、やはり元ネタを知っているお客さんが多く、会場は大爆笑。犬神家ってミステリーのイメージが強すぎて気づきませんでしたが、本質的に遺産をめぐるホームドラマだったのだなあと、目からウロコな気分。

 横溝正史役の今里真さんは、あの関西弁は正しいのかどうかは、自分はネイティブでないので判断しかねるけれど、大坂の大店の道楽息子っぽい雰囲気がよいですね。「たちぎれ線香」の若旦那なんかピッタリなのでは。

 先行予約特典の「ぱ」のマーク入り巾着袋をいただいた。
けっこういい布使ってるっぽい。土足厳禁のザムザを意識してのことか、靴袋にしては寸が足りないのが素敵(笑)。だっていい布だもの、きれいに使いたいもんね♪

夢野久作 植村宏司
江戸川乱歩 十枝大介
金田一耕介 西原誠吾
明智小五郎 井内勇希
横溝正史 今里真
呉一郎 酒巻誉洋(elePAHNTOMoon)
編集者 小野ゆたか
 
作・演出 野木萌葱
照明 正村さなみ(RISE)
舞台監督 渡辺陽一
小道具 桜井徹
音響 古場田良子(オフィスFLIP-TOP)
宣伝美術 
写真 渡辺竜太
販促 副島千尋
監修 赤沼かがみ(G-up)
制作 村上朋弘(オフィスFLIP-TOP)
企画製作 パラドックス定数研究所

ブログで検索「パラドックス定数 HIDE AND SEEK」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

soulstory「蜻蛉の華 ~クサリメグリ~」

soulstory
26-Apr-2008 13:00~14:00
遊空間がざびぃ

080426a

 パンフによると、スパイとの恋という、敵対する者同志の恋を描きたいというというのがそもそもの動機だったらしい。で、これを蜻蛉と蜘蛛という互いに捕食関係にある虫になぞらえたのが、この舞台。

 蟻を食う蟻地獄、蜻蛉の屍骸を喰らう蟻など、蜻蛉と蜘蛛以外の虫の在り方・絡み方が面白い。

 見る限り、皆さん、かなり実力のある方ばかりのよう。もっと広い空間で伸び伸び踊ったなら、今以上に迫力のある舞台になったのじゃないかと思うのでした。

薄羽蜻蛉(露)成虫 風戸蒔
蟻地獄(露)幼少期 鈴木愛(SAN-March)
紫蘭 小藪有未(Dance Arabesque)
バッタ 中川涼
蜘蛛(朱知) 小村作真
蜘蛛 執印徳枝
   高倉亜樹
   長谷川真弓
   花田千紘(劇団日本児童)
蟻 加藤郁子
  桑原薫
  谷山知宏(花組芝居)
  花田麻由子(劇団美舞和)
 
脚本・演出・振付 小村作真
エンディング音楽製作 秦修
音響 大石和洋
照明 南出良治
衣装 園山織衣((株)つばさプロジェクト)
宣伝美術 秋山諭、木下尚子
制作 SOULPROJECT(大路 紀子、小村 作真)
制作協力 川井麻貴(SEABOSE)
写真撮影 武藤奈緒美
ビデオ撮影 本間明

ブログで検索「蜻蛉の華」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 22, 2008

バジリコFバジオ 人形劇「赤ちゃん探偵アクトンベビー」

バジリコFバジオ
20-Apr-2008 19:00~19:30
OFFOFFシアター駅前劇場

Corich公演情報

080418_2

 会場に入ると余分な椅子は片付けられて、中央に三列(お客さんは30人くらいだったかなあ)。
こじんまりしていて、いかにも人形劇って風情でよいですね。
4列目特設席には本編登場の人形たちが座っていて、お客と一緒の観劇でした(笑)
人形へのお触りこそNGでしたが、間近で見放題。ホントによく出来てます。オイラも一匹作ってみようかな♪

 「最北端の姉妹~長女のヒグマ」の劇中に登場したマンガを人形劇化。

 赤ちゃん探偵アクトンベビー
元は団塊の世代の中年オヤジ。団塊の世代を憎む悪の秘密結社により、見た目を赤ん坊にされてしまった。
見た目は赤ん坊、中身はオヤジ。しかし彼にはクジラの肉を食べないと、見も心も本当の赤ん坊になってしまうという弱点があった。
 赤ちゃん探偵アクトンベビーは、助手の山○紅葉とともに、今日も戦う...

 とあるマンションの一室で起きた事件を解決するために呼ばれたアクトンでしたが、話はどんどんおかしな方向に転がっていって
鯨の肉をめぐり太平洋で反捕鯨団体との戦うというムダに壮大なラストへ(笑)

 あっという間の30分の人形劇。

 ステージの奥行き生かして、人形が奥から手前を行き来するところは3Dな趣で面白い。
今回は独立した人形劇の回でしたが、スペシャルイベントとして、どこぞの回に付けてもらえるとありがたいかも。

次女のフクロウ 
アクトンベビー 横島裕
モミヂ 三枝貴志
ナギサ 田中あつこ
フナコシ 武藤心平
テツコ:黒柳 中込恭史
青マチャアキ 近藤佳秀
黄マチャアキ 松本大卒
バックベアード 松本大卒
ミワさん 武田論
クリステル 本田留美
猫A 本田留美
猫B 田中あつこ
猫船長 武藤心平
反捕鯨団体の人 近藤佳秀
唇男爵 松本大卒
その他諸々 豊田裕樹
 
作・演出 佐々木充郎
照明 今西理恵(LEPUS)
音響 筧良太(Sound Cube)
スチール撮影 安みさと
衣装協力 近藤真紀
特殊小道具 丹羽敬之・アルマジロウ
舞台美術 稲田美智子
舞台監督 中西隆雄
制作 田辺恵瑠
人形制作・宣伝美術 木下実香
企画・製作 バジリコFバジオ

ブログで検索「最北端の姉妹」

| | Comments (1) | TrackBack (0)

バジリコFバジオ「最北端の姉妹」

バジリコFバジオ
18-Apr-2008 19:35~21:15 「次女のフクロウ」
20-Apr-2008 14:00~15:40 「長女のヒグマ」
OFFOFFシアター駅前劇場

Corich公演情報

080418

【次女のフクロウ】

 次女マサエは最北端の島、カフカ島の診療所で働く看護士。

 悪夢のような現実を夢の中の出来事に変えてしまうという"フクロウ"の不思議な力で、地下にかくまっている夫を無実の人とするために……。

 このフクロウ、かなりの曲者で、マサエとの約束など反古にし、人に悪夢は見せるなどのやり放題。
凍傷で診療所に運ばれてきたナゾの少女、このフクロウに夢と現実を入れ替えられてしまったらしく、元通りにさせるべくフクロウの前にあらわれたらしい。
 やがて、このナゾの少女は、マサエの娘クロエが15歳になった姿だとわかる。
不幸な現実と夢を入れ替えることは、現実の世界の存在である娘を失うことでもあると知るマサエ。
クロエは、自分はいつか必ず生まれ変わるからと、母親に現実と夢の入れ替えを促す...

 ラストは、失踪中の長女オリエが大きなお腹で登場。マサエが「クロエ」と叫ぶと、オリエのお腹の子が元気よく反応して...幕

【長女のヒグマ】

 オリエに命を救われた仔熊による「仔熊の恩返し」。

 『次女のフクロウ』から一ヵ月後の世界。
次女マサエがオリエが出産したという乳児とともに蒸発する……

 「約束どおり、三女のイリエが15歳になるまでにイリエを幸せにすること」
約束を思い出せないオリエ。姉をなじるマサエ。
やがて、イリエの出生のナゾが明らかになります。カギを握るのは異空間に住むクチビル男爵はオリエに言う。
「イリエを幸せにすることが無理なら、イリエに、"幸せとは何か"を教えること」
仔熊のチカラで再び夫婦の幸せ、姉妹の幸せを取り戻す...

-----------------

 2本ともコメディの要素は強く、特に「長女のヒグマ」の今藤さんのコメディエンヌっぷりが見事で大笑いさせていただきました。しかし、後半はファンタジー色強く、"ちょっぴり泣けるいい話"。

 「次女~」と「長女~」、まるで「ウィキッド」と「オズの魔法使い」の関係のよう。
緑顔のキャラが出てきたくらいなので、絶対意識して作っていると思う。

印象に残った場面をリストアップ
次女のフクロウ
・ユメノの寝言。多分武藤心平さんのアドリブと思われ。面白い。
・田中あつこさんのフクロウ(弟)、インパクト大。
・オッサンウニモドキ、ロシアンルーレット
 中身はプリンっぽかったけど、練乳かけて食べてた。超甘で気持ち悪そう♪
・リアルゴールドを"黄金色の現実"と称し、夢と現実を入れ替える魔法の水として使われています。
 照明の加減もあるのでしょうが、グラスに注がれるリアルゴールドが綺麗。

長女のヒグマ
・仔熊をあやしているオリエ。絶妙のコンビネーション。熊かわいい♪
・オリエが青年医師とわざとイチャつくくだりの手の握り方、誰の演出なのかわからないけれど上手い。
 (...っていうか、アレ、ちょっとやってほしいな(笑))
・田中あつこさんのゴスロリコスプレ似合いすぎ。
・武藤さんの中国人芸(チャンさん)は秀逸。

 画鋲ネタ、フリスクネタはどちらにもあり。「次女~」のキャラが一瞬「長女~」に出てくるお遊びもありましたが、異空間を通して、二つの時間が繋がっているとみるのは、考えすぎか?(考えすぎだろうな)


 すべて、前説担当の美○明宏(人形)が見せた幻だったような気がしないでもない。

次女のフクロウ 
マサエ(次女) 木下実香
オリエ(長女) 今藤洋子
イリエ(三女) 田中あつこ
ジロ:タロの弟 近藤佳秀
オオワダ:漫才師、ジロは昔の相方 武田論
ユメノ:ナルコプレシーの患者 武藤心平
タロ:マサエの夫 豊田裕樹
凍えた少女 本田留美
チキチータ:タロの愛人 中込恭史
ヒロシ:イリエの同級生 三枝貴志
モヤシ:イリエの同級生 横島裕
イワノフ(声):自称ロシア人のピロシキ売り 豊田裕樹
フクロウ(声) 横島裕
 
長女のヒグマ 
オリエ(長女) 今藤洋子
イリエ(三女) 田中あつこ
マサエ(次女) 木下実香
フジオ:オリエの夫 樋山剛一
青年医師:診療所に赴任 松本大卒
ヒロシ:イリエの同級生 三枝貴志
モヤシ:イリエの同級生 横島裕
急患の患者 中込恭史
チャンさん:求人でやってきた中国人 武藤心平
ジロ 近藤佳秀
仔ヒグマ(声) 本田留美
唇男爵(声) 横島裕
 
作・演出 佐々木充郎
照明 今西理恵(LEPUS)
音響 筧良太(Sound Cube)
スチール撮影 安みさと
衣装協力 近藤真紀
特殊小道具 丹羽敬之・アルマジロウ
舞台美術 稲田美智子
舞台監督 中西隆雄
制作 田辺恵瑠
人形制作・宣伝美術 木下実香
企画・製作 バジリコFバジオ

ブログで検索「最北端の姉妹」

| | Comments (0) | TrackBack (4)

「どん底」

BUNKAMURA
19-Apr-2008 19:00~22:15 1F-M-8
シアターコクーン

Corich公演情報

080419b

 豪華な役者さんと、素晴らしい美術。
笑える場面も多い。生演奏も楽しい。
エンタテイメントな「どん底」という印象を受けました。

 2階建てのセット(1F:地下室 2F:野原)。
2Fのさわやかな緑と汚い地下の対比が面白い。屋外の場面では風音の効果的に使われていました。
(1F前方は、2Fがよく見えなかったらしいので、1F席後方席でよかった)
クライマックスの、ペーペルが大家を殺してしまうくだり。雪を降らせたのは今回のオリジナルでしょうか?
照明、音、風向き(雪の舞い散る様)が見事でした。ひたすら美しい。

 荻野目慶子さん恐ーい。
山崎一さんのアル中すばらしい。
池谷のぶえさんが瀕死の病人って出落ちですよねえ(笑)
休憩中、ピロシキ@300円購入。やっぱり食べたくなる。商売上手。
緒川たまきさん綺麗。掃き溜めに鶴。

 1昨年の年末から、ザムザ阿佐ヶ谷で某劇団が「どん底」を上演していて、2年連続で拝見しています。(10年間は上演しつづけるとのこと)
 役者さんも美術も、コクーンの「どん底」がはるかにレベルは上なのですが、ただ1点、時(上演時期)と場所(劇場)と演目の組み合わせに関しては、「年末・ザムザ・どん底」は最強。ザムザでどん底を見たあとに年末の阿佐ヶ谷を歩くなんともいえない気分は、4月の渋谷では味わえないと思います。(ん?渋谷に向かわず、神泉に向かえばよかったのかな)

ルカー(巡礼) 段田安則
ペーペル(泥棒) 江口洋介
ワシリーサ(大家の妻) 荻野目慶子
ナターシャ(ワリシーサの妹) 緒川たまき
大家(コストゥイリョーフ) 若松武史
サーチン 大森博史
錠前屋(クレーシチ) 大鷹明良
アンナ(錠前屋の妻) 池谷のぶえ
帽子屋(ブーブノフ) マギー
男爵 三上市朗
娼婦(ナースチャ) 松永玲子
万頭(クワシニャー) 犬山イヌコ
メドヴェージェフ(ワリシーサとナターシャのおじ/警官) 皆川猿時
役者 山崎一
兄と呼ばれる男 あさひ7オユキ
弟と呼ばれる男 黒田大輔
靴屋(アリョーショカ) 富川一人
衛生局の男(セルゲイ) 大河内浩
浮浪者(ミュージシャン) 
  トランペット鈴木光介(時々自動)
  サックス日高和子(時々自動)
  アコーディオン高橋牧(時々自動)
  パーカッション関根真理
  西川浩司
警官 植宗一郎
 猪岐英人
 荒木秀行
 田村健太郎
 
作 マクシム・ゴーリキー
上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
音楽 朝比奈尚行、パスカルズ
美術 松井るみ
照明 小川幾雄
衣装 黒須はな子
音響 水越佳一
ヘアメイク 西川直子
アクション指導 栗原直樹
演出助手 山田美紀
舞台監督 福沢論志
プロデューサー 加藤真規
制作 佐貫こしの、北島由紀子
企画・製作 Bunkamura

ブログで検索「どん底 コクーン」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

April 14, 2008

ポツドール「顔よ」

ポツドール
13-Apr-2008 15:10~17:40 1F-B-19
本多劇場

Corich公演情報

080413b

 千秋楽。座布団席も立ち見も出て超満員でした。

 顔(見た目)の良し悪しに翻弄され右往左往する4組の男女の物語。
ブスとブ男、顔に火傷を負った女性と火傷させた張本人の男、顔に大きな痣を持つ男と美人だが性悪女、美人だが欲求不満の妻と不細工と浮気している旦那。

 誰もが、幼い頃は「人間は見た目ではありません、中身です」と教えられ、やがてそれが単なる絵空事・理想論であること知るわけで、この顔(見た目)と中身(心)の関係は関しては永遠のテーマですよね。民話・童話で昔から語られています。見た目は悪いが心が清らかだったり、逆に見た目で判断したがゆえに大失敗したり...

 さて、「顔よ」で迎えた結末は、かなり壮絶。
 久美は、贖罪から自分とつきあいはじめた(火傷させた張本人である)男が、久美のキズが治ると知り自分から去っていこうとすると、今度は男の顔をキズだらけにしてしまう。醜さ故に得ていたものが失われてしまう怖さと、だったら相手を傷つけようとうる残酷さ。
 人妻の智子は、夫のような顔では満足できないという欲求不満のあまり、最後にはストーカーだったアパートの2Fの男のもとへ走り抱かれます。

 壮絶ではあるけれど、カタルシスあり(爽快感とちょっぴりの涙)。

 それは、いままで抑圧されてきた意識が解放されて結果の行動だから、その行動がどうであれ"解放"された姿が爽快に感じられると思うのです。逃れられない「業」を受け入れた姿は、ある意味とても人間らしい姿であるけれど、普段われわれは社会規範だのかんのと言いつつ理性で必死に「業」なるものを押さえ込み、結果ストレスを溜め込んでいるんじゃないでしょうか。

 雨のシーンの智子は「業」を受け入れ「業」のままに行動していると思うのです。

 前作の「激情(再演)」も壮絶なラストでしたが、「激情」は逃れられない負のスパイラルを落ちていった挙句の壮絶な結末でしかなく、爽快の微塵も無い、実にイヤーな後味の悪ーいラストでした。

 さて、このあとにくる「すべては、実は醜女であった智子の妄想であった。」という妄想オチ。
妄想となると、いままで異様なまでに登場人物が顔(見た目)にこだわっていたのもが、智子の顔に対する執着からくるものだと、腑に落ちますね。

 単なる夢オチは、最低のオチだったたりしますが、今回のオチは、有り無しで180度ニュアンスが異なるように思います(180度変わるあたりは「未来世紀ブラジル」みたいですね)
 雨のラストシーンまでなら、「不細工でも美人でもやっぱり顔で悩むんだなあ。どっちが良いのか単純には決められないかもなあ」などと思っていたかもしれない。しかしすべてが醜女の妄想だとすると、美人になりたい願望と美人への恨みや嫉妬が混ざった情念が見えてきて恐ろしささえ感じる。

 また、「客席=現実、舞台=虚構」だったものが、ラストのオチの瞬間、舞台上に「智子の妄想=虚構、智子の現実」があらわれ、智子の現実と客席の現実がシンクロしたように感じました。

 「いままで見ていたのは実は智子の妄想だったんだよ。おまえらだって智子とおんなじなんだよ」

と、つきつけられたような気がしました。ちょっと被害妄想が入ってるかもしれないが、これが一番の衝撃でした。

 摸写はリアルだし場面は壮絶だけれど、あまりにテーマが普遍なせいか、はたまた雨のシーンの爽快感のせいか、大人のためのおとぎ話、ちょっとダークなファンタジーって捉え方もできるのじゃないかしらん。


その他、雑感

智子と旦那とストーカー男はエリザベートみたい。
欲求不満の妻・智子はシシィ、妻を満足させられず外では浮気の旦那はフランツ。智子シシィを誘う、黄泉ならぬエロの国の帝王トート閣下(笑)

久美とその男は、スチュワーデス物語のマリコと村沢っぽい。

「親しき仲にも礼儀あり」は名言だと思ふ(笑)

「主観」と「客観」のくだりは大笑いだけれど、深いテーマだ。自分の彼女彼氏を果たして客観的に見られるのか?

ブス役の白神美央さん、前作・前々作ではブス化粧ベタベタでしたが、今回は素に近いメイク。意外にかわいらしい顔していたのでびっくり。他の女優さんが客観的美人群なので、ブスポジションは揺るがないのですね(泣)

なんだかんだ言って、ケーシー高峰って偉大だと思う。

今井裕一 米村亮太朗
橋本智子 内田慈
田村 古沢裕介
裕子 白神美央
浩二 井上幸太郎
隆司 脇坂圭一郎
里美 安藤聖
上村 岩瀬亮
久美 松本翔子(チェルフィッチュ)
小野 横山宗和
山本 後藤剛範(害獣芝居)
絵里 片倉わき
香織 新田めぐみ
女 梶野晴香(国分寺大人倶楽部)
 
脚本・演出 三浦大輔
照明 伊藤孝(ART CORE design)
音響 中村嘉宏
舞台監督 矢島健
舞台美術 田中敏恵
大道具制作 夢工房
映像 冨田中里(Selfimage Produkts)
小道具 大橋路代(パワープラトン)
衣裳 金子千尋
写真撮影 曳野若菜
チラシイラスト 桔川伸
宣伝美術 two minute warning
制作 木下京子
広報 石井裕太
運営 山田恵理子(Y.e.P)
企画・製作 ポツドール

ブログで検索「ポツドール 顔よ」

| | Comments (0) | TrackBack (4)

MOKK Project「ましろ」

MOKK Projecty
13-Apr-2008 12:00~13:00
神楽坂・赤城神社境内

Corich公演情報

080413a

 神楽坂の赤城神社の境内での野外公演。

 この日は、今回公演、初めての雨で、レインコート着用しての見物となりました。
開演前は小雨でしたが、開演してすぐに雨は止みましたので、お客も出演者もスタッフさんも、きっと行いのよい人ばかりだったんでしょう。

 境内の一角を土で敷き詰め、一箇所、身長を超えるような高さで土が盛られています。
舞台を囲むように雛壇の客席が2面。

 白いワンピースの女性が現れて、野菜を食べたり、立ったまま力んで野菜を生んだり(笑)
 やがて水をまき、泥となった舞台で、泥を擦り付けたり転がったり倒れ込んだり...

 どんなテーマなのかは、チラシにも一切説明はなかったのですが、死(土にかえる)と再生(土から生まれる)という世界なのかなと思いました。盛土は死骸を埋めた墓のようでもあるし、盛土の上で踊る姿は、生まれた鳥が羽ばたいていくまでの姿のようにも見えました。水をまき、泥と戯れる姿は、種をまき水をまき、やがて芽が出て茎が伸び葉を出して...のように感じられました。

 神社でかつ、野外だからこそ、そう感じたのかもしれません。屋内の劇場だったら、別の印象を受けたかもしれません。

 音楽無しで踊る場面もあり。そのときは参詣客が鳴らす鈴や街のノイズ(神社なので静かですが)がBGMなのですね。
場所のせいか、日頃の忙しない時間の流れから開放され、悠久の時の流れの中に居るような、不思議な1時間でした。

 野外だし、遠くから立ち見したら無料でみられるじゃん♪なんて思ったですが、終演後、座席の後ろに回ったら、しっかり
「立見お断り!」
と張り紙がありました(笑)

蛇足

 童心に返って泥んこ遊びをしてみたくなりました。

出演 江角由加
   北島栄
   菅彩夏
   手代木花野
   寺杣彩
   広瀬梨江